第40期 Ａ１リーグ 第11節Ａ卓レポート
2023年10月19日
【第40期 鳳凰戦Ａ１リーグ第11節Ａ卓 古川孝次が卓内トップで４位浮上】
本日の対局者
沢崎誠
古川孝次
杉浦勘介
吉田直
解説 森山茂和
実況 古橋崇志
１回戦南３局。杉浦がドラの
暗刻のタンヤオ。リーチを打っていた古川から8,300(＋2,000)のアガリ。
オーラスの親番では
と
をポンしてドラの
単騎。沢崎から出て18,000。
１本場では沢崎から先制リーチを受けるも、杉浦(親)も追いつきドラを放って追っかけリーチと強気の選択。
しかしこの
は沢崎の高めの牌となり、12,300のアガリ。沢崎は３着に浮上して１回戦が終了。
２回戦は古川が果敢に仕掛けて荒れ場を均して行く。
満貫級のアガリが一度も出ないままオーラスを迎え、古川が1,000は1,600のアガリ。小場を制して実に古川らしいトップを取る。
３回戦東４局。
古川は
と
のシャンポンにも取れたが、３メンチャンに受けて、高め一通のツモ。2,000・3,900のアガリ。
親番ではピンフドラ２をヤミテンに構え、沢崎から5,800。
１本場にはをポンしてドラ３枚使いの11,600は11,900を杉浦から。
自分で小場にしておきながら、今度は自分で荒れ場にして行く。
南２局には沢崎が待ち選択。
ここは
とドラ
のシャンポンリーチに踏み切る。
杉浦のテンパイ打牌で12,000をアガリ
１本場では一通確定のペン
リーチで吉田から12,300。
古川トップ、沢崎２着で３回戦が終了。
４回戦東１局２本場。吉田が
を加カンして、3,200・6,200の大物手をアガる。
東２局には杉浦が
を暗カンしてリーチ。60符なので安めツモでも3,900オールは4,000オール(＋1,000)と大きな加点に。
南１局には古川(親)がドラペンリーチをツモってトップ争いに加わると
マンズを
で仕掛けて杉浦から2,000。
ラス前にはタンヤオで300・500とアガリ３連勝を決めた。
杉浦と吉田も浮き、沢崎が１人沈みとなってしまった。
古川が＋34.4Pでトータル４位に浮上。ポイント的にはまだ足りなそうだが、決定戦も狙える位置まで来た。
杉浦は３節連続のプラスでトータル６位まで来た。まずはマイナスをしっかり完済してから上を目指したい。
吉田は３戦プラス出来たものの、３回戦のラスが残ってしまい▲14.8Pとなった。
沢崎は▲41.0Pの沈みでマイナス域に。マムシの沢崎がどのような作戦を練って再び決定戦争いを目指すのか楽しみである。
次回Ａ１リーグ第11節Ｂ卓は
2023/09/27(水) 16:00
和久津晶
藤島健二郎
一井慎也
藤崎智
解説 HIRO柴田
実況 日吉辰哉
(文・吾妻さおり)
カテゴリ：プロリーグ(鳳凰戦)レポート
