女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第15期女流桜花第4節Bリーグレポート

和泉が4連勝で2位に浮上!

女流桜花Bリーグは全5節で上位3名がAリーグへ昇級し、下位4名はC1リーグへ降級。
5位と6位はAリーグ入れ替え戦の1回戦、4位は入れ替え戦の2回戦から出場する権利が得れます。

 

 

かつては決定戦に3年連続で進出するなど女流桜花の主役の1人だった和久津だが、そこで優勝を獲り損なうと一気に不調の波に襲われAリーグから陥落。
抜け番の選手が後ろ見をしにくる人数が一番多く、常に注目を集めている和久津の戦う場所はここではないはずだ。
これまで3節全ての第1試合でマイナスしてから残りの3試合で卓内トップという、同一相手との連戦に強いところを見せていた超実戦的アマゾネス。
第4節ではスタートから好調で1回戦目でプラスをして、2回戦では親の蒼井に純チャンドラ1の12,000を放銃するも圧倒的な攻撃力でトップを奪取。
4試合全てプラスをして首位をキープし、3つあるうちの昇級の一枠に深く腰を掛けた。

和久津と同卓していた中野は、和久津が抜け番の一戦で82,000点の超特大のトップ。
鬼の居ぬ間に卓内トップとなり、トータル4位に浮上して昇級が見える位置まで浮上した。

 

 

第4節の主役は、この日誕生日だった和泉。
4試合で4つのトップ、これ以上にない最高の成績が誕生日プレゼントになり+119.2P。
今期の女流桜花で一番のプラスを叩き出して2位に浮上した。

1位和久津・2位和泉・3位斉藤(第4節別日の為、未消化)とAリーグで活躍していた選手たちが上位を独占。
4位の中野も決定戦進出が1度あり、上位での経験がここまでの結果につながっていると言えそうです。

(文:越野智紀)