プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第2節A卓レポート

石川が全連対の大きなプラス!A2リーグ第2節A卓レポート

5月2日、第40期鳳凰戦A2リーグ第2節A卓が放送された。
対局者は黒沢咲、高橋良介、近藤久春、石川正明。

 

 

A1経験者の黒沢・近藤に、近年昇級してきた高橋・今期初A2の石川が挑むような組み合わせとなった。

 

★1回戦

東3局、親の黒沢がタンヤオドラ1の3,900、白ドラドラの2,600オールと連続のアガリ。

 

 

沈められた3人であったが、東3局3本場には高橋がタンヤオ三色ドラの8,000、南1局には石川がピンフイーペーコードラドラの7,700と高打点が連続で成就!置いていかれた形となった近藤が1人沈みとなった。

高橋 +15.8P
黒沢 +8.1P
石川 +1.6P
近藤 ▲25.5P

 

★2回戦

平たい点数で迎えた南1局、黒沢が3メンチャンリーチの高目をツモり2,000・4,000。

 

 

アガッて親を迎えた黒沢、さらにリーチドラ1で抜け出しにかかるも…

 

 

ここはリーチ後の四万を仕掛けた石川がとらえ、中ホンイツドラの7,700。この直撃により、石川がトップ、黒沢が4着と明暗分かれる結果に。

石川 +21.0P
高橋 ▲1.4P
近藤 ▲6.2P
黒沢 ▲13.4P

 

★3回戦

東4局、石川にメンホンのヤミテン。チンイツで仕掛けた高橋から発をとらえ、8,000のアガリ。

 

 

石川リードで迎えた南2局1本場には、3人が5,200以上のテンパイを入れていた中、リーチドラ1の2,600で勝負所を制する。
オーラスには親番の黒沢が珍しくタンヤオのみの仕掛けでトップを逆転するも、1本場で再びアガリ返した石川が連勝を決めた。

石川 +17.5P
黒沢 +11.8P
近藤 ▲4.6P
高橋 ▲24.7P

 

★4回戦

南1局、石川が七筒4枚見えという絶好の五筒八筒。高目の八筒で高橋から8,000のアガリ。

 

 

3勝目が見えた石川であったが、待ったをかけたのは高橋。南2局1本場、ドラ暗刻のリーチをツモり4,000オールで復活。さらに1本場で1,300オールをアガリトップに躍り出る。

南3局2本場、石川がドラ暗刻のリーチをかけ再逆転を狙うも、近藤が静かにメンホンの白単騎。白を暗刻から切った黒沢が捕まってしまい、近藤のアガリに。

 

 

苦しい展開が続いていた中、満貫のアガリをもぎ取った近藤が浮きの3着へ。オーラスは高橋がアガリきりトップを決めた。

高橋 +12.5P
石川 +5.0P
近藤 +2.8P
黒沢 ▲20.3P

4回戦終了時のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

4戦全て連対を決めた石川が+45.1Pの卓内トップとなった。

次回A2リーグの放送は5月9日(火)。

対局者は柴田吉和、伊藤優孝、刀川昌浩、井出康平。
解説は猿川真寿。次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)