第40期十段戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で以下の賞品をプレゼントいたします。

第40期十段戦優勝者の直筆サイン色紙2名

第40期十段位決定戦進出プロ寄せ書きサイン色紙2名

応募方法:日本プロ麻雀連盟公式Twitterの【第40期十段位決定戦優勝者予想】に優勝すると思うプロを記載してリプライか引用リツイートをお願いします。
締切は9/8(金)14時、当選者にはDMにてご連絡させていただきます。

プロ団体に所属されている方は当選の対象外となりますのでご了承ください。

日本プロ麻雀連盟公式Twitter

番号 名前
段位
伊藤 前原 沢崎 瀬戸熊 HIRO 内川 柴田 編集部
1

魚谷侑未
七段
2

近藤久春
七段
3

佐々木寿人
七段
4

三浦智博
五段
5

浜野太陽
三段

 

 

出場者
魚谷侑未 (現十段位)
近藤久春 (七段)
佐々木寿人(七段)
三浦智博 (五段)
浜野太陽 (三段)

予想者コメント

伊藤優孝

今もっとも充実してタイトル戦の勝かちかたを理解している佐々木と、魚谷の一騎討ちが濃厚と見ます。
連覇するのは難しいと思われるので本命は佐々木としました。(▲近藤久春)

◎ 佐々木寿人
○ 魚谷侑未

 

荒正義

本命は、経験値で佐々木寿人。対抗は、若さで三浦智博。ここに割って入るのが近藤久春。
わたしの好きな麻雀は、三浦と近藤です。
いい勝負を、見せてほしい。面白い麻雀になりそうです♪

◎ 佐々木寿人
○ 三浦智博

 

前原雄大

本命 佐々木寿人。
私に寿人が絡む予想をせよ!と言う事は、応援も込めてこの方以外印を付けるわけには行かない!
と言う事で本命は佐々木寿人。

対抗 三浦智博さん。
プロ連盟入会の時より着目はしていた。
しかしこれは魚谷さんにすべきか迷った。。三浦智博さんの3連続決勝戦進出である。
二度ある事は三度ある。と言う言葉がある。三度目の正直。と言う言葉もある。
充実ぶりから勝負所を捉えると考えて三浦さんを推します。

◎ 佐々木寿人
○ 三浦智博

 

沢崎誠

三浦智博・浜野太陽の両名は配牌の手牌が他者と比べて入るように思う。アガる回数も多めだと予想しますが、アガリたいから中盤から打点がついて来なくて苦労するように思います。打点力のある近藤久春ですが、そこに拘りすぎると序盤から苦労すように思います。この1年充実している魚谷侑未は最終戦まで優勝を競り合う位置にいるでしょう。ここ数年バランスの取れた麻雀を打つ佐々木寿人。いつも十段戦は初戦敗退でしたが、初の十段戦決勝とくればこのチャンスを逃すはずは無いと予想します。
以前のデータでは、リーグ戦の降級候補がよく優勝していたように思います。

◎ 佐々木寿人
○ 魚谷侑未

 

瀬戸熊直樹

いつも通り難しい予想ですが、5人打ちのタイトル戦なので、各半荘が独立していると考えられるので、その辺りの意識が強い打ち手が向いてるタイトル戦とも言えます。
が、今回は5人中、近藤さんだけがその考え方をしないので、仲間はずれの法則で近藤とします。そろそろ初タイトルの願いも込めて。
対抗はやはり地力ある寿人さんとします。

◎ 近藤久春
○ 佐々木寿人

 

HIRO柴田

攻守のバランス感があるメンバーが残ったと思えます。
この中で言えば、持ち前の打点力を活かした多彩な攻めをする近藤は尖った打ち手であると見るので、少数派有利とみて本命とさせて頂きました。
対抗には佐々木。近藤とはスタイルの違う攻め屋で、連続的なアガリから生まれる突破力は怖いところ。

◎ 近藤久春
○ 佐々木寿人

 

内川幸太郎

誰が勝ってもおかしくない力と安定感のある5人が揃ったと思う。
魚谷さん寿人さんとタイトル戦決勝で滅法強い2人がいるが、近藤さんの初タイトルにも期待はしたい。
三浦さん、浜野さんも応援してるが、何かしら毎年優勝してる魚谷さんを本命とします。
良い試合を期待したい。

◎ 魚谷侑未
○ 佐々木寿人

 

柴田吉和

多くのタイト戦の実績や、短期戦の決定戦だからこそ求められる打開力の点から見ると、佐々木・魚谷有利に思うが、そろそろタイトル獲るでしょプラス初戴冠を観たい希望も込めて近藤を本命とする。

◎ 近藤久春
○ 佐々木寿人

 

編集部

浜野に印が集まらないのは、相手4人の実績と比べると仕方のないこと。
しかし三段戦から10回のトーナメントを勝ち上がった力は本物。自信にも繋がったことだろう。
また、十段戦で優勝する者はリーグ戦のほうがよくないことが多い。
浜野は前期ですでに降級となってしまし、近藤も現状は降級ポジションにいる。
魚谷は残留、佐々木、三浦は昇級を狙える位置にいるので、浜野、近藤のどちからで決まるのではと予想する。
近藤は十段で勝ったらリーグ戦は要注意だ!

◎ 浜野太陽
○ 近藤久春

何を切る? 2023年8月

第13期 JPML WRCリーグ 決勝 4回戦 南4局1本場 西家 塚田悠介プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■プロの視点
塚田悠介プロ
「優勝の現実的な条件は跳満のツモアガリ。七対子ドラ2をリーチしてツモることを本線に、基本的には字牌、端に近い牌を残していくことを意識していました。
ですが、字牌に関しては小高プロが持っている可能性が大いにあるため、これは当てにしませんでした。
次にマンズの選択は、この瞬間は八万に狙いを置いていました。(六万が2枚見えている分多少良いかなと)
三万五万については正直どちらが山にいるかは不明です。
だったら最初に述べたように、端に近い牌を残していく選択の打五万としました。
そして次巡に小高プロから八万の手出し。
これでもう八万は何でも良いので替えるつもりでした。(七対子で重ねたい牌が1枚見えか0枚見えかの差は結構大きいと思っています)
その後首尾よく三万が重なり、ドラ単騎のリーチに至りました。」

■YouTube動画

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

第40期 A1リーグ 第7節B卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第7節B卓 沢崎誠が+77.1Pを叩いて5位浮上】

A1リーグ第7節B卓 対局者

2位 西川淳
3位 藤島健二郎
7位 沢崎誠
10位 藤崎智

西川・藤島は6節目
沢崎・藤崎は7節目となる

 

 

解説 HIRO柴田
実況 古橋崇志

1回戦は東4局に沢崎がツモ東三暗刻ドラ2の跳満ツモでリードし

 

 

南1局には親番でメンゼンホンイツ一通のペン三筒をヤミテンで決める。

 

