麻雀格闘倶楽部×MONDOTV 杯スペシャルタッグマッチ 予選対局レポート

2012年9月22日。都内某所にて、『麻雀格闘倶楽部』『MONDO TV』のコラボレート大会、
『麻雀格闘倶楽部×MONDO TV杯スペシャルタッグマッチ予選対局』が開催されました。

konami_mondotv_2_01_per100_ktaiwidth110 konami_mondotv_2_02_per100_ktaiwidth110

このスペシャルタッグマッチ、普段我々プロ雀士はユーザーさんの挑戦を受ける立場ですが、
今回はユーザーさんとタッグを組んで共に戦うという麻雀格闘倶楽部史上、いやTV対局史上初のシステムなのです☆

konami_mondotv_2_03_smpwidth280_ktaiwidth240

本日の予選対局では、各チーム半荘1戦を東場、南場で打ち手を交代するというルールで行われます。
まさに、THE「チーム感」満載(*’-‘*)

konami_mondotv_2_04_smpwidth280_ktaiwidth240

私達女流プロと、『麻雀格闘倶楽部』のゲーム機予選を勝ち上がった8名のユーザーさんとの組み合わせはこちらです!

予選ブロックA

•二階堂亜樹プロ&ユーザー代表あっちやん(アッチャン)さん
•和泉由希子プロ&ユーザー代表7.7.7(スリーセブン)さん
•蒼井ゆりかプロ&ユーザー代表カミヤン(カミヤン)さん
•宮内こずえプロ&ユーザー代表コウジ(コウジ)さん

konami_mondotv_2_16_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_07_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_20_per100_ktaiwidth53
二階堂亜樹プロ&ユーザー代表あっちやん(アッチャン)さん
konami_mondotv_2_19_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_08_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_15_per100_ktaiwidth53
和泉由希子プロ&ユーザー代表7.7.7(スリーセブン)さん
konami_mondotv_2_22_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_11_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_18_per100_ktaiwidth53
蒼井ゆりかプロ&ユーザー代表カミヤン(カミヤン)さん
konami_mondotv_2_17_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_10_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_21_per100_ktaiwidth53
宮内こずえプロ&ユーザー代表コウジ(コウジ)さん

予選ブロックB
•二階堂瑠美プロ&ユーザー代表クロノ(クロノ)さん
•白河雪菜プロ&ユーザー代表YSK(ワイ・エス・ケー)さん
•中山奈々美プロ&ユーザー代表KS-SA(ケー・エス・エス・エー)さん
•黒沢咲プロ&ユーザー代表ハク(ハク)さん

konami_mondotv_2_23_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_09_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_28_per100_ktaiwidth53
二階堂瑠美プロ&ユーザー代表クロノ(クロノ)さん
konami_mondotv_2_25_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_06_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_27_per100_ktaiwidth53
白河雪菜プロ&ユーザー代表YSK(ワイ・エス・ケー)さん
konami_mondotv_2_29_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_12_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_26_per100_ktaiwidth53
中山奈々美プロ&ユーザー代表KS-SA(ケー・エス・エス・エー)さん
konami_mondotv_2_30_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_13_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_24_per100_ktaiwidth53
黒沢咲プロ&ユーザー代表ハク(ハク)さん

この8チーム16名が、スペシャルタッグマッチ優勝の栄光を目指して戦います。
息ピッタリのチームワークで優勝を勝ち取るのはどのチームでしょうか!?

konami_mondotv_2_05_per100_ktaiwidth110 konami_mondotv_2_14_per100_ktaiwidth110

激闘の模様は、BSスカパー!( BS241ch) で、 10/3(水)19時オンエア!

そして、決勝戦は10月5日(金)23:00~何とこちらは生中継の予定です!!
放送をお楽しみに♪

みんな観てね~(*^▽^)/

予選対局 10月3日 19:00~オンエア開始!  番組URLはこちら
決勝対局 10月5日 23:00~オンエア開始!  番組URLはこちら


麻雀格闘倶楽部 u.v. ~絆の章~ スペシャルサイトはこちら

特集企画/麻雀格闘倶楽部×MONDOTV 杯スペシャルタッグマッチ 予選対局レポート

2012年9月22日。都内某所にて、『麻雀格闘倶楽部』『MONDO TV』のコラボレート大会、
『麻雀格闘倶楽部×MONDO TV杯スペシャルタッグマッチ予選対局』が開催されました。

konami_mondotv_2_01_per100_ktaiwidth110 konami_mondotv_2_02_per100_ktaiwidth110

このスペシャルタッグマッチ、普段我々プロ雀士はユーザーさんの挑戦を受ける立場ですが、
今回はユーザーさんとタッグを組んで共に戦うという麻雀格闘倶楽部史上、いやTV対局史上初のシステムなのです☆
konami_mondotv_2_03_smpwidth280_ktaiwidth240
本日の予選対局では、各チーム半荘1戦を東場、南場で打ち手を交代するというルールで行われます。
まさに、THE「チーム感」満載(*’-‘*)
konami_mondotv_2_04_smpwidth280_ktaiwidth240
私達女流プロと、『麻雀格闘倶楽部』のゲーム機予選を勝ち上がった8名のユーザーさんとの組み合わせはこちらです!
予選ブロックA
•二階堂亜樹プロ&ユーザー代表あっちやん(アッチャン)さん
•和泉由希子プロ&ユーザー代表7.7.7(スリーセブン)さん
•蒼井ゆりかプロ&ユーザー代表カミヤン(カミヤン)さん
•宮内こずえプロ&ユーザー代表コウジ(コウジ)さん

konami_mondotv_2_16_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_07_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_20_per100_ktaiwidth53
二階堂亜樹プロ&ユーザー代表あっちやん(アッチャン)さん
konami_mondotv_2_19_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_08_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_15_per100_ktaiwidth53
和泉由希子プロ&ユーザー代表7.7.7(スリーセブン)さん
konami_mondotv_2_22_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_11_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_18_per100_ktaiwidth53
蒼井ゆりかプロ&ユーザー代表カミヤン(カミヤン)さん
konami_mondotv_2_17_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_10_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_21_per100_ktaiwidth53
宮内こずえプロ&ユーザー代表コウジ(コウジ)さん

