帝王戦 レポート

第四期小島武夫杯帝王戦 本戦レポート

今年もまた熱いタイトル戦の季節がやってきた!
麻雀を愛し、麻雀を愛する人々を愛した「ミスター麻雀」小島武夫プロの名を冠したタイトル、「小島武夫杯帝王戦」の本戦が2025年6月27日(土)に開催されました。
会場は東京・巣鴨連盟本部道場。全国から勝ち上がった強豪プロ・アマチュア選手が翌日の放送対局を目指してしのぎを削りました。

前回第3期優勝は紺野真太郎。(文中プロ雀士は敬称略)
高打点のアガリが飛び交う中、見事新人王以来のタイトルを射止めました。

 

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小島武夫杯帝王戦の対局は全て日本プロ麻雀連盟公式ルールで行われます。
本戦は60分+1局の時間制限あり。64名→16名となる厳しい戦いですが、ここを勝つと翌日は放送対局! 参加者の方々の熱気で会場内の温度も上がる気がします。

 

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ベスト64(本戦)、エントリー選手は以下の通り。
全国からの参加でしたが遅刻や欠席者はなく定時に対局がスタートとなりました。

 

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※表中全選手敬称略、プロ選手の右側の支部本部の記載は所属ではなく代表に選ばれた地区になります。

会場には各地方からの勝ち上がりに加え、連盟タイトルホルダーが勢ぞろい。

 

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現行タイトルホルダーの他、地方タイトル保持者や成績上位者など、さまざまな選手が会場に集いました。
本戦は64名で1戦ごとに対局者を替え4回戦を戦い、終了時下位24名が敗退。
40名でポイント持越しの上5回戦目を行い、トータルポイント上位16名が翌6月29日に行われるベスト16へ進出となります。なお、以降の対局は全て放送となります。
4回戦を終え、上位40名の選手が最終5回戦進出。

 

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そこからさらに40名→16名の狭き門の戦いを終え、ベスト16勝ち上がり選手は以下の通りとなりました。(選手名の横は最終ポイント)

1位 むさしさん 104.9
2位 沢田和夫さん 81.0
3位 桑田憲汰 70.6
4位 紺野真太郎 67.7
5位 山屋洋平 62.4
6位 西田大志さん 56.2
7位 渡部文也さん 55.2
8位 ダンプ大橋 51.8
9位 藤本鉄也 51.4
10位 白鳥翔     43.1
11位 なりさん 43.1
12位 藤崎智     41.6
13位 内川幸太郎 41.1
14位 高橋侑希 39.0
15位 三浦智博 37.7
16位 佐々木寿人 36.6

64名中41名がプロ雀士、タイトルホルダーやAリーガーも多く参戦する中、トップ通過、2位通過を決めたむさしさん、沢田和夫さん、そして6位通過7位通過の西田大志さん、渡部文也さん。11位で通過したなりさんは昨年度から連続してのベスト16進出と、アマチュア選手の活躍が目立った第4期本戦となりました。
ここまでの3期はプロ雀士が帝王戴冠となりましたが、その牙城を崩すことができるか!?
「第4期小島武夫杯帝王戦」ベスト16~決勝戦の模様は日本プロ麻雀連盟チャンネルのタイムシフトでぜひご覧ください。

日本プロ麻雀連盟チャンネルへのリンクはこちら 

(文:楠原遊)