静岡プロリーグ レポート

第17期静岡プロリーグ 決勝レポート

第17期静岡リーグ決勝戦に出場した選手は

 

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青嶋宏樹・平岡理恵・石津寿人・太田昌樹の4名。

1回戦から持ち前のフットワークの軽さで青嶋が場面を支配していくと

 

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九筒切りからカン五筒をチーして七筒切りという怪しげな仕掛けで石津を捕え、タンヤオ三色ドラ2は7,700のアガリでリードを広げていきます。

 

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青嶋の手数に対して一撃の重さで勝負したい太田は、タンヤオピンフみたいな捨て牌でチンイツドラ3・高目イーペーコーの超勝負手でリーチ。

 

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ピンズを勝負してテンパイを取った青嶋は肝を冷やすことになりましたが、結果は流局で太田の渾身の一撃は空振りに終わりました。

その後も青嶋の仕掛けと、他家の高打点という対決の図式が続きましたが

 

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無数の攻撃の中に忍ばせた鋭い刃で全員を切り刻む青嶋に隙は無く

 

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3回戦までの37局中15局で仕掛けて攻め抜くと、最終戦を残して二番手と80ポイント近く離す快走劇を見せました。

 

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最終戦、なんとか青嶋からの直撃が欲しい石津は2枚切れの九索単騎待ちでのリーチを敢行。
789の三色で仕掛けて九索を持っていそうな青嶋からの降り打ちを狙った大勝負に出ます。

 

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懸命に降りていた青嶋は残り1巡で現物が枯れ、石津の書いた脚本通りに事が進行。
リーチ後に六索が通ったことで、2枚切れの九索で倍満放銃待ったなしの状況になりましたが

 

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長考の末に六万を捻り出し、最後の難所を無事通過。

 

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親の残っていた平岡が最後に連続満貫ツモで意地を見せるも反撃もそこまで。

 

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第17期静岡リーグは青嶋宏樹の優勝で幕を閉じました。

<17期静岡リーグ決勝戦成績>
青嶋+66.0P 平岡+18.7P 石津▲23.5P 太田▲61.2P

(文:越野智紀)