麻雀日本シリーズ2019 第2節レポート 白鳥 翔
2019年07月19日
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第2節を終えて1節目で休みだった選手も出場し全員が出揃った。
その中で抜け出したのは近藤だった。
自身の1回戦目をアガリ倒し、52.3Pの特大トップ。点数でいうと67,300点のトップだ。
2戦目も大きめの2着でトータル首位に躍り出た。
ここまで麻雀日本シリーズではあまり成績が芳しくなかった近藤。今期こそはの思いもあるだろう。
2位には沢崎、3位には内川がつけている。
この2選手は既に打数が4回。予選は各自6回で16名中4名が敗退。沢崎は67.0P、内川は35.4Pとなっているのでこの2選手は一次予選は通過とみて間違いないだろう。
しかし、目標はあくまで決勝に残り優勝すること。ここでポイントを叩ければ、二次予選、プレーオフと有利に戦えることは間違いない。
選手それぞれプランがあると思うので、そこにも注目していきたい。
現状ボーダーは金の▲21.3P。現在最下位の小林ですら▲44.3Pで打数が2回となっている為まだまだどうなるか分からない。
2節目までの戦い方は他の選手もしっかりチェックして3節目を戦うことになるだろうから、その印象を裏切る選手が現れるのか、そういったところにも注目して観ていきたい。
視聴者にとってとても参考になるのはプレーヤー解説があるところである。出場している選手達の心情やどのように麻雀を考えているかを聞ける。
ぜひ観ていただきたい。
後、注目すべきはこのWRCルールだ。順位点が大きいとは言えず、トップ賞と言われるオカもない。
Mリーグルールの様に赤もないので、打点力もそれなりに必要だ。選手達の着順取りの意識と打点を作りにいく上での手の組み方。ここが一番個性が出る部分だと思うのでそこに注目して観ていくと面白いかもしれない。
【システム】
■16人で一次予選全24回戦(各自6回戦)を行い下位4名が敗退
■12人でポイントを持ち越し二次予選全6回戦(各自2回戦)を行い下位4名が敗退
■8人でポイントを持ち越しプレーオフ全4回戦(各自2回戦)を行い上位4名が決勝進出
■ポイントをリセットし決勝4回戦
【ルール】
30,000点持ち30,000点返し
順位点5,000-15,000
一発・裏ドラあり
その他WRCルールに準ずる
一次予選
| 順位 | 名前 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 5回戦 | 6回戦 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |
近藤誠一
|
52.3 | 18.6 | 70.9 | ||||
| 2 |
沢崎誠
|
41.4 | 10.1 | 27.1 | ▲ 11.6 | 67.0 | ||
| 3 |
内川幸太郎
|
▲ 17.8 | 25.4 | ▲ 0.4 | 28.2 | 35.4 | ||
| 4 |
多井隆晴
|
33.1 | ▲ 7.6 | 25.5 | ||||
| 5 |
ダンプ大橋
|
14.0 | 14.0 | |||||
| 6 |
佐々木寿人
|
25.2 | ▲ 22.1 | 6.4 | 9.5 | |||
| 7 |
魚谷侑未
|
▲ 13.6 | ▲ 11.6 | 30.2 | 5.0 | |||
| 8 |
武則輝海
|
▲ 12.9 | ▲ 12.9 | |||||
| 9 |
中嶋和正
|
▲ 2.1 | 27.5 | ▲ 1.6 | ▲ 40.3 | ▲ 16.5 | ||
| 10 |
藤田晋
|
▲ 26.4 | ▲ 6.0 | 13.2 | ▲ 19.2 | |||
| 11 |
前原雄大
|
16.7 | ▲ 37.2 | ▲ 20.5 | ||||
| 12 |
金太賢
|
▲ 4.4 | 15.2 | ▲ 32.1 | ▲ 21.3 | |||
| 13 |
吉田直
|
5.1 | ▲ 29.1 | ▲ 24.0 | ||||
| 14 |
谷井茂文
|
12.6 | ▲ 40.6 | ▲ 28.0 | ||||
| 15 |
萩原聖人
|
▲ 25.2 | ▲ 18.4 | ▲ 43.6 | ||||
| 16 |
小林剛
|
▲ 34.0 | ▲ 10.3 | ▲ 44.3 |
カテゴリ:麻雀日本シリーズ,麻雀日本シリーズ レポート


近藤誠一
沢崎誠
内川幸太郎
多井隆晴
ダンプ大橋
佐々木寿人
魚谷侑未
武則輝海
中嶋和正
藤田晋
前原雄大
金太賢
吉田直
谷井茂文
萩原聖人
小林剛