 

痛い放銃となった西川だが、南2局にチャンタ三色のツモアガリでラスを回避。

2回戦南3局。藤崎が7,700のアガリで浮きに回るも

 

 

オーラスは西川に5,200を打ち返してしまい、沢崎が2連続の1人浮きとなった。

3回戦に入っても沢崎は好調を維持。南1局には南ホンイツの満貫で突き抜けるが

 

 

オーラスは藤崎が浮きの2着となる7,700のアガリ。沢崎が3連勝となるが、1人浮きは阻止した。

 

 

4回戦は藤島がリーチツモ発ドラのアガリでトップを取り

 

 

西川も発三色ドラの仕掛けをアガリ切って浮きの2着となった。

 

 

沢崎が3連勝。最終戦は小さなラスを引いたが、+77.1Pで上位との差を縮めた。
藤崎は4回通して素点を大きく減らさなかったため、▲11.9Pに抑えた。
藤島は3回戦まで苦しい時間が続いたが、4回戦にトップが取れて3位をキープ。
同様に厳しい1日となった西川もポイントは減ってしまったが2位をキープ出来た。

 

 

次回A1リーグ第7節C卓は
2023/07/26(水) 16:00

前田直哉
和久津晶
西川淳
古川孝次

解説 三浦智博
実況 日吉辰哉

(文・吾妻さおり)

第3期帝緑戦  第7節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節
1 大見 凌矢 一般 142.4 48.3 38.9   8.0 47.2    
2 井坂 彰宏 プロ 113.0 64.1 50.5     ▲ 7.4 5.8  
3 安藤 銀一 プロ 86.2 90.4 ▲ 1.2 8.1 ▲ 11.1      
4 木暮 智貴 プロ 86.0 4.7   26.3 ▲ 28.3   83.3  
5 小林 晃 一般 83.1   24.5 ▲ 26.7 44.0 41.3    
6 髙橋 信夫 プロ 77.0 24.3 49.1   20.6 ▲ 22.2 5.2  
7 福田 栄司 一般 75.4 59.2 28.6 12.0 ▲ 24.4      
8 藤生 明丈 一般 68.9 ▲ 19.1 ▲ 55.7 74.3 ▲ 9.9 21.2 9.5 48.6
9 桑原 俊之 一般 68.7 ▲ 13.1       ▲ 13.4 73.8 21.4
10 小川 尚哉 プロ 46.1 7.0 53.2   ▲ 21.6 ▲ 18.4   25.9
11 Andy-San 一般 30.6 ▲ 25.2 0.9   11.6 43.3    
12 鈴木 康敬 一般 29.4 58.3 58.4 ▲ 1.9 ▲ 63.1 ▲ 29.3 7.0  
13 檜山 拓 一般 15.6 48.4 ▲ 71.8 ▲ 5.3 29.9   34.2 ▲ 19.8
14 大里 幸弘 一般 8.3 ▲ 57.0 74.4   36.5 ▲ 45.6    
15 リンキチ 一般 ▲ 6.9 48.0 ▲ 1.2   ▲ 9.1 ▲ 11.7 ▲ 57.3 24.4
16 新井 正喜 一般 ▲ 26.9   ▲ 22.3 7.9 30.9 ▲ 10.0 ▲ 42.5 9.1
17 瀧澤 光太郎 プロ ▲ 31.5 ▲ 29.2 ▲ 2.3          
18 浜野 太陽 プロ ▲ 34.5 ▲ 16.5 ▲ 4.8       ▲ 13.2  
19 髙岡 直幹 一般 ▲ 37.1   0.5 29.5 ▲ 2.7 ▲ 15.2 ▲ 49.2  
20 石川 智美 一般 ▲ 38.9 ▲ 28.7 3.0   31.8 ▲ 45.0    
21 水掫 文浩 一般 ▲ 43.6 37.3 ▲ 48.7 ▲ 34.9 67.8   ▲ 65.1  
22 新井 敬章 一般 ▲ 64.9 ▲ 49.1 ▲ 15.8 55.5 ▲ 15.0 ▲ 0.7 3.8 ▲ 43.6
23 岩間 寿樹 一般 ▲ 71.2 ▲ 48.6 ▲ 9.2 ▲ 8.2 17.1 ▲ 13.6 ▲ 8.7  
24 名取 智紘 一般 ▲ 79.7 ▲ 38.9 ▲ 16.8     ▲ 24.0    
25 関根 秀介 一般 ▲ 87.6 ▲ 27.5     ▲ 58.1 ▲ 2.0    
26 山崎 洸 一般 ▲ 122.2   ▲ 73.2 ▲ 49.0        
27 安藤 真由美 一般 ▲ 133.6 ▲ 39.0 ▲ 39.2 ▲ 64.8 9.4      
28 大野 剛史 プロ ▲ 166.9 ▲ 33.4   7.8 ▲ 113.6 ▲ 27.7    
29 金子 晴彦 一般 ▲ 217.3 ▲ 41.4 ▲ 16.6 ▲ 30.6 ▲ 19.9 4.5 ▲ 44.3 ▲ 69.0

第16期帝峡戦(山口プロアマリーグ)第5節 成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 高村 翔 プロ 259.6 92.4 55.9 42.6 ▲ 31.0 99.7
2 村田 健治 一般 148.8 21.9 37.1 0.1 47.7 42.0
3 松村 仙人 一般 129.3 ▲ 33.9 ▲ 9.1 40.0 56.5 75.8
4 牧本 真一 一般 98.7 33.7 ▲ 31.0 90.8 ▲ 9.8 15.0
5 石原 和輝 一般 93.0 0.0 50.8 12.1 28.0 2.1
6 渡辺 健太 プロ 67.1 0.0 12.1 ▲ 14.0 52.0 17.0
7 藤岡 治之 プロ 64.3 113.3 ▲ 34.8 35.1 ▲ 55.2 5.9
8 津森 慎一 プロ 62.5 ▲ 21.1 7.0 ▲ 6.8 28.5 54.9
9 相本 長武 一般 61.8 ▲ 54.5 43.2 62.8 18.0 ▲ 7.7
10 むさし 一般 49.3 55.8 9.8 ▲ 44.4 0.7 27.4
11 よねむら 一般 45.7 ▲ 28.3 12.0 52.9 ▲ 2.6 11.7
12 佐田 いちこ 一般 42.5 ▲ 26.9 9.1 ▲ 16.7 64.9 12.1
13 岩村 美智子 プロ 22.4 31.7 ▲ 30.6 ▲ 39.4 37.9 22.8
14 黒田 隆明 一般 16.9 51.8 ▲ 14.9 ▲ 16.4

