プロリーグ(鳳凰戦)レポート、未分類

第37期鳳凰戦A2リーグ最終節A卓レポート

【降級2名がほぼ確定】1年間、自粛期間も挟みつつ行われたA2リーグもついに最終節を迎えた。
最終節は1月11日(月)~1月13日(水)の3日間連続で行われ、初日の11日は残留争いがメインの対局。
結果としては降級枠3名のうち前原・亜樹がほぼ確定という形になった。

 

 

対局者は客野(7位/16.1P )、古橋(9位/▲31.2)、山田(11位/▲42.2)、前原(13位/▲126.9)、亜樹(15位/▲209.2)の5名。開始前の全体成績は以下の通り。

現状降級枠の前原、亜樹が山田を逆転できるかが見所の戦いだ。

 

 

それぞれが強い思いを胸に臨んだであろう戦いで一気に抜け出したのは山田。1回戦東2局の親番でいきなり8メンチャンのメンチンをツモアガリ!

 

 

前原・亜樹の心を折るような6,000オール。2回戦終了時点では山田のトータルポイントはなんとプラスに。最終戦には、もはや昇級を意識したかメンホン七対子ドラドラの北単騎をリーチ!

 

 

これが客野のトイツ落としを誘い、16,000のアガリ。結果的に昇級圏までは届かなかったものの残留という目標は達成し、来期の活躍を期待させるような内容で締めくくった。

一方の前原、亜樹はなんとか大量得点のきっかけを見出そうとするも、大きな加点のためには大きなリスクがつきもの。前原は4連続の沈み。亜樹は道中大きなアガリを何度も決め、連続トップも…

 

 

残留ボーダー上の一井には100P程足らず、降級ゾーンに留まる結果に。

5回戦終了後のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

 

亜樹・前原はほぼ降級が確定。さらに翌日の対局結果によって降級者3名が実質的に確定となる。
メンバーは和久津晶(6位/+36.2P)、魚谷侑未(9位/▲21.9P)、麓征生(10位/▲35.0P)、一井慎也(12位/▲61.0P)、安村浩司(13位/▲135.2P)。
各選手の負けられない思いが詰まった対局をぜひお楽しみに。

(文:浜野太陽)