第44期王位戦準決勝レポート 

会場:夏目坂スタジオ

 

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11月24日、A級決勝から勝ち進んだ15名に43期王位、野方祐介を加えた計16名で準決勝が行われた。

準決勝を戦う選手を紹介しておこう。
野方祐介(第43期王位・日本プロ麻雀連盟)
坂井秀隆(最高位戦日本プロ麻雀協会)
柚花ゆうり(日本プロ麻雀協会)
鵜飼基史(一般)
前原雄大(以下日本プロ麻雀連盟)
近藤久春
HIRO柴田
魚谷侑未
森下剛任
羽山真生
清水香織
日高志穂
菊田政俊
後藤正博
浜野太陽
木原翼

準決勝のシステムは、以下の通り総当たりで5回戦を戦い、下位8名が敗退。上位8名でポイントを持ち越し1回戦。トータルポイント上位4名が決勝進出となる。

 

☆1回戦

A卓(HIRO柴田、坂井、近藤、浜野)

浜野が新人らしく元気いっぱいの麻雀で局面をリードする。
HIRO柴田と共に加点をし、坂井、近藤を寄せ付けなかった。

浜野+26.5P HIRO柴田+14.9P 坂井▲16.9P 近藤▲24.5P

B卓(前原、日高、森下、菊田)

鳳凰位前原が強い。繊細かつ大胆で隙の無い麻雀に日高、菊田は押されているように見えた。
反面、森下はかなり表情からもギラギラしたものが見えて2回戦以降も楽しみな結果となった。

前原+19.1P 森下+12.9P 菊田▲6.5P 日高▲25.5P

C卓(柚花、木原、羽山、鵜飼)

元王位羽山が爆発する。自分のペースに持ち込むと、門前主体の高打点でたたみ掛ける展開。対して鵜飼は補欠からの繰り上がりであるが、本人が一番ビックリしていたようで、まだ地に足がついていないようにみえた。木原、柚花はオーラス前にしっかりと浮きにまわった。

羽山+27.9P 柚花+3.6P 木原+1.1P 鵜飼▲32.6P

D卓(野方、清水、魚谷、後藤)

現王位野方がトップを取る。独特の感性と読みから生まれる仕掛け。今期も健在なのか?
魚谷、後藤もしっかり対応して浮きにまわる。清水の特徴である「攻め」なのだが1回戦はペースを掴めぬまま1人沈みとなってしまう。

野方+14.7P 魚谷+8.3P 後藤+1.1P 清水▲24.1P

 

☆2回戦

A卓(近藤、魚谷、木原、森下)

開局からペースを握ったのは魚谷。
南3局、魚谷が高め三色のリーチを打つと静かに無筋を切っていくのは近藤。国士無双のテンパイ。さらにそれを受け苦痛の表情ながらも押していく木原、なんと2人のアガリ牌を抑えてツモリ四暗刻のリーチ。軍配は安めながらも魚谷のツモ。

魚谷+25.1P 近藤+12.0P 森下▲10.1P 木原▲28.0P

B卓(HIRO柴田、日高、柚花、清水)

清水が魅せる。
東場は4者探り合いのような展開だったが、攻撃の手を緩めない清水が徐々に加点していく。南場では柚花の親リーチに対して無筋を切り飛ばしていくも手が止まった。
四暗刻単騎のテンパイ。待ちは地獄の東か無筋の七か。清水の選択は東。この局は柚花が6,000オールをツモるも清水の強気の選択が光った。

清水+17.0P 柚花+6.7P 日高▲7.9P HIRO柴田▲15.8P

C卓(前原、坂井、羽山、後藤)

ここでも前原は安定のトップ。
仕掛けも変幻自在で、場況の良い中張牌の単騎待ちなどのアガリをモノにしたりと、全てが自分のプラン通りに進んでいるようにみえた。
1回戦好調の羽山、2戦続けてしっかり我慢をした後藤が浮きに回り、坂井は苦しい1人沈みとなった。

前原+15.8P 羽山+9.1P 後藤+3.7P 坂井▲28.6P

D卓(野方、浜野、菊田、鵜飼)

菊田、浜野が局面をリードする。
逆に野方、鵜飼もただ我慢するのではなく、何とかこじ開けようとするもそれが逆に菊田に手を入れてしまっている印象。こうなると真っ向勝負だと中々大勢は変わらない。
野方にとっては想定内の展開だが菊田の試合巧者ぶりが光った1戦となった。

菊田+27.2P 浜野+9.5P 鵜飼▲13.7P 野方▲23.0P

 

☆3回戦

A卓(近藤、柚花、菊田、後藤)

鳳凰戦A1リーグの強さを近藤が見せつける。要所で効果的かつ打点も付いてくるアガリをものにして南入時にはトップを決めた。2着争いは柚花と菊田。南3局、柚花の親リーチを掻い潜り2,000・3,900を決めてしっかりと浮きに回った。後藤はこれまで我慢の麻雀だったが苦しい4着となった。

近藤+27.2P 菊田+13.8P 柚花▲12.8P 後藤▲28.2P

B卓(日高、魚谷、坂井、鵜飼)

魚谷の調子が良い。開局、高め三色のリーチをしっかりと坂井から打ち取る。ここでは割と手数の多い坂井が、魚谷の攻めの煽りを受ける形になり、坂井のもとにロン牌が集まってくる苦しい展開。日高、鵜飼も原点近くまで戻すのが精一杯だった。

魚谷+32.4P 鵜飼▲1.8P 日高▲4.8P 坂井▲25.8P

C卓(羽山、清水、森下、浜野)

歴代王位3人に新人の浜野が挑む構図。
これまで気合いに牌がついて来ない森下だったが、相手が踏み込みの深い清水と羽山なら別。
土俵でしっかりとぶつかり合って勝負を制すれば森下のペース。大きな1人浮き。
浜野は良く耐えたか。

森下+24.2P 羽山▲1.2P 浜野▲7.6P 清水▲15.4P

D卓(野方、HIRO柴田、木原、前原)

ここまで我慢の木原に痛恨の放銃が出てしまう。HIRO柴田のドラ3先制リーチを受け、役なしのリャンメンテンパイが入る。ヤミを選択すると当たり牌をHIRO柴田に打たれ次巡はHIRO柴田のロン牌を掴む。麻雀は難しい。これが止まれば、もうワンチャンスあったかもしれないと思うのは酷か。HIRO柴田はオーラスにもポンテンの12,000を5巡で野方から打ち取り大きなトップ。

HIRO柴田+38.5P 前原+7.0P 木原▲20.7P 野方▲24.8P

 

☆4回戦

A卓(近藤、前原、清水、鵜飼)

一貫して攻撃の手を緩めない清水。放銃しても前に出る姿は美しい。しかし今回は苦しい結果となった。
道中は前原、近藤の一騎打ちかと思われたが、そこに割って入ったのは鵜飼。先制リーチを受けながらもドラ含みのトイトイを引きアガリ、そこからペースを掴み嬉しいトップ。

鵜飼+21.8P 近藤+6.5P 前原+4.4P 清水▲32.7P

B卓(日高、浜野、木原、後藤)

新人の日高、浜野、木原が北陸のベテラン後藤にどのように戦うのか。
ここは同じ北陸の木原が洗礼を浴びる。じっくり手を作り切り込んでくる後藤の攻撃をいなしきるのは至難。後藤にとってはやっと我慢が身を結ぶ展開となった。
日高、浜野も浮きに回り次戦に期待が持てる内容であった。

後藤+17.1P 浜野+9.6P 日高2.6P 木原▲29.3P

C卓(羽山、魚谷、菊田、HIRO柴田)

この準決勝、好調に見える4人が揃った。
故に4者共に必然的に手が入る。仕掛け、メンゼン共にバランスよくアガリをものにしたのは魚谷、菊田だった。HIRO柴田は手が見えているのと、自身の手が良いことでかなり押し引きが難しく、羽山もオーラスで親のドラ3リーチを打つも、魚谷に仕掛けでアガリ牌を喰い取られかわされる苦しい結果となった。

菊田+21.6P 魚谷+17.5P HIRO柴田▲16.6P 羽山▲22.5P

D卓(野方、森下、坂井、柚花)

坂井、野方はポイント的にもトップが欲しい。森下は大きくマイナスしなければという中で、トータル▲2.5Pの柚花は自分らしく打てていたのではないだろうか。1回戦のような気持ちで理想的な展開を自ら作る。南入するとほぼ1人突き抜けてそのままトップで終えた。

柚花+35.2P 野方▲5.1P 坂井▲9.2P 森下▲20.9P

 

☆5回戦
放送卓(野方、近藤、羽山、日高)

鍔迫り合いのような展開で野方、日高がオーラス逃げ切りを図るが羽山が遠いピンズの仕掛け。自力でテンパイできるか、厳しいようであれば親の日高に牌を下す選択もあった。最終手番まで1人もテンパイを入れてない中、自力テンパイを目指した羽山が最後にテンパイして大きな3,000点を得る。これによって近藤は逆に苦しい1人沈みとなった。

※5回戦の結果は以下の通り
A卓
森下+17.3P 後藤+9.3P HIRO柴田▲4.4P 鵜飼▲22.4P

B卓
前原+11.1P 浜野+5.7P 柚花▲6.1P 魚谷▲10.7P

C卓
清水+37.9P 菊田▲6.4P 木原▲12.9P 坂井▲18.6P

9位以下の8名がここで敗退となる。

 

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☆6回戦

A卓(2位前原+57.4P、3位菊田+49.7P、6位森下+23.4P、7位HIRO柴田+16.6P)

東場は前原のペース。ポイントが有利とはいえ戦う事を止めない。追いかける立場の森下、HIRO柴田のリーチもものともせず被せていく。そしてしっかり結果を出す所が前原。この卓内でトータルトップならほぼ勝ち上がり濃厚な為、ターゲットは自然と菊田になる。
HIRO柴田は親番で小刻みに連荘をして何とかしようとするのだが、森下の満貫ツモで厳しい状況に。
逆に、並びが出来て菊田をラスのままにし、加点していけば勝ち上がりの見える森下にチャンスが訪れる。

 

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リーチの時点で6枚残りはさすがにアガリかと思われたが、菊田が粘り強く最後の七索を森下から打ち取り浮きに回った。

 

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前原は勝ち上がり濃厚、菊田、森下はB卓の結果次第となった。

前原+14.5P(+71.9P)森下+6.3P(+29.7P)菊田+1.2P(+50.9P)HIRO柴田▲22.0P(▲5.4P)

B卓(1位魚谷+72.6P、4位浜野+43.7P、5位柚花+26.6P、8位羽山+14.8P)

B卓はA卓のポイントを見ながら進められる分、若干有利か?
序盤は浜野と柚花がペースを握る。いくつか難しい分岐がある中、アガリをモノにしていく。
柚花、親番で更に加点を目指そうとドラ単騎のタンヤオでテンパイするも魚谷に痛恨の放銃をしてしまう。

 

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こうなると魚谷の勝ち上がりは当確ランプか。
浜野と柚花の熾烈な2着争いとなるかと思いきや、オーラスは魚谷も満貫放銃ができないポイントまで追い詰められ柚花も逆転の手を作る。
しかしこの戦いに終止符を打ったのは浜野。最後は自力で勝ち上がりをモノにした。

浜野+21.0P(+64.7P)柚花+4.8P(+31.4P)羽山▲10.4P(+4.4P)魚谷▲15.4P(+57.2P)

 

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こうして決勝メンバーが出揃った。
第44期王位に輝くのは・・
鳳凰位前原か?現タイトル2冠の魚谷か?東北チャンピオンの菊田か?新星の浜野か?