▲ 12.2 8.6
15 白川 徹二 一般 13.1 32.6 9.2 ▲ 22.0 ▲ 18.7 12.0
16 髙松 伸好 一般 9.7 12.2 26.5 ▲ 33.5 8.2 ▲ 3.7
17 石内 雅也 一般 8.5 ▲ 28.3 1.2 ▲ 9.1 ▲ 43.5 88.2
18 中嶋 則幸 一般 ▲ 3.1 ▲ 15.5 ▲ 75.2 54.1 ▲ 17.5 51.0
19 殿井 正敏 一般 ▲ 10.9 ▲ 2.8 ▲ 15.7 35.9 ▲ 26.9 ▲ 1.4
20 藤原 英司 プロ ▲ 21.1 2.4 ▲ 29.0 20.0 14.1 ▲ 28.6
21 原 俊幸 一般 ▲ 25.8 ▲ 3.4 57.9 ▲ 4.2 ▲ 22.4 ▲ 53.7
22 中原 俊介 一般 ▲ 33.7 ▲ 23.6 44.5 ▲ 81.0 44.6 ▲ 18.2
23 氷室 哀華 一般 ▲ 34.9 ▲ 41.8 15.8 13.6 30.2 ▲ 52.7
24 下山 哲也 プロ ▲ 38.4 87.4 ▲ 31.7 ▲ 59.3 ▲ 34.8 0.0
25 日山 明彦 一般 ▲ 49.9 0.0 53.1 ▲ 10.4 ▲ 15.7 ▲ 76.9
26 杉 直樹 一般 ▲ 54.3 ▲ 30.7 11.6 ▲ 14.0 ▲ 11.5 ▲ 9.7
27 清木 雅一 一般 ▲ 60.1 ▲ 4.6 8.0 ▲ 50.2 27.1 ▲ 40.4
28 雪野 伊織 一般 ▲ 67.2 ▲ 9.4 20.2 7.8 ▲ 85.8 0.0
29 服部 学 プロ ▲ 91.2 ▲ 10.5 ▲ 21.2 0.0 ▲ 18.7 ▲ 40.8
30 森本 鋼太郎 一般 ▲ 92.2 ▲ 29.5 ▲ 67.1 25.5 36.9 ▲ 58.0
31 中崎 純 一般 ▲ 96.7 ▲ 58.6 ▲ 10.9 ▲ 12.9 17.1 ▲ 31.4
32 田島 秀和 一般 ▲ 102.7 ▲ 75.6 ▲ 14.5 ▲ 61.9 47.9 1.4
33 宮下 達也 一般 ▲ 147.5 ▲ 6.4 ▲ 7.8 ▲ 7.2 ▲ 51.8 ▲ 74.3
34 山下 昭男 一般 ▲ 163.1 ▲ 1.5 ▲ 52.4 ▲ 14.5 ▲ 41.6 ▲ 53.1
35 渡辺 辰宏 一般 ▲ 173.3 ▲ 29.3 ▲ 41.1 ▲ 41.3 ▲ 61.6 0.0

第23期帝豊戦(大分プロアマリーグ)プレーオフ成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 プレーオフ
1 岩村 義久 プロ 187.2 39.7 ▲ 15.9 67.3 96.2 ▲ 0.1
2 氏家 義成 プロ 136.7 4.0 ▲ 14.3 82.2 59.6 5.2
3 むさし 一般 122.3 29.1 10.6 129.7 ▲ 15.0 ▲ 32.1
4 服部 学 プロ 107.4 1.0 ▲ 13.8 30.6 35.4 54.2
5 阿部 竜也 プロ 96.4 ▲ 24.6 44.6 45.7 23.5 7.2
6 小林 太郎 一般 66.1 ▲ 17.0 65.9 12.3 5.8 ▲ 0.9
7 石内 雄也 一般 20.5 ▲ 33.2 61.1 ▲ 9.3 8.1 ▲ 6.2
8 黒田 隆明 一般 14.2 29.8 12.0 ▲ 1.3 1.0 ▲ 27.3
9 スカルリーパーA-ji プロ ▲ 3.5 ▲ 35.3 39.8 8.0 ▲ 16.0  
10 庄司 俊文 一般 ▲ 13.0 ▲ 24.8 0.7 19.5 ▲ 8.4  
11 渡辺 辰宏 一般 ▲ 33.0 ▲ 26.7 17.9 ▲ 28.8 4.6  
12 下山 哲也 プロ ▲ 42.4 ▲ 11.2 ▲ 3.0 ▲ 25.6 ▲ 2.6  
13 髙田 周也 一般 ▲ 48.4 ▲ 9.7 26.1 ▲ 53.7 ▲ 11.1  
14 柿添 誠 プロ ▲ 59.0 6.9 ▲ 24.2 36.7 ▲ 78.4  
15 塚本 将之 プロ ▲ 76.0 43.2 ▲ 34.1 ▲ 52.3 ▲ 32.8  
16 中原 俊介 一般 ▲ 97.3 1.8 ▲ 67.5 ▲ 12.8 ▲ 18.8  
17 伊藤 大善 一般 ▲ 120.6 35.4 ▲ 54.0 ▲ 33.9 ▲ 68.1  
18 矢野 拓郎 プロ ▲ 118.3 ▲ 3.2 ▲ 14.3 ▲ 100.8 途中敗退  
19 かっしー 一般 ▲ 142.3 ▲ 67.4 ▲ 42.3 ▲ 32.6 途中敗退  

第12期麻雀プロアマオープン競技会 本戦レポート

2023年8月12日

酷暑の盛り、今期もこの日がやって来ました!
巣鴨連盟本部道場で、第12期麻雀プロアマオープン競技会本戦~トーナメントが開催されました。

 

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巣鴨連盟本部道場で平日月~金曜日行われるプロアオープン競技会予選(通称:道場部)、その2023年1月~6月の成績上位者・入賞者48名が集い、翌日に行われる準々決勝を目指し、しのぎを削しました。

【大会システム】
WRCルール
①39名で予選半荘3回戦を行い上位15名が勝ち上がり
②一次トーナメント、ここから登場のシード者を加えた24名を6卓に分け半荘1回戦を行い、各卓上位2名が勝ち上がり
③二次トーナメントは12名で半荘1回戦、各卓2名勝ち上がり計6名が翌日行われるベスト16(日本プロ麻雀連盟チャンネルにて放送)へ勝ち上がり。
プロアマオープン競技会に関してはこちら(https://www.ma-jan.or.jp/news_doujou.html)

予選参加者は以下の39名。

 

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日本プロ連盟からは山田樹・御子柴佑梨・盛合麻理奈が参加。道場部のみなさんにはお馴染みの若手プロが本戦からの登場。山田プロは第9期プロアマオープン優勝、御子柴プロは第5期桜蕾戦優勝という経歴も持っているホープ選手、盛合プロも今後の活躍が期待される一人です。
Mリーガーをはじめとしたゲスト以外にも、プロアマオープン競技会は実に多くのプロが参戦しています。

 

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1回戦終了時の成績。

 

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スタートダッシュを決めたのは、松村祐輔さん、山部正人さん。