予選ブロックB
•二階堂瑠美プロ&ユーザー代表クロノ(クロノ)さん
•白河雪菜プロ&ユーザー代表YSK(ワイ・エス・ケー)さん
•中山奈々美プロ&ユーザー代表KS-SA(ケー・エス・エス・エー)さん
•黒沢咲プロ&ユーザー代表ハク(ハク)さん

konami_mondotv_2_23_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_09_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_28_per100_ktaiwidth53
二階堂瑠美プロ&ユーザー代表クロノ(クロノ)さん
konami_mondotv_2_25_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_06_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_27_per100_ktaiwidth53
白河雪菜プロ&ユーザー代表YSK(ワイ・エス・ケー)さん
konami_mondotv_2_29_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_12_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_26_per100_ktaiwidth53
中山奈々美プロ&ユーザー代表KS-SA(ケー・エス・エス・エー)さん
konami_mondotv_2_30_per100_ktaiwidth53 konami_mondotv_2_13_per100_ktaiwidth125 konami_mondotv_2_24_per100_ktaiwidth53
黒沢咲プロ&ユーザー代表ハク(ハク)さん

この8チーム16名が、スペシャルタッグマッチ優勝の栄光を目指して戦います。
息ピッタリのチームワークで優勝を勝ち取るのはどのチームでしょうか!?

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激闘の模様は、BSスカパー!( BS241ch) で、 10/3(水)19時オンエア!
そして、決勝戦は10月5日(金)23:00~何とこちらは生中継の予定です!!
放送をお楽しみに♪
みんな観てね~(*^▽^)/
予選対局 10月3日 19:00~オンエア開始!  番組URLはこちら
決勝対局 10月5日 23:00~オンエア開始!  番組URLはこちら


