プロリーグ(鳳凰戦) レポート

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第34期鳳凰位決定戦 最終日観戦記 荒 正義

2018/02/16
執筆:荒 正義


第34期『鳳凰』戦も最終日を迎えた。

前原+80.0P 柴田+67.2P 瀬戸熊▲33.5P 内川▲113.7P

これが4日目までの総合得点だ。見た目は、前原と柴田との一騎打ちか。
この1週間、どう戦うか一番悩み苦しんだのは柴田のはずだ。しかし、いくら考えても答えは出なかったはず。展開が、自分の予想通りなるとは限らない。「運」も「流れ」も蓋を開けるまで分らないからである。
席について一人じっと待つ柴田の顔は、少し赤みがかかっていた。気合いの表れである。ところがそのチャンスは、思いかけず相手の方からやってきた。

 

100

 

13回戦。
起親は内川で瀬戸熊、前原、柴田の並び。
東1局。ドラ五万
6巡目、西家の前原にポンテンが入る。

三万三万三索四索五索七索八索九索五筒六筒  ポン西西西

同巡、親の内川にもテンパイが入りリーチが入った。

(内川の河)
南一筒 上向き中二万 上向き四索 上向き東

一万二万三万四万六万七万八万九万八索八索七筒八筒九筒

待ち牌の五万はドラである。どうせ出ないドラだから、抑え込みの先制リーチだ。この親のリーチに三筒九索八索と無筋を連打し、突っ張る前原。しかし、12巡目五万を掴む。リーチ後に八万が通って中筋だが、ドラである。ここは三万を切って迂回する。16巡目、前原の手がこうなった。

五万三索四索五索七索七索八索九索五筒六筒  ポン西西西  ツモ五万

普通なら七索切りである。しかしこの時、前原はこの五万九万と勘違い。盲牌ミスで、このドラをツモ切ってしまったのである。なんと、12,000の放銃。
驚いたのは瀬戸熊と柴田だ。いや、内川も驚いたに違いない。しかし、一番驚いたのは前原である。人間だから、間違いと勘違いは誰でもある。五万は瀬戸熊も2丁持ちで、純カラだった。ゴジラも人間だったのである。これが転がり込んだ、柴田の1つ目の幸運。

1本場。ドラ七筒
このアガリで気をよくした内川が連荘。

六万七万二索二索七筒七筒七筒  チー二万 左向き三万 上向き四万 上向き  チー三筒 左向き二筒 上向き四筒 上向き  ツモ八万

3,900+300オールのツモだ。

2本場。ドラ三万
9巡目、前原のツモ切りリーチが飛んで来た。

(前原の河)
南八万 上向き二索 上向き一索 上向き九筒 上向き白
六筒 上向き中発

そして、前原手の内はこうだ。

四万五万六万四索六索一筒二筒三筒四筒四筒六筒七筒八筒  リーチ

『愚形上等』のガラクタリーチだ。しかし、この発に瀬戸熊からポンの声。

一筒一筒二筒三筒三筒西西西白白  ポン発発発

チャンタで満貫のテンパイが入る。
さらに12巡目、好調内川のリーチが飛んで来た。

一筒 上向き一索 上向き八索 上向き北二万 上向き四万 上向き
九索 上向き九筒 上向き九筒 上向き七万 上向き八万 上向き七筒 左向き

その手がなんとこうだ。

三万三万五万六万七万四筒四筒五筒五筒六筒三索四索五索  リーチ

ドラの三万が雀頭で、高目の六筒なら18,000である。
その2巡後、瀬戸熊の手がこうなった。

一筒一筒二筒三筒三筒西西西白白  ポン発発発  ツモ三筒

二筒を切りたいのは山々だが、2件のリーチには無筋だ。そこで親の現物の一筒を切る。
すると次に、前原が白を掴んだのである。8,000と600の放銃。
『ガラリー敗れる!』
これで前原の持ち点は、わずか4,400である。競争相手が、勝手に落車した。こうなれば、柴田が断然有利だ。柴田はこの半荘浮けばいいし、それだけで前原との差は広がる。そして、ここで前原が大きく沈めばその後も苦戦が続くだろう。これが柴田にとって、2つ目の幸運である。

東2局。ドラ六万
この局は3人の手がぶつかった。最初にテンパイを入れたのは内川で、11巡目の仕上がり。

二万三万四万四万五万六万七万八万九万西西白白

前原も追いつく。

一筒一筒一筒二筒三筒四筒六筒六筒七筒八筒九筒白白

さらに柴田にもテンパイが入る。

三万三万六万七万六索七索八索五筒五筒五筒六筒七筒八筒

西は1枚切れで白はタッチだから、一番強いのは柴田だ。しかしその柴田が西を掴んで放銃。▲8,000は痛かった。

東3局は前原の親を柴田が蹴る。300・500のツモ。
東4局は柴田の親。これをお返しとばかり、前原が蹴る。

五索五索七筒八筒九筒白白  チー九万 左向き七万 上向き八万 上向き  チー八索 左向き七索 上向き九索 上向き

白で打ったのは柴田で、これは痛い放銃。3,900だが直撃だ。これは止められた白である。このアガリで揺れた前原の心は、少し戻ったはずだ。
南1局は流局。テンパイは内川と前原。前原が柴田との距離をじわりと詰めてくる。

