日本プロ麻雀連盟第40期 Ｂ１リーグ Select 後期最終節レポート - 日本プロ麻雀連盟

【第40期 鳳凰戦Ｂ１リーグ後期第５節 福島佑一・石立岳大・客野直がＡ２リーグに昇級】

 

 

本日のSelect卓 対局者

２位 福光聖雄 ＋113.9
３位 滝沢和典 ＋73.2
９位 客野直 ▲13.9
13位 蛯原朗 ▲59.0

 

 

解説 藤崎智
実況 羽田龍生

１回戦東２局。蛯原がと(ドラ)のシャンポンリーチを打ち、客野から8,000のアガリ。
そのまま蛯原がトップを取る。

 

 

２回戦は客野のタンピン三色からスタート。

 

 

痛い放銃となった滝沢だが、東３局に七対子リーチを海底でツモ。浮きの２着まで復活した。

 

 

３回戦、完全に場を掌握したのは客野。
2,000・3,900
2,600オール
2,600オールは2,700オール
と３度のツモアガリで加点し、オーラスにもダメ押しの満貫ツモ。

９位スタートの客野が３回戦大きな１人浮きトップで昇級争いに絡んで来た。

 

 

最終４回戦は公平を期すため全卓同時スタート。

福光・滝沢・客野は卓内トータル１位なら総合３位には残れそうなポイント状況。
卓内２位は昇級の可能性あり。
この卓から３人昇級は難しいので卓内３位は残留がほぼ確定。
蛯原は大きなトップで残留を狙いたい。

全卓最終戦開始前成績表

 

 

最終戦の開局も客野が高め三色のアガリを決め、この瞬間滝沢をかわす。

 

 

東３局には福光が一旦浮きに回る3,900のアガリ。卓内１位を維持して南入したまでは良かったが

 

 

南１局は残留を目指す蛯原が安めながらも海底ツモ。跳満のアガリを決める。

 

 

南３局には滝沢がタンヤオドラ３を福光からロン。この瞬間滝沢が卓内１位になりオーラスへ。

 

 

オーラスは福光が先制リーチを打つが、客野が終盤に追っかけリーチ。

 

 

8,000(+1,000)のアガリで３連勝を決めた客野が滝沢を捲り卓内１位、総合３位まで浮上しＡ２昇級を決めた。

 

 

別卓からは４節終了時に＋232.4で首位に居た福島が、ポイントを大きく減らしたもののそのまま昇級。

福島と同卓だった４位スタートの石立がポイントを伸ばし、２位昇級を決めた。

 

 

福島・石立・客野の３名は第41期鳳凰戦からＡ２リーグに参戦する。

 

 

(文・吾妻さおり)