今日からいよいよベスト16である。
ここから出場する、シード選手の紹介を簡単にさせていただこう。
瀬戸熊直樹・現鳳凰位
先月の鳳凰戦で、2連覇達成はみなさんの記憶にも新しいことだろう。
実力、勢い共に連盟ナンバー1といってもいいだろう。
堀内正人・現十段位
早いリーチや仕掛けを多用し、相手に対応させ、主導権をとりにいくタイプ。
井出一寛・現王位
15年目で初タイトルの苦労人。粘り強い麻雀が持ち味。
樋口新・現マスターズ
中部本部所属の門前派で受けが強い打ち手。
前原雄大・鳳凰戦準優勝
今期は、十段戦、鳳凰戦ともに準優勝。獲ったタイトルは数知れず。
板川和俊・鳳凰戦3位
現最強位、太閤位。手役派で打点の高さに定評あり。
A卓 瀬戸熊 直樹 vs 灘 麻太郎 vs 猿川 真寿 vs 古川 孝次
1回戦
起家から、瀬戸熊→灘→猿川→古川
東1局、親の瀬戸熊が8巡目リーチ。
            リーチ ドラ
宣言牌である のポンテンをとった猿川が、次巡 をツモ切って18,000の放銃でスタート。
いきなりエンジン全開かと思われたが、この後は手が入らず2着で終了。
1回戦成績
古川+33.4P 瀬戸熊+7.7P 猿川▲16.0P 灘▲25.1P
2回戦
起家から、古川→瀬戸熊→灘→猿川
親の古川がダブリーツモピンフドラ2で6,000オール。
このままトップで頭一つ抜け出した。
一方2着の瀬戸熊と3着の猿川が200点差に。ここから2人のデッドヒートが始まる。
2回戦成績
古川+36.7P 猿川▲1.3P 灘▲10.6P 瀬戸熊▲24.8P
2回戦終了時
古川+70.1 瀬戸熊▲17.1P 猿川▲17.3P 灘▲35.7P
3回戦
瀬戸熊が、灘、猿川のリーチを受けながらも七対子ツモドラ2で2,000・4,000。
これが決めてとなりトップをとるも、猿川は2着で食らいつく。
3回戦成績
瀬戸熊+27.5P 猿川+9.1P 灘▲12.2P 古川▲24.4P
3回戦終了時
古川+45.7P 瀬戸熊+10.4P 猿川▲8.2P 灘▲47.9P
4回戦
今度は猿川。メンタンツモハイテイドラ1で瀬戸熊を沈めてトップ目に。
            ツモ ドラ
瀬戸熊も丁寧な手順で三色をアガリ浮きの2着に。
            ロン ドラ
4回戦成績
猿川+16.1P 瀬戸熊+5.1P 灘▲10.6P 古川▲10.6P
4回戦終了時
古川+35.1P 瀬戸熊+15.5P 猿川+7.9P 灘▲58.5P
5回戦
一進一退の攻防が続き、ついに猿川が瀬戸熊を3,600点リードでオーラスに。
ラス親が古川であるため、1局勝負である。
中盤に猿川はドラの 暗刻で、チーテンを入れテンパイを維持。
瀬戸熊はテンパらず終了。
1位通過:古川 孝次 2位通過:猿川 真寿
B卓 堀内 正人 vs 小島 武夫 vs 藤崎 智 vs 勝又 健志
1回戦
開始3分いきなり小島が魅せる。 で藤崎から国士無双の32,000。
そのあとも、
            リーチ ツモ ドラ
この2,000・4,000等で加点し、このまま1人浮きのトップ。
1回戦成績
小島+51.4P 堀内▲1.9P 勝又▲6.5P 藤崎▲43.0P
2回戦、3回戦は加点の必要の無くなった小島と、ポイントの必要な藤崎を横目に堀内がスピードで場を支配して2連勝。
2回戦成績
堀内+25.9P 藤崎+5.7P 勝又+1.0P 小島▲32.6P
3回戦成績
堀内+13.0P 小島+2.7P 藤崎+2.7P 勝又▲18.4P
3回戦終了時
堀内+37.0P 小島+21.5P 勝又▲23.9 藤崎▲34.6P
4回戦
起家の堀内が好スタート。
            リーチ ツモ
この2.600オール。続く1本場は堀内が先制リーチ。
            リーチ ドラ
これに待ったをかけたのは、後がない勝又。
            リーチ ツモ
この2軒リーチを制した勝又がトップに。
4回戦成績
勝又+24.5P 堀内+5.5P 小島▲12.7P 藤崎▲17.3P
4回戦終了時
堀内+42.5P 小島+8.8P 勝又+0.6P 藤崎▲51.9P
5回戦
2着争いはほぼ小島・勝又の2人に絞られた。
勝又が小刻みなアガリで逆転するも、オーラス小島がメンピンツモドラ1の2,600オールで勝負あり。
            リーチ ツモ ドラ
5回戦成績
小島+14.8P 勝又+5.9P 堀内▲4.7P 藤崎▲16.0P
最終成績
堀内+37.8P 小島+23.6P 勝又+6.5P 藤崎▲67.9P
1位通過:堀内 正人 2位通過:小島 武夫
C卓 井出 一寛 vs 前原 雄大 vs 松崎 良文 vs 清水 香織