1本場。ドラ八筒
7巡目、内川にチーテンが入る。

四万五万六万八筒九筒南南  チー二万 左向き一万 上向き三万 上向き  ポン中中中

この鳴きで絶好の七索を入れて、前原がリーチだ。

三万四万五万六万七万八万六索七索八索三筒三筒六筒七筒  リーチ

ドラの八筒なら出ても跳満。これに安めの五筒で、すぐに内川が放銃。3,900と300だ。もう2人の差はない。
前原13.0P
柴田16.2P

南2局。ドラ六万
親の瀬戸熊が8巡目にテンパイを入れ、ヤミテン。

二万三万四万六万六万四索五索六索六索八索六筒六筒六筒

同巡、内川がこれに飛び込んで7,700。

1本場。ドラ一万
今度は柴田が頑張った。

五万六万七万八万九万五索五索五筒六筒七筒  暗カン牌の背発発牌の背

これを、リーチをかけてすぐに引きアガリ、2,000・3,900と1本場。これで近づいた前原を突き放す。
南3局は内川の2,300のアガリ。放銃は柴田だ。

南4局。ドラ中
9巡目、前原がドラの中のポンテン。

七万七万八万八万九万五索六索七索南南  ポン中中中

前原の打牌は八万。これにチーテンをかけた柴田が飛び込む。7,700のアガリだが、これも直撃で順位が逆転。
これで4人の持ち点はこうだ。

内川50,000
瀬戸熊37,000
前原18,600
柴田14,400

柴田を交わし、前原が3着に入った。
これに順位点が加算されるが、それにしても前原の追い上げは驚異的である。

 

100

 

 

14回戦。起親は瀬戸熊で順に柴田、前原、内川。
東1局。ドラ七筒
最初に仕掛けたのは前原で安手。この鳴きで絶好の引きを見せ、親の瀬戸熊からリーチがかかる。

二索三索五索六索六索七索七索八索五筒五筒六筒七筒八筒  リーチ

鳴きで入れた牌はドラの七筒五索である。
すぐに内川にもテンパイが入った。

一万二万六万六万六万七万八万九万白白白中中

こちらはヤミテン。
前原の手はこうだ。

五筒六筒八筒八筒北北白発発発  ポン四万 上向き四万 上向き四万 上向き

ここに上家から北が出ると前原がポン。この鳴きで瀬戸熊がツモるはずの四索が柴田に流れた。そのあと瀬戸熊が四筒を掴んで、前原に1,300の放銃。

東2局。ドラ一万
今度はその前原から、6巡目にリーチがかかる。

西二索 上向き二索 上向き発二索 上向き三筒 左向き

『どうせガラリーだろう…』と、思ってはいけない。

一万一万一万四索五索七索八索九索三筒四筒五筒北北

入り目はドラの一万で、今度は本物。瀬戸熊も無筋を通して突っ張る。ここでアガリされたら、前原が遠のくからだ。

二万三万四万五万六万七万八万九万一索一索三索南南  ツモ南

「来た、ここで勝負だ!」

三索を横に曲げると、無情にも前原の手が開いた。8,000である。
これは仕方がない。さっきは3,900オールを食い流し、今度はこれである。段々、前原ペースになっていく。

東3局。ドラ九索
今度は怒った瀬戸熊が、4巡目のリーチだ。

 

100
二万三万二索二索三索四索五索五筒六筒七筒八筒八筒八筒  リーチ

いや、瀬戸熊は紳士だから怒ってはいない。その代わりと言ってはなんだが、涙が出るほど安い手だ。高目の四万は前原の手に暗刻。一万をやっと引いて500・1,000。

東4局は前原のサバキで500・1,000のツモアガリ。

南1局。ドラ一索
親の瀬戸熊が、6巡目に先制リーチをかける。

五万五万七万七万七万一索二索四索五索六索六索七索八索  リーチ

しかし、誰も向かわず瀬戸熊の1人テンパイ。

1本場は内川のリーチを前原が交わして、3,900は4,200。放銃は内川だった。リーチ棒2本の収入。

南2局は4人ノーテンで流れた。
南3局も無難に終わる。

南4局。ドラ八索
親の内川から、10巡目にリーチがかかる。

二万三万四万五万六万七万七万七万五索六索三筒四筒五筒

これも前原が1,300でサバキ、トップを奪取。柴田は沈みの3着で、その差はまた開いた。14回戦終了時の総合得点はこうだ。

前原+85.3P
柴田+34.5P
瀬戸熊▲40.4P
内川▲79.4P

戦う男、前原の面目躍如の一戦だった。

 

