北陸リーグ レポート

一覧

第17期北陸リーグ 第1節レポート

2017/10/05
執筆:荒谷 誠


お初の方は初めまして。ご存知の方は改めて失礼致します。第17期北陸リーグのレポートを担当させて戴きます22期生の荒谷と申します。拙い文章ですが半年間のお付き合い、どうか宜しくお願い致します。

2017年9月23日、この日は北陸の麻雀打ちの多くにとって、忘れえぬ記憶に残る日になったのではないだろうか。第17期北陸リーグの第1節に合わせて、東京より現鳳凰位・前原雄大プロ・そして女流桜花の現役Aリーガーでもある蒼井ゆりかプロにゲストとして富山にお越し頂いたのである。
競技プロは勿論、一般の方々にとっても鳳凰の肩書は特別な畏敬の対象であろう。
今期の北陸リーグは、過去最大の36名(ゲスト含む)の参加・加えて一般観戦者も受け入れての大規模な開幕となった。

今節の北陸リーグは従来と異なり、少しでも多くの方が前原プロ・蒼井プロと対局できるよう、半荘ごとに対局者を入れ替える形式にて4回戦を実施することとなった。
ともすればバタバタしてしまいがちなこの4回戦。それでも、なのか流石、と言うべきか。この36名という大人数の、ワンデーの対局スコアにてアタマを奪るのが鳳凰位の貫禄なのだろう。前原プロが堂々の優勝を飾る。
前原鳳凰位は、その実力を如何無く発揮しただけではなく、慌ただしい対局の合間にも熱心にファンサービスを怠らず、サインや記念撮影に応じていた。ゴジラや地獄の門番など、こと麻雀に関して恐々たるイメージの先行する前原プロであるが、その細やかな気遣いや姿勢は、競技プロかくあるべしの範を我々北陸の面々に示してくれていたのではないだろうか。
前原プロ・蒼井プロや第1節の対局風景に関しては、北陸支部のブログにて写真を掲載させていただいていますので、宜しければそちらもご覧いただければ幸いです

さて、北陸リーグ全体に目を向けると、一般参加ながらに熟練者の多い北陸リーグ。早々にスタートダッシュを決めた者はなく、皆が虎視眈々とチャンスを窺っているように感じられる。

前原プロに僅差で追随しているのが小泉さん。北陸リーグでただ一人、第1期からの皆勤者であり、上位/決勝の常連者。私荒谷の主観ではあるが、北陸最強クラスの麻雀打ちだと思っている。
対局後のインタビューに対しても、出てきた発言は手ごたえや満足感のそれではなく、「もっと上手く打てた」「こうすればよかった」等の反省点だった。聞けば更なる上達の為、現在打ち方をアレンジ中とのこと。これだけの実力者でも向上心を失わず日々の研鑽を怠らない事が彼の強者たる所以なのかもしれない。驕らぬ強者に死角無し、であろうか。

一般から初参加ので紅一点は橋本さん。今節3回戦にて小四喜をアガリ!

一索二索三索東東南南北北北  ポン西西西  ロン東

和久津プロのファンだという彼女。腹を決めて攻め込んでくる攻撃的な姿勢は、1回戦で同卓した私も刮目すべき点が多々あった。4回戦でラスを引いてしまいポイントは叩けなかったが、そのスタイルと展開が咬み合えば、上位に割って入る可能性は十分にあるだろう。

そのほか初参加で気を吐いたのが戸村さん。本人曰く、競技麻雀(連盟公式ルール)は初めてだと言うが、丁寧にスコアを纏めて好位につけている。このまま委縮することなくポイントを伸ばして欲しいものである。

また、前期決勝進出者の4名(浦田、木戸、成田、宮内さん)も順調なプラススタート。連覇を狙う浦田、リベンジに燃える3名の今後の戦い方にも注目が集まる。

マイナススタートでは、北陸リーグ優勝経験もある光岡さん、久々湊さんの苦戦に目を引かれる。苦しい立ち上がりとなったが、スコアの立て直し方・ポイントの叩き方を知っている両名。このままでは終わらないだろう。

プロに目を向ければ、大体の面々が無難にスコアを纏める中、前田と安城は苦しい立ち上がり。特に安城は小四喜放銃の不運もあり厳しい最下位スタート。北陸での活動のみならず、女流桜花や夕刊フジ杯、静岡リーグのゲスト参戦など、その精力的な活動は北陸支部員の中でもトップを争う安城。麻雀に対する真摯な姿勢は遠からず結果として現れるだろう。雌伏の時・ここをどう巻き返すかである。