 

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2回戦終了。

 

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連勝したのは連勝したのは後藤竜司さん(第10期プロアマオープン優勝)のみ。
残るは最終戦。WRCルールのため、まだまだ誰にもチャンスがあります。

そして熱戦の3回戦が終了。15名が勝ちあがり。

 

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ここからシードの9名が参加、24名で一次トーナメントとなります。

 

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時間制限ありのトーナメント戦1半荘。
日頃の競技麻雀の鍛錬を欠かさない選手たちであるだけに、非常にスムーズな進行。

 

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そしてさらに勝ち上がった12名で、二次トーナメント。こちらも半荘1回勝負。

A卓 御子柴佑梨vsひろりんさんvs 曹洪堃さんvs松村祐輔さん
B卓 加藤はるみさんvs中村さんvs井出博幸さんvs金山さん
C卓 岡本浩一さんvs岩渕信明さんvs藤次祐紀さんvs森雅彦さん

 

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熱戦の末、勝ち上がったのは

ひろりんさん・曹洪堃さん
加藤はるみさんさん・金山さん
藤次祐紀さん・岡本浩一さん

以上の6名と、前回第12期優勝のこしのさん、現鳳凰位・HIRO柴田プロ、現十段位・魚谷侑未プロ、現女流桜花の白銀紗希プロ。そして月例優勝のシード選手の16名で準々決勝メンバーが確定。

 

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2023年夏のプロアマ覇者は一体誰になるのか、この暑い季節を超えるような、熱い熱い対局を期待したい。

【放送ページ】
第12期麻雀プロアマオープン競技会~準々決勝・準決勝・決勝~

YouTube

OPENREC

ニコニコ生放送 

解説:藤崎智・山田浩之
実況:楠原遊
ルール:WRCルール

(文:編集部)

第二期小島武夫杯帝王戦 ベスト16・決勝レポート

【第2期小島武夫杯帝王戦 ベスト16・決勝レポート 優勝は魚谷侑未】

 

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小島武夫杯帝王戦は2019年に新設された全国規模のプロアマ混合戦。パンデミックにより昨年までは第2期の開催を見送っていたが、今年は無事開催する運びとなった。

 

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前日に行われた本戦を勝ち抜いた16名が連盟スタジオに集まり、WRCルール1回戦のスプリント戦。トップ者だけが決勝進出となる。

 

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解説 紺野真太郎・HIRO柴田
実況 楠原遊

【ベスト16A卓】

 

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西川淳
加護優愛
中野一男さん
古橋崇志

 

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古橋が東3局にリーチツモ中イーペーコーの満貫ツモ。
オーラス逆転の2軒リーチが入るも流局し、A卓は古橋が決勝進出。

【ベスト16B卓】

 

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川上直也
石川正明
藤崎智
杉村泰治

 

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石川が4,000オールを含むアガリで60,000点超え。東4局1本場に川上が清一色の直撃を決めるも逃げ切った石川が決勝へ。

【ベスト16C卓】

 

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奈良圭純
千葉さん
花岡章生
白井健夫さん

 

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C卓は千葉さんと花岡の競り合いとなったが、花岡が7,700は8,000の直撃を決めて決勝進出。

【ベスト16D卓】

 

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解説 瀬戸熊直樹・HIRO柴田
実況 楠原遊

 

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木暮智貴
魚谷侑未
ダンプ大橋
鈴木郁孝

 

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D卓は鈴木と魚谷の熾烈な争い。南2局に魚谷が6,000オールを決めても南3局には鈴木が満貫ツモで逆転。
オーラスに魚谷がタンヤオドラ3をアガって決勝進出。

【決勝】

決勝戦はWRCルール2回戦。

 

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石川正明
魚谷侑未
花岡章生
古橋崇志

 

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魚谷が4,000オールのリードを活かして1回戦トップ。

2回戦南2局に古橋が満貫ツモで迫ると

 

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南3局には中発を仕掛けて混一色のアガリでトータル首位に。

 

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オーラスは魚谷(親)が古橋から9,600の直撃を決めて再逆転。
古橋に跳満ツモ条件を押し付け、次局は全員ノーテンで流局した。

 

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表彰式では日本プロ麻雀連盟森山茂和会長よりトロフィー・盾・目録が授与された。

 

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第2期 小島武夫杯帝王戦

優勝 魚谷侑未
2位 古橋崇志
3位 石川正明
4位 花岡章生

初の女流十段位戴冠が記憶に新しい魚谷侑未がまた一つ新しいタイトルを獲得した。

 

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(文・吾妻さおり)

第40期 A2リーグ 第5節C卓レポート

【白鳥が首位浮上!A2リーグ第5節C卓】

8月8日、第40期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓が放送された。
対局者は白鳥翔、古橋崇志、刀川昌浩、近藤久春。

 

 

1回戦はカンチャンの1,300リーチなど鋭い判断を見せた白鳥が終始局面をリード。
南3局1本場にはドラトイツで発バックのテンパイを入れ、発単騎の古橋とめくり合いを制し、1,000・2,000のツモアガリで1人浮きトップに。

 

 

続く2回戦、東2局1本場には白鳥が中白とポンしてリャンメンの大三元テンパイ!
これをアガれば一発でトータル首位。頭一つ抜け出すところであったが…ここは古橋がヤミテンのピンフをアガリ切って阻止。

 

 

白鳥は3回戦こそ放銃が重なり沈みに回るものの、4着なし・トップ2回の好調ぶりで+42.4Pの快勝。
古橋・近藤も1回ずつトップを分け合う中、想定外の放銃が重なってしまった刀川がマイナスを一手に引き受ける形となった。

4戦終了時のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

白鳥がトータル首位へ浮上。古橋も昇級圏に迫るプラスポイントに。一方刀川はプラス域から降級圏に後退する結果となった。

(文・浜野太陽)

第13期JPMLWRCリーグベスト8B卓レポート

【第13期 JPML WRCリーグ ベスト8B卓 小高佑貴・仁科優太が決勝進出】

ベスト8B卓対局者

八木ヒカル(やぎひかる)
小高佑貴(おだかゆうき)
本田朋広(ほんだともひろ)
仁科優太(にしなゆうた)

 

 

解説 長村大
実況 仲田浩二

WRCルール(一発・裏ドラあり 順位点5-15)で4回戦のトーナメントを行い、上位2名が決勝進出となる。

1回戦南2局。本田がリーチ一発ピンフ裏。WRCルールの特性を活かした満貫のアガリを決め、オーラスは七対子ドラ2をヤミテンで小高から。完璧なゲームメイクで本田が初戦トップを飾る。

 

 

2回戦南1局。小高がタンヤオピンフに取らずにドラ単騎リーチ。

 

 

八木がチャンタ三色確定のペン三索で追っかけリーチ。反撃に出るがドラの南を掴んでしまう。

南3局には本田(親)が仁科のリーチに追いつき、高めの三索を一発ロン。2連勝を決める。

 