15回戦。起親は内川、順に前原、瀬戸熊、柴田。
東1局。ドラ六万
内川は11巡目にリーチ。

六万七万二索二索三索四索五索六索七索八索七筒八筒九筒  リーチ

同巡、瀬戸熊が追いかける。

一万二万三万三万四万五万六万六万三筒四筒五筒南南  リーチ

しかしこの日、好調内川が一発でドラの八万を引いて2,600オール。

 

100

 

1本場。親の内川が安手でリーチをかけたが、前原が戦って1,300で打ち取る。
リーチ棒と1本場で前原は原点復帰。

東2局。ドラ六索
北家の内川から、7巡目にリーチがかかる。

二万三万一索二索三索一筒二筒三筒七筒八筒九筒北北  リーチ

安全パイに窮した柴田から、すぐに一万が出た。8,000は痛い出費。
前原に追い風が吹いている。

東3局。ドラ八筒
13巡目、親の瀬戸熊が勝負手のリーチ。

一万二万三万七万九万一筒一筒一筒七筒八筒九筒西西  リーチ

しかし、八万は空テン。前原が500・1,000ツモで、これを蹴る。

東4局。ドラ八筒
11巡目、親の柴田がリーチ。

三万四万五万五索六索二筒二筒四筒五筒六筒六筒七筒八筒

この時、前原も安手のテンパイだ。マチは苦しいカン三万
戦うのが信条の前原だから、掴めば切る可能性がある。しかし掴まない。
同巡、瀬戸熊のリーチが飛んで来た。

一万二万三万一索二索三索九索九索一筒一筒一筒八筒九筒  リーチ

これも、ツモなら純チャンで跳満。
しかし、柴田が一発で四索を引き4,000オールで、リーチ棒込みで13,000点の収入。これで柴田は前原を沈め、浮きの2着に浮上。しかし、まだだ。どんどんアガって、点棒の佃煮にしないと前原には追い付かない。

1本場。ドラ八万
8巡目、最初にテンパイを入れたのは前原でヤミテン。

一万一万六万六万七万七万九索九索五筒五筒六筒八筒八筒

すると内川からリーチがかかる。

一万一万二万三万四万六万七万一索二索三索四索五索六索  リーチ

前原は態勢の良さで突っ張る。素晴らしい押しだ。怖くないのか!
解説の勝又からも、驚きの声が上がる。古橋もたまげる。
しかし、内川がドラの八万を引いて1,300・2,600と300。

南1局は、前原が早いポンテンで3,900のアガリ。放銃は瀬戸熊。

南2局。ドラ七索
前原の親番だが、この局は内川と柴田のホンイツ合戦。
柴田11巡目にテンパイ。

二索四索六索七索八索北北北白白  ポン南南南

内川は16巡目のテンパイ。

一筒二筒三筒四筒六筒中中  チー八筒 左向き七筒 上向き九筒 上向き  ポン発発発

しかし流局。

1本場は、前原が内川から1,000と300のアガリ。

南4局。ドラ一筒
親の柴田がソーズの染め手で仕掛ける。

ポン一索 左向き一索 上向き一索 上向き  加カン八索 左向き八索 上向き八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ポン東東東

そして、最終形はこれだ。

南南南六索 ポン一索 左向き一索 上向き一索 上向き  加カン八索 左向き八索 上向き八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ポン東東東

これに立ち向かったのが内川。

五万六万七万二索三索五索六索七索一筒一筒五筒六筒七筒  リーチ

三色とドラ2で、出ても跳満の手だった。しかし流局。

1本場。ドラ北
テンパイ一番乗りは前原、8巡目でヤミテン。

六万七万七万七万四索四索五索五索六索六索二筒三筒四筒

前原はマイナス200点だから、アガリで浮きを目指す。リーチは不要である。
ここに、トップの内川からリーチがかかる。

五万五万五万五索六索七索二筒三筒四筒白白中中  リーチ

中を一発で引いて1,300・2,600と300。
親の柴田も沈め、1人浮きのトップとなった。

ここも、柴田と前原の差は詰まらない。15回戦までの総合得点はこれだ。

前原+80.7P  柴田+33.0P  内川▲45.0P  瀬戸熊▲68.7P

 

16回戦(最終戦)
100
起親は柴田、順に内川、瀬戸熊、前原の並び。
前原と柴田の差は47,7P。これをまくれば大逆転。しかし、可能性は格段に低いとみる。
東1局。ドラ六万
12巡目、瀬戸熊のリーチが入る。