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特集企画/天空麻雀10 男性大会決勝レポート

今回で天空麻雀は、記念すべき第10回大会を迎えることになりました。
現在、男性大会決勝第2戦が「エンタメ~テレ」で放送中となっていますので、まだご覧になっていない方のために詳しくはお伝えできませんが、
女性大会から男性大会を通して、ナビゲーター解説を務めました、山井弘がその模様をお伝えしたいと思います。
さて、女性大会は二階堂亜樹プロの2連覇で幕を閉じ、いよいよ男性大会が始まりました。
まずは予選A卓。
tenku_10_m_02
左から 荒 正義プロ、小島 武夫プロ、佐々木 寿人プロ、朝武 雅晴プロ
これまで9回大会すべて出場し、未だ予選敗退のない荒正義プロ。
前回大会優勝の「ミスター麻雀」小島武夫プロ。
赤ドラありの麻雀はめっぽう強い、佐々木寿人プロ。
天空麻雀初登場、日本プロ麻雀連盟の最高峰リーグで戦う朝武雅晴プロ。
以上の豪華4名での対戦。
※この対戦の牌譜は、牌譜データサービス、もしくはロン2のプレミアム会員になると無料でご覧いただけます。)
トップを取って、決勝進出に一番手で名乗りをあげたのは佐々木プロ。いや~一発、裏ドラ、赤ドラありの麻雀は本当に“強い”の一言。
注目の荒プロは、見事予選を通過し準決勝へ。予選通過の記録を10回連続と更新しました。
初出場の朝武プロも準決勝へ進出。
ここでまさかの敗退は小島プロ。でも、このメンバーなら誰が負けても“まさか”になってしまいそう。
そして予選B卓。
tenku_10_m_01
左から 灘 麻太郎プロ、藤崎 智プロ、森山 茂和プロ、滝沢 和典プロ
第1回、2回大会連覇の灘麻太郎プロ。
天空では優勝がまだなく、今大会は気合が入ります滝沢和典プロ。
こちらは逆に、天空は相性よく3度の優勝がある森山茂和プロ。
実は、森山プロも予選敗退は第1回大会のみで、今のところ8回連続で予選突破中。
そして、第1回以来、久しぶりの参戦となった藤崎智プロ。
こちらも見応えのある対戦となりました。
※この対戦の牌譜は、牌譜データサービス、もしくはロン2のプレミアム会員になると無料でご覧いただけます。)
この卓でトップを取り決勝に駒を進めたのは藤崎プロ。
テンパイしたのがたったの2回でしたが、その2回を見事アガリきり予選トップで通過を決めます。
負けられない滝沢プロと、連続予選通過記録を9回に伸ばした森山プロが準決勝進出となりました。
ここで“まさか”の敗退は灘麻太郎プロ。やっぱりこのメンバーだと誰が負けても“まさか”になってしまいますね。
そして準決勝。
tenku_10_m_03
左から 荒 正義プロ、滝沢 和典プロ、朝武 雅晴プロ、森山 茂和プロ
激しい攻防の末、決勝へ進出したのは、荒プロと朝武プロでした。
さて、いよいよ決勝戦ですが、決勝は2回戦のトータルポイントで争われます。
改めて対戦者は、
佐々木寿人vs藤崎智vs荒正義vs朝武雅晴
以上の好カードとなりました。
tenku_10_m_04
左から 荒 正義プロ、朝武 雅晴プロ、藤崎 智プロ、佐々木 寿人プロ
第1戦東1局、先制したの朝武プロでした。
四万四万五万六万六万七万七万八万二索三索四索六索七索 リーチ ツモ八索 ドラ北 裏 ドラ西
そして、東3局1本場で佐々木プロが満貫をアガリ、迎えた東4局。
その佐々木プロの親番です。
配牌
五万八万八万三索三索四索五索赤五索七索赤五筒七筒八筒南発 ドラ四筒
前局に満貫をアガリ、迎えた親でこの配牌。キター!!と、僕なら思います。
佐々木プロもポジティブな思考の持ち主なので、きっと僕と同じふうに思ったことでしょう。
五万八万八万三索三索四索四索五索赤五索七索赤五筒七筒八筒 ツモ四索
3巡目、ツモ四索でこうなります。さて、何を切りましょうか?
雀頭は八万でいいので、七筒八筒のメンツとソーズはイーペーコーを確定させて、五万七索、または赤五筒にくっつけてもう1メンツと考え、
僕なら四索切りになりそうですが、佐々木プロの選択は七索切り。これがドンピシャの正解!
五万八万八万三索三索四索四索五索赤五索七索赤五筒七筒八筒 ツモ四索
ツモ五索でこうなり打五万とし、その後五筒をツモって自然にトイトイへと変化して行きます。
八万八万四索四索四索五索五索赤五索五筒赤五筒 ポン三索三索三索 ロン八万
最終的に、この12,000を出アガリトップへ一歩近づきます。
そして次局、またもや佐々木プロに好配牌が入ります。
四万六万八万五索六索六索七索七索八索四筒赤五筒七筒八筒北 ドラ七万
僕なら、{これ優勝きたんじゃない!?}って思っちゃいます。
多分、佐々木プロも前向きな御方なので、そう思ったかもしれませんね(笑)
四万六万八万五索六索六索七索七索八索四筒赤五筒七筒八筒 ツモ三万
そして3巡目にツモ三万ときます。またも難しい選択です。
僕なら、図々しくドラ引け!なんてピンズの二度受けを払って行くかもしれませんが、佐々木プロはそこまで図々しくなく、打八万として好形を残します。
しかし次のツモは裏目の七万。大ショック・・・
いい状態の時は、自分の都合のいいように受けるのが一番いいのかもしれませんね(涙)
そうこうしているうちに、荒プロが六筒を暗カンしてリーチときます。
そのリーチに対して、臆することなく仕掛けて攻め返す佐々木プロ。
tenku_10_m_05
いいアガリをした後は自然に打つ。仕掛けないようにする。と、よく聞きますが、
ここで、佐々木プロの攻めが裏目に出てしまい、荒プロが本来ツモっていた一筒を喰い下げ放銃となってしまいます。
むむ・・佐々木プロこれはちょっと雲行きが怪しくなってきたのではないでしょうか。
この後、藤崎プロが親で2回アガリ、点数状況は、
佐々木寿人:35200
朝武雅晴:30,500
藤崎智:28,200
荒正義:26,100
このように平たくなってまいりました。
そして南1局2本場。佐々木プロがらしくないアガリを見せます。
四万赤五万六万八万九万一索二索三索四索五索六索発発 ツモ七万 ドラ四索
3巡目にこの1,000・2,000のアガリです。
親が連荘中ということ、八万九万引きからのシャンポンへの変化など考えれば、普通の人は普通にこのアガリで何の問題もないと思います。
しかし、佐々木プロや前原雄大プロのような、「チームがらくた」のメンバーは即リーチと行って、
一発でツモって裏ドラを乗せて、3,000・6,000なんて言って、相手の心を反撃できないくらいポッキリ折ってしまうのがスタイルだったような。
初戦、最終的には佐々木プロが逃げ切り、微差のトップで終了となりましたが、
どこか佐々木プロらしくないところもあり次戦はどうなるのでしょうか。
2着には朝武プロ。続いて藤崎プロ、荒プロと並びます。
決勝第2戦、東1局に佐々木プロが先制の12,000を出アガリ優勝に王手をかけます。
なんだ、やっぱり佐々木プロは精神力が強くてちょっとやそっとじゃ心が揺れないな。
と、僕の心配は杞憂に終わりそうだと思っていたら、ここから他家の追随が始まりました。
それもそのはず、今回の決勝メンバーは佐々木プロを除いて、皆、日本プロ麻雀連盟の最高峰リーグで戦っている猛者達。
いくら一発、裏ドラ、赤ドラありの佐々木プロの得意な麻雀でも、同じ麻雀そう簡単に勝たせるわけには行かないのでしょう。
まずは、藤崎プロが佐々木プロを捲くって、軽く5万点をオーバーして行きます。
あとは素点で突き放すか、佐々木プロを3着以下に沈めればOKです。
朝武プロは初戦2着なので、2戦目トップならば、素点で佐々木プロを上回ることができれば優勝です。
その朝武プロが東4局、親番を迎えました。
一万三万三万三万六万六万九万三索四索八索三筒四筒九筒北 ドラ一筒
普通にタンヤオか、うまく三色にまとまればいいなという配牌。
これが、四万四万八万六万一万四万、と、マンズを6枚連続で引いて、
一万一万三万三万三万四万四万四万六万六万六万八万九万
このテンパイ。しかも一手変わり四暗刻タンキになります。
この時点で、面前チンイツ三暗刻の親の倍満24,000点あります。
これがアガれれば、優勝に大きく前進なのですが・・・
くぅ~もっとお伝えしたいのですが、今回レポートできるのはここまで。
もうちょっとだけ言います。もうちょっとだけ・・このチンイツはアガれちゃいます。あ~言っちゃった・・
だけど、誰からアガるかは言いません。ヒント→○○○プロです!
「荒正義」「佐々木」「藤崎智」さあ正解は誰でしょう!
ヒントになっていませんでした(笑)
そして、この後もまだまだ大波乱があり、二転三転と展開は変わって行きます。
果たして記念すべき第10回大会を制するのは!?
僕の解説も、是非一緒にお楽しみ下さい♪
女流大会放送スケジュール
予選A卓 6月1日(水) 放送開始
予選B卓 6月16日(土) 放送開始
決勝    7月 1日放送予定
男性大会放送スケジュール
予選A卓 7月 17日(火)放送開始
予選B卓 8月 1日(水)放送開始
準決勝  8月 15(水)放送開始
決勝1回戦    9月5日(水)放送開始
決勝1回戦    9月19日(水)放送開始
※以降の放送スケジュール&詳細はこちらよりご確認ください。
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「エンタメ~テレ」 HPはこちら
「天空麻雀10」 番組HPは こちら
「第一回天空麻雀」
番組紹介はこちら
男性大会編はこちら
「第二回天空麻雀」
女性大会編はこちら
「第三回天空麻雀」
番組紹介はこちら
「第四回天空麻雀」
番組紹介はこちら
「第五回天空麻雀」
番組紹介はこちら
レポートはこちら
「第六回天空麻雀」
番組紹介はこちら
女性大会レポートはこちら
男性大会レポートはこちら
「第七回天空麻雀」
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女性大会レポートはこちら
男性大会レポートはこちら
「第八回天空麻雀」
番組紹介はこちら
女性大会レポートはこちら
男性大会レポートはこちら
「第九回天空麻雀」
番組紹介はこちら
女性大会レポートはこちら
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この対局は牌譜データサービスにてご覧になれます。
牌譜データサービスはこちら

天空麻雀10 男性大会決勝レポート

今回で天空麻雀は、記念すべき第10回大会を迎えることになりました。
現在、男性大会決勝第2戦が「エンタメ~テレ」で放送中となっていますので、まだご覧になっていない方のために詳しくはお伝えできませんが、
女性大会から男性大会を通して、ナビゲーター解説を務めました、山井弘がその模様をお伝えしたいと思います。

