特集企画/天空麻雀18 女性大会決勝レポート 菅原 千瑛
2016年12月09日
”天空麻雀”
皆様も少なからず1度は耳にした事があるであろう。私自身、プロになる以前から視聴者として幾度となく観てきた大会である。
プロになりたての頃、出場のチャンスを懸けた”天空への道”なる番組が日本プロ麻雀連盟チャンネルの生放送にて行われた。
ここで予選、準決勝と勝ち上がるも、決勝で敗れてしまい、念願の天空麻雀出場が叶う事はなかった。
あれから数年。今大会で18回目の天空麻雀。光栄にも天空麻雀出場のオファーを受けた。憧れの天空麻雀である。嬉しくてそのメールを未だに保存してあるのはここだけの話。

予選A卓。そこにはこれまでにない程の緊張を身にまとった私がいた。
始まる前のほんの少し解けた空気とは一変し、薄氷の上を歩くようなピンと張り詰めた空気の中、自分を奮い立たせながら歩く事を止めずに戦うも、予選敗退。憧れの天空麻雀での対局もここまでとなる。
予選A卓に続いて予選B卓が終わり、二階堂亜樹、高宮まり、二階堂瑠美、宮内こずえが決勝卓に駒を進めた。
なんと4人共、天空麻雀優勝経験者である。誰が勝ってもおかしくない決勝戦。

並びは東家から亜樹、高宮、瑠美、宮内。
東1局、ドラは
。宮内がこの手牌で先制リーチ。












リーチ
これを受けて、無筋も押している瑠美がドラの
を暗刻にしての追っかけリーチ。












リーチ
親番の亜樹も受けつつ七対子のテンパイを入れる。しかし
かドラの
を打てば、である。亜樹の選択はオリ。
結果は宮内が高めの
をツモ、裏も乗って2,000・4,000のツモアガリ。
東2局、東1局にアガった宮内の配牌が良い。そして10巡目にこの1シャンテン。












ドラ
しかし先制リーチを打ったのは親番の高宮。












リーチ
すぐに追いついたドラドラの瑠美が高宮の現物の
を切って追っかけリーチ。












リーチ
一発目に瑠美の入り目の
を持ってきた宮内は
で放銃となる。
これで瑠美がトップ目に立つ。
東3局、またしても先制リーチを打ったのは高宮。ドラの
を引き入れてこの手牌。












リーチ ドラ
を仕掛けてドラドラの1シャンテンの宮内が
を掴み、裏も乗って8,000の放銃となる。
これによりトップ目の瑠美と高宮が1,000点差まで迫る。
…と、私が書けるのはどうやらここまでのようだ。
誰が優勝するのか、オーラスまで目が離せない、拮抗した戦い。
是非皆様ご自身の目で、最後まで見届けて頂きたい。
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天空麻雀18女性大会決勝
再放送予定
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カテゴリ:対局番組レポート