二万三万三万三万四万六万七万三索四索五索六筒七筒八筒  リーチ

前原も七対子のテンパイ。

四万四万五万五万九万九万三索三索六索三筒三筒東東  リーチ

前原は、オリでOKの場面だ。柴田が親番だから、瀬戸熊に任せればいいのだ。
しかし、オリない。ゴジラに撤退の文字は無いのだ。
とうとう瀬戸熊のロン牌の八万を掴む。流石に止めか!
いや違った、これも切る。瀬戸熊から声が上がる。
「ロン、7,700!」
打たなくても勝ちだが、前原は戦って勝つのが信条なのだ。この場面、普通のプロなら99人が打たないでオリを選択。打つのは前原だけ。この大一番でも、わが道を行くのか!
これが進化した、シン・ゴジラである。
しかし、観戦している良い子の皆さんは絶対、真似しないでください。

東2局。ドラ東
今度は自らドラを切る前原。彼の手はこうだ。

一万二万三万六万六万三索三索四索五索五索七索二筒三筒東

これがライバルの柴田に鳴かれた。
続いて一索もポンだ。このとき柴田の手はこうだ。

五万七万七万六索四筒四筒四筒  ポン一索 上向き一索 左向き一索 上向き  ポン東東東

この鳴きで前原の手がこうなった。

一万二万三万六万六万三索三索四索五索五索七索二筒三筒  ツモ四索

リーチか!いや、流石にヤミテンである。ゴジラにも理性はあるのだ。
この局は一筒を掴んで、柴田の放銃。2,000。

東3局。
親の瀬戸熊が、柴田から2,900のアガリ。
1本場は前原のアガリ。放銃は瀬戸熊で2,000と300。

東4局。
前原の500オールのツモで、柴田を捕らえる。
1本場。柴田がソーズの染め手を引いて2,000・4,000と300。

南1局。
瀬戸熊が前原から2,000アガリ。
流れがスムーズで、ラス目だが前原の流れだ。

南2局。
親の内川がリーチをかけたが、瀬戸熊がさばいて800・1,600のツモでかわす。

南3局。ドラ二筒
5巡目、親の瀬戸熊がリーチ。

二万三万四万六万六万五索六索七索二筒三筒四筒五筒七筒  リーチ

9巡目、後がない柴田が追いかけリーチだ。

五万五万五万四索四索三筒四筒六筒七筒八筒  暗カン牌の背八索 上向き八索 上向き牌の背  リーチ

しかし、流局で内川の一人ノーテン。

1本場。ドラ五万
5巡目に、親の瀬戸熊のリーチが入る。
ツモで、1,000オールと300。リーチ棒2本。瀬戸熊は遠い道のりだが、行くしかないのだ。

2本場。ドラ三万
7巡目、前原からリーチが入る。

三万四万七万八万九万五筒六筒六筒七筒八筒一索一索一索  ツモ九筒

このリーチも危険だ。柴田より断然上である。今はヤミテンで、出てアガリできるピンフを求めての九筒切り、これが普通の応手だ。五筒切りのテンパイ取りもあるが、それでもヤミテンでツモ狙いが相場。柴田か親に攻めの火の手が上がり、危険牌を掴めば速やかにオリル。それが正しい構え。麻雀は状況と立場で応手は変わるのだ。しかし前原は、そんなことは百も承知のリーチである。

9巡目、柴田が追いかけリーチだ。
100
二万三万四万六万七万八万四索四索五索七索四筒五筒六筒  リーチ

14巡目、親の瀬戸熊も追いかける。瀬戸熊は、カン四万で苦しい待ちだ。
二万五万は薄く六索は3枚残りだ。その六索をホウテイでつかんで、前原の満貫の放銃。リーチ棒も入り、柴田にチャンスが芽生えた。

ほら、見たことかである。

南4局。ドラ九筒
柴田は、跳満のツモか前原から満貫の直撃で逆転。条件ができた。
11巡目に柴田にテンパイが入る。当然リーチだ。

(柴田の河)
一索 上向き中一索 上向き三万 上向き七索 上向き四索 上向き
三万 上向き八万 上向き八索 上向き五索 上向き九筒 左向き

二万三万四万五万六万七万五索七索五筒六筒七筒九筒九筒  リーチ

しかし、この時点で六索は前原に暗刻で内川に1枚。
前原はオリで、勝負は決した。

今期は稀にみる名勝負であった。その演出の功労者は、前に出て戦う前原だったことは言うまでもないだろう。
内川はこの負けを糧とし、来期に賭ける。その成長の過程を、視聴者に見せるのがプロの使命である。
柴田は、落ち込むことはない。潔く「自分の力が足りなかっただけ」と認めることが肝心。次が三度目の正直だ。ファンは、強い柴田を待っている。

連覇、おめでとう前原さん!
100