第188回:天空麻雀20女性大会優勝特別インタビュー 宮内 こずえ  インタビュアー:小笠原 奈央

「ロンッ!12,000!」

いつもと変わらず透き通った真っ直ぐな声が大きなスタジオに反響して響き渡る。

一索二索三索三索三索三索四索赤五索六索七索九索中中

5巡目にして、それは綺麗なホンイツ一気通貫赤の跳満。

最後の仕上げは色鮮やかな

五万赤五万赤五索六索七索三筒四筒赤五筒六筒六筒  チー六索 左向き七索 上向き八索 上向き

ツモッ!4,000オール!!オールスター。

そう、いつだって彼女は最前線で麻雀界を盛り上げ引っ張ってきたスターの1人。

彼女の名は…

宮内こずえ

 

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小笠原「天空麻雀20 優勝おめでとうございまーす!」

宮内「ありがとう!バカヅキだったわ!てへ」

小笠原「確かに手は入ってましたけど、やはり細かい部分での選択とか、攻めるところはしっかり攻める。その繰り返しで 南場で勝負手が決まって優勝に繋がったなーと感じました。南1局のオールスターの手の攻めっぷりもかっこよかったですもん。」

宮内「そうだねー。東場はあんまりアガれなかった!ああー南1局のオールスターねー。親の仕掛けとリーチが入ってね。あがれなかったけど、攻める手は攻めないと!狙うは優勝だからね!」

二万三万四万八万九万二索四索赤五索二筒三筒四筒赤五筒六筒  ツモ八筒  ドラ七万

リーチの一発目に無筋の八筒を迷う事なくツモ切る。
13巡目、上家から六万が出るがスルー。

二万三万四万四万赤五万四索赤五索二筒三筒三筒四筒赤五筒六筒

その後も、押し切りテンパイ。

二万三万四万四万赤五万六万四索赤五索三筒三筒四筒赤五筒六筒

流局はしてしまったが、このいきっぷりがまたカッコいい!見ていて気持ちがいい。

宮内「オーラスもさー、テンパイ入ったけど ゆーみん(魚谷プロ)のテンパイ気配感じてたんだよね。七万あたりやばいかもってのも思ってた」

やはりトッププロ。読みが鋭い。

宮内プロの手

七万七万九万三索四索五索六索六索二筒二筒二筒七筒七筒  ツモ一索

七万が出ない形にする九万切りとした

魚谷プロの手

一万二万三万七万八万八万九万九万五筒六筒七筒八筒八筒

ここで2人テンパイ、次局4,000オールで天空麻雀20優勝を飾った。

宮内「麻雀を長くやっているけどセオリーは大事だよね。でも、勝負勘ってもっと大事でさ。最近それをしみじみ感じるんだ」

彼女のことをこう呼ぶ人がいる

手なりの女王 宮内こずえ

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人生と同じように、麻雀をしていても毎回沢山の選択を迫られる。
一打一打で状況は変わり、その度に色んなパターンを考える。セオリー通りに?自分の勘を信じていいのか?勝負局はここでいいのか?思いを込めるほど歯車が狂ったりする。
手なりの女王と呼ばれている彼女だが、手なりで打つ。これは簡単なようで対相手や状況、自身のメンタルなどを含むと、実に難しい。そして、ここは手なりだよねという視聴者の意思とは反対に、手なりの女王が魅せる手役の仕上げ方。これにまた麻雀ファンは魅了される。
今までの場数、経験が彼女の素晴らしい勝負勘、麻雀力を作り上げているに違いない。

宮内「昔はよくかっちゃん(勝又プロ)と寿人(佐々木プロ)と三麻してたよー。負けても負けてもいっつもやってた!仕事終わってからも麻雀麻雀だったかな。とりあえず ずっと麻雀をしてた。身近に強い人達がいたから環境にも恵まれてたよね。決勝戦での圧力って凄いからさ、普段からとにかく強い人達に麻雀挑んで、そういった圧力に慣れる事も大事。そういうのも今の勝負勘に活きてるかな。」

第10期女流桜花
第14期プロクイーン
初の快挙

Wティアラ 宮内こずえ

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「連盟タイトルを獲得出来て自分自身とっても嬉しかったけど、優勝した日に応援してくれてた仲間が集まっててくれて皆でお祝いしてくれたの。それが本当に嬉しくてさ…思い出したらまた…っう」

そう語る彼女の目には涙が。
私も、もらい泣き…(笑)

「天空麻雀もそろそろ優勝しないと!って思ってたから嬉しかったよー。今リーグ戦とか桜花とか調子悪いけど次に目指すは連覇かな。なんでも連覇していきたい。で、また良い報告がしたいな」

永遠の24歳 宮内こずえ

 

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画伯:宮内こずえ
小笠原「結婚したい!と一時期おっしゃってましたが今はどうですか?」

宮内「したいけどねー私には向いてないと思うの。一人で長く生き過ぎたわ(笑)願望はあるけどね、私家事全般出来るわけじゃないし、私を嫁にもらう人に申し訳ないかなって…もし結婚してもプロは続けていくよ!もちろん!やめるイメージが湧かない。いつか沖縄には行きたいかなーそこで沖縄支部とか立ち上げてさ…楽しそうじゃない?」

昔の夢を聞いてみた。

宮内「小学2年生の頃はお花屋さん。お花が大好きでお花に囲まれて生きていきたいって思ってた。お兄ちゃんがいたから男物のおさがりの服ばっかでさ、その反動からか女の子らしいものが好きなんだよねー。小学5年生は漫画家。漫画が大好きだったから。昔から好きなものを職業にしたがってたね。次が女優で、その次麻雀プロでしょ!好きなことだけして生きてるねー」

麻雀プロは本当に年齢不詳で美を保っている方が多い。彼女もその一人である。
好きな事をして生きていく。これが彼女の若さの秘訣でもあるのかもしれない。

今回の天空麻雀。宮内プロの服装&髪型も話題をよんだ。
毎回テーマを決めているという。
今回のテーマは??

 

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『若返り大作戦(24歳だけど)』
だそうです。皆様いかがでしょうか。

「皆様からの評判も良くて良かったです」とふざけて笑ってみせた。いつだって明るくチャーミングだ。

純白の牌奏者 宮内こずえ

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そう。私がこずえさんと出会って6年が過ぎ、最初は大先輩というスタートだったが、今では一週間に一度は会い、何でも話せるような友達みたいな?うーん。家族のようなそんな仲であると思っている。

彼女の魅力はなんだろう。

まず、あの明るさ。面白さ。淀んだ空気も張りつめた空気も彼女が喋ると彼女色に染まり笑いが生まれる。それが計算ではなく、あくまで自然体だから最高なのだ。
そして、自分を持っている。
歳を重ねると面倒くさいものを避けて通りたくはないだろうか?その為に納得いかずともイエスと言ったり、人との衝突を避け自然と距離を置きたがる。私はそうだ。
ただ、こずえさんは違う。相手が誰であろうと自分の損得なしに間違っているものは間違っていると口にする。それをしっかり相手に伝え話し合う。そして、相手が困っていればそっと手を差し伸べる。だからこそ、周りにはいつも人が溢れている。

そして、なんといってもトッププロなのに接しやすいキャラクターで愛らしいところ。

とある可愛かったエピソードを。

ラスベガスでの世界大会。同部屋だった私達は体調を崩し終始具合が悪かった。ある晩こずえさんが寝ている時に、私は少し元気になったので外に遊びに出かけた。遊んで帰ると寝ぼけ眼で、こずえさんが

宮内「なおーどこ行ってたの。寂しかったー」

っう。可愛すぎる。私が帰った音で起きたはずなのに、こんな可愛い事を言える方が、この世に存在するのか!そこに奢りとか狙いとかが無いからこそ滲み出る愛らしさ。

今回のインタビューでも

小笠原「好きものは何ですか?ファンの方から貰ったら嬉しいものとか…」

宮内「うーん。果物好きだから果物嬉しいなー。チョコも好きだしね、旅行も好きでしょー。あと奈央が好き!生き物で一番好き!」

おーーーーーい!可愛過ぎますよーーー!流石に少し照れましたよ!

真っ直ぐで純粋。まさに純白。相手に染まったかのように見えて相手を染めていく。おっちょこちょいなところも人間味があって、ダメなところも隠そうとせず曝け出し、自分の良いところも、しっかり分かっていてそれが不思議と嫌味じゃない。そこにまた人は魅了されるのだ。

彼女は常に最前線で戦い続け、人には見せない苦労や努力があるだろう。ただ、いつでも明るく元気に振舞い、麻雀も進化をし続ける。
今、麻雀界はMリーグ発足と共に大きな広がりを見せている。

「出たい!」素直にそう言った宮内プロ。
きっと公式戦も復活を遂げ、また新たな時代を切り開き続けてくれることだろう。
これからも宮内プロの活躍に目が離せない。

こずえさん 天空麻雀20優勝おめでとう!最後は私の一番好きな写真。

 

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宮内ファン1432号 小笠原奈央

第143回:中級講座『心構え』 浦田 豊人

連盟公式ルールに的を絞った中級講座の連載も、今回で5回目となりました。

第1回目
トップ狙うべからず。
第2回目
役無しリーチかけるべからず。
第3回目
二鳴きするべからず。
第4回目
2フーロに放銃するべからず。

これまでは麻雀の押し引きの判断、リーチや鳴きの判断について、または鳴き読みについてをテーマにして、麻雀の「技」の部分を書かせて頂きましたが、今回のテーマは「心構え」。
麻雀も相手との闘いである以上、他のスポーツや競技と同様に「心・技・体」のどれもがしっかりとしていないと勝ちきれないものであり、そのためには「技」の鍛練は勿論の事、「体」をしっかりと管理し、そして「心」もしっかりと鍛え上げなければなりません。

今回のテーマは抽象的であり、ある意味講座向きではないかもしれませんが、私としては最も書きたかったテーマでもあります。
私の個人的意見では「心50%、技25%、体25%」くらい、心の部分が勝敗を分ける大切な役割を果たすもので、「心=精神」が麻雀において勝つために最も重要なものだと思っております。

今回は私が公式戦に臨む時に、呪文のように唱える心構えを幾つか紹介させて頂きます。
もし1つでも共感出来るものが有りましたら、幸いに思います。

●対戦前の心構え

【其の一:負けるイメージを持て。】

先ず対戦前の心構えです。
よく他のスポーツの競技などでも言われる事ですが、
「勝つイメージトレーニングをせよ。」
「勝った時の成功例を思い出せ。」
と言われる事がありませんでしょうか?
確かにポジティブに考えて試合に挑む事は、当日ネガティブになって力を最大限に発揮出来ない事を防ぐ上で、非常に効果的だと思います。
しかしそれだけでは私の中では50点です。
勝つイメージと同時に「負けるイメージトレーニング」も行って、はじめて満点と言えましょう。

人はどうしてもミスをしてしまう生き物です。
そんな時、「◯◯しておけば良かった。」
「次は絶対に◯◯をしない。」と反省をし、直後の戦いに調整していると思います。
そして1日終えて、
「最初の失敗さえなければ今日は結果プラスだったのになぁ。」とか、
「でも、それを教訓にしたから、その後からは良い麻雀が打てたかな。」とも思う日もある事でしょう。
しかしながら人はまたその失敗を忘れて、ポジティブのみをイメージして、同じ過ちを繰り返すのです。
だから、あらかじめ「先に負ける」のです。
そうしてから1回戦に挑めば、最初から油断なく最大限良い麻雀が打てる、というものではないでしょうか?

「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」

この言葉は佐賀藩士・山本常朝という人の武士道書『葉隠』の一説で、この言葉を耳にした方は多いのではないかと思います。
いったん死んだ気になることで、何事かに臨めば、自由な気持ちになり上手くいく、という意味合いですが、
まさにこれこそ「負けるイメージを1回持て」という事になるのではないでしょうか?

