北陸プロリーグ レポート

北陸リーグ レポート/第8期 北陸リーグ 第2節レポート

北陸の桜も遅まきながらその花を散らし始めた4月の半ば。
金沢にて、第8期北陸リーグ第2節が開催された。
今節も同卓にて役満が2回出る等、スコアを大きく上下させるものが多く、1位から最下位まで250P以上の差が出来ており、前節以上の縦長の様相を呈してきている。
先ずは前節4位から100Pを叩き出して一気にトップへ駆け上がった飯田さん。
6万超え、7万超えの1人浮きを連発し、香林、安城という女流プロ2人を捻じ伏せる形で、2節目にして145Pという爆発力を見せ付けている。
その他、前節の上位陣も大きくスコアを崩すことなく、特に安定してスコアを重ねている山井、本田は既に決勝を見据えた打ち回しを始めているようにすら感じられる。
北陸リーグ初参加の私は、本田とは今節が初対局だったのだが、堅実に他家を含めてケアする繊細さと、打点に囚われず勝負時を見誤らず攻めてくる大胆さを併せ持つ、腰の入った麻雀をする若手プロで、スコアこそ私が上回りはしたものの、直対という意味では2勝2敗。僅かながら敗北感さえ感じる良い打ち手だった。今後の北陸を担う人材の1人なのだろう。
前節に躓いてしまった後藤、松原は明暗が分かれている。先月の私の予想どおりにスコアを立て直している後藤に対し、松原は役満の親カブリを2回受けてしまうという不運も重なり一層苦しい展開に。
結果として、順位点も含めれば40P以上も振り込みもせずに失ってしまっては松原といえども1節での挽回は難しい。北陸リーグ優勝経験もある松原がスコアを大きく崩してしまった事は残念ではあるが、逆にここからのリーグ戦の闘い方、立て直し方に注目が集まる。特に次節は総合1位の飯田さんとの対局となるだけに、その戦略・戦術を注視したい。
私に関しては、オールプラスという一見すると行儀の良い麻雀でスコアを伸ばす事に成功しているように見えるが、数字自体は僥倖であり、今節もよく振り込みよくアガる、打撃型の雀風を貫けた事を及第点としたい。
1万点台の1人沈みを引きそうになった時もあれば、オーラスのトップ争いでは2度、本田に敗れてもいる。
まだまだ反省すべき点は多く、己の力不足を痛感する日々ではあるが、せめて己の型は見失わず、新参者ながらもこの雀風を以って北陸リーグへの名刺としたいと考えている。
まだ折り返し地点にさえ来ていない第2節。勿論全員に決勝の可能性はあり、明暗と言うには未だ早すぎる。ここから改めて、それぞれの思惑を乗せて21人の戦いがスタートする。

順位 名前 プロ/アマ 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 飯田輝雄 アマ 42.5 102.6 145.1
2 荒谷誠 プロ 46.4 79.3 125.7
3 森田繁基 アマ 110.2 ▲ 9.0 101.2
4 本田朋広 プロ 33.7 26.5 60.2
5 山井弘 プロ 30.6 25.3 55.9
6 小泉陽平 アマ 53.5 ▲ 6.4 47.1
7 光岡大幸 アマ ▲ 24.8 62.3 37.5
8 恵比須均 アマ 18.9 12.6 31.5
9 谷口真悟 アマ 8.5 13.6 22.1
10 濱平光朗 プロ 16.9 ▲ 20.3 ▲ 3.4
11 高村和人 アマ ▲ 31.3 23.1 ▲ 8.2
12 後藤正博 プロ ▲ 54.4 35.3 ▲ 19.1
13 平澤憲一 アマ 26.7 ▲ 61.5 ▲ 34.8
14 森田有一 アマ ▲ 41.6 4.0 ▲ 37.6
15 押川憲一 アマ ▲ 9.8 ▲ 28.6 ▲ 38.4
16 窪田一彦 アマ 22.4 ▲ 64.5 ▲ 42.1
17 香林明子 プロ ▲ 12.4 ▲ 47.0 ▲ 59.4
18 北川光 アマ ▲ 83.2 4.8 ▲ 78.4
19 安城るい プロ ▲ 30.1 ▲ 60.4 ▲ 90.5
20 松原健志 プロ ▲ 58.2 ▲ 50.4 ▲ 108.6
21 小坂智徳 アマ ▲ 66.5 ▲ 42.3 ▲ 108.8

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