第5期 四国プロリーグ海皇位戦 第5節レポート
2026年08月28日
良い結果を期待して、このレポートの冒頭部分を空けておいた。
「2026 オールシリウス杯争奪 麻雀プロ団体対抗TEAM BATTLE」に出場している連盟四国支部チームが、8月25日に行われた予選最終節で〝決勝戦ラスト1枠〟に滑り込んだ。
予選の成績は▲70.2P(総合4位)。決勝はポイントを50%持ち越すため、首位とは約240Pのビハインドがあるが、初年度に予選で大敗した我々にとっては、とても重要な1つの通過点だった。
今回の出場者は、宮内こずえ支部長を筆頭に、過去4期の通算ポイント順に選抜した。
平石洋輔
渡邊亮
松本京也
長尾浩平(副支部長)
福島清子(副支部長)
和田健一
櫛橋孝平
そして、『龍龍』で開催された「プロ連盟地方本部支部No.1決定戦」で四国支部1位となった新人・畑谷翔大をメンバーに加えた。
一部の対局が『雀サクッTV』で配信されるため、地方プロやルーキーにとっては、闘牌が映像として残る貴重なチャンスである。
今後の選抜方法については未定だが、こういった舞台を経験したい人は、リーグ戦の通算成績、タイトル戦の勝ち上がり実績や出場回数、『龍龍』での成績など、1つ1つの対局を大事にしてもらいたい。
さて、今節はAリーグ前半戦ラスト、前期Bリーグ最終節という注目の1節。今期初めて、四国プロリーグ参加者全員が、坂本龍馬ら幕末の偉人を多数輩出した〝維新志士の街〟高知に集結したーー。
Aリーグ
| 順位 | 名前 | 合計 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 渡邊亮 | 191.4 | 77.8 | ▲7.8 | 48.6 | 51.1 | 21.7 | |||||
| 2 | 大伴翔太 | 125.4 | ▲14.1 | 30.3 | 32.9 | 29.8 | 46.5 | |||||
| 3 | 濱田将司 | 93.2 | 51.4 | 62.6 | ▲11.3 | ▲9.5 | ||||||
| 4 | 宮内こずえ | 53.7 | 57.1 | ▲30.4 | ▲20.3 | 47.3 | ||||||
| 5 | 久保隆徳 | 13.9 | 63.5 | 3.2 | ▲35.2 | ▲27.6 | 10.0 | |||||
| 6 | 宗雪靖弘 | 13.2 | 33.9 | 16.0 | 3.0 | ▲24.2 | ▲15.5 | |||||
| 7 | 根越英斗 | 4.4 | ▲55.5 | 33.9 | ▲94.7 | 36.5 | 84.2 | |||||
| 8 | 櫛橋孝平 | ▲1.2 | ▲63.2 | ▲25.7 | 87.7 | |||||||
| 9 | 松本京也 | ▲4.4 | 1.1 | 20.3 | ▲30.4 | 4.6 | ||||||
| 10 | 長尾浩平 | ▲9.5 | 19.5 | 14.2 | ▲3.8 | ▲39.4 | ||||||
| 11 | 西村和貴 | ▲34.3 | 34.8 | ▲22.5 | 17.4 | ▲37.0 | ▲27.0 | |||||
| 12 | 中岡博一 | ▲39.9 | 11.0 | ▲15.6 | 10.0 | ▲45.3 | ||||||
| 13 | 福島清子 | ▲52.3 | ▲9.2 | ▲51.7 | 32.8 | ▲7.1 | ▲17.1 | |||||
| 14 | 鵜野健一 | ▲56.5 | ▲49.3 | 0.7 | 12.3 | 25.0 | ▲45.2 | |||||
| 15 | 平石洋輔 | ▲72.8 | ▲78.1 | 57.5 | ▲19.8 | 20.3 | ▲52.7 | |||||
| 16 | 和田健一 | ▲116.0 | 26.3 | ▲72.4 | ▲46.2 | ▲23.7 | ||||||
| 17 | 長山朔弥 | ▲134.4 | ▲71.9 | ▲38.5 | ▲2.0 | ▲22.0 |
〈Aリーグ〉
【高知1卓】
宗雪靖弘×西村和貴×鵜野健一×櫛橋孝平
全選手のなかで最も試合数が少ないものの、ここまで下位に甘んじてきた櫛橋が3勝を挙げてプラマイゼロ付近に大ジャンプ。上位陣の背中を視界に捉えた。
宗雪・西村・鵜野はマイナスを分け合う形となった。
【高知2卓】
濱田将司×平石洋輔×根越英斗×長山朔弥
櫛橋と同じく、下位陣を置き去りにしたのが、〝関西からの刺客〟根越。第1〜5節の激しいポイント・順位の乱高下を見るだけで、同卓者に「食うか、食われるか」を覚悟させる麻雀であることが容易に窺える。
今期、高知在住プロが苦戦するなか、被害を最小限に留めた濱田は、第1期以来の決勝を狙う。
【高知3卓】
大伴翔太×長尾浩平×久保隆徳×福島清子