【其の二:格上との対戦は、それ以上の迫力で押し返せ。】
【其の三:全ての対戦者にリスペクトする。】

当たり前の話ですが、麻雀は3人と戦う競技であります。
その対戦相手の中には、時には動画配信でお馴染みで誰もが知っているトッププロの方との対戦もあるかもしれません。
また、そこまでいかなくても明らかに自分より格上の方との対戦が当然遭遇すると思います。

そういう時にその相手の「迫力(オーラ)」で、対戦前や対戦中に圧倒されてしまい、普段打てる牌を怖がって止めてしまったり、もしくは逆に目をつぶって一か八かで懐に飛び込んでいったりと、冷静さを欠いてバランスを崩すのが、私の経験則を含めて見受けられます。
それこそ上級者の思うツボなのです。

こんな時こそメンタルを強く持つ事です!
相手に物凄い迫力があっても、そのオーラを上回る迫力で押し返さなければならない。
いつも通りにしっかりと勝負し、しっかりと受けなくてはなりません。

逆に明らかに自分より経験が浅い人との対戦の時、勝手に「今日は勝った」、「プラス100ぐらい稼ぎたいな。」と慢心する事は禁物。
経験が浅いとはいえ、牌を持っていたら何が起こるかは分からないのが麻雀。
それで相手に先制パンチなんか喰らうと、「何故!?」となり、そこからズルズルといってしまう。
これではいけません。

相手と闘うのではなく、牌と闘わなくてはいけません。
とにかく普段やっている自分の麻雀を、いかに出来るか。

そのためにもやはり大切な事は「相手をリスペクトする」ことです。
格上だろうが、経験が浅かろうが、対戦相手を敬う気持ちをしっかりと持つ事は、闘いにおいてとても大切なことだと思います。
自分に自信を持つ事は大事ではありますが、それ以上に謙虚に真摯に卓に臨まないと、段々と正確な判断が出来なくなっていきます。

偉そうに書きましたが、そういう私もなかなか実行出来ていません。
リスペクトして臨む、と言うのは簡単ですが、自分が一番強いと思う、負けず嫌いの勝負師達にはなかなか出来ないものであります。

 

●対戦中の心構え

【其の四:忘れろ!とにかく一旦忘れろ!】

さて、それでは対戦中の心構えです。
対戦中は一打一打、一局一局、いろいろな出来事が起こります。
会心のアガリ、見事なアタリ牌止めなど成功もありますが、同時に失敗もいっぱい起こしてしまいます。
親リーチへ無理しての放銃、ヤミテンへのうっかり放銃、選択ミスによるアガリ逃し、単純な切り間違いなどなど…。

プロであるならば「反省」は絶対に必要です。そして、その反省を元に次への糧にしなければなりません。
しかし、その反省を次の局の最中にしてしまう人がいます。
これではいけません。

麻雀は毎局毎局の一打一打で選択の連続となります。自分のツモ番以外でも他家のツモ切り・手出しや細かい挙動に気配りをしなければなりません。
誰かの一打で局面がガラッと変わってしまう競技です。
そんな時に前局の失敗を思い、あれこれ反省している場合ではないのです。
ガックリしたり、カッカして熱くなっている場合ではないのです。
そんな事していたら、その瞬間から「勝利」はあなたのもとから離れていくでしょう。
麻雀の敗因は「ミスをした」事よりも、ミスにより心が揺れて、集中力を欠いて「更にミスを重ねてしまう」、このミスの連鎖が敗因になるのではないかと思います。

「反省はその日の対局全てが終わってからするべし。」

反省は上達のためには絶対条件ですが、忘れる事こそ先ずは絶対条件なのです。
それでもついつい反省してしまう人は、自分がどんな時に心が揺らぎやすいのかを、普段から検証しておくと良いです。
一番多いケースは自分が放銃した直後ではないでしょうか?
なので、特に自分のダメージになるような放銃は、絶対にしないようにしましょう。

ダメージにならないためのアドバイス
「ワンチャンやスジは信用するべからず。」

初心者を卒業して、麻雀が分かってくると、ワンチャンスやスジが「比較的通りやすい」と思い、受ける牌の選択肢にしてしまう人がいます。
それで放銃すると、「ツイテない!」となり、勝手にダメージを受けている人が見受けられます。

連盟公式ルールは平均打点が低いため、どうしても失点を防ぐ「守り重視=放銃回避」の傾向になりがちです。
なので、攻める側も場況に恵まれて「ワンチャンスだからリーチ」、「スジ待ちになっているからリーチ」として、少しでも放銃を誘い込もうと考えるケースがおおいに有り得ます。
そして受け手側もリーチに対してガチガチに現物しか切らないと、結果リーチ後にワンチャンスになる事も非常に多く見受けられるのです。

また、下記のような例もあります。

親・Aさんのリーチの捨て牌

九万 上向き中二筒 上向き八索 上向き九索 上向き四万 上向き
西五筒 左向き

南家・Bさんの手牌

三万三万四万四万一索三索五索二筒四筒六筒七筒西西  ドラ東  ツモ東

中盤に差し掛かってもなかなか手が進まないと思っていた矢先に親のリーチ、そして生牌のドラの東ツモ。
流石にここは受けになるでしょう。
そんな時、現物の西をトイツ落としせずに、四万を2枚続けて切る人がいます。
そうです、ワンチャンスを作って他家の放銃を期待する打ち方です。
安全牌がない人がワンチャンスを頼りに打ってくるかもしれないからです。

つまり公式ルールは他のルールに比べて、どうしてもワンチャンスやスジ待ちになりやすいものです。
心が揺れないためにも、ワンチャンス・筋ヒッカケは「打牌選択肢に入れない」という、強い気持ちを持つように心がけましょう。

【其の五:理を基にして感性で判断せよ。感じろ!】

麻雀は囲碁・将棋と違って、山や相手の手はふせられているので、どうしても「見えない部分との戦い」となります。
見える部分は「理」をふんだんに頭を駆け巡らせて答えを見つけていくものとなりますが、それでも見えない部分の方が多くなります。

例えば6巡目の親がリーチをかけてきた場合、この時点で見える牌は
4人の捨て牌 21枚
自分の手牌 13枚
ドラ表示牌 1枚
合計35枚となり、誰も鳴いていないと仮定すれば、見えない牌は101枚となり、それは実に74%と3/4の部分が見えない部分となります。

ですので、このように見えない部分を推理していく事が麻雀には必要不可欠となりますが、どうしても限界はあります。

それではどうすればよいでしょう?

「分からないものは考えても仕方ない。」
これも一理あります。
私は極限まで感じて、「感性」で答えを出していこうとしております。
単なる「勘」ではなく、見える部分からの「理」を元に、これまでの状況判断を反復し、自分の感性で答えを出すよう、感じるようにしております。
(この「感性」におきましては、また別の機会に書かせて頂きたいと思っております。)

【其の六:勝負処を見極めろ、行け!】

「麻雀=戦い」である以上、戦いには必ず「勝負処」というものが存在します。
その勝負処を制したものが、勝利を掴み取るものでありましょう。

現在行われている公式ルールの各種リーグ戦では半荘4回戦がスタンダードでしょうか?
その4回戦のどこかで必ず勝負処が存在しますので、その勝負処が何処かをしっかりと見極めて、その時はどこまでも突っ込んでいかなければ、勝利の女神は微笑まないものだと私は思います。
安全牌ばかり捨てていて、自分だけアガろうとは虫のいい話です。
相手を倒すには、同時に倒される近さまで踏み込まなければなりません。
そういう勝負処では絶対に弱気になってはならないし、かといって打ってもいけません。
何としても恐れず進んでアガリ切って、自分の主導権にしなければなりません。

逆に勝負処が来るまでは無理に行き過ぎて、自滅しないように打ち進めなければなりません。
一番気を付けなければならないのは、公式戦のような回数の限られた戦いの場合、「開局・スタートが最重要」なのであります。
序盤戦において、状態が悪い時はまだ勝負の時ではなく、我慢のしどころなのであります。
いきなり一か八かにいかないようにして下さい。
それでも開局1回戦東1局に勝負処が訪れる事もありますので、とにかくスタートには最大限に神経を研ぎ澄まさなければなりません。

【其の七:最後まで絶対諦めない。】
【其の八:最後まで油断しない。】

麻雀は本当に最後の最後まで何が起こるか分かりません。
どんなに大差であっても、まさかの奇跡の大物手やオーラスの突然の大連荘など、麻雀を覚えて36年間、嫌と言うほど大逆転劇を見てきたし、自分でも味わって来ました。
逆に最後まで諦めなかったおかげで、降級確実な位置から最終節に残留を果たすという経験も何度もして来ました。

例えばラス目の親で下記の配牌を手にしたとします。

南3局 親 持ち点13,100

一万四万八万九万八索九索九索一筒五筒八筒東白発中  ドラ一索

「さすがラス目の親だなぁ~。」と嘆きたくなりそうな配牌ですが、ここでやけになって四万五筒から切ってチャンタに向かい、あわよくば国士に、というのは安易であると言えましょう。
ここは一万から切って、役牌の重なりや上の三色などを目指し、なんとか連荘を果たすべく粘り強く「4メンツ1雀頭」を必死に作っていく方が望ましい打ち方だと思います。
ラス目、状態が悪い時でも最後の最後まで諦めない事です。

逆にトップ目、状態が良い時は油断禁物です。安心せず、油断せず、更なる上を目指す、良い勢いを奪われない事が大事となります。

「これで勝てる!」と思った時が一番危ない。それが勝負の落とし穴です。
相手も開きなおります。
総合トップ目でも決して守りにいかない。
守りにいけば勢いをなくし、追い上げ者に抜かされるのは明白です。
例えトップ目でも堂々と勝負しましょう。
オーラスが終了するまで攻撃していなくては勝ちきれません。
「『優勢』=『勝利』」ではありません。
「勝負」とは、勝負が見えてきたところからが、本当の勝負のはじまりなのであります。

しかしながら、そうはいってもしっかりと受けるべき時まで攻めていてはいけません。
油断をせずに、過信せずにしっかりと受ける場面が必ず起こりえます。

(私の実戦譜より)
オーラス 37,000点トップ目
ラス目の親が東をポンする。
捨て牌は
六筒 上向き八筒 上向き二万 上向き

私の手は

二万三万六万四索六索九索二筒三筒九筒九筒南中中  ツモ三筒  ドラ八万

親の手は捨て牌からいってホンイツが本命で、最低5,800から12,000まであろう。
トップ目の私としてはのんびり構えているわけにはいかず、中を早く仕掛けてこの半荘を終わらせたい。
なのでソウズを早めに処理すべく九索を切ると、「ロン!」

一索二索三索四索五索六索七索八索南南  ポン東東東

なんと親はすでにテンパイしていて、「ホンイツ役一通」の高目親満に放銃してしまいました。

「こんな早い手、交通事故だよ。」
確かに3巡目のポンテンの出来事なので、そう思いたくなりますが、そうではありません。
放銃したのは結果的に仕方ないかもしれませんが、親の手をホンイツと読んだ以上、九索を鳴かれる可能性も考えねばならず、やはりトップ目としては軽率な一打と言えましょう。
これこそ「油断の一打」なのです。

 

●対戦後の心構え

【其の九:盆面を良くしよう。】

よく「勝つまでは決して白い歯を見せるな。」と言われますが、勝った後でも極力必要以上には見せない方が、私は良いと思います。
これまでの闘いにおけるお互いの健闘を称えて、その対戦者に敬意を表したいと思えるかです。
対戦中の心構えのところでも書きましたが、真摯に相手をリスペクトされているかどうかは、対戦後に自ずと分かります。

問題は負けた場合の心構え。
麻雀という勝負が好きな人は、それこそ大好きなゆえに負けず嫌いの人が多いものです。
そんな人が負けてしまった場合は、挨拶もおろそかに帰ってしまったり、残っていても周りにあれこれと愚痴ったりしてしまいがちです。
いわゆる「盆面が悪い人」です。
しかし、それではやはりいけないと思います。
対局後は勝者をしっかりと称え、周りにも気持ちよく感謝の気持ちを持たなければなりません。
と言いつつ、実はこの私も昔から盆面が悪いという強い自覚があります。
負けず嫌いも本当に困り者です…。

【心構えのまとめ】

◯対戦前
「負けるイメージを持て。」
「格上との対戦は、それ以上の迫力で押し返せ。」
「全ての対戦相手をリスペクトする。」

◯対戦中
「忘れろ!とにかく一旦忘れろ!」
「理を基に感性で判断せよ。感じろ!」
「勝負処を見極めろ!行け!」
「最後まで絶対諦めない。」
「最後まで油断しない。」

◯対戦後
「盆面を良くする。」

今日も私は呪文を唱えながら麻雀をします。

邪道戦法は続きます。
お楽しみに~。

第5期JPML WRCリーグ最終節(12月)成績表

1位通過→ベスト16
2位~11位→二次トーナメント
12位→35位→一次トーナメント(今期は34位)

・一次トーナメント(巣鴨本部道場)

12位~35位(王位、マスターズが連盟員でない場合人数に変動あり)の24名で各半荘3回戦
各卓上位2名が勝ち上がり

・二次トーナメント(巣鴨本部道場)

一次予選通過者12名に2位~11位の10名(今期はシード3名のため2位~10位の9名)
、さらに王位(連盟員のみ)、マスターズ(連盟員のみ)、のシード選手を加えて計24名で各半荘3回戦
各卓上位2名が勝ち上がり(王位、マスターズが連盟員でない場合人数に変動あり)

シード
沢崎誠(麻雀マスターズ)
魚谷侑未(王位)
HIRO柴田(前年度期首順位1位)

