2002年1月7日に徳間書店より発行された麻雀脳力(徳間文庫)の解答です。
大変好評で多くの方から解答ハガキを頂きました。
難しい問題でしたから、かなり平均点は低いようです。
点数の悪かった方、がっかりしないで麻雀脳力を何度も読み返して下さい。
必ず強くなって勝てるようになります。
「麻雀脳力」
まだ買っていない方、徳間文庫のコーナーで売っていますから、よろしくお願いします。
絶対に役立つ事を保証します。
初段テストの得点配分は、1門から14門までが各5点。
15門から17門が各10点の合計100点満点です。
70点以上が合格で、最高得点は95点でした。
発売当初に送られて来たハガキよりも、後で送られて来た方が点数は良かったようです。
麻雀脳力を何度も読めば答えられる問題だからでしょう。
|
|
色々なご意見、ありがとうございました。圧倒的な支持を頂いてとても嬉しく思っております。
御期待どうり第二弾も出る予定ですので応援してください。
「こうは打たないだろう」とか「きれいすぎる麻雀では」といったご意見もありましたが、この本に書いたのは麻雀の基本です。
素直に受け入れた方が得だと思います。
もちろん、いつもこう打たなくても良いのです。どうぞ基本を身に付けて自分なりの個性ある麻雀を打って下さい。
麻雀脳力と森山茂和に対するご意見ご質問がありましたら、このホームページまでお寄せ下さい。
全部には返事は出せないかも知れないので、その場合はあしからず。
※問題15から問題17は場面問題なので解答だけを掲載します。
初段テスト 問題と正解
問題1
東1局、南家、5巡目、持ち点、25,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 B 
切りは ツモが情けないでしょう。 切りでツモ と来て 待ちになり、 を切って345のタンピン三色狙いです。 や が入れば を切ってメンタンピンでも十分です。 切りは 待ちが崩れてロスが大きすぎます。
問題2
東2局、西家、3巡目、持ち点、26,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 C 
まだ3巡目です。 を切って形を決めるのは早すぎます。234や345の三色を見ながらタンピンまで狙える手です。 を切るなら を切って がアタマになり を切ってタンピンへ変化する手順を残すべきです。早い巡では は鳴かず余裕を持って打って下さい。
問題3
東3局、東家、7巡目、持ち点、29,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 C 
234三色を狙いたい気持は解かりますが、 待ちも残さないわけには行きませんね。親でもあり一番手広い 切りが堅実な打ち方です。三色を狙うのは先に が入った時だけと決めておくのです。すでに7巡目ですから場面に対応して、鳴いてあがる心の準備もしておきます。
問題4
東4局、北家、3巡目、持ち点、23,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 B 
を切るとソーズの伸びがなくなります。形の悪いピンズを処理しておく方が手は広いのです。マンズが で待ちがハジに掛かってタンヤオを狙う手ではありません。 切りはタンヤオを考慮した打ち方なのです。メンツは十分あるので 切りで牌を内に寄せるよりも、ツモ や を狙いたい。ツモ は 引きで純チャンまで伸びる可能性もあります。
問題5
南1局、東家、配牌、持ち点、19,900点、 ドラ 
             
答 A B C 
正解 A 
ピンフ狙い、アタマはドラ ですから目一杯に手を広げましょう。 切りは や を引くと恥ずかしいですね。 切りも例えば ツモと来た時、 となって と 待ちになるのです。 切りでは の待ちしかないのです。 が先に来た時は の待ちにもなるのです。
問題6
南2局、北家、5巡目、持ち点、22,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 C 
もちろんチートイツよりもタンピン狙いです。二組のアタマのどちらを切るかが問題です。ドラが なので、ドラツモに対応出来るように の方を一枚外します。しばらく を浮かして打ちます。456三色まで付けば最高です。
問題7
東3局、西家 6巡目、持ち点、24,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 C