今期、堅実にポイントを積み重ねる大伴が卓内トップに。
久保は、経験値の高い長尾・福島の副支部長2人を相手に堂々の立ち回り。最終戦の一人浮きトップでプラス終了となり、5位と好位置をキープしている。
【高知4卓】
渡邊亮×宮内こずえ×中岡博一×和田健一
宮内支部長が2節ぶりのプラスで決勝進出圏内にランクイン。さらに上を望むファンの期待に応えられるか、後半戦で注目の的となることは間違いない。
首位・渡邊(セピア)は、最終戦の一人浮きトップで上々の結果に。
中岡は残留ラインに踏み止まったが、和田は3節連続のマイナスで不本意な位置に。
Bリーグ
| 順位 | 名前 | 合計 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 水都まりん | 161.2 | 50.3 | 83.5 | 35.4 | ▲15.0 | 7.0 |
| 2 | 高橋亮輔 | 98.9 | 26.1 | ▲55.8 | 41.3 | 97.0 | ▲9.7 |
| 3 | 川奥修二 | 86.2 | 39.5 | 51.1 | 32.5 | ▲58.3 | 21.4 |
| 4 | 川合克久 | 76.0 | ▲1.5 | 0.9 | ▲8.3 | 17.2 | 67.7 |
| 5 | 山宮雅之 | 56.9 | ▲33.8 | 99.9 | ▲15.1 | 22.2 | ▲16.3 |
| 6 | 村瀬寛哉 | 51.8 | 36.8 | 6.2 | 31.1 | ▲3.1 | ▲19.2 |
| 7 | 宮本義章 | 34.6 | 20.8 | ▲35.4 | 4.3 | 17.4 | 27.5 |
| 8 | 太田涼聖 | 31.4 | ▲26.5 | ▲82.1 | 70.6 | 39.7 | 29.7 |
| 9 | 渡邉博之 | 30.9 | ▲70.9 | 39.7 | ▲45.6 | 83.4 | 24.3 |
| 10 | 中原進二 | ▲1.4 | 27.0 | 32.0 | ▲51.6 | 70.6 | ▲79.4 |
| 11 | 永田泰志 | ▲13.2 | ▲6.7 | ▲0.7 | 15.7 | ▲78.1 | 56.6 |
| 12 | 小松翔一 | ▲42.1 | 8.0 | ▲19.8 | ▲10.0 | ▲52.0 | 31.7 |
| 13 | 畑谷翔大 | ▲54.0 | 9.4 | 5.0 | 15.0 | ▲22.5 | ▲60.9 |
| 14 | 堀部雄太 | ▲119.0 | 9.0 | ▲8.9 | ▲51.3 | ▲82.8 | 15.0 |
| 15 | 山田陽斗 | ▲166.6 | ▲30.3 | ▲37.4 | 6.5 | ▲36.4 | ▲69.0 |
| 16 | 楠木一朗 | ▲206.2 | ▲35.5 | ▲53.4 | ▲54.3 | ▲35.6 | ▲27.4 |
〈Bリーグ〉
【高知1卓】
水都まりん×山宮雅之×村瀬寛哉×宮本義章
1回戦こそ一人沈みのラスをくらった水都だが、しっかり持ち直してプラス終了。見事、首位で昇級を決めた。
「四国プロリーグがA・Bに分かれてから成長できている気がします」という水都。Aリーグでの活躍にもご注目を!
山宮・村瀬・宮本の最終順位は5〜7位となった。
【高知2卓】
高橋亮輔×川奥修二×中原進二×川合克久
2位の椅子を争う髙橋・川奥の勝負は最終4回戦へ。トップはこの日好調だった川合がものにしたが、2着で昇級を掴み取ったのは、髙橋。川奥は最終戦プラスなら昇級だっただけに、悔しい一戦となった。
試合前、「いつも通り焦らず闘います」とXに投稿していた髙橋は、有言実行といったところか。
昇級も見えていた中原は、4ラスで大きく後退した。
【高知3卓】
畑谷翔大×永田泰志×小松翔一×楠木一朗
『最強戦TEAM BATTLE』などで注目を集める永田が今期初の卓内トップ。
小松は前節のマイナスが大きく響いて下位となったが、プロリーグ優勝経験者として来期の復活に期待したい。
有望新人の畑谷は、大きな山を作れず後半に失速。2期目はどう成長していくのか、今から楽しみである。
タイトル戦の地方予選では決勝に進んだ楠木だが、リーグ戦は痛恨の結果に…。来期、ベテランの粘りを見せられるか。
【高知4卓】
太田涼聖×渡邉博之×山田陽斗×堀部雄太
上位陣からは遠いポジションだが、最後の望みを掛けて勝負に。
序盤戦で躓きながらも、大きく回復した太田・渡邊はプラスで今期終了。
堀部・山田は今期の悔しさをバネに、さらなる飛躍を遂げてもらいたい。
次節はAリーグ後半戦、Bリーグ後期がスタート。
季節は夏から秋、秋から冬へ。〝台風の目〟となるのは、誰かーー。
(文・松本京也)
カテゴリ:四国プロリーグ レポート