・ベスト16(夏目坂スタジオ)

二次予選通過者12名に鳳凰位、十段位、前回優勝者、予選1位通過者の4名を加えて各半荘4回戦
各卓上位2名が勝ち上がり

シード
藤島健二郎(前期優勝者)
前原雄大(鳳凰位)
内川幸太郎(十段位)
蒼山秀佑(予選1位)

・ベスト8(夏目坂スタジオ)

半荘4回戦を行い各卓上位2名が決勝進出

・決勝(夏目坂スタジオ)

半荘4回戦

 

順位 名前 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 合計
1 蒼山秀佑 72.0 ▲ 12.0 65.3 78.2 27.8 231.3
2 三浦智博 30.8 42.6 43.7 ▲ 3.2 70.0 183.9
3 藤本哲也 81.4 ▲ 36.5 69.3 17.4 27.9 159.5
4 仲田加南 11.5 45.5 47.5 27.5 15.2 147.2
5 石立岳大 9.5 8.6 71.5 ▲ 5.0 53.0 137.6
6 石森隆雄 ▲ 45.5 50.3 72.9 75.3 ▲ 26.3 126.7
7 原佑典 ▲ 39.0 38.5 116.3 4.2 6.7 126.7
8 阿久津翔太 38.9 66.0 22.5 ▲ 38.1 36.3 125.6
9 越川清一 62.0 ▲ 52.3 13.9 66.3 23.0 112.9
10 日吉辰哉 66.7 67.5 31.0 ▲ 51.8 ▲ 6.6 106.8
11 山田学武 17.4 ▲ 35.1 1.9 45.5 76.1 105.8
12 新谷翔平 65.5 73.6 ▲ 16.7 20.0 ▲ 38.8 103.6
13 近藤久春 ▲ 27.8 94.9 64.4 ▲ 70.6 34.4 95.3
14 柴田吉和 18.7 46.6 29.7 41.1 ▲ 41.0 95.1
15 山脇千文美 ▲ 81.9 34.8 102.0 14.9 23.5 93.3
16 福島佑一 ▲ 47.0 13.7 24.9 128.3 ▲ 27.3 92.6
17 柴田航平 69.6 ▲ 45.2 51.0 ▲ 14.1 30.7 92.0
18 上田直樹 9.2 9.9 40.7 57.9 ▲ 26.4 91.3
19 田中史孝 ▲ 36.3 63.5 ▲ 25.5 103.0 ▲ 24.7 80.0
20 岡本和也 14.4 80.3 45.4 ▲ 39.1 ▲ 23.7 77.3
21 石橋和也 30.1 ▲ 35.7 8.3 ▲ 29.1 103.6 77.2
22 安藤友一 24.9 11.2 50.3 18.2 ▲ 28.3 76.3
23 後藤正博 ▲ 12.1 45.6 39.8 46.6 ▲ 45.9 74.0
24 井出一寛 41.3 119.6 12.3 ▲ 10.0 ▲ 91.0 72.2
25 池田来斗 5.4 40.6 ▲ 27.7 ▲ 23.1 76.8 72.0
26 宮内崇成 30.0 164.2 15.1 ▲ 57.8 ▲ 79.7 71.8
27 楠原遊 ▲ 31.3 51.0 12.2 24.5 10.8 67.2
28 美晤 48.8 24.5 18.6 ▲ 18.4 ▲ 7.3 66.2
29 森岡貞臣 ▲ 26.2 2.0 50.5 21.2 18.5 66.0
30 中野妙子 70.8 ▲ 38.7 ▲ 41.2 35.8 38.2 64.9
31 中村毅 ▲ 15.7 13.3 41.1 41.8 ▲ 16.1 64.4
32 齋藤豪 1.0 15.4 28.1 0.8 18.5 63.8
33 川原舞子 58.0 ▲ 35.5 4.0 21.0 15.8 63.3
34 森下剛任 ▲ 50.2 ▲ 33.4 28.1 60.2 56.2 60.9
35 平野良栄 65.9 64.9 5.0 17.6 ▲ 93.4 60.0
36 木本大介 37.5 ▲ 45.2 41.3 6.8 11.7 52.1
37 藤井すみれ ▲ 8.6 110.8 ▲ 7.3 ▲ 56.1 11.9 50.7
38 早川林香 23.0 12.6 60.0 1.8 ▲ 49.6 47.8
39 安村浩司 45.7 24.6 ▲ 8.6 ▲ 25.7 10.9 46.9
40 東谷達矢 ▲ 2.8 49.0 ▲ 3.4 ▲ 55.3 55.0 42.5
41 越野智紀 ▲ 7.6 6.6 34.0 ▲ 28.8 35.2 39.4
42 土井悟 ▲ 35.8 ▲ 77.9 17.3 149.5 ▲ 14.7 38.4
43 小車祥 ▲ 16.2 ▲ 17.4 39.3 ▲ 16.1 45.7 35.3
44 山田浩之 92.8 ▲ 28.0 ▲ 1.5 ▲ 9.0 ▲ 31.7 22.6
45 室伏理麻 31.1 34.1 ▲ 26.8 ▲ 17.6 ▲ 0.3 20.5
46 麓征生 ▲ 28.1 ▲ 8.5 ▲ 56.9 19.9 91.4 17.8
47 大和 3.9 ▲ 46.0 39.7 29.2 ▲ 10.3 16.5
48 中谷彰吾 24.6 ▲ 1.8 32.6 ▲ 11.2 ▲ 30.5 13.7
49 齋藤桂史 82.3 ▲ 71.2 43.8 ▲ 24.4 ▲ 17.1 13.4
50 小林大地 3.0 ▲ 37.1 55.6 ▲ 30.0 20.0 11.5
51 真鍋明弘 18.0 ▲ 20.0 63.5 ▲ 25.3 ▲ 33.0 3.2
52 古橋崇志 ▲ 14.8 ▲ 11.1 ▲ 19.9 86.7 ▲ 44.5 ▲ 3.6
53 野方佑介 55.2 ▲ 99.7 ▲ 5.3 46.7 ▲ 4.5 ▲ 7.6
54 鈴木宏明 33.3 17.5 32.1 ▲ 31.1 ▲ 60.9 ▲ 9.1
55 吉野敦志 131.4 ▲ 25.0 ▲ 32.4 ▲ 40.8 ▲ 53.4 ▲ 20.2
56 桜木里咲 ▲ 0.9 ▲ 56.6 20.6 26.4 ▲ 12.2 ▲ 22.7
57 清原継光 49.0 ▲ 66.1 12.8 ▲ 69.3 50.2 ▲ 23.4
58 吉田直 ▲ 34.2 ▲ 14.7 1.6 ▲ 64.2 86.2 ▲ 25.3
59 伊賀則夫 ▲ 53.1 62.8 ▲ 88.1 10.5 37.3 ▲ 30.6
60 木暮智貴 ▲ 12.5 10.3 34.0 ▲ 31.1 ▲ 33.6 ▲ 32.9
61 小笠原奈央 97.6 ▲ 36.3 ▲ 23.2 ▲ 9.2 ▲ 71.3 ▲ 42.4
62 宮村信 ▲ 15.4 ▲ 28.3 9.3 ▲ 64.0 54.3 ▲ 44.1
63 樋口徹 53.3 ▲ 46.0 ▲ 28.4 ▲ 27.7 ▲ 5.2 ▲ 54.0
64 西島一彦 ▲ 77.0 ▲ 0.8 ▲ 26.6 45.2 1.8 ▲ 57.4
65 岡田茂 ▲ 31.0 30.1 ▲ 16.8 ▲ 16.5 ▲ 26.5 ▲ 60.7
66 トントン ▲ 64.9 0.3 ▲ 56.4 32.9 5.3 ▲ 82.8
67 ケネス徳田 ▲ 39.8 ▲ 45.0 52.9 ▲ 0.8 ▲ 53.9 ▲ 86.6
68 岡崎涼太 50.4 15.0 ▲ 61.4 ▲ 58.3 ▲ 35.9 ▲ 90.2
69 藤永流馬 ▲ 14.8 ▲ 25.4 ▲ 28.9 9.5 ▲ 36.1 ▲ 95.7
70 紺野真太郎 57.9 ▲ 61.7 ▲ 74.6 ▲ 22.1 4.1 ▲ 96.4
71 菅原千瑛 ▲ 19.0 ▲ 35.0 11.2 ▲ 21.2 ▲ 37.0 ▲ 101.0
72 宮﨑皓之介 ▲ 19.6 ▲ 72.7 ▲ 12.2 ▲ 21.8 22.0 ▲ 104.3
73 瀬下勝也 68.7 55.2 ▲ 84.1 ▲ 73.4 ▲ 77.2 ▲ 110.8
74 黒木真生 ▲ 60.5 ▲ 46.4 23.0 3.5 ▲ 32.3 ▲ 112.7
75 櫛田利太 8.2 ▲ 69.2 49.4 ▲ 29.0 ▲ 76.0 ▲ 116.6
76 末続ヒロトシ 5.1 ▲ 95.8 ▲ 38.9 53.2 ▲ 61.6 ▲ 138.0
77 斉藤理絵 ▲ 43.2 ▲ 19.1 ▲ 1.5 28.7 ▲ 123.2 ▲ 158.3
78 増田隆一 ▲ 129.9 9.5 ▲ 10.2 ▲ 8.3 ▲ 59.7 ▲ 198.6
79 福光聖雄 ▲ 50.9 ▲ 48.6 2.3 ▲ 104.8 敗退
80 鈴木誠 33.8 ▲ 77.7 ▲ 86.3 ▲ 75.9 敗退
81 太田優介 ▲ 20.3 ▲ 61.6 ▲ 71.2 敗退
82 小川尚哉 38.2 ▲ 71.1 ▲ 120.5 敗退
83 冨田久志 ▲ 90.2 ▲ 12.8 ▲ 100.7 敗退
84 桜川姫子 ▲ 21.0 ▲ 140.0 敗退
85 大鹿糠文也 ▲ 104.2 ▲ 64.5 敗退
86 厚谷昇汰 ▲ 105.8 ▲ 68.4 敗退
87 水越京子 ▲ 122.9 ▲ 58.6 敗退

Mr.Yの連盟Weekly!天空麻雀PV・桜花決勝初日

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平成で最も人気のあった名前ランキングが発表された。
男性の1位は「翔太」、女性の1位は「美咲」だったらしい。
言われてみたら確かに学生時代、同じクラスに「翔太」も「美咲」もいた。
連盟に「翔太」はいるが「美咲」はいない。
ちなみに男性の2位は「翔」だ。

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※白鳥翔さんは昭和生まれなのでランキングにはカウントされていない。

2018年生まれの名前のランキングは男の子は「蓮」、女の子は「結月」らしい。
20年後の連盟員は「蓮」と「結月」で溢れている事だろう。
覚えていたら20年後にこの記事に戻ってこよう。

それでは、先週を振り返ってみよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
【第35期鳳凰戦A1リーグ最終節A卓】12月10日(月)
藤崎智vs紺野真太郎vs内川幸太郎vs近藤久春

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熾烈な降級争い。
開始前のポイントは以下だ。

藤崎智   ▲122.7
紺野真太郎 ▲131.3
——————
内川幸太郎 ▲154.7
近藤久春  ▲177.7

1回戦から、手がぶつかり合い大荒れ模様。

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内川が藤崎から7,700。
内川が降級圏内から抜け出す。

しかし南2局、

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忍者オリジナル手順で、内川から11,600を直撃!
1回戦は近藤がトップで終える。2着に浮きの藤崎。

2回戦、紺野が痛恨のラスを引き、迎えた3回戦。

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渾身の6,000オール!!
オーラスも2,000・3,900を決め、逆転トップ。
3回戦を終え、トータルポイントはこちら。


近藤久春  ▲133.2
紺野真太郎 ▲137.9
——————
藤崎智   ▲138.2
内川幸太郎 ▲177.1

内川は少し離されてしまい、近藤・紺野・藤崎の3名は大接戦となった。

上位3名、横並びから一抜けを決めたのは…

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紺野!!待望の4,000オール!!

そして勝負は、近藤vs藤崎。
決めたのは…

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藤崎!
この6,400を決めオーラスを迎え、そのままアガリ切って残留を決めた。

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【第35期鳳凰戦A2リーグ第10節A卓】12月4日(火)
荒正義vs前田直哉vs西川淳vs麓征生

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2回戦を終えて好調の前田。

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このアガリを皮切りに、前田の時間帯がやってくる。

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2連続でソーズの一気通貫のツモアガリ!

