第13期麻雀グランプリMAXベスト16A卓レポート
2023年03月16日
ベスト16A卓に出場した選手は、昨年度の麻雀グランプリMAXの覇者で、

ここからの登場になる二階堂瑠美。

二次予選A卓1位の皆川直毅。

二次予選D卓2位の内川幸太郎。

二次予選E卓1位の荒正義、以上の4名。
荒の連勝で始まった試合は徐々に3者が追いつく展開で、4者接戦で最終戦に突入。

東1局、親番の荒が苦しい形から仕掛けると

タンヤオ・ドラ3の11,600を内川から出アガリ、荒が再びリード。
痛恨の放銃になった内川は苦しい展開が続き

南1局にアガれば起死回生となる国士無双のテンパイが入りましたが、山に2枚残っていた
は内川のもとには届かずに流局。
皆川・荒がリードして状態での最終戦南3局7本場。

長引く試合を終わらせるべく、荒と2人で局を消化しようと切った皆川の
を荒が期待通りにキャッチしてオーラスへと入りました。
逃げる2人に協力プレイをされては、親番継続が難しくなりそうな3番手の親番瑠美でしたが

荒・皆川に動ける手がこず。
中終盤まで猶予をもらえた瑠美が、ヤミテンでも11,600点という大物手をテンパイ。

リードしている2人から出れば二番手に浮上する状況でしたが、最高の結果を目指してリーチへと踏み切り

この決断が大正解。
リーチ・ツモ・ピンフ・イーペーコー・ドラ2の6,000オールのアガリ。
瑠美+17.8P
荒+15.8P
皆川+15.1P
この一撃でトータル1位まで浮上しました。
瑠美は微差ながら大きく意味のあるリードを持って最終局となる1本場へ。

昨日の友は今日の敵か、残る1つの席をめぐる荒と皆川は全面勝負。

ここで瑠美はオリ。
ほぼ同じ高さにいながらも安全な高みの見物と洒落込み

荒がツモアガって決着。

1位通過が荒正義

2位通過が二階堂瑠美に決まりました。

<最終結果>
荒+17.6P 瑠美+17.0P 皆川+14.6P 内川▲49.2P
(文:越野智紀)
カテゴリ:グランプリ レポート


















