何を切る?

何を切る?fromロン2 2018年7月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答を、グラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東4局1本場北家

 

プロ

九索切り・・・19人
四索切り・・・13人
六万切り・・・1人
二索切り・・・1人

 

ロン2ユーザー

九索切り・・・44.4%
二索切り・・・28.3%
四索切り・・・12.1%
六万切り・・・11.1%
八万切り・・・3%
七索切り・・・1%

 

 

プロ解答(50音順)

 

九索切り

 

明石定家
「雀頭はどこでもできそう。理想はタンピン三色ドラドラ。」

伊藤優孝
「柔軟に構える。」

魚谷侑未
「このままの1シャンテンだと567にもなりにくそうに見える。最低メンタンピンかドラを使いたいので。」

黒沢咲
「雀頭は後から作るとして、タンヤオを確定させて満貫手を狙う。」

ケネス徳田
「ドラ受けを残しつつタンピンへ。」

近藤久春
「大きく構える。」

猿川真寿
「タンヤオ変化になる牌も多いので高打点を目指す。」

沢崎誠
「まだ2メンツ!メンタンピンツモ三色ドラドラなどの高打点を気長に見たい。」

柴田吉和
「ゆったりと。」

中村毅
「567と678を狙いつつタンピン形にもっていく。ドラ重なり等の打点アップも見て。」

浜上文吾
「雀頭なしの状態になるが、仕掛けも考えてタンヤオと567・678の三色狙い。チーテンになった場合のみ三索はチーします。基本はメンゼンで高打点を狙いたい。」

林俊宏
二索四索を切る時もあると思いますが、まずはタンヤオを目指して1翻・2翻と打点を上げていきたい。」

HIRO柴田
「タンヤオに決めてツモを見る。」

藤岡良一
「ここは雀頭を九索にもとめない。雀頭保留でゆったり構える感じで。トップに走られているが、まだ東場だし勝負の行方はわからない。」

藤原隆弘
「567三色の1シャンテンではあるが、七万五筒限定でドラが余る形。ここはいったん2シャンテンに戻してみたい。二索が重なるのがベストだが、三索引きや四索七索が重なってのタンピンなど変化に幅がある。」

古橋崇志
「ピンフのみになってしまう可能性のある1シャンテンには受けない。最低でもメンタンピン、最高形はメンタンピン三色ドラドラ狙いで九索のトイツ落としとする。」

増田隆一
「タンヤオに向かう。」

美波智子
「タンヤオ、三色を目指します。」

和久津晶
「せめてタンヤオ。」

 

 

四索切り

 

荒正義
「速度優先でトップより2着確保。満貫か跳満のツモで上を見る。」

石川遼
「最高のドラツモは逃さないバランスの良い一打。」

和泉由希子
「カンチャン嫌いなので。」

内田美乃里
二索が重なるのが理想だが、567も678も見えるので、テンパイしたら打二索とします。」

上村慎太郎
「567、678を見つつ。」

紺野真太郎
「567になればリーチで良し。ならずはヤミテン。二索が重なればさらに良し。」

佐々木寿人
「手なりで。」

菅原千瑛
「ドラ二索の重なりを残しつつ、567の三色を見て打四索。」

西川淳
九索を切ってブクブクに!と思ったけど、すでに四筒六筒を切っているここは打点よりスピードということで、四索切りからヤミテンに構えます。」

仁平宣明
「三色の1シャンテンに構えて三色目を引いたらリーチ。先に二索が重なるようなら、高目満貫の仕掛けも考える。」

藤島健二郎
「ピンフ形を尊重。567の目が残る。」

森下剛任
「三色も狙うが、好形を残したい。」

安村浩司
「好形を残す。打点アップはドラの重なりと八索引きを残す。」

 

 

六万切り

 

二階堂亜樹
「ラス目と点差が近いので、ドラを使い切る。567三色か五万八万重なりのタンヤオなど役有りを目指して。ドラが重なればマンズ分カバーできそうなのと、親の現物がないので、八索をツモ切りしている親の安全牌候補に九索を取っておきたい。」

 

 

二索切り

 

中山奈々美
「ドラではあるが、567を狙いつつ四索七索引きでタンヤオ移行も見えるので二索を切る。」