その後も加点し、迎えた親番で、2,600オール→2,600オール→5,800→5,800とアガリ倒す。

他にも諸々アガリ、80,000点を超える大トップ!!
3回戦を終えて100ポイントを超えた。

最終戦もオーラスにアガって浮きに回り、更に加点しこの日は終了した。
全員を沈め、自身は200ポイントを超え、A1昇級に王手をかけた。

この日のトータル:前田直哉+106.4 西川淳▲10.7 麓征生▲32.2 荒正義▲63.5

 
 
【第35期鳳凰戦A2リーグ第10節B卓】12月5日(水)
猿川真寿vsダンプ大橋vs古橋崇志vs魚谷侑未

昇級を目指すダンプ、猿川。
降級ラインから遠ざかりたい魚谷、古橋。

1回戦目に微差ながらトップを取った古橋だったが、その後が続かず、18のマイナスでこの日を終えた。
勝ち頭は魚谷。自身のポイントをプラスまで戻した。

この日のトータル:魚谷侑未+32.0 ダンプ大橋+29.7 古橋崇志▲18.3 猿川真寿▲43.4
 
 
【第35期鳳凰戦A2リーグ第10節C卓】12月11日(火)
二階堂亜樹vs佐々木寿人vs黒沢咲vs客野直

昇級も降級も遠い位置にある三者に、降級ラインが見える位置にいる黒沢。
しかし黒沢の不調は続く。
中々浮けない展開が続き、この日も▲32.4でフィニッシュとなった。

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【第13期女流桜花決定戦初日】12月7日(金)
仲田加南vs魚谷侑未vs石田亜沙己vs中野妙子

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ついに始まった女流桜花決定戦。

※事前に行われた優勝者予想はこちら

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仲田と魚谷に本命が集まる中、抜け出したのはこの選手。

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中野妙子。
親で一通確定のピンフリーチを打っていた仲田が掴み、中野へ8,000の放銃。

そして、次局はこのアガリ。

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リーチを打って最高打点に仕上げて6,000オール!!!

更に…

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大量ポイントで一人浮きで1回戦を終えた。

1回戦終了時:中野妙子+45.2 魚谷侑未▲3.8 石田亜沙己▲13.9 仲田加南▲27.5

そして2回戦、東1局から勝負局。

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中野、役牌を鳴いて、この聴牌!!
發・南・ホンイツ・トイトイ・ドラ2、8翻の倍満の聴牌!!
山に2枚あるドラをツモれば三暗刻も付いて11翻の三倍満!!!

「引いてしまうんじゃないか」
という空気が流れる中、アガったのは…

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石田亜沙己!
狙い通り三色に仕上げ、4,000オールをアガる。
紙一重の一局だった。

緊迫した雰囲気の中、眠っていた彼女がついに目覚める。

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仲田が北・ホンイツ・ドラ3の3,000・6,000!!
一撃でトップに躍り出る。
更にその後も加点し、トップで2回戦を終える。

その後も仲田の勢いは衰えない。
続く3回戦。

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このアガリでそのままトップを死守し、2連勝。

続く4回戦も…。

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止まらない仲田!
そして、オーラス。
ドラ3の中野がテンパイ。一矢を報いるチャンスだったが…。

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3連勝!!

大きいラススタートで始まった仲田だったが、終わってみれば首位。
現女流桜花の力を見せつけた。

二日目は今週の金曜日。お楽しみに!

4回戦(初日)終了時:仲田加南+51.4 中野妙子+24.1 石田亜沙己▲24.7 魚谷侑未▲50.8

 
 
 
 
 
 
【Focus M】12月4日(火)~12月11日(火)

☆Focus Mとは?
Mリーグに照準を合わせ切磋琢磨するプロ雀士たちと、企画に賛同した特別参加選手による真剣勝負のリーグ戦です。

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21回戦から28回戦までが行われた。
主に平日の12:00~放送しているので、要チェック!

このルール、打ってみると分かるが不思議なもので16,000点位のラスとか中々出ない。
ラスを引く時はハコテンのラスになることが多い。
不思議なものだ。

それが顕著に現れたのが28回戦。

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麻雀は恐ろしい…。
 
 
 
 
 
 
 
 
【麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTERオープニングムービー公開!】
先日、麻雀格闘倶楽部の最新作「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」の発表が行われたが、動画も公開された。。
麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTERオープニングムービー

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他にも沢山の連盟のプロが登場するぞ!!お楽しみに!
 
 
 
 
 
 
 
 
【天空麻雀20回記念スペシャル映像】

天空麻雀20回記念スペシャル映像が公開された。
天空麻雀20回記念スペシャル映像

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このスペシャル映像では、天空麻雀の歴史から始まり、天空麻雀20に出演している8名の女流プロのインタビューなどがある。
是非ご覧いただけたらと思う。
 
 
 
 
 
 
 
【家族の応援】

麻雀プロ。
親の反対を押し切って…なんて話を昔はよく聞いたが、最近は家族が応援してくれる環境の人も増えてきたと思う。
麻雀プロというものがどんどん認知されていっているということだろう。
良いことだ。

中野妙子の親も、娘を応援しているようだ。(ロン2プロ雀士ブログ12月10日更新分より

女流桜花のプレーオフで見事決勝進出を決めた日に、高知に住む、妙子・父よりメールが届いた。

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本当に良い家庭だ。
家族の支えというのは他から得ることが出来ないパワーみたいなものがあると思う。
家族の期待に応えられるように、女流桜花決定戦も頑張るのだ!妙子プロ!

ん?
このメールには続きがあるって??

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突然のお叱り!!口調がちょっと怖い!!

これも愛なのだろう。素晴らしい環境だ。

第19期北陸プロアマリーグ 第3節レポート

11月25日(日)、この日は「第44期王位戦」の決勝戦が開催され、激闘の末、魚谷侑未プロの優勝で幕を閉じました。
今年の王位戦は北陸支部代表の藤本がA級本選で180人中トップで通過したり、後藤・木原の2人が準決勝まで進出したりと、北陸支部としても少しずつ活躍する選手が増えてきている感じがします。
近いうちに決勝進出、そして北陸にタイトルを持ち帰る人が現れる事を、大いに期待しております。

その王位戦決勝と同じ日に、ここ北陸では「第19期北陸プロアマリーグ」の第3節が行われました。

予選5節の折り返しとなる今節、注目は第1節から一度も首位を渡さずに好調快走中の獅坂。
その獅坂を止めるべく立ち上がるのは前期チャンピオンの志多木と準優勝の藤本。
これに安城を加えての屈指の好カードとなった。
結果はまたしても獅坂の勝利。
1回戦を1人浮きトップを取り、
2回戦東2局でも全員テンパイを掻い潜り、

六万七万八万二筒二筒四筒五筒八筒八筒八筒白白白  ツモ三筒  ドラ八筒

ドラ暗刻のチャンス手をしっかりとアガリ切る。
今期の獅坂を象徴するようなこのアガリで、①②①③と+41.7Pを稼ぎ、前半戦を文句なしの首位で折り返した。
今の獅坂はまさに敵なしの状態であります。

この獅坂の独走に食らい付いていったのが前節トータル2位の窪田さん。

3回戦南3局

三万三万三万七万七万五索六索六索七索七索八索八索八索  ドラ六索

四暗刻への手変わりもあるのでヤミテンに構えていると、親の里木が先制のリーチ。
これを受けて窪田さんもここが勝負処と、このままツモ切りで追っかけリーチを敢行。この判断が素晴らしく、結果見事五索をツモり、跳満をアガリ。
このアガリで本日の態勢を磐石のものとし、この日+46.0Pを上乗せし、獅坂の独走を阻止すべくトータルでも+100Pを越えて2位で追走するかたちとなりました。

トータル4位は新人プロの南。
②①①②とオープラスの+62.6Pを叩き出し、前節の10位から大きく上昇を果たす。
ルーキーイヤーでいきなりの決勝進出を果たす事が出来るか!?
次節も注目すべく、期待がかかる。

同卓の木戸も、この「南旋風」に巻き込まれずに、しっかりとポイントを重ね、トータル6位に浮上。三期ぶりの決勝進出を虎視眈々と狙う。

北陸プロリーグ初代チャンピオンで、前節トータル3位の後藤。
冒頭でも述べましたが、後藤は今年の王位戦でも準決勝まで進出し、決勝まであともう少しというところまで行きましたが、この日も+29.1Pとまずまずの好成績で終える。
しかしながら、他の上位陣が今節みんなポイントを伸ばしているため、トータル順位は逆に5位にダウンしてしまいました。

同卓の成田もほぼプラスマイナスゼロで終えるが、前節4位→8位までダウン。
リーグ戦で勝ち残るためにはどうやら横ばいでは全然ダメらしい。
繰り返しになるが、それだけ今期は上位陣の調子がみんなすこぶる良い模様であります。

前節80P以上を叩き出し、一気にトータル6位まで浮上した飯田さん。
今節も絶好調らしいスタート。
2回戦・南3局の親番でも

一万二万三万四万五万六万七万九筒九筒九筒  ポン南南南  ドラ一万

荒谷のリーチを受けるもなんのその、高目のドラ一万をツモり、1回戦に続き連続トップで+50Pと、今日も絶好調モード。
しかし、ここから初参加の阿戸さんが2連勝と奮起し、飯田さんは失速。ポイントは+26.6P上乗せするも、こちらも上位陣のあおりを受けてトータル順位を1つだけ下げて7位。
しかしながら飯田さんの爆発力には定評がありますので、次節また期待が持てると思います。

さて最後は私の卓。
初出場ながら前節までトータル5位の林さん、7位の木原、そしてこちらも初出場の東さんが対戦相手。
私が8位なので、上位陣直接対決の卓となりました。
冒頭の繰り返しになりますが、木原も前日行われた王位戦準決勝まで進出し、敗れはしましたが、もう少しで決勝戦というところまで迫りました。
まだプロ1年目であり、今後大いに活躍が期待出来るルーキーであります。
しかしながらプロ在籍27年目の私も、簡単に負けるわけにはいきません。
その意地が牌に伝わったのか、1・2回戦とも連続トップを奪取。
特に2回戦は7万点越えの1人浮きで、この時点で+66.8Pを上乗せする。
「今日は100Pは稼げるかも?」
と思って調子に乗ってきた、毎回懲りない「悪夢の3回戦」。

東3局の親番を迎えて持ち点は32,000点。
この親も連荘する気満々で臨んだが、下家の林さんが中を仕掛けてホンイツ模様で、マンズと字牌を切りにくくさせてくる。

私の手

二万二万三万六万八万四索五索七索八索九索一筒二筒三筒  ドラ八万

ツモ七万は勿論、ツモ三索六索でも三万を勝負しようと思っていた11巡目、林さんが少考の後、ドラ八万を打って来た。
テンパイは明白、問題は三万が通るかだが、私のツモは二枚切れの発
こんな地獄待ちで待つくらいなら、ドラで待つだろうと、瞬間ツモ切りすると、
「ロン!」林さんが牌を倒す。

一万一万一万四万五万六万白白白発  ポン中中中

そうです!小三元を忘れていました。
私の時間が続いていただけに痛すぎる跳満放銃となりました。

私はここからいつもの「トップ狙うべからず打法」に切り替え、3・4回戦ともなんとか浮きの3着をキープ。
結果、今節で一番の+76.2Pを上げ、獅坂、窪田さんと同様に+100Pを越えてトータル3位に浮上する事が出来た。
次節更なる上を目指しますが、問題点はやはり「慢心する3回戦」の克服でしょうか?