最後に私自身だが、好位につける事はできてはいるが、内容は4-1-1-3という私らしい打撃を身上とした結果である。やや大きめのマイナスを2度叩くも、それに倍するトップを2度奪って素点差にて3位。結果だけ見れば上々の立ち上がりか。
初参加の方には名刺代わりとして・常連の方々にも改めてのご挨拶として。
この打撃を旨とする私の雀風を貫き、今期を戦い抜きたいと思う。

戦いの幕が上がった今期の北陸リーグ。来ていただいた鳳凰の名に恥じぬよう、全員が悔いの無い、良い戦いを繰り広げて欲しいと願う。

順位 名前 プロ/一般 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 合計
1 前原 雄大 プロ 7.0 20.5 31.8 ▲ 5.6 53.7
2 小泉 陽平 一般 28.2 ▲ 4.5 3.5 21.4 48.6
3 荒谷 誠 プロ ▲ 16.7 44.1 29.4 ▲ 13.6 43.2
4 木下 玄基 一般 ▲ 22.1 16.0 9.7 37.0 40.6
5 谷口 真悟 一般 4.9 ▲ 4.3 27.7 5.8 34.1
6 押川 憲一 一般 ▲ 20.7 22.9 ▲ 8.5 37.4 31.1
7 宮川 悟 一般 ▲ 1.2 25.8 8.9 ▲ 2.9 30.6
8 木戸 僚之 プロ 19.7 4.0 ▲ 15.7 19.2 27.2
9 戸村 聖一 一般 11.9 6.8 ▲ 2.2 7.0 23.5
10 浦田 豊人 プロ 2.4 ▲ 33.5 18.8 35.7 23.4
11 平澤 憲一 一般 ▲ 14.3 14.9 ▲ 4.2 24.9 21.3
12 志多木 健 プロ ▲ 3.5 15.3 ▲ 6.1 14.7 20.4
13 南 和之 一般 3.8 3.8 ▲ 5.5 17.0 19.1
14 久保 智央 一般 9.1 6.4 5.8 ▲ 4.2 17.1
15 後藤 正博 プロ 20.3 9.1 5.0 ▲ 19.8 14.6
16 開 千洋 一般 16.2 34.9 ▲ 16.4 ▲ 20.6 14.1
17 成田 理良 プロ 18.1 ▲ 13.3 35.6 ▲ 26.5 13.9
18 藤本 鉄也 プロ 5.3 ▲ 10.9 9.7 9.3 13.4
19 北川 光 一般 22.6 ▲ 7.5 ▲ 5.7 2.6 12.0
20 上杉 俊男 一般 ▲ 19.1 ▲ 13.2 24.9 15.6 8.2
21 宮内 俊貴 一般 13.3 5.5 ▲ 18.0 6.9 7.7
22 本田 朋広 プロ ▲ 9.4 24.5 7.3 ▲ 15.5 6.9
23 蒼井 ゆりか プロ 18.9 9.7 ▲ 18.8 ▲ 6.1 3.7
24 尾間 明 一般 4.8 ▲ 6.0 1.7 ▲ 1.3 ▲ 0.8
25 橋本 沙耶 一般 ▲ 5.8 ▲ 10.5 42.4 ▲ 27.6 ▲ 1.5
26 飯田 輝雄 一般 20.5 6.8 ▲ 20.1 ▲ 19.7 ▲ 12.5
27 森田 有一 一般 ▲ 7.6 ▲ 11.5 ▲ 8.2 9.7 ▲ 17.6
28 前田 倫也 プロ ▲ 8.3 ▲ 14.4 8.2 ▲ 20.5 ▲ 35.0
29 山元 一成 一般 4.4 11.7 ▲ 29.8 ▲ 22.2 ▲ 35.9
30 野島 信一 一般 ▲ 23.5 ▲ 33.2 14.8 ▲ 7.7 ▲ 49.6
31 窪田一彦 一般 8.0 ▲ 21.9 ▲ 26.7 ▲ 10.1 ▲ 50.7
32 表 勝正 一般 ▲ 9.5 ▲ 16.8 ▲ 28.8 2.5 ▲ 52.6
33 光岡 大幸 一般 ▲ 27.0 ▲ 19.8 13.4 ▲ 22.3 ▲ 55.7
34 久々湊 康雄 一般 ▲ 20.2 ▲ 30.8 ▲ 21.1 ▲ 3.3 ▲ 75.4
35 吉田 健彦 一般 ▲ 19.6 ▲ 25.0 ▲ 9.2 ▲ 25.1 ▲ 78.9
36 安城 るい プロ ▲ 10.9 ▲ 6.6 ▲ 55.6 ▲ 12.1 ▲ 85.2