 

3回戦東1局。八木が六筒チー、東ポンの2フーロだが、本田(親)はリーチを被せる。
ドラを暗刻にした八木も一歩も引かず、跳満のアガリとなる。

 

 

東2局には小高(親)がダブ東ドラ2のアガリ。これが決め手となり3回戦トップ。
2度の放銃でラスを引かされた本田も争いに巻き込まれて行く。

 

 

4回戦はトータル3番手、仁科の4,000オールで始まり。
着実に加点を続けて2番手に浮上してオーラスを迎える。

 

 

最終戦オーラス。
本田(親)はこの半荘2,200点差の小高を捲れば条件を満たすほどの僅差だったが

 

 

小高が通過確定のアガリを決めて決着。

第13期 JPML WRCリーグベスト16B卓からは、小高佑貴・仁科優太が勝ち上がりとなった。

 

 

以上の結果により決勝対局者が確定。

 

 

第13期JPML WRCリーグ決勝は
2023/07/30(日) 14:00

児玉佳宏
塚田悠介
小高佑貴
仁科優太

解説 勝又健志・齋藤豪
実況 仲田浩二

(文・吾妻さおり)

第6期北陸プロリーグ 第3節レポート

2023年7月30日
第6期北陸プロリーグ 第3節が開催されました。
第3節のレポートは、38期 堂垂正裕が執筆します。

簡単な自己紹介ですが、堂垂 正裕(どだれ まさひろ)、富山県出身、27歳、趣味はFPSゲームと最近ギターを始めました。

それではレポートに移らせていただきます。

第3節に最もポイントを伸ばし、現在首位まで順位を上げたのは、前期プロリーグ決勝まで進んだ南。1着、1着、1着、4着と、最後の半荘はマイナスになってしまったものの、点数の大きな1着をとったことで、+91.5Pと大きくポイントを稼いだ。

南が振り返って、今節の大量得点を決めるきっかけになった1局は、1着を取って勢いに乗った後の2回戦目。

2回戦 東1局 西家 ドラ九索

一索二索三索五索五索六索八索九索東東 ポン西西西

南家と北家から続けざまにリーチ。その直後にツモ五索。リーチ者に無筋で本命にも見える六索だが、ここは勝負してテンパイ。次巡、早々に七索をツモって2,000・4,000のアガリ。これで完全に流れを掴み、その後も満貫、跳満を連発してポイントを伸ばした。

「前節、慎重になりすぎたことで、宮成に合計+111.1Pと大量のポイントを稼がせてしまったことを反省し、いつも通りに悔いが残らないように押すことを意識して臨んだ」とのこと。今節はその押しが上手くハマった。
首位に立った南だが「安心は全くしていない。引き続き泥臭く、必死に食らいついて戦っていきたい。」と気を緩めない徹底した姿勢であり、次節も注目である。

続いては、先日の第26期帝陸戦で優勝した新人の山田。ここまではマイナス続きだったが、今節で+33.8Pを稼ぎ、マイナスを大きく返済した。帝陸戦優勝者の意地がうかがえる。

そんな山田が今節勢いをつけた局が、1回戦の親番で迎えたオーラス0本場。自身が30,100点持ちで、2人が40,000点を超えている状況で、絶好の勝負手が入った。

1回戦 南4局 東家 ドラ中

八万九万七筒八筒九筒一索二索三索七索八索九索西西

私であればリーチをせずにヤミテンにとる場面。ヤミでも12,000で十分かつ、リーチ棒を出した状態で他家がアガると原点を下回ってしまうためである。だが山田はリーチして6,000オールをアガった場合は1着が盤石になると考え、強気にリーチを選択。結果は4着目のリーチ宣言牌を捉えて12,000のアガリ。最終的にこの半荘では2着で終えたが、強気な姿勢が2回戦目に生きて、+49.9Pの大きな1着でポイントを伸ばした。

今節に臨むにあたって「序盤とはいえマイナス続きだったので、少しでも返して精神的に楽になるようにしていく。」と目標を立てていた山田だが、見事に目標を達成して見せた。精神的な余裕を回復させたことで、今後はより安定した麻雀が期待される。

他にも、ベテランの藤本、里木が安定した成績で総合2着3着に着けているところに、新人の新保も今節+45.6Pを稼ぎ5位に食い込んできている。新保の今節のテーマは我慢だったそうだ。前節のプラスの勢いそのままにポイントを伸ばしたいと思いつつも、我慢すべきところでは粘り強く我慢することを意識したという。次節に向けても「ずっとプラスを出すことは難しい。どうしようもない厳しい状況になった時にしっかりと耐えることが重要。」と我慢強さを意識していくようだ。次節、新人が勢いのままベテラン勢を破っていくのか、ベテランが威厳を見せるか、そのあたりも楽しみである。

年々人数を増やし、盛り上がりを見せる北陸プロリーグ。
残り5節、まだまだ皆が頂点を目指して激闘が繰り広げられる。
これからどのような展開になるのか、目が離せない。

(文:堂垂正裕)

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節
1 南 和之 85.9 27.5 ▲ 33.1 91.5          
2 藤本 鉄也 75.1 28.1 67.1 ▲ 20.1          
3 里木 祐介 55.0 ▲ 2.8 28.4 29.4          
4 小林 和樹 52.6 ▲ 3.7 16.5 39.8          
5 新保 翔太 51.5 ▲ 18.4 24.3 45.6          
6 木戸 僚之 49.9 9.1 22.6 18.2          
7 後藤 正博 44.1 39.4 ▲ 8.4 13.1          
8 志多木 健 20.3 64.0 19.7 ▲ 63.4          
9 栄田 勇作 17.1 48.4 ▲ 36.5 5.2          
10 月野 桜悠 10.0 27.2 ▲ 32.5 15.3          
11 成田 理良 8.9 22.2 47.7 ▲ 61.0          
12 松井 直大 ▲ 0.9 ▲ 29.4 10.1 18.4          
13 梅本 翔 ▲ 3.0 ▲ 1.9 ▲ 4.2 3.1          
14 宮成 さく ▲ 3.2 ▲ 25.4 111.1 ▲ 88.9          
15 石川 雄基 ▲ 17.0 0.2 13.8 ▲ 31.0          
16 山田 航輔 ▲ 24.3 ▲ 15.2 ▲ 42.9 33.8          
17 浦田 豊人 ▲ 33.1 ▲ 55.8 44.7 ▲ 22.0          
18 堂垂 正裕 ▲ 41.2 1.0 ▲ 38.6 ▲ 3.6          
19 文月 愛美 ▲ 41.6 ▲ 11.5 ▲ 30.1 0.0          
20 如月 靖之 ▲ 58.8 ▲ 64.1 ▲ 30.3 35.6          
21 獅坂 祐一 ▲ 60.4 10.2 ▲ 77.1 6.5          
22 荒谷 誠 ▲ 62.2 17.8 ▲ 35.1 ▲ 44.9          
23 安城 るい ▲ 66.1 ▲ 45.5 ▲ 30.7 10.1          
24 岡田 拓也 ▲ 91.6 ▲ 21.4 ▲ 39.5 ▲ 30.7          