北陸での熱い闘いもまだまだ続きます。

巣鴨本部道場 11月度プロアマオープン大会成績表(11月最終結果)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 立岩知朗 66 358.6
2 HENRIK 19 344.7
3 Andy-San 43 336.5
4 篠田拓郎 58 297.9
5 シマカタ 41 296.1
6 ミヤ 43 288.5
7 しーら 54 233.4
8 有田将之 25 222.4
9 ぽいすけ 48 205.2
10 イガラシ 16 196.5
11 杉山俊彦 23 188.2
12 大澤達弘 32 184.3
13 藤原隆弘 34 182.1
14 稲熊勝明 40 162.8
15 青木保則 41 161.7
16 住吉聡 72 155.8
17 丹野賢一 36 154.3
18 葭葉 18 150.2
19 西角健二 58 139.3
20 オガチャン 19 124.2
21 うりぽたん 16 115.1
22 月下の雀士 41 112
23 藤次祐紀 75 108.3
24 もと 29 101.9
25 塚田悠介 23 97.2
26 中谷あずさ 21 96
27 岡本浩一 36 94.7
28 ショウ 22 94.5
29 岡野 72 91.9
30 後藤竜也 17 91.6
31 ヒロオ 17 86
32 厚地 52 85.7
33 小泉忠 40 85.2
34 ケンタ 17 78.7
35 前原由紀子 19 74.5
36 カオリンゴ 20 71.2
37 カズ 21 71.1
38 山田侑輝 41 70.4
39 MICHAEL 22 65.8
40 木本一郎 34 63.3
41 くまお 21 19.5
42 小笠原和彦 18 17.3
43 エテキチ 25 11.5
44 中村 56 7.8
45 おく 23 4
46 齋藤麻衣子 29 2.9

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 山田浩之 15 202.2
2 岩沢和利 15 159.1
3 西角健二 11 150.2
4 青木保則 13 136.3
5 篠田拓郎 20 132.3
6 冨田久志 8 127
7 ぽいすけ 13 119.8
8 テツ 15 109.4
9 野瀬守康 9 97.9
10 藤次祐紀 25 94.8
11 宮村信 17 92.4
12 くまお 13 83.5
13 りっくん 12 71.7
14 小泉忠 11 68.1
15 もと 21 67.1
16 ひろりん 19 66
17 Andy-San 11 60.9
18 中村 18 60.7
19 岡野 13 57.9
20 小林泰士 12 39.1
21 塚田悠介 9 36.6
22 極楽7 13 35.9
23 丹野賢一 20 30.1
24 水野裕来 8 28.2
25 ショウ 11 23.9
26 岡本浩一 17 20.8
27 有田将之 8 10.1
28 シマカタ 19 2.8
29 おく 12 0.5

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 8WRC 8公式 9WRC 9公式 10WRC 10公式 11WRC 11公式 12WRC 12公式 1WRC 1公式 合計
1 うりぽたん 400 42.5 170 23.75 170 47.5 101 0 954.75
2 立岩知朗 99 25.25 190 25 79 29.75 400 0 848
3 厚地 119 25 150 24.25 400 27.75 86 0 832
4 しーら 0 0 400 0 200 0 170 0 770
5 篠田拓郎 190 24.5 118 75 73 0 200 47.5 728
6 ショウ 116 35 300 27.75 82 29 94 24.25 708
7 住吉聡 170 20.5 250 18 113 18.25 115 0 704.75
8 金山 300 28.25 97 20.5 111 28.75 66 20.5 672
9 小泉忠 117 0 115 50 250 17.75 85 29.25 664
10 丹野賢一 98 50 95 62.5 180 24.25 114 24.75 648.5
11 藤次祐紀 81 45 200 45 118 21 99 35 644
12 Andy-San 49 40 117 0 99 21.75 250 28.5 605.25
13 ミヤ 200 37.5 84 0 84 0 180 0 585.5
14 中村 112 24.25 180 29 97 24.75 70 28.25 565.25
15 岡本浩一 180 0 114 0 117 0 95 24 530
16 西角健二 160 0 111 0 81 0 112 62.5 526.5
17 藤原隆弘 150 0 160 0 95 0 118 0 523
18 小林泰士 118 16.75 70 100 94 20.25 65 27.75 511.75

19

青木保則 85 0 113 23 100 21.25 116 50 508.25
20 エテキチ 92 0 0 0 300 0 71 0 463
21 くまお 114 16.5 112 21.25 69 23.75 73 29.75 459.25
22 ぽいすけ 0 0 82 24.5 83 62.5 150 42.5 444.5
23 シマカタ 113 17.5 0 0 93 0 190 23.5 437
24 有田将之 0 20.75 92 21 96 17.25 160 23.75 430.75
25 大澤達弘 46 0 140 0 120 0 119 0 425
26 杉山俊彦 0 29.5 81 0 190 0 120 0 420.5
27 カズ 94 0 101 0 140 0 81 0 416
28 塚田悠介 120 20 65 0 61 17 97 25.25 405.25
29 稲熊勝明 70 0 119 0 87 0 117 0 393
30 月下の雀士 87 0 100 0 101 0 100 0 388
31 市川幹人 111 62.5 98 29.75 57 25 0 0 383.25
32 カオリンゴ 140 0 96 0 64 0 82 0 382
33 太田久雄 79 28 116 21.5 85 19.5 0 21.5 370.5
34 木本一郎 71 0 83 0 112 0 78 0 344
35 115 0 73 0 98 0 56 0 342
36 山田侑輝 96 0 99 0 66 0 80 0 341
37 小笠原和彦 48 23.25 85 0 72 19.75 72 20 340
38 岡野 0 0 93 20.75 80 24.5 93 28 339.25
39 松井直文 101 0 94 0 67 0 57 0 319
40 ケンタ 69 20.25 0 28.5 115 0 84 0 316.75
41 木澤謙 58 47.5 86 20.25 52 30 0 20.75 314.5
42 HENRIK 0 0 0 0 0 0 300 0 300
43 山田浩之 0 75 0 18.25 0 100 0 100 293.25
44 オガチャン 57 0 64 0 58 0 111 0 290
45 齋藤麻衣子 82 0 71 0 65 0 68 0 286
46 りっくん 97 23.5 66 21.75 45 0 0 29.5 282.75
47 タカトシ 86 0 61 0 54 0 61 0 262
48 ソウ 250 0 0 0 0 0 0 0 250
49 佐藤妙子 66 0 69 0 49 37.5 0 19.75 241.25
50 飯田和昭 0 0 68 28.25 114 28 0 0 238.25

第31期中部プロリーグ 第9節レポート

●Aリーグ:村瀬 寛光

第8節の組み合わせは以下の通り。
1卓 杉村・日下・清水・伊藤・小野
注目のカードは現在2位の伊藤、3位小野の上位陣直接対決の行方だろう。
開始早々、東2局小野の勝負手と仕掛ける伊藤の手牌がぶつかる。

四万五万六索六索六索一筒一筒一筒六筒七筒八筒白白  ドラ一筒 9巡目リーチ

対する伊藤は、マンズのホンイツ仕掛けで

五万六万九万九万中中中  チー二万 左向き三万 上向き四万 上向き  ポン二万 上向き二万 上向き二万 上向き

軍配が挙がったのは伊藤。四万を力強くツモり上げ1,300・2,600のアガリ。
このアガリを機に順調に点棒を重ね、1回戦目は伊藤がトップ。
2回戦も伊藤の勢いが止まらない。2,000・3,900ツモと7,700出アガリと連勝かと思われたが、ここに清水が待ったを掛ける。南1局親、下記のリーチで杉村から高目二万が出て11,600。

二万三万三万四万四万二索二索三索四索五索六索七索八索  ドラ六筒

続いて南4局、清水は5,200以上のアガリがトップ条件だが、最後は見事にクリア。

五万五万五万一筒一筒西西  チー一索 左向き二索 上向き三索 上向き  ポン中中中  ツモ一筒  ドラ一筒

伊藤・清水と1着2着を分け合い迎えた3回戦。清水の抜け番で東1局から伊藤は日下から12,000出アガリスタート。
次局は日下のチンイツと杉村ドラ3の勝負手がぶつかる。

日下
三索四索四索五索五索九索九索  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  チー六索 左向き七索 上向き八索 上向き  ツモ三索  ドラ南

杉村
四万五万七万八万九万一索二索三索四筒四筒南南南  リーチ

放銃してもすぐにアガリ返す日下。彼はAリーグ在籍8年目だが、5回決勝進出中2回優勝経験を持つ実力者の1人。その飄々とした様とは裏腹に実に高度な雀力と洞察力を兼ね備えている。
その後は伊藤の1人舞台となりトップ。
4回戦目は清水と小野の一騎打ちへ。小野が2,600オール、2,000・4,000をツモり清水も負けじと応戦。南2局、清水、杉村、日下の勝負局。

清水
八索八索二筒二筒三筒三筒六筒六筒八筒八筒東東発  ドラ八索

杉村
五万六万七万三索五索八索八索三筒四筒五筒六筒七筒八筒

日下
三万四万五万九万九万南南白白白  ポン七万 上向き七万 上向き七万 上向き

清水と杉村はじっと息を潜めてヤミテンを選択。発を掴んだ日下が6,400放銃となってしまった。
結果は小野が競り勝ち待望のトップ。
5回戦は最後まで好調だった清水が有終の美を飾り、卓内トップを収めた。

2卓 古川・三戸・山本(拓)・寺戸・森下
三戸、山本(拓)の両者がプラスで迎えた8節、この卓では激動の展開が待ち構えていた。
起家の森下が序盤から2,000オール、5,800出アガリと攻勢に出る。

東4局、森下の手牌

二万二万四万四万六万六万九万四索四索八索八索七筒七筒  ドラ八索

寺戸から6,400、続く南1局親番でも下記の手牌をモノにして9,600出アガリ。

四万四万四索四索五索六索六索三筒三筒四筒四筒中中  ドラ三筒

南2局ではドラがなくてもしっかり手役でポイントを掴み取った。

五索六索六索七索七索六筒六筒七筒七筒八筒八筒西西  リーチ  ロン八索  ドラ七万

初戦から6万点越えの大トップで勢いをつけた。
2回戦以降もその勢いは留まることを知らず、終わってみれば4連勝で+110.9ポイントを叩き出し、降級圏内の12位から暫定4位に急浮上。決勝卓まで残り1節、その地力に期待したい。
森下の印象に残った局面がこちら。

4回戦・南3局、三戸と森下の勝負局。
三戸がこの手牌で7巡目リーチ、

六万七万八万三索四索五索六索一筒二筒三筒五筒六筒七筒  リーチ  ドラ三索

親の森下もヤミで応戦していたが、下記手牌から七万を引き追っかけリーチ。

二万二万二万四万六万三索三索四索五索六索三筒四筒五筒

どちらでもアガリではあるが、振り替わる前なら7,700のところ七万引きリーチなら12,000。
五万が一発で出た意味合いに態勢の違いを大きく感じた瞬間だった。

4卓 掛水・朝岡・加藤・土岐・都築
首位を走る掛水と土岐(4位)加藤(5位)都築(6位)が激突する順位変動必至の熱いカードの行方は。1回戦目は掛水が抜け番で、朝岡を除く3人は是が非でもポイントを稼ぎたいところだったが、その朝岡に点棒が吸い取られていく展開に。
南3局、土岐対朝岡の構図へ。土岐が先制リーチを掛けるも、親の朝岡はヤミで受ける。

土岐
四万四万五万六万七万二索三索五索五索五索三筒四筒五筒

朝岡
四万四万五万六万七万二索二索二筒三筒四筒六筒七筒八筒  ツモ二索  ドラ四万

流局と思われた残り1巡の出来事だった。今振り返ればこの最後の1枚をツモった時点で4卓の結果は決まっていたのかもしれないと思った。2回戦では都築が下記勝負所をしっかり捉えトップを果たした。
東4局2本場、加藤・都築の仕掛けに親の土岐が迎え撃つ形になった局面。

加藤
三索四索五索二筒三筒四筒東東白白  ポン発発発

土岐
二万三万四万五万七万五索六索七索五筒六筒七筒東東

都築
三索三索七索八索九索五筒六筒  チー七万 左向き八万 上向き九万 上向き  チー七筒 左向き八筒 上向き九筒 上向き  ツモ四筒  ドラ五筒

朝岡が1・2・2・1着と圧倒的な力でねじ伏せる結果となったが、掛水も最小限のマイナスで抑え、不動の首位を守り通した。最後に今期掛水の成績を象徴する1局をご紹介したい。

掛水
一万一万七筒九筒白白白  ポン五万 上向き五万 上向き五万 上向き  ポン東東東  ドラ東

都築
五万六万七万六索七索九索九索三筒三筒三筒五筒六筒七筒

加藤
三万三万六万七万八万六索七索五筒六筒七筒西西西

後から都築・加藤の2軒リーチが掛かったとは言え、ドラ3で勝負手の掛水。五索を掴み小考して出した結論はオリ。この冷静かつ正確な読みがこれまでの結果に繋がっているのだと実感した。