さて、女性大会は二階堂亜樹プロの2連覇で幕を閉じ、いよいよ男性大会が始まりました。
まずは予選A卓。

tenku_10_m_02
左から 荒 正義プロ、小島 武夫プロ、佐々木 寿人プロ、朝武 雅晴プロ

これまで9回大会すべて出場し、未だ予選敗退のない荒正義プロ。
前回大会優勝の「ミスター麻雀」小島武夫プロ。
赤ドラありの麻雀はめっぽう強い、佐々木寿人プロ。
天空麻雀初登場、日本プロ麻雀連盟の最高峰リーグで戦う朝武雅晴プロ。

以上の豪華4名での対戦。

※この対戦の牌譜は、牌譜データサービス、もしくはロン2のプレミアム会員になると無料でご覧いただけます。)

トップを取って、決勝進出に一番手で名乗りをあげたのは佐々木プロ。いや~一発、裏ドラ、赤ドラありの麻雀は本当に“強い”の一言。
注目の荒プロは、見事予選を通過し準決勝へ。予選通過の記録を10回連続と更新しました。
初出場の朝武プロも準決勝へ進出。
ここでまさかの敗退は小島プロ。でも、このメンバーなら誰が負けても“まさか”になってしまいそう。

そして予選B卓。

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左から 灘 麻太郎プロ、藤崎 智プロ、森山 茂和プロ、滝沢 和典プロ

第1回、2回大会連覇の灘麻太郎プロ。
天空では優勝がまだなく、今大会は気合が入ります滝沢和典プロ。
こちらは逆に、天空は相性よく3度の優勝がある森山茂和プロ。
実は、森山プロも予選敗退は第1回大会のみで、今のところ8回連続で予選突破中。
そして、第1回以来、久しぶりの参戦となった藤崎智プロ。

こちらも見応えのある対戦となりました。

※この対戦の牌譜は、牌譜データサービス、もしくはロン2のプレミアム会員になると無料でご覧いただけます。)

この卓でトップを取り決勝に駒を進めたのは藤崎プロ。
テンパイしたのがたったの2回でしたが、その2回を見事アガリきり予選トップで通過を決めます。
負けられない滝沢プロと、連続予選通過記録を9回に伸ばした森山プロが準決勝進出となりました。
ここで“まさか”の敗退は灘麻太郎プロ。やっぱりこのメンバーだと誰が負けても“まさか”になってしまいますね。

そして準決勝。

tenku_10_m_03
左から 荒 正義プロ、滝沢 和典プロ、朝武 雅晴プロ、森山 茂和プロ

激しい攻防の末、決勝へ進出したのは、荒プロと朝武プロでした。

さて、いよいよ決勝戦ですが、決勝は2回戦のトータルポイントで争われます。
改めて対戦者は、

佐々木寿人vs藤崎智vs荒正義vs朝武雅晴

以上の好カードとなりました。

tenku_10_m_04
左から 荒 正義プロ、朝武 雅晴プロ、藤崎 智プロ、佐々木 寿人プロ

第1戦東1局、先制したの朝武プロでした。

四万四万五万六万六万七万七万八万二索三索四索六索七索 リーチ ツモ八索 ドラ北 裏 ドラ西

そして、東3局1本場で佐々木プロが満貫をアガリ、迎えた東4局。
その佐々木プロの親番です。

配牌
五万八万八万三索三索四索五索赤五索七索赤五筒七筒八筒南発 ドラ四筒

前局に満貫をアガリ、迎えた親でこの配牌。キター!!と、僕なら思います。
佐々木プロもポジティブな思考の持ち主なので、きっと僕と同じふうに思ったことでしょう。

五万八万八万三索三索四索四索五索赤五索七索赤五筒七筒八筒 ツモ四索

3巡目、ツモ四索でこうなります。さて、何を切りましょうか?

雀頭は八万でいいので、七筒八筒のメンツとソーズはイーペーコーを確定させて、五万七索、または赤五筒にくっつけてもう1メンツと考え、
僕なら四索切りになりそうですが、佐々木プロの選択は七索切り。これがドンピシャの正解!

五万八万八万三索三索四索四索五索赤五索七索赤五筒七筒八筒 ツモ四索

ツモ五索でこうなり打五万とし、その後五筒をツモって自然にトイトイへと変化して行きます。

八万八万四索四索四索五索五索赤五索五筒赤五筒 ポン三索三索三索 ロン八万

最終的に、この12,000を出アガリトップへ一歩近づきます。
そして次局、またもや佐々木プロに好配牌が入ります。

四万六万八万五索六索六索七索七索八索四筒赤五筒七筒八筒北 ドラ七万

僕なら、{これ優勝きたんじゃない!?}って思っちゃいます。
多分、佐々木プロも前向きな御方なので、そう思ったかもしれませんね(笑)

四万六万八万五索六索六索七索七索八索四筒赤五筒七筒八筒 ツモ三万

そして3巡目にツモ三万ときます。またも難しい選択です。

僕なら、図々しくドラ引け!なんてピンズの二度受けを払って行くかもしれませんが、佐々木プロはそこまで図々しくなく、打八万として好形を残します。

しかし次のツモは裏目の七万。大ショック・・・
いい状態の時は、自分の都合のいいように受けるのが一番いいのかもしれませんね(涙)

そうこうしているうちに、荒プロが六筒を暗カンしてリーチときます。
そのリーチに対して、臆することなく仕掛けて攻め返す佐々木プロ。

tenku_10_m_05

いいアガリをした後は自然に打つ。仕掛けないようにする。と、よく聞きますが、

ここで、佐々木プロの攻めが裏目に出てしまい、荒プロが本来ツモっていた一筒を喰い下げ放銃となってしまいます。
むむ・・佐々木プロこれはちょっと雲行きが怪しくなってきたのではないでしょうか。

この後、藤崎プロが親で2回アガリ、点数状況は、

佐々木寿人:35200
朝武雅晴:30,500
藤崎智:28,200
荒正義:26,100

このように平たくなってまいりました。
そして南1局2本場。佐々木プロがらしくないアガリを見せます。

四万赤五万六万八万九万一索二索三索四索五索六索発発 ツモ七万 ドラ四索

3巡目にこの1,000・2,000のアガリです。

親が連荘中ということ、八万九万引きからのシャンポンへの変化など考えれば、普通の人は普通にこのアガリで何の問題もないと思います。
しかし、佐々木プロや前原雄大プロのような、「チームがらくた」のメンバーは即リーチと行って、
一発でツモって裏ドラを乗せて、3,000・6,000なんて言って、相手の心を反撃できないくらいポッキリ折ってしまうのがスタイルだったような。

