中部プロリーグ レポート

第33期中部プロリーグ 決勝レポート

杉村泰治、オーラスで大逆転優勝!第33期中部プロリーグ決勝戦レポート

1月25日(火)、第33期中部プロリーグ決勝戦が放送された。

 

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対局者は、初優勝を狙う大橋幸正に対し、優勝経験のある寺戸孝志、杉村泰治、小野雅峻という4名。
まず優勢に立ったのは、26期優勝の小野。1回戦に中ホンイツの2,600オール、2回戦でリーチピンフ三色の7,700という勝負手を決め、素点は小さいながらも連続のトップを決めた。

 

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一方、2着には2回とも杉村がつけ、トータルポイントは縦長の展開に。小野は3回戦で浮きを確保すればかなり有利になるところであったが…

 

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東3局2本場に杉村へ、南3局2本場に大橋へドラ暗刻の放銃。
一人沈みの4着となってしまい、最終戦を迎えてトータルトップは3連続2着の杉村。
全員に十分優勝の可能性がある条件となった。
最終戦は決定打が出ないまま南場へと進んだが、ここでも均衡を破ったのは小野。南1局、全員テンパイを制し3,900のアガリで連荘。

 

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さらに1本場、終盤にテンパイを入れると、優勝を大きく引き寄せる4,000オール!

 

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これでオーラス時点では2位の親番・杉村まで20P差。追い詰められた杉村だが、南4局、7巡目に渾身のドラ単騎でのチートイツリーチ!

 

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リーチ時点で山に1枚の六筒であったが…最後の1枚は、杉村を待っていたかのように次のツモに眠っていた。
優勢な立場から一転、マンガンツモ条件を押し付けられた小野は、1本場で条件を満たすテンパイを果たすもツモることはできず。杉村が29期以来、3度目の優勝を果たした。
 

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「頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」

優勝の杉村は2/12(土)放送の地方チャンピオンシップへ勝ち上がりとなる。こちらもぜひご注目ください!

(文・浜野太陽)