1回戦
松崎が抜け出すも、オーラス前原が松崎を捕らえてトップ。
1回戦成績
前原+19.2P 松崎+9.0P 井出▲11.0P 清水▲17.2P
2回戦
オーラス、親の井出のリーチを受けるも、先に仕掛けてテンパイを入れてた清水がツモって2,000・4,000。
これで前原も沈めて1人浮きのトップに。
      ポン  チー  ツモ ドラ
2回戦成績
清水+25.3P 前原▲2.2P 松崎▲8.0P 井出▲15.1P
2回戦終了時
前原+17.0P 清水+8.1P 松崎+1.0P 井出▲26.1P
3回戦、4回戦は前原が地力の差を見せつけ2連勝。ほぼ当確に。
3回戦成績
前原+16.6P 井出+10.5P 松崎▲10.4P 清水▲16.7P
4回戦成績
前原+15.7P 井出+7.9P 清水▲9.4P 松崎▲14.2P
4回戦終了時
前原+49.3P 井出▲7.7P 清水▲18.0P 松崎▲23.6P
5回戦
東1局、前原から清水がピンフドラ1の2,000点をアガる。
10.3Pを追いかける立場で、自分はダマテンにできない。こういう懐の深さが現女流桜花の強さなのだろう。
東2局、当然のように親の清水に手が入る。
            ドラ リーチ
これを追っかけリーチの松崎から でアガリ12,000。
このまま逃げきり勝ち上がりを決めた。
5回戦成績
清水+18.6P 前原+6.3P 井出▲14.2P 松崎▲18.4P
最終成績
前原+55.6P 清水+0.6P 井出▲14.2P 松崎▲42.0P
1位通過:前原 雄大 2位通過:清水 香織
D卓 樋口 新 vs 板川 和俊 vs 仲田 加南 vs 石渡 正志

1回戦
板川がトップ目の仲田から12,000。
         チー  ロン ドラ
これで逆転。この後も加点してトップ。
1回戦成績
板川23.2P 樋口+12.5P 仲田+3.4P 石渡▲39.1P
2回戦
樋口が思い切り良く攻めトップ。
2回戦成績
樋口+21.9P 板川+15.1P 仲田▲19.6P 石渡▲25.4P
2回戦終了時
樋口+42.4P 板川+38.3P 仲田▲16.2P 石渡▲64.5P
3回戦
好調な2人の手がぶつかり合う。樋口が、
            ドラ
ここから渡りをうってリーチ。
         暗槓   リーチ
親の板川がメンチンテンパイで放銃。これで樋口は浮きの2着に。
板川は放銃するもトップで終了。これでほぼ勝負あり。
3回戦成績
板川+33.3P 樋口+10.8P 石渡▲16.4P 仲田▲27.7P
3回戦終了時
板川+71.6P 樋口+53.2P 仲田▲43.9P 石渡▲80.9P
4回戦成績
板川+10.6P 石渡+4.7P 樋口+1.2P 仲田▲16.5P
5回戦成績
仲田+20.8P 板川▲1.4P 石渡▲5.0P 樋口▲14.4P
最終成績
板川+80.8P 樋口40.0P 仲田▲39.6P 石渡▲81.2P
1位通過:板川 和俊 2位通過:樋口 新
明日は、いよいよ決勝の椅子をかけた戦いだ。

(レポート:山田
浩之 文中敬称略)
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