を切るか を切るかの選択ですね。 切りで を引くのが理想ですが先に を引いた時待ちが苦しいのがマイナスです。待ちが良いのは 待ちなのでここを嫌うのはアガリを逃がす可能性が高い。 を引いた時だけ を切ると考える方が効率的です。ツモ でドラを待てる 待ちになるのも有利です。
問題8
南4局、北家、8巡目、持ち点、39,800点、トップ目 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 B 
345三色を狙うなら 切りですが、オーラスのトップ目としては、 としてドラ を引いても切らない形を選ぶべきです。万が一ドラを切ってポンされたりするのは甘い打ち方なのです。アガリにだけ焦点を絞って手を広げます。 切りしかありませんね。
問題9
南4局、西家、5巡目、持ち点、31,000点、満貫でトップ ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 B 
この手を満貫以上に仕上げるにはイッツーかタンピン三色、タンピンイーぺーコー、最後の頼みはメンタンピンの裏ドラ狙いです。ならば を切って様子を見るしかありません。5巡目ですから余裕もありますね。
問題10
東2局、東家、7巡目、持ち点、25,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 C 
マンズの形が 待ちで手広いので、この形は崩せません。ならばドラ を切るしかないのです。巡目も7巡目でそろそろドラの切り時でもあります。持ち過ぎると危険です。
問題11
東3局、西家、6巡目、持ち点23,000点、 ドラ 
            ツモ 
答 A B C 
正解 C 
か を一枚切って を安全牌として確保する打ち方もあります。しかし や は選択肢に入っていません。 切りはツモ で失敗。 切りはを捨てて ツモがロスになります。 切りは789三色を狙うだけでなく、ツモ やツモ にも対応しようという考え方で、可能性は大きく広がります。
問題12
東2局、西家、4巡目、持ち点、25,000点、 ドラ 
            ツモ 
ノーヒント
正解 
狙いは純チャンか四暗刻。チートイツにはしたくないですね。鳴くと安い手になってしまうので面前でギリギリまで我慢しましょう。まだ東2局なので焦る必要は全くありません。
門題13
東3局、南家、3巡目、持ち点26,000点、何を切りますか。 ドラ 
            ツモ 
ノーヒント
正解 
イーシャンテンに取るのは器が小さ過ぎます。まだ3巡目、手を作る余裕は十分過ぎる程あるはずです。ツモ のタンピンドラドラが理想ですが、 アタマでドラ切りのメンタンピンでも十分です。あまりにドラを気にしてアガリを逃さないようにしましょう。
問題14
南4局、南家、6巡目、持ち点、34,000点、トップ目 ドラ 
            ツモ 
ノーヒント
正解 
リーチを掛けずにあがれる手を作りたいのでピンフ狙いです。 は や ツモで両面形になるので切れません。ツモ で両面形になるように を切るのが基本です。カン 待ちになれば を引くかソーズがイーぺーコーになるのを待って黙テンです。
問題15 場面問題なので正解だけを掲載します。
正解 A 切り
ドラ入りのタンピン形のイーシャンテンで降りるわけには行きません。リーチの現物の や 切りではシャンテンは落ち、次の打牌にも困ります。捨て牌に が切れていて、南家の捨て牌に が見えています。 待ちは無くて、 と手の中にあるので の壁で 待ちはワンチャンスです。リーチの待ちは の出からマンズ待ちならば の筋と見て、手中の は切れないと考えます。
問題16 場面問題なので正解だけを掲載します。
正解 C 切り
下位とは大きな点差があり、トップを狙う余裕があります。カン テンパイでツモって裏ドラが乗ればトップですが、絵に書いた餅ですよね。南家は明らかな変則手の捨て牌、ドラは でありチャンタ狙いが濃厚です。 は薄い可能性大です。トップの親との点差を考えると13、26をツモなら逆転です。メンタンピンを狙って と切れば良いのです。メンタンピンでツモか裏ドラが乗ればトップです。
問題17 場面問題なので正解だけを掲載します。
正解 切り
この問題は早い 切りの意味を理解していれば簡単です。2巡目の 切りは か からの切りがほとんどです。リーチに対してピンズは と が本命なのです。 を手中に4枚も持っていますが からの 切りはまずありませんから の安全率は高いのです。トップ目のリーチはかなり勝算の高い手なのでしょう。しかし、2着の南家としてはチャンスです。ここで競り勝てばトップの可能性が広がります。
文責:森山 茂和
|