いよいよ次が正念場の最終節。今節の森下のように4連勝出来れば11位の清水まではチャンスがあるだろう。しかし現実的に考えれば降級ボーダーが▲57.6である以上プラス組までが妥当か。だが常識では計り知れない「その先」を期待せずにはいられない。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 掛水 洋徳 ▲ 8.9 ▲ 3.5 39.7 54.1 ▲ 1.9 54.2 33.1 95.0 ▲ 0.6 261.2
2 伊藤 鉄也 15.6 ▲ 33.6 ▲ 19.6 90.7 63.2 22.2 0.4 ▲ 18.4 33.2 153.7
3 小野 雅峻 73.1 32.5 3.8 12.4 ▲ 41.7 20.2 14.0 ▲ 35.9 ▲ 32.0 46.4
4 森下 剛任 ▲ 7.4 18.6 ▲ 30.2 16.0 ▲ 8.7 ▲ 9.7 ▲ 2.8 ▲ 46.5 110.9 40.2
5 土岐 雄太 17.8 21.3 15.7 ▲ 11.0 32.4 ▲ 15.3 ▲ 29.6 18.8 ▲ 12.5 37.6
6 三戸 亮祐 5.4 3.3 5.3 33.1 34.3 ▲ 23.6 ▲ 10.3 ▲ 38.0 4.4 13.9
7 都築 友和 ▲ 14.2 5.8 2.8 ▲ 0.3 ▲ 63.9 40.6 ▲ 2.0 47.8 ▲ 14.5 2.1
8 朝岡 祐 22.1 ▲ 27.1 ▲ 25.3 ▲ 37.8 6.2 11.6 ▲ 5.6 ▲ 11.2 57.1 ▲ 10.0
9 加藤 泰史 16.2 ▲ 25.5 45.0 ▲ 38.1 ▲ 17.4 ▲ 24.1 31.5 30.0 ▲ 29.5 ▲ 11.9
10 寺戸 孝志 35.7 ▲ 18.6 23.6 ▲ 48.7 ▲ 64.9 ▲ 5.1 48.3 0.5 5.8 ▲ 23.4
11 清水 哲也 ▲ 9.0 ▲ 25.5 20.1 ▲ 4.2 ▲ 32.8 ▲ 8.9 ▲ 9.2 ▲ 17.4 62.4 ▲ 24.5
12 日下 健司 ▲ 40.1 ▲ 5.0 30.3 ▲ 7.4 20.0 2.1 ▲ 32.9 4.0 ▲ 28.6 ▲ 57.6
13 山本 拓哉 ▲ 86.7 19.8 ▲ 19.7 44.7 21.5 22.4 5.4 0.4 ▲ 71.4 ▲ 63.6
14 古川 孝次 ▲ 2.0 26.3 ▲ 52.8 ▲ 79.1 59.2 ▲ 20.1 ▲ 39.1 ▲ 39.3 ▲ 49.7 ▲ 196.6
15 杉村 泰治 ▲ 30.9 ▲ 3.5 ▲ 27.4 ▲ 39.2 ▲ 28.6 ▲ 27.3 ▲ 30.1 9.2 ▲ 35.0 ▲ 212.8

 

 

●Bリーグ:村瀬 寛光


静かに小雨が降りしきる中、最終節に向けて正念場とも呼べる第4節が始まった。
Bリーグにおける第4節は非常に重要な意味合いを持つ4回戦である。昇級を目指す者・降級を回避したい者、両者に共通するテーマは1つ。マイナスだけは絶対に避けなければならない事だ。
では今節の結果を順に見ていこう。

5卓 木村・青山・高橋・堤
現在4位の高橋と6位の堤は最終節に望みを託すため、なんとしてもプラスで終わりたいところ。木村・青山も大きくポイントを叩けば昇級のチャンスは充分だが結果はいかに。初戦から堤のハキハキとした発声が場内に響く。軽快にアガリを重ねて1回戦目はトップ、続く2回戦は3着に甘んじるも3回戦では値千金の1人浮きトップを取り、最後はしっかりプラスで終了。昇級圏内まであと一歩の3位まで浮上し、対する高橋は7位まで後退してしまった。木村は手堅くプラスにまとめ、青山は手痛いマイナスを余儀なくされた。

6卓 大町・中谷・富村・岡田
最低でもプラマイゼロ以上で終えたい首位の大町と、少しでもプラスでまとめ降級圏内から脱したいと目論む3名との勝負。初戦は中谷と岡田が競り合う展開になるも軍配が挙がったのは中谷。続く2回戦、1回戦で4着を押しつけられた大町だったが勝負所を見逃さずきっちりアガリ切り、その後も正確な場況読みと押し引きが功を奏し4回戦まで盤石の流れをつくった。富村は3回戦目に+45.1Pの超特大トップをもぎ取り、最後までリードを守り卓内トップに。今節のテーマに掲げたであろう降級圏内脱出を見事果たした。16位の岡田は8巡目小四喜テンパイと絶好の好機があったのだが、最後まで成就する事なく大きなマイナスに沈んだ。

7卓 田村・太田(充)・金平・斎藤
5位田村は2位斎藤との直接対決で1回戦目から奮起するが、2回戦以降一気に調子を落としマイナスを重ねた。斎藤は昇級に向けてその手を緩めず、プラスでまとめ首位の座へ。今節1番大きなポイントを叩いたのは2・2・1・1着とオールプラスで+72.3ポイントを稼ぎ出した金平。大きく上昇し4位に、昇級争いへ名乗りを挙げた。

8卓 大滝・大橋・佐藤・安藤
3位の安藤は安定した打ち方でしっかりとプラスで終えた。順位を1つ落とす結果となったが、最終節を見据えしっかりと準備をしていくに違いない。対する大橋は1・2回戦で▲41.3Pと大きな負債を抱えるも、持ち前の勝負強さを発揮し後半に立て直し連勝で飾り昇級に望みを繋いだ。
佐藤はプラスという結果で終えたが、まだまだ予断を許さない位置にいるため決して安心はしていないだろう。

昇級枠は2つでボーダーは+101.3ポイント。上位をひしめくその差は30ポイント弱と混戦必至の最終節を迎える結果となった。次節では上位陣の直接対決も実施されるため、一節だけで昇級圏内への順位が大幅に変動する展開も十分考えられる。果たして最高峰に位置するAリーグへの扉は誰に開かれるのか。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 斎藤 寛生 44.1 42.5 ▲ 3.8 27.1 109.9
2 大町 篤志 52.5 ▲ 9.3 44.9 13.2 101.3
3 堤 文吾 4.0 ▲ 21.8 53.3 52.9 88.4
4 金平 裕樹 32.3 13.7 ▲ 37.5 72.3 80.8
5 安藤 大貴 78.0 ▲ 33.0 15.7 10.0 70.7
6 大橋 幸正 11.5 5.5 10.9 11.8 39.7
7 高橋 侑希 21.5 57.1 ▲ 23.1 ▲ 27.1 28.4
8 木村 東平 ▲ 30.0 31.1 4.1 18.9 24.1
9 田村 良介 ▲ 19.1 23.6 42.4 ▲ 43.0 3.9
10 青山 大 39.1 ▲ 11.5 ▲ 2.3 ▲ 44.7 ▲ 19.4
11 富村 つぐみ 0.2 ▲ 48.0 ▲ 33.9 45.0 ▲ 36.7
12 佐藤あいり ▲ 24.5 ▲ 50.0 19.7 13.7 ▲ 41.1
13 太田 充 ▲ 68.1 24.4 18.9 ▲ 56.4 ▲ 81.2
14 中谷 彰吾 ▲ 28.9 0.3 ▲ 69.2 11.8 ▲ 86.0
15 大滝 聡 ▲ 36.5 ▲ 81.8 4.0 ▲ 35.5 ▲ 149.8
16 岡田 智和 ▲ 77.1 3.2 ▲ 44.1 ▲ 70.0 ▲ 188.0

 

 

●Cリーグ:長谷川 弘


第31期中部プロリーグCリーグも、もはや第4節。昇降級に向けての微妙な舵取りが許される事実上最後の節となろう。

今節Cリーグを取材して感じたのは、各対局者とも最終節に照準を合わせ、総合順位を意識した手組にシフトしている点だ。

今節首位に立った大高坂。かつては悪い手牌でもひたすらシャンテン数を上げることに没頭していたそうだが、今節はメリハリを利かせ、相手の特性に合わせた戦術が型にはまった。「手は入っていなかったが、丁寧に対局できた」。いつまでも混沌とした結果に甘んじるわけにはいかない。大きく伸ばしたスコアがその決意と対応力の高さを証明している。

池沢は卓組された対戦相手の立場と自身の順位に合わせた対策を予め講じて対局に臨んだ。
「手が悪くても小細工はしない。状況に合わせてできることを精一杯するだけ」。攻撃寄りであろう下位の対戦相手をケアしつつ、原点維持を目標に掲げ、今節を含め見事ここまで全てプラススコアでまとめてみせた。

捨て牌、山読みから自身の要牌の枚数を推察することを得意とする若松。「状態が悪いときは失点を取り返せない。我慢を重ねながら手順に変化を持たせて勝機を待つ」。常にリスクを負う覚悟は持ちながらも、自身の状態と手牌のバランスを繊細に扱う姿勢が目標通りの累加に結び付いたようだ。

岡本は「細かいミスが多く、押し引きが中途半端だった。稽古が足らない」と反省の弁を口にした。状態が悪いときの判断材料の積み上げが今後の課題になろうが、それでも今節マイナスすることなく、残留圏内に踏みとどまったことで、胸をなでおろしていることだろう。

配牌、展開は満足のいくものを与えられる機会の方が圧倒的に少ない。いわゆる変哲のない平凡な、もしくは最終形を想像することが容易でないほどの悪い手牌を、いかに状況、状態、対戦相手に合わせて的確に処理し、育て上げることができるかが打ち手の技量である。
そこから得た成果を精査し、アウトプットして後の実戦に反映させる。それらを怠れば、いくら脳内で手数を出そうと大きな進歩は望めない。

手順の後先にはわずかな違いしかない。しかし、それでも各人の思考、姿勢、選択によって結果に大きな差が出るのが麻雀の醍醐味の1つであり、リーグ戦という名の短期決戦の1つの結果でもあるのだ。

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 大高坂 松城 38.0 ▲ 0.3 14.6 58.1 110.4
2 越川 清一 69.4 44.6 35.1 ▲ 41.8 107.3
3 鈴木 涼太 ▲ 43.1 26.8 53.5 31.4 68.6
4 池沢 麻奈美 19.5 28.2 12.3 6.3 66.3
5 若松 正和 35.5 ▲ 17.4 25.4 17.5 61.0
6 太田 峻也 35.3 ▲ 20.8 13.5 24.7 52.7
7 山本 美文 ▲ 46.9 41.9 77.4 ▲ 55.9 16.5
8 蓮池 浩太 ▲ 65.8 ▲ 3.9 77.6 7.0 14.9
9 岡本 丈司 33.4 ▲ 29.9 3.7 3.2 10.4
10 浅野 文雅 ▲ 6.0 ▲ 3.5 ▲ 18.3 ▲ 16.3 ▲ 44.1
11 杉浦 貴紀 11.6 ▲ 61.1 ▲ 70.3 73.7 ▲ 46.1
12 日高 志穂 15.2 ▲ 35.8 ▲ 15.8 ▲ 41.0 ▲ 77.4
13 河合 慎悟 ▲ 46.0 ▲ 51.6 ▲ 65.5 83.7 ▲ 79.4
14 大西 義則 ▲ 45.7 24.1 14.4 ▲ 83.2 ▲ 90.4
15 鈴木 雄介 16.2 2.7 ▲ 105.3 ▲ 24.5 ▲ 110.9
16 原田 知彦 ▲ 25.6 54.0 ▲ 102.3 ▲ 42.9 ▲ 116.8

 

 

●Dリーグ:長谷川 弘


秋雨したたる晩秋のなか行われた第31期中部プロリーグDリーグ第4節。
今節を含め残り2節で、わずか3枠しかない昇級者が決定される。
昇級に手応えを感じている者も、やや現実味が遠ざかったように感じている者も自分らしく戦うことができただろうか。