第40期 A1リーグ 第7節A卓レポート

【第40期 鳳凰戦A1リーグ 第7節A卓 首位独走の勝又健志がさらにポイントを上乗せ】

第7節A卓対局者

1位 勝又健志
4位 佐々木寿人
9位 和久津晶
10位 藤崎智

※本日は全員6節目

 

 

解説 藤島健二郎
実況 古橋崇志

1回戦南2局。親番の和久津が三万を暗カン。
678の三色に仕上げて佐々木から9,600をアガリ初戦を制した。

 

 

2回戦はオーラスに藤崎がメンゼンホンイツの東単騎。満貫のアガリで逆転。

 

 

3回戦。勝又は234確定カン三万待ちから三万四万五万六万七万待ちにかえてリーチ。
2,000・3,900(+1,000)のツモアガリでトップ。

 

 

4回戦は佐々木が2,100・4,000をツモってリードするが

 

 

東3局1本場に勝又のドラ3に捕まってしまい、佐々木は浮きの2着に。

 

 

本日2勝を挙げた勝又がさらにポイントを上乗せ。盤石の首位独走。
今日の佐々木は痛い放銃が続いたが、3・4回戦は浮きに回って4位キープ。
和久津はなかなか自分のペースに持ち込めないながらも失点を抑えて9位キープ。
藤崎は4回戦に3度の放銃に回り、本日はマイナスとなってしまった。

 

 

次回A1リーグ第7節B卓は
2023/07/19(水) 16:00

西川淳
藤島健二郎
藤崎智
沢崎誠

解説 HIRO柴田
実況 古橋崇志

 

 

(文・吾妻さおり)

第18期女流桜花BCリーグ第2節レポート

2023年6月18日(日)
第18期女流桜花B・C1・C2リーグ第2節が開催された。
【Bリーグ】
⌘1卓
清水香織×藤井すみれ×小笠原奈央×後藤咲

 

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⌘2卓
松田彩花×北野由実×水越京子×童瞳

 

100

 

⌘3卓
中野妙子×早川林香×天音まこと×和久津晶×稲岡ミカ

 

100

 

⌘4卓
黒沢咲×杉浦まゆ×波奈美里×手塚紗掬×宮成さく

 

100

 

⌘5卓
高橋慧×大久保朋美×武石絵里×御子柴佑梨×桜川姫子

 

100

 

100

 

童瞳が+60.0Pオーバーと大きくポイントを積み重ねて暫定首位へ。

【C1リーグ】

 

100

 

100

 

100

 

加賀谷が唯一の4戦プラスと大きくポイントを伸ばした。石田も2トップを含む+40.7とし昇級圏内へ。

【C2リーグ】

 

100

  

100

 

古川、青山、関口、土田、鴨、桜木、松島、大月、藤居が卓内トップでそれぞれ順位を上げた。

 

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(文:小林正和)

第34期特別昇級リーグ最終節レポート

【第34期特別昇級リーグ、優勝は藤永流馬。B2への昇級権利を持ってリーグ戦に臨む】

自分が参加していた頃(7、8年前)は、20人も満たない期もあったように思う。
連盟員の増加、リーグの増加に合わせて、参加権利も拡張され、今期の参加は43名。
こう参加人数が多いと、上位に勝ち残るだけでも、険しい道程となっている。

中村毅(C1)や花岡章生(現太閤位、関西プロリーグのトップ)のベテラン勢や、白銀紗希(現女流桜花)、山脇千文美の女流桜花Aリーグの常連であっても、苦戦を強いられていた。

最終節にコマを進めることができたのは、この5人。
ポイントは持ち越しのため、現在のポイントと、プロリーグの所属リーグを下に掲載する。

 

100

 

(優勝:B2リーグ、準優勝:C1リーグ、第3位:C2リーグ
ただし、プロリーグの5節終了時にトータルスコアが0以上)

澤田は現在C2リーグに所属する。
そのため2位以上が目標になり、最終戦が抜け番であることを考えると、50ポイント以上のプラスが欲しいだろう。
他の4選手は3位以上が目標とはいえ、ここまできたら優勝も狙いたいところ。
藤永が抜け番で、1回戦が開始された。(※ 抜け番はトータル成績の上位順)

 

100

 

(写真左から、辻本一樹、山川高志郎、藤永流馬、澤田唯、真鍋明広)

◇ 1回戦(抜け番:藤永)
トータル2位スタートの辻本が、南2局の親番で連荘を重ねる。
11,600 (←山川)
4,800 (←山川)
3,900 (←澤田)
700オール
とアガリ、大きなトップ。トータル首位に踊り出た。

逆に山川は、南1局、親で先制リーチを打つも、真鍋に追いかけられ跳満の親被り。
南2局は、辻本のピンフ、ドラ3に捕まってしまった。

1回戦終了時
辻本+189.1、藤永+186.5、 真鍋+150.2、澤田+95.5、山川+86.3

◇ 2回戦(抜け番:辻本)
1回戦で、上位は3人に絞られた。
と思った人は一緒に謝ろう。(笑)
山川が一回戦のうっぷんを晴らすように加点を重ねる。
東場の親では細かく連荘し、南場の親では、11,600(リーチ、ピンフ、三色同順)、12,000(南、ドラ3)と高打点を2発。
8万点の大トップで戦線に復帰した。

2回戦終了時
辻本+189.1、藤永+180.0、山川+148.2、真鍋+135.5、澤田+54.8

◇ 3回戦(抜け番:真鍋)
優勝争いをしている藤永と辻本がぶつかった南1局、
北家、藤永の先制リーチ

一万二万三万五万五万一筒一筒一筒一筒三筒七筒八筒九筒 リーチ ドラ五万
親の辻本が仕掛け返して応戦

二万二万南南南西西 チー七万 左向き八万 上向き九万 上向き チー六万 左向き七万 上向き八万 上向き ドラ五万
どちらも打点があり、ここを制した方が大きなアドバンテージを得るだろう。
放送の対局ではないので、筆者は藤永と辻本の間で観戦していたのだが、辻本がツモ切った(藤永の)現物の六万に、なんと山川の手が開かれて驚いた。
山川

四万四万五万七万五索五索五索六索六索六索 ロン六万 暗カン牌の背八索八索牌の背 ドラ五万
タンヤオ、三暗刻、ドラの8,000。
筆者からは見えていないが、二人に対して受けながらの手牌進行だったように思う。
会心のアガリだった。