初戦、最終的には佐々木プロが逃げ切り、微差のトップで終了となりましたが、
どこか佐々木プロらしくないところもあり次戦はどうなるのでしょうか。
2着には朝武プロ。続いて藤崎プロ、荒プロと並びます。

決勝第2戦、東1局に佐々木プロが先制の12,000を出アガリ優勝に王手をかけます。
なんだ、やっぱり佐々木プロは精神力が強くてちょっとやそっとじゃ心が揺れないな。
と、僕の心配は杞憂に終わりそうだと思っていたら、ここから他家の追随が始まりました。

それもそのはず、今回の決勝メンバーは佐々木プロを除いて、皆、日本プロ麻雀連盟の最高峰リーグで戦っている猛者達。
いくら一発、裏ドラ、赤ドラありの佐々木プロの得意な麻雀でも、同じ麻雀そう簡単に勝たせるわけには行かないのでしょう。

まずは、藤崎プロが佐々木プロを捲くって、軽く5万点をオーバーして行きます。
あとは素点で突き放すか、佐々木プロを3着以下に沈めればOKです。

朝武プロは初戦2着なので、2戦目トップならば、素点で佐々木プロを上回ることができれば優勝です。
その朝武プロが東4局、親番を迎えました。

一万三万三万三万六万六万九万三索四索八索三筒四筒九筒北 ドラ一筒

普通にタンヤオか、うまく三色にまとまればいいなという配牌。

これが、四万四万八万六万一万四万、と、マンズを6枚連続で引いて、

一万一万三万三万三万四万四万四万六万六万六万八万九万

このテンパイ。しかも一手変わり四暗刻タンキになります。
この時点で、面前チンイツ三暗刻の親の倍満24,000点あります。
これがアガれれば、優勝に大きく前進なのですが・・・

くぅ~もっとお伝えしたいのですが、今回レポートできるのはここまで。
もうちょっとだけ言います。もうちょっとだけ・・このチンイツはアガれちゃいます。あ~言っちゃった・・
だけど、誰からアガるかは言いません。ヒント→○○○プロです!

「荒正義」「佐々木」「藤崎智」さあ正解は誰でしょう!
ヒントになっていませんでした(笑)

そして、この後もまだまだ大波乱があり、二転三転と展開は変わって行きます。
果たして記念すべき第10回大会を制するのは!?

僕の解説も、是非一緒にお楽しみ下さい♪

女流大会放送スケジュール

予選A卓 6月1日(水) 放送開始
予選B卓 6月16日(土) 放送開始
決勝    7月 1日放送予定

男性大会放送スケジュール

予選A卓 7月 17日(火)放送開始
予選B卓 8月 1日(水)放送開始
準決勝  8月 15(水)放送開始
決勝1回戦    9月5日(水)放送開始
決勝1回戦    9月19日(水)放送開始

※以降の放送スケジュール&詳細はこちらよりご確認ください。

100601151408_smpwidth200_ktaiwidth200
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天空麻雀10 男性大会決勝第2戦 9月19日放送開始!

男性大会決勝の組み合わせは

荒 正義(九段) vs 朝武 雅晴(八段) vs 藤崎 智(七段) vs 佐々木 寿人(四段)

・番組紹介  ・女性大会決勝レポート ・男性大会決勝レポート
番組特設ページはこちら   「エンタメ~テレ」HPはこちら

メディア情報/天空麻雀10 男性大会決勝第2戦 9月19日放送開始!

男性大会決勝の組み合わせは

荒 正義(九段) vs 朝武 雅晴(八段) vs 藤崎 智(七段) vs 佐々木 寿人(四段)

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連盟インフォメーション/第26期新人王戦 優勝は嶋村 泰之!

優勝:嶋村 泰之

準優勝:菅原 直哉 第3位:東谷 達矢 第4位:童瞳

・予選レポート ・決勝観戦記
⇒開催概要

牌譜データサービスにて大好評販売中!

第26期新人王戦 優勝は嶋村 泰之!

優勝:嶋村 泰之

準優勝:菅原 直哉 第3位:東谷 達矢 第4位:童瞳

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麻雀格闘倶楽部 代表サポーター決定戦

8月1日よりゲーム内イベント『日本プロ麻雀連盟 代表サポーター決定戦』開催中!
ゲーム内に登場する日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士64名から戦いたいプロ雀士を選び、
そのプロ雀士と最も戦うに相応しいプレーヤー『代表サポーター』を決定するイベントです!

代表ランクをあげて『手書きメッセージ』や『新しい特別なあがり演出』をゲットしよう!

麻雀格闘倶楽部 u.v. ~絆の章~ スペシャルサイトはこちら

メディア情報/麻雀格闘倶楽部 代表サポーター決定戦

8月1日よりゲーム内イベント『日本プロ麻雀連盟 代表サポーター決定戦』開催中!
ゲーム内に登場する日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士64名から戦いたいプロ雀士を選び、
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連盟インフォメーション/第22期チャンピオンズリーグ 優勝は西川淳!

優勝:西川淳

準優勝:柴田弘幸 第3位:羽山真生 第4位:福光聖雄

・ベスト28レポート ・ベスト16レポート ・ベスト8レポート ・決勝観戦記

⇒開催概要 ⇒成績はこちら

牌譜データサービスにて大好評販売中!

第22期チャンピオンズリーグ 優勝は西川淳!

優勝:西川淳

準優勝:柴田弘幸 第3位:羽山真生 第4位:福光聖雄

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メディア情報/麻雀格闘倶楽部 夏の特番生放送

8月12日 日曜15:00からオンエア!!

投票選抜戦で上位にランクインした人気プロ中心に、プロ大量降臨!!
参戦中のプロ雀士の対局を生放送!!!プロ雀士皆さんへの質問ツィート募集してます!

配信ページはこちら
【出演・参戦プロ雀士】
・畑 正憲九段 ・二階堂 亜樹五段 ・二階堂 瑠美四段 ・黒沢 咲四段 ・和泉 由希子三段
・宮内 こずえ四段 ・蒼井 ゆりか二段 ・白河 雪菜二段 ・中山 奈々美初段

麻雀格闘倶楽部 夏の特番生放送

8月12日 日曜15:00からオンエア!!

