プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第2節C卓レポート

古橋、大連荘含むトップ2回の快勝!A2リーグ第2節C卓レポート

5月16日、第40期鳳凰戦A2リーグ第2節C卓が放送された。
対局者は瀬戸熊直樹、三浦智博、古橋崇志、前原雄大。

 

 

★1回戦

東2局1本場、瀬戸熊がツモれば6,000オールのチャンタ三色ドラ1リーチを敢行。いきなり戦況が大きく動きかねない状況となったが、ここは前原が役なしのヤミテンをツモ。前原はさらに東4局親番には2軒リーチを制しての2,000点、1人テンパイでの3,000点とじわじわ加点。

瀬戸熊も南1局にドラトイツで仕掛けると、3枚目のドラを引き込んで7,700。

 

 

前原1人浮きでのオーラスとなるも、瀬戸熊がリーチドラ1の4,500で浮きの2着へ。

 

 

前原  +19.8P
瀬戸熊 +7.6P
三浦  ▲6.6P
古橋  ▲20.8P

 

★2回戦

事前インタビューに「得意技は八連荘」と回答していた古橋。東1局、その古橋の連荘が止まらない!リーチタンヤオイーペーコーの7,700、リーチツモピンフドラ1の2,600オールなど中打点を連発し、惜しくも7本場までながら大連荘で6万点のトップ目に。

 

 

嵐に遭ったように点棒を削られた3者であったが、南1局2本場には三浦がリーチツモ中ドラの2,000・3,900。

 

 

さらにオーラスにはリーチツモピンフタンヤオの1,300・2,600で浮きに回り、古橋と共にプラスを確保した。

古橋  +42.5P
三浦  +5.0P
前原  ▲10.5P
瀬戸熊 ▲37.0P

 

★3回戦

東1局、親の古橋がドラの七筒”>受けを含むリャンメンを拒否し、カン<img decoding=待ちの三色確定リーチ。これが奏功し、瀬戸熊から9,600を打ち取ることに成功。

 

 

 

痛恨の放銃となった瀬戸熊だが、さらに試練が待っていたのは南1局。

三浦からリーチを受け、最も安全度の高いと思われたのは四筒のワンチャンスで3枚持ちの六筒

これがドラ雀頭の手にヒットし、5,200の失点。

 

 

苦しい放銃が重なった瀬戸熊が1人沈みという結果に。

三浦  +14.8P
古橋  +9.3P
前原  +2.1P
瀬戸熊 ▲26.2P

 

★4回戦 

東4局1本場、瀬戸熊が3巡目に三色ドラ1のカン二索テンパイをリーチの選択。ここまでの状況を打開するかのように1巡でツモアガるも…

 

 

南1局、ドラ暗刻の古橋がリャンメンチーからの発進。親番でピンフテンパイを入れていた瀬戸熊であったが、打ち出した五筒で7,700。瀬戸熊の苦しい時間が続く。

 

 

オーラスには4着目の前原が高目三色のリーチをかけ総捲りを狙うが、ここは瀬戸熊がタンヤオでかわして3着を確保。

古橋  +20.7P
三浦  +7.5P
瀬戸熊 ▲5.2P
前原  ▲23.0P

4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

古橋がトップ2回を獲得し、+51.7Pの卓内トップとなった。

次回A2リーグの放送は5月23日(火)。
対局者は紺野真太郎、猿川真寿、白鳥翔、内川幸太郎。
次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)