3回戦も山川の1人浮きのトップ。
100ポイントあった差を2半荘で逆転し、トータルトップに躍り出る。

3回戦終了時
山川+189.4、藤永+178.5、辻本+160.4、真鍋+135.5、澤田+43.8

◇ 4回戦(抜け番:山川)
藤永がトップ。辻本も浮きをキープして、食らいつく。

4回戦終了時
藤永+206.6、山川+189.4、辻本+167.7、真鍋+111.7、澤田+32.2

◇ 最終戦(抜け番:澤田)
さすがに藤永、山川、辻本の3人に絞られた。

東1局、親は山川
辻本がこのアガリ。

二万二万二筒二筒二索二索五索五索六索六索西白白 リーチ ツモ西 ドラ五索
一撃で山川を逆転。
首位藤永まで10ポイント差に迫る。

このあと、藤永が差を広げて、
(※ 詳細は省くが、東3局の真鍋のリーチを受けながらの2,000点のアガリと、東4局の1,300オールが良かった。)
この南2局の辻本の親さえ終わらせれば優勝が現実味を帯びるという状況だったが、辻本の4,000オール。

五筒五筒六筒六筒七筒二索二索六索七索八索九索九索九索 リーチ ツモ四筒 ドラ九索
巡目が深くなり流局を願っていたところに、このアガリを見せられるとグラっとくるものがある。

それでも、やはりリードしている方が有利。
辻本はアガって逆転しても、逃げ切るためのアガリが再度必要になるが、藤永はアガってしまえば決定打になる。
南2局2本場、藤永が2,000・3,900をツモアガって勝負を決めた。

二万二万二万五万六万七万三筒四筒五筒五索六索北北 リーチ ツモ七索 ドラ北

 

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100

 

100

 

まだ若い3人ゆえに、イマイチな打牌もあったが、昇級したリーグで全く通用しないことはないだろう。
あえてこういう表現なのは、筆者が12年もかかってたどりついたBリーグで簡単に通用しないで欲しいという個人的な思いが、多分に含まれているのだが・・・。
僕の同時期より、3人ともだいぶ実力があるように思う。
前期(33期)優勝の中津真吾、32期優勝の曽篠春成ともに、リーグ戦最終節で勝ちきれず、権利の消失が続いている。
特に藤永は、リーグ戦の最終節は痺れる戦いになるだろうが、今日のような攻める姿勢で勝ち取ってほしい。

 

100

 

100

 

(文:福光聖雄)

第49期”雀サクッ杯” 関西プロアマリーグ 帝阪戦  最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節
1 前田 將宏 一般 178.4 25.3 71.0 18.9 17.3 45.9
2 吉田 雄二 一般 163.4 110.4 ▲ 30.7 14.6 16.5 52.6
3 高谷 圭一 プロ 157.4 41.0 13.1 77.9 36.5 ▲ 11.1
4 横山 毅 プロ 141.3 105.2 21.6 12.7 0.0 1.8
5 阿部 一幸 一般 119.8 35.6 ▲ 2.9 39.8 54.4 ▲ 7.1
6 段谷 昭夫 一般 110.6 16.6 37.4 24.1 33.6 ▲ 1.1
7 鈴木 勝之 一般 103.8 ▲ 14.4 47.9 47.8 9.0 13.5
8 北村 祐二 プロ 79.6 ▲ 5.6 15.8 15.6 28.9 24.9
9 黒石 翔 プロ 72.8 12.6 86.1 ▲ 14.2 20.7 ▲ 32.4
10 貫上 洋志 プロ 61.4 74.3 32.6 ▲ 30.5 ▲ 13.1 ▲ 1.9
11 五月女 義彦 一般 54.0 ▲ 46.6 53.6 8.0 39.0 0.0
12 井上 礼子 一般 54.0 11.7 48.6 18.9 ▲ 67.0 41.8
13 岩本 貴 一般 48.6 32.9 8.6 10.5 ▲ 9.9 6.5
14 井上 雅照 一般 36.3 0.0 ▲ 6.5 ▲ 0.8 23.4 20.2
15 森田 美津子 一般 34.8 47.4 ▲ 7.0 ▲ 5.6 0.0 0.0
16 上村 宜久 プロ 34.7 ▲ 11.5 ▲ 35.2 61.1 5.1 15.2
17 重枝 登志雄 一般 33.0 ▲ 49.1 0.0 ▲ 87.7 112.7 57.1
18 舟橋 綾子 一般 30.0 ▲ 2.0 ▲ 15.3 47.3 0.0 0.0
19 見野 マリ子 一般 28.6 33.6 3.1 3.0 5.6 ▲ 16.7
20 猪鼻 拓哉 プロ 26.9 ▲ 36.7 93.9 ▲ 50.2 49.0 ▲ 29.1
21 前坂 明宏 一般 20.4 13.0 ▲ 11.8 19.2 0.0 0.0
22 北山 悟 一般 10.8 ▲ 5.5 12.3 ▲ 26.5 1.8 28.7
23 丸山 直 プロ 8.6 ▲ 11.0 ▲ 16.8 41.1 ▲ 32.5 27.8
24 川上 直也 プロ 6.5 1.9 35.0 29.7 ▲ 65.9 5.8
25 稲塚 千晃 一般 ▲ 1.2 0.0 ▲ 5.1 10.7 3.6 ▲ 10.4
26 稲岡 ミカ プロ ▲ 3.8 ▲ 46.0 25.2 52.8 0.0 ▲ 35.8
27 駒井 康夫 一般 ▲ 9.1 ▲ 24.5 ▲ 13.2 0.0 ▲ 1.4 30.0
28 北野 剛史 一般 ▲ 14.8 0.0 ▲ 13.4 4.6 3.1 ▲ 9.1
29 堀中 康行 一般 ▲ 36.0 6.6 ▲ 26.2 38.7 0.0 ▲ 55.1
30 藤田 竜三 一般 ▲ 43.1 23.6 ▲ 41.6 ▲ 25.1 0.0 0.0
31 片山 一哉 一般 ▲ 46.7 0.0 57.3 ▲ 67.6 ▲ 37.6 1.2
32 濱中 真志 プロ ▲ 52.6 19.9 ▲ 22.3 ▲ 37.3 ▲ 53.1 40.2
33 熊田 高大 一般 ▲ 57.9 ▲ 29.6 5.7 0.0 ▲ 34.0 0.0
34 春木 駿 一般 ▲ 63.5 ▲ 40.3 49.1 12.2 9.2 ▲ 93.7
35 結城 恵美 一般 ▲ 65.9 ▲ 47.0 2.9 ▲ 26.2 4.4 0.0
36 山地 義昌 一般 ▲ 68.3 ▲ 13.3 ▲ 47.9 ▲ 9.8 2.7 0.0
37 藤川 忠靖 一般 ▲ 72.2 2.9 ▲ 4.6 ▲ 52.7 0.0 ▲ 17.8
38 藤沢 俊郎 一般 ▲ 84.2 ▲ 36.9 ▲ 29.2 ▲ 2.6 ▲ 9.9 ▲ 5.6
39 原田 保正 プロ ▲ 98.4 13.0 21.9 ▲ 14.3 ▲ 41.8 ▲ 77.2
40 廣岡 ゆかり 一般 ▲ 152.1 0.0 ▲ 35.3 ▲ 35.1 ▲ 26.6 ▲ 55.1
41 山下加代子 一般 ▲ 168.8 ▲ 47.4 ▲ 1.1 ▲ 54.6 ▲ 39.5 ▲ 26.2
42 青地 暁子 一般 ▲ 175.9 24.9 ▲ 86.6 ▲ 79.9 ▲ 14.0 ▲ 20.3
43 榧野 幸一 一般 ▲ 252.8 ▲ 117.4 ▲ 53.8 ▲ 39.7 ▲ 41.9 0.0