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【出演・参戦プロ雀士】
・畑 正憲九段 ・二階堂 亜樹五段 ・二階堂 瑠美四段 ・黒沢 咲四段 ・和泉 由希子三段
・宮内 こずえ四段 ・蒼井 ゆりか二段 ・白河 雪菜二段 ・中山 奈々美初段

インターネット麻雀日本選手権2012レポート

史上初のインターネット麻雀の頂点を決める戦い「インターネット麻雀日本選手権2012」
この予選が今年3月から始まり、

雀龍門」=10名
TAISEN」=2名
桃色大戦ぱいろん」=6名
ハンゲーム麻雀4」=8名
ロン2」=6名

以上の各サイトから32名が勝ち上がりました。

大会詳細はこちら

そして長い本戦に入り、ベスト16、8、準決勝と戦い、遂に決勝の舞台を迎えました。
決勝戦はニコニコ動画で生中継され、もちろん対戦はネットでの対戦となりました。

i_m_f_2012_01_smpwidth280_ktaiwidth240
左から 前原 雄大、佐々木 寿人、いちのせ@、ダンプ大橋

サイトは連盟公式の「ロン2」を使い、対局会場は4人がそれぞれパーテーションで仕切られたテーブル上で、
パソコンを操作するという状況のもとで行われました。

i_m_f_2012_05_per100_ktaiwidth110 i_m_f_2012_02_per100_ktaiwidth110
前原雄大 ダンプ大橋
i_m_f_2012_03_per100_ktaiwidth110 i_m_f_2012_04_per100_ktaiwidth110
いちのせ@ 佐々木寿人

決勝メンバーは、日本プロ麻雀連盟より、前原雄大、佐々木寿人、ダンプ大橋の3名と、
ハンゲーム「麻雀4」の予選を勝ち上がってきたユーザーのいちのせ@さん。

「チームがらくた」のメンバーである前原・佐々木両プロがいることと、
トーナメントの牌譜を見る限り、ユーザーのいちのせ@さんが鳴きを多用するタイプの打ち手である、という情報があったことから、
早い展開の試合になるのではないか、と予想されていましたが・・・。

1回戦が終わるころには、まず解説陣のいちのせ@さんに対する評価がかなり変わります。
門前重視で軽い仕掛けはせず、勝負手はリーチ。手役も意識しており、他家の仕掛けやリーチに対する対応も丁寧。これで本当に18歳なのか!と。
そして、東場だけで流局が5回、さらにアガリがすべて門前という、予想に反してかなり重い展開でスタートしたのです。

東2局1本場、プロ2人の先制リーチを受けた親のいちのせ@さんが、ドラドラ七対子の八索単騎をヤミテンにしているところから、
一筒に待ちを替えて追いかけリーチ、寿人プロから12,000は12,300点を出アガリ。

東3局5本場、見ていて思わず声が出てしまうほど、前原プロらしいこのリーチ。

一万三万七万八万九万二索三索四索七索七索一筒二筒三筒 リーチ ドラ南

このリーチに、親の寿人プロが一発でつかまります。
寿人プロはこのときピンフ三色のイーシャンテンだったので仕方のない放銃なのですが、
このリーチで二万をとらえられていないと、かなり違う展開になっていたのではないでしょうか。
そういう意味での、この「がらくたリーチ」の精度の高さは本当にすごい!の一言に尽きます。

そして迎えた東4局の親番。
前原プロの連荘が始まるか・・・と思われましたが、ダンププロのホンイツと寿人プロの本手リーチにはさまれ、

当たり牌でもあるドラの八索をつかんでまわり、親流れ。
しかし次局、親のダンププロの先制リーチに、

四万四万四索五索六索八索八索八索二筒三筒四筒四筒五筒 ドラ西

この形で追いつき、リーチ一発ツモ。
2,000・3,900のアガリでトップ目に立ちます。

続く南2局、親のいちのせ@さんも負けじと、

四索五索六索七索八索九索三筒四筒五筒七筒九筒南南 ドラ西

これで即リーチ。ツモった八筒が裏ドラになり2,000オールで再びトップ目に。
南3局もリーチしてツモアガリさらに持ち点を増やします。

オーラス、寿人プロに大物手が入ります。

一筒二筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒五筒六筒六筒八筒九筒九筒

一筒が3枚、四筒が2枚切れているため八筒単騎を選択し、リーチ。
しかしこの八筒は1枚も残っていませんでした・・・。
2人テンパイで流局した1本場は、

四万五万六万四索五索六索七索八索九索三筒四筒七筒七筒 ドラ三筒

いひのせ@さんが、このヤミテンをしっかり前原プロから討ち取り50,000点オーバーのトップで終了。
長い長い予選を勝ち上がってきたネット雀士のレベルの高さを、同卓のプロ3人も感じていただろうと思います。

2回戦は、1回戦とは対照的に序盤から手がぶつかり合う乱打戦となりました。

東1局、まずは起親のダンププロが、

四索五索四筒五筒六筒七筒七筒七筒九筒九筒九筒東東東 リーチ ドラ西

三索を一発でツモり4,000オール。
1本場、再びダンププロにチャンス手が入ります。7巡目、

一万二万三万九万九万一索一索三索一筒二筒三筒七筒八筒 ドラ一万

ここに二索が入って三色ができあがり、ピンフもついてヤミテンでも九筒をツモれば倍満という、高く美しい牌姿となりました。

しかし1巡後、

三万三万五万六万三索四索五索七索七索七索三筒四筒五筒

寿人プロのこのリーチに、四万を一発でつかんで5,200点の放銃。高めの九筒は山に3枚眠っていました…。

東3局からはしばらく、前原プロの独壇場。

7,700
2,000・3,900
2,000・4,000
7,700

とリーチをかけてアガリ続け、持ち点を60,000点近くまで積み上げます。

そして南3局、さらなる加点を目指す南家の前原プロに6巡目テンパイが入ります。

一万一万五万六万七万八万八万八万一索一索五筒五筒五筒西 ドラ西

前巡、西家のダンププロが客風牌の北を1鳴きしており、ドラの西は切りづらいのですが、当然のようにリーチ。

そのときダンププロは、

一筒一筒二筒三筒四筒四筒六筒七筒西西 ポン北北北

この形で、当然のポンテンをかけます。

2巡後に八筒をツモって3,000・6,000。

オーラス。

九万九万二索三索四索二筒三筒四筒六筒六筒七筒七筒八筒 ドラ六筒

親番の前原プロがこの形でリーチを打たないのは意外だったのですが、対局後に聞いたところ、

やはり前局に西を鳴かれ跳満をツモられたのをふまえてのヤミテンだったとのこと。
1本場も、ダンププロのホンイツリーチと、いちのせ@さんのホンイツリーチにねばらずおりたのも、その流れがあったからなのでしょう。

i_m_f_2012_07_smpwidth280_ktaiwidth240

3回戦も、前原プロが力強いアガリを連発。

南1局、南八万とポンしている親の寿人プロに、

四万五万七万三索四索四索五索五索六索二筒三筒四筒七筒七筒 ドラ七万

ここでドラ切りリーチでかぶせます。寿人プロも、

一万一万一万五筒五筒発発 ポン八万八万八万 ポン南南南

このテンパイを入れ、この時点で三万六万は1枚、五筒発はなんと4枚残り。

しかし前原プロがツモ切った一万を大明カンすると・・・

次の前原プロのツモが、三万。裏ドラが2枚のって跳満のアガリとなりました。

ダンププロも、南場の親番で満貫を2回出アガりし食い下がりますが、前原プロがまた大トップ。
3回戦終了時にはかなりポイントが離れてしまい、追う3人は、とにかく4回戦で前原プロをラスにしての大トップが必要となりました。