第40期 A2リーグ 第5節B卓レポート

【三浦が卓内トップでトータル2位へ!Aリーグ第5節B卓レポート】

8月1日、第40期鳳凰戦A2リーグ第5節B卓が放送された。
対局者は三浦智博、猿川真寿、高橋良介、伊藤優孝。

 

 

1回戦南2局、親の三浦がタンヤオ七対子六索待ちテンパイ。
2巡後に九索が打たれたのを見ると、ツモ切りリーチを敢行!
猿川からホウテイの12,000を打ち取り、これがトップの決め手となった。

 

 

苦しい放銃となった猿川も、2回戦では中を暗刻にして高目ツモの2,000・3,900など失点を回復。

 

 

伊藤がマイナスを一手に引き受ける形となるも、4回戦では復調。
東1局、伊藤がタンヤオドラ2の仮テンをアガると、展開にも恵まれ1人浮きのトップを獲得。
1日の負債をほぼ±0に抑えた。

4戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

三浦が+34.8Pの卓内トップでトータル2位に浮上する結果となった。

 

(文・浜野太陽)

第40期 A1リーグ 第6節C卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第6節C卓 ダンプ大橋が+9.1Pで卓内トップ】

本日の対局者

6位 前田直哉
11位 杉浦勘介
12位 ダンプ大橋
13位 吉田直

 

 

解説 西川淳
実況 古橋崇志

開局から杉浦に大物手。
ツモリ四暗刻の六万七万待ちリーチを打つ。

前田は九筒の暗刻落としで3巡は凌げるかと思われたが…。

前田の暗刻落としの途中、七対子ドラ2をテンパイしていた吉田(親)が九筒に待ちかえ、9,600(+1,000)のアガリ。

 

 

さらに東3局にはホンロウ七対子を決めて、吉田が1回戦トップを取る。

 

 

2度の七対子を放銃してしまった前田だが、9,300持ちから猛反撃。

南3局には中ドラ3を杉浦からアガリ

オーラス親番では南をツモって4,100オール。2着まで復活する。

 

 

2回戦は一転して小場となり、東3局2本場の1,000は1,600(+2,000)が最高得点。地道に加点したダンプがトップ。

 

 

3回戦は杉浦の半荘。
東4局に中東ホンイツドラ。

南2局にはタンヤオピンフドラ2とアガって1人浮き。

 

 

4回戦は開局に中ドラ3をアガったダンプが本日2勝目を挙げた。

 

 

大きなラスから始まったダンプが巻き返し、今期初のプラスを獲得。
前田はオール2着で+5.1P。開幕戦で抱えた大きなマイナスを完済した。
杉浦は4回戦のラスが響いて▲4.6P。降級エリアから距離が取れず苦しい戦いとなっている。
吉田も2回戦以降は苦戦してしまった。後半戦の逆転劇に期待したい。

 

 

 

次回A1リーグ第7節A卓は
2023/07/12(水) 16:00

和久津晶
勝又健志
佐々木寿人
藤崎智

解説 藤島健二郎
実況 日吉辰哉

(文・吾妻さおり)

第40期 鳳凰戦 B~Eリーグ前期最終節成績表

プラスもマイナスも200オーバーは2段階の昇降級(C1リーグ以下)

 

B1
100

 

B2
100

 

C1
100

 

C2
100

 

C3
100

 

D1
100

 

D2
100

 

D3①
100

 

D3②
100

 

E1①
100

 

E1②
100

 

E2①
100

 

E2②
100

 

第21期プロクイーンベスト16A卓レポート

【鈴木・蒼木がベスト8へ!第21期プロクイーンベスト16A卓レポート】

7月27日、第21期プロクイーンベスト16A卓が放送された。
対局者は蒼木翔子、冨本智美、鈴木麻美、和久津晶。

 

 

1回戦、この中では最も若手の鈴木が3回のリーチを成就しトップを獲得。
2回戦は2時間のロングゲームとなるも、冨本のリーチに追いついてメンチン・イーペーコーの18,000をアガった鈴木が連勝。
素点も大きく、前半戦ながら通過濃厚なリードを手にする。

 

 

和久津も初戦に続いて連対をキープし、連続の4着となった冨本が苦しい状況に。

3回戦は蒼木がトップを獲得し、和久津・蒼木が着順勝負でもう1つの椅子を争う形となった。

最終戦は東1局から大きな分岐。親の蒼木がリャンメンチー。終盤にテンパイを入れた和久津が勝負すると、開かれた手にはドラ4枚。12,000点の直撃となった。

 

 

和久津はこの失点を取り戻すことができず、オーラス国士テンパイも流局に。
この結果からベスト16A卓通過は鈴木・蒼木となった。

 

 

(文・浜野太陽)

第40期 A2リーグ 第5節A卓レポート

7月25日、第40期鳳凰戦A2リーグ第5節A卓が放送された。
対局者は黒沢咲、柴田吉和、瀬戸熊直樹、紺野真太郎。

 

 

1回戦は南3局1本場時点でトップから4着まで1,800点差の接戦に。
前局ピンフドラドラのリーチを空振った柴田が3メンチャンリーチをかけるも、黒沢が九万ポンで追いついての3,000・6,000!

 

 

オーラスにも親の瀬戸熊がリーチ・ツモ・白・ドラの3,900オールで2人浮きに。

2回戦も瀬戸熊・黒沢がリードし連続の2人浮き。

しかし3回戦には柴田が奮闘し、親番で2,000オールを決めリードすると、東4局には七万八万八万九万の形からドラの八万をポンしてタンヤオへ!

 

 

見事な打ち回しでタンヤオドラ3の2,000・3,900をアガリきり、3回戦トップを獲得。

4回戦は東4局時点で4着目の瀬戸熊がリーチツモドラ2の2,000・3,900で復活。
親番でも加点し、2回目のトップで節単位のプラスを達成した。

4戦終了時のトータルは画像の通り。

 

 

 

瀬戸熊・黒沢がプラス。
黒沢は昇級圏に迫る嬉しいプラスとなった。

(文・浜野太陽)