しかし、4回戦、先程までの力強さが嘘のように丁寧で繊細な麻雀を打つ前原プロは、原点をキープし、連も外しません。

最終5回戦は、3者ともに親でダブル役満を狙うしかない、という程の厳しい状況に・・・。
全員が大物手を狙いますが、成就せず、前原プロの圧勝という形で幕引きとなりました。

i_m_f_2012_06_smpwidth280_ktaiwidth240

「圧勝」というのは、ポイント差のことだけではありません。
手牌も壁牌も、すべて見えているのではないか?と思えるほどの的確な状況判断、対応、勝負所とみた局での潔い押し。
実際に対峙しているわけではないのに、画面上でもその存在感はやはり圧倒的なものでした。

いくつかの牌姿と、私の拙い日本語ではそのすごさをうまく伝えることができずもどかしいのですが、
見ていて勉強になる部分、感動する箇所がきっとあると思うので、すべての牌譜をご覧になってください!

インターネット麻雀の競技人口は、今、驚くほどの勢いで増え、その増加は今後もしばらく衰えることはないでしょう。
インターネット麻雀のタイトル戦、というのは画期的で時代にあった試みだと思います。

その第1回目の大会である「インターネット麻雀日本選手権2012」では、主催の日本プロ麻雀連盟からの呼びかけに応じてくださった、
雀龍門」「TAISEN」「ハンゲーム 麻雀4 」「桃色大戦ぱいろん」と、「ロン2」という5つのサイト上で予選が行われました。

今後は、より大きな大会になっていくと思うので、今回参加されなかった皆様も、第2回大会にはぜひ参加してみてください。

特集企画/インターネット麻雀日本選手権2012レポート

史上初のインターネット麻雀の頂点を決める戦い「インターネット麻雀日本選手権2012」
この予選が今年3月から始まり、
雀龍門」=10名
TAISEN」=2名
桃色大戦ぱいろん」=6名
ハンゲーム麻雀4」=8名
ロン2」=6名
以上の各サイトから32名が勝ち上がりました。
大会詳細はこちら
そして長い本戦に入り、ベスト16、8、準決勝と戦い、遂に決勝の舞台を迎えました。
決勝戦はニコニコ動画で生中継され、もちろん対戦はネットでの対戦となりました。
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左から 前原 雄大、佐々木 寿人、いちのせ@、ダンプ大橋
サイトは連盟公式の「ロン2」を使い、対局会場は4人がそれぞれパーテーションで仕切られたテーブル上で、
パソコンを操作するという状況のもとで行われました。

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前原雄大 ダンプ大橋
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いちのせ@ 佐々木寿人

決勝メンバーは、日本プロ麻雀連盟より、前原雄大、佐々木寿人、ダンプ大橋の3名と、
ハンゲーム「麻雀4」の予選を勝ち上がってきたユーザーのいちのせ@さん。
「チームがらくた」のメンバーである前原・佐々木両プロがいることと、
トーナメントの牌譜を見る限り、ユーザーのいちのせ@さんが鳴きを多用するタイプの打ち手である、という情報があったことから、
早い展開の試合になるのではないか、と予想されていましたが・・・。
1回戦が終わるころには、まず解説陣のいちのせ@さんに対する評価がかなり変わります。
門前重視で軽い仕掛けはせず、勝負手はリーチ。手役も意識しており、他家の仕掛けやリーチに対する対応も丁寧。これで本当に18歳なのか!と。
そして、東場だけで流局が5回、さらにアガリがすべて門前という、予想に反してかなり重い展開でスタートしたのです。
東2局1本場、プロ2人の先制リーチを受けた親のいちのせ@さんが、ドラドラ七対子の八索単騎をヤミテンにしているところから、
一筒に待ちを替えて追いかけリーチ、寿人プロから12,000は12,300点を出アガリ。
東3局5本場、見ていて思わず声が出てしまうほど、前原プロらしいこのリーチ。
一万三万七万八万九万二索三索四索七索七索一筒二筒三筒 リーチ ドラ南
このリーチに、親の寿人プロが一発でつかまります。
寿人プロはこのときピンフ三色のイーシャンテンだったので仕方のない放銃なのですが、
このリーチで二万をとらえられていないと、かなり違う展開になっていたのではないでしょうか。
そういう意味での、この「がらくたリーチ」の精度の高さは本当にすごい!の一言に尽きます。
そして迎えた東4局の親番。
前原プロの連荘が始まるか・・・と思われましたが、ダンププロのホンイツと寿人プロの本手リーチにはさまれ、
当たり牌でもあるドラの八索をつかんでまわり、親流れ。
しかし次局、親のダンププロの先制リーチに、
四万四万四索五索六索八索八索八索二筒三筒四筒四筒五筒 ドラ西
この形で追いつき、リーチ一発ツモ。
2,000・3,900のアガリでトップ目に立ちます。
続く南2局、親のいちのせ@さんも負けじと、
四索五索六索七索八索九索三筒四筒五筒七筒九筒南南 ドラ西
これで即リーチ。ツモった八筒が裏ドラになり2,000オールで再びトップ目に。
南3局もリーチしてツモアガリさらに持ち点を増やします。
オーラス、寿人プロに大物手が入ります。
一筒二筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒五筒六筒六筒八筒九筒九筒
一筒が3枚、四筒が2枚切れているため八筒単騎を選択し、リーチ。
しかしこの八筒は1枚も残っていませんでした・・・。
2人テンパイで流局した1本場は、
四万五万六万四索五索六索七索八索九索三筒四筒七筒七筒 ドラ三筒
いひのせ@さんが、このヤミテンをしっかり前原プロから討ち取り50,000点オーバーのトップで終了。
長い長い予選を勝ち上がってきたネット雀士のレベルの高さを、同卓のプロ3人も感じていただろうと思います。
2回戦は、1回戦とは対照的に序盤から手がぶつかり合う乱打戦となりました。
東1局、まずは起親のダンププロが、
四索五索四筒五筒六筒七筒七筒七筒九筒九筒九筒東東東 リーチ ドラ西
三索を一発でツモり4,000オール。
1本場、再びダンププロにチャンス手が入ります。7巡目、
一万二万三万九万九万一索一索三索一筒二筒三筒七筒八筒 ドラ一万
ここに二索が入って三色ができあがり、ピンフもついてヤミテンでも九筒をツモれば倍満という、高く美しい牌姿となりました。
しかし1巡後、
三万三万五万六万三索四索五索七索七索七索三筒四筒五筒
寿人プロのこのリーチに、四万を一発でつかんで5,200点の放銃。高めの九筒は山に3枚眠っていました…。
東3局からはしばらく、前原プロの独壇場。
7,700
2,000・3,900
2,000・4,000
7,700
とリーチをかけてアガリ続け、持ち点を60,000点近くまで積み上げます。
そして南3局、さらなる加点を目指す南家の前原プロに6巡目テンパイが入ります。
一万一万五万六万七万八万八万八万一索一索五筒五筒五筒西 ドラ西
前巡、西家のダンププロが客風牌の北を1鳴きしており、ドラの西は切りづらいのですが、当然のようにリーチ。
そのときダンププロは、
一筒一筒二筒三筒四筒四筒六筒七筒西西 ポン北北北
この形で、当然のポンテンをかけます。
2巡後に八筒をツモって3,000・6,000。
オーラス。
九万九万二索三索四索二筒三筒四筒六筒六筒七筒七筒八筒 ドラ六筒
親番の前原プロがこの形でリーチを打たないのは意外だったのですが、対局後に聞いたところ、
やはり前局に西を鳴かれ跳満をツモられたのをふまえてのヤミテンだったとのこと。
1本場も、ダンププロのホンイツリーチと、いちのせ@さんのホンイツリーチにねばらずおりたのも、その流れがあったからなのでしょう。
i_m_f_2012_07_smpwidth280_ktaiwidth240
3回戦も、前原プロが力強いアガリを連発。
南1局、南八万とポンしている親の寿人プロに、
四万五万七万三索四索四索五索五索六索二筒三筒四筒七筒七筒 ドラ七万
ここでドラ切りリーチでかぶせます。寿人プロも、
一万一万一万五筒五筒発発 ポン八万八万八万 ポン南南南
このテンパイを入れ、この時点で三万六万は1枚、五筒発はなんと4枚残り。
しかし前原プロがツモ切った一万を大明カンすると・・・
次の前原プロのツモが、三万。裏ドラが2枚のって跳満のアガリとなりました。
ダンププロも、南場の親番で満貫を2回出アガりし食い下がりますが、前原プロがまた大トップ。
3回戦終了時にはかなりポイントが離れてしまい、追う3人は、とにかく4回戦で前原プロをラスにしての大トップが必要となりました。
しかし、4回戦、先程までの力強さが嘘のように丁寧で繊細な麻雀を打つ前原プロは、原点をキープし、連も外しません。
最終5回戦は、3者ともに親でダブル役満を狙うしかない、という程の厳しい状況に・・・。
全員が大物手を狙いますが、成就せず、前原プロの圧勝という形で幕引きとなりました。
i_m_f_2012_06_smpwidth280_ktaiwidth240
「圧勝」というのは、ポイント差のことだけではありません。
手牌も壁牌も、すべて見えているのではないか?と思えるほどの的確な状況判断、対応、勝負所とみた局での潔い押し。
実際に対峙しているわけではないのに、画面上でもその存在感はやはり圧倒的なものでした。
いくつかの牌姿と、私の拙い日本語ではそのすごさをうまく伝えることができずもどかしいのですが、
見ていて勉強になる部分、感動する箇所がきっとあると思うので、すべての牌譜をご覧になってください!
インターネット麻雀の競技人口は、今、驚くほどの勢いで増え、その増加は今後もしばらく衰えることはないでしょう。
インターネット麻雀のタイトル戦、というのは画期的で時代にあった試みだと思います。
その第1回目の大会である「インターネット麻雀日本選手権2012」では、主催の日本プロ麻雀連盟からの呼びかけに応じてくださった、
雀龍門」「TAISEN」「ハンゲーム 麻雀4 」「桃色大戦ぱいろん」と、「ロン2」という5つのサイト上で予選が行われました。
今後は、より大きな大会になっていくと思うので、今回参加されなかった皆様も、第2回大会にはぜひ参加してみてください。

インターネット麻雀日本選手権2012 優勝は前原 雄大!!

優勝:前原 雄大

準優勝:いちのせ@(ハンゲーム・麻雀4ユーザー) 第3位:ダンプ 大橋 第4位:佐々木 寿人

番組詳細ページはこちら 公式オンライン麻雀『ロン2』の牌譜ライブラリから閲覧出来ます
⇒詳細はこちら 優勝者予想は こちら 決勝レポートはこちら

連盟インフォメーション/インターネット麻雀日本選手権2012 優勝は前原 雄大!!

優勝:前原 雄大

準優勝:いちのせ@(ハンゲーム・麻雀4ユーザー) 第3位:ダンプ 大橋 第4位:佐々木 寿人

番組詳細ページはこちら 公式オンライン麻雀『ロン2』の牌譜ライブラリから閲覧出来ます
⇒詳細はこちら 優勝者予想は こちら 決勝レポートはこちら

メディア情報/MONDOTV 第10回女流モンド杯 7月17日放送開始

日本プロ麻雀連盟から
二階堂亜樹、二階堂瑠美、和泉由希子、宮内こずえ、清水香織、
黒沢咲、和久津晶、魚谷侑未が出演!!

番組HPはこちら   「MONDOTV」HPはこちら

牌譜データサービスにて大好評販売中!

MONDOTV 第10回女流モンド杯 7月17日放送開始

日本プロ麻雀連盟から
二階堂亜樹、二階堂瑠美、和泉由希子、宮内こずえ、清水香織、
黒沢咲、和久津晶、魚谷侑未が出演!!

番組HPはこちら   「MONDOTV」HPはこちら

牌譜データサービスにて大好評販売中!