今節開始前まで暫定ではあるものの、首位を走る菅野。
「前節は仕掛けが多い対局者に惑わされないよう配慮したつもりだが、少しラフに構えすぎた」
その反省を胸に今節は自身のスタイルを貫き通し、首位の座を譲ることなく昇級の可能性を力強く手繰り寄せた。
目先の出来事に囚われることなく、じっくり腰を据えての手作り、どちらかと言えば守備寄りと自身を評するが、配牌時、最後の一牌を取る際に指先に力を込める特有のルーティーンからは、温和な人柄とは真逆の力強さを感じる。

昇級圏である3位に浮上した家田は放銃を抑え、本手を確実にものにできたことが今節の好成績につながったようだ。
シャンテン数が深いところからのフーロ判断、構想と妥協のバランスに課題を残すが、ヤミテンとリーチ判断には強いこだわりが見て取れる。
滑らかな牌捌き、卓上での手際の良さも円熟味がある。
昇級を確実視するには、まだまだ予断を許さないスコアではあるものの、最終節に大きく望みを繋げることはできたはずだ。

成功する組織や人には3つの共通点があるそうだ。
そのことを「継続する力」、「情熱」があること。そして個々の強みや個性といった「オンリーワン」を持ち合わせていること。
それぞれどれか1つ欠けても望む結果は得られるはずもないが、とりわけ原動力となる「オンリーワン」がなければ継続力、情熱、共に乏しいものになりかねない。
オンリーワンは何も圧倒的に特別なものでなくてもいい。「こだわり」、「付加価値」程度でもそこに「自分らしさ」があればそれで構わない。

試合とは正に自身の力と相手の力の「試し合い」である。
わずか5節という短い期間では、何かを試すにはあまりにも時間が経ちすぎたかもしれない。
しかし、特に昇級圏から遠ざかってしまった者も残りの時間は有意義に活用してほしい。

オンリーワンは誰にでも存在する。
それを見つける時間はまだ残されているはずだ。

Dリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 菅野 直 50.7 10.1 ▲ 8.7 99.8 151.9
2 鈴木 淳 ▲ 29.2 101.4 ▲ 24.8 4.8 52.2
3 家田 みゆき ▲ 9.5 ▲ 38.6 48.5 18.6 19.0
4 山田 まさとし 43.1 ▲ 10.5 ▲ 12.6 ▲ 5.1 14.9
5 加来 千香子 ▲ 25.1 ▲ 9.8 14.1 9.2 ▲ 11.6
6 後藤 咲 1.7 18.2 ▲ 2.2 ▲ 32.6 ▲ 14.9
7 近藤 美香 34.8 ▲ 55.8 18.2 ▲ 33.7 ▲ 36.5
8 奥 潤次 ▲ 79.3 ▲ 17.8 21.4 1.7 ▲ 74.0
9 羽川 えりか ▲ 6.1 2.8 ▲ 53.9 ▲ 63.7 ▲ 120.9

ロン2ファン感謝祭in大阪~第27回リアル麻雀大会~ 稲岡 ミカ

2018年11月23日(祝)
待ちに待った第27回ロン2リアル麻雀大会が大阪で開催されました!

 
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今回のレポートは関西本部所属、稲岡ミカがお送りいたします!
宜しくお願い致します。

まずは今回東京よりお越しくださいました錚々たるメンバーをご紹介させていただきます!

森山茂和会長

 
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現在Mリーグでも活躍中の、前原雄大プロ、二階堂亜樹プロ、高宮まりプロ。

 
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A1リーグ堂々の首位を走るHIRO柴田プロ。

 
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今期女流桜花昇級、来期よりAリーグ入りとなる山脇千文美プロ。

 
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豪華ですね〜!!!

関西からは横山本部長や

 
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十段戦で惜しくも準優勝だった佐々木亮(ささきまこと)プロ。

 
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関西太閤位連覇中の花岡章生プロ。

 
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などプロ総勢18名のにぎやかな大会となりました!

 
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跳満をアガると跳満賞がもらえるとあって大変盛り上がったのですが、5回戦が始まる頃には急に5,200点アガれば商品がもらえるように変更になっていて、沢山のユーザーさんに総ツッコミをされていた、今回運営をしてくださっていた
ユーモア溢れる大庭三四郎プロ!!!!!

の写真はありませんでした笑  残念。。。><

沢山のロン2ユーザーさんと同卓させていただきましたが今回とても印象的だったのが、5回戦試合が始まる前に
「麻雀牌をさわったのが、今日初めてなので至らない事があると思いますが宜しくお願い致します。まだ今日一度もアガがっていないんですけどね笑」

こう言われて、ロン2リアル大会がこの方にとって素敵な思い出になるといいなと思ったことと、麻雀牌と触れ合って麻雀することもロン2で麻雀することも楽しいと思ってもらえたらうれしいなと思って対局に!

もちろん一切手を抜くことはありません!真剣勝負!
リーチをしても不発が2回続いていたユーザーさん。

稲岡リーチに対して、北ポン 六七八チーの22フーロで対抗するユーザーさん!
稲岡が發を掴んでしまい満貫の放銃。

先ほど書いた跳満賞(この時はすでに5,200賞笑)を受け取りアガったことがとても嬉しそうで私もなんだか嬉しくなってしまいました。

さて今回のリアル大会!
役満も飛び交う混戦を制したのは

優勝《茶飲みじじい》さん+145.5P
準優勝《橋本直也》さん+144.4P
第三位《川上直也プロ》+97.7P
第四位《前原雄大プロ》+97.6P
第五位《根越英人プロ》+97.4P
第六位《じんべい》さん+88.7P

以上の結果となりました!!!

プロを除く上位3名の方には、今回参加していたプロとの記念撮影もあり喜んでくださっていました!!!

最後になりましたが今回沢山のロン2ユーザーさんがこの大会に参加してくださり、連盟プロと麻雀牌と触れ合い麻雀は楽しいなと思ってくださっていると幸いです!

今後ともロン2を宜しくお願い致します。

日本プロ麻雀連盟
関西本部所属
稲岡ミカ

天空麻雀20 女性大会決勝レポート 山脇 千文美

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今回で記念すべき第20回目となる天空麻雀に、初出場、そしてレポートも担当させていただきました、山脇千文美です。
この天空麻雀の魅力の1つとして、対局が終わったあとに解説者と選手で行われる牌譜検討、プレイバックのコーナーがあります。
私は日本プロ麻雀連盟に入って1年目から、その牌譜検討のコーナーで使うための牌譜を採る仕事をしていました。
天空麻雀のスタジオ内での仕事でしたので、私もいつか、選手としてあの舞台で麻雀を打ちたいと、ずっと夢見ていました。

そしてとうとう、念願のその日が訪れたのです。

 
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予選A卓。
集合時間の朝早いA卓のメンバーは、体調を整えるのも大変です。
並びは東家から和久津晶プロ、魚谷侑未プロ、岡田紗佳プロ、二階堂亜樹プロ。
岡田プロも、天空麻雀初出場です!

 
 
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そして私の出場した予選B卓。
並びは東家から私山脇、高宮まりプロ、黒沢咲プロ、宮内こずえプロ。
私も最後まで通過の可能性を残し、オーラスも条件を満たしたリーチを打つことには成功したものの、結果は予選敗退となってしまいました。

予選A卓、予選B卓が終わり、決勝卓に駒を進めたのは、
和久津晶プロ、魚谷侑未プロ、宮内こずえプロ、高宮まりプロ。

4人とも天空麻雀の優勝経験のある強者揃いの決勝卓。
誰が勝っても、おかしくありません!!

 
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決勝卓の並びは東家から、魚谷侑未プロ、和久津晶プロ、高宮まりプロ、宮内こずえプロ。
和久津プロの盛り盛りヘアーや、宮内プロの猫耳ヘアーも、見どころです♪

そして、4人の雀風を問われた解説の佐々木寿人プロからは、
「全員揃って攻撃型と言えるでしょう。」の一言。
確かに、かなりバチバチの試合になる予感・・・。 

東1局から、佐々木プロの一言を象徴するかのような、攻防が繰り広げられます!
高宮プロが以下の手牌で先制リーチをかけますが、和久津プロと魚谷プロが、簡単にはオリてはくれません。

六万六万二索三索四索四索赤五索四筒五筒六筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ六筒

結果は手が整った和久津プロからの放銃で8,000点のアガりとなりましたが、どうやらこの満貫1回では、あまりアドバンテージにはならなそうだ・・・。

東3局。
先程は放銃に回ってしまった和久津プロに赤を2枚使った大物手が入ります!

二万二万五万赤五万五万七万八万九万六索七索赤五筒六筒七筒  ドラ八索

リーチを打った時点では山に5枚残っていた五索八索赤五索も残っていましたが、ここは流局となってしまいました。

その後、あまり大きな動きはないまま、南入に。つまり、全員に優勝チャンスが残った手に汗握る展開!!
ここからは1つ1つのアガリが、直接優勝に繋がっていきそうです!!

さあ、優勝するのは一体誰だ?!
続きは本編で(^^)

結果を知っている皆さんも、これから視聴する皆さんも、
12月8日からの再放送をお楽しみいただけると嬉しいです!
なんと今回は、ファン必見の名場面を織り交ぜた特別編集も放送されるそうです。
20回目という記念すべき天空麻雀の優勝者誕生の瞬間を、見逃すな!!

天空麻雀20女性大会決勝
再放送予定
12月8日(土)9:30~
12月13日(木)13:00~
12月19日(水)21:00~

何を切る?fromロン2 2018年12月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答を、グラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東2局西家

 

プロ

四索切り・・・12人
七筒切り・・・8人
八筒切り・・・7人
五索切り・・・4人
南切り・・・4人
一万切り・・・3人
四万切り・・・2人
三万切り・・・1人

 

ロン2ユーザー

三万切り・・・42.2%
四索切り・・・21.1%
五索切り・・・15.6%
七筒切り・・・7.8%
南切り・・・5%
四万切り・・・3.2%
八筒切り・・・3.2%
一万切り・・・1.8%

 

 

プロ解答(50音順)

 

四索切り

蒼井ゆりか
「どのターツを残すかの選択。牌の枚数はほぼ一緒だが、仕掛けている南家の最終手出しが五万三万が切りづらい。また、親の捨牌が強いこともあり、ここは四索を合わせます。マンズはスライドすれば一通やイーペーコーも見える。」

客野直
「ターツ選択だが、マンズは最終手出し五万の上家に危ないので切らない。六筒九筒の方が良さそうなので、今通ったばかりの四索を合わせて切る。」

黒沢咲
「対面の四索に合わせ、ツモ次第ではチャンタにしたい。六筒九筒がまだ残っていそうなので、そこが待ちになったら嬉しい。」

近藤久春
三万を切りたいのだが、南家の五万切りがイヤなので。」

沢崎誠
「仕掛けの上家が対面の四索に動かないので四索切り。ピンフドラ1の手牌、一通まで見ながら進めたい。」

清水香織
三索六索がなさそうなので、四索五索を落としたい。親が切ったばかりの四索を合わせる。」

鈴木雄介
「テンパイ形をアガリやすい外側に移しつつ、決め手になりうるマンズ一通の可能性を消さないため。」

武石絵里
「親の打牌に合わせます。12巡目で間に合ってない感じがするので、無理せずオリることも考えながら次巡以降の打牌をします。」

童瞳
「上家に対応しつつピンフを狙う。ソーズが場に安く通りそう。」

HIRO柴田
「ツモ七万は良いが、アガリまで見える感じはしない。五索が打てるかは不明だが、三索六索は厳しいと見るので打四索。」

藤原隆弘
「どのターツを外しても、アガリに向かえば放銃が待っていそうな気がする。とりあえず今通った四索を合わせ切りして、オリ重視で様子を見る。一万南が完全安全牌だからオリ切れそうだし。」

美波智子
「ターツの選択だが、今四索は通るので。」

 

 

七筒切り

明石定家
「南家に振り込まないようにピンズを払う。」

石渡正志
「この巡目だと受けも考えなくてはいけないので、七筒八筒の順で捨てていってテンパイ、アガリを狙う。」

中野妙子
「ソーズかピンズを切ろうと思う。安全度から、七筒八筒。ソーズをどうするか、この先のツモを見て決めたい。」

奈良圭純
「親と南家がテンパイしていそうなので、一番通りそうなターツを嫌いながら1シャンテンをキープ。」

二階堂瑠美
「安全第一。」

藤崎智
「受けに関してはどこも弱そうで選べないので、安全度からピンズ払いで。」

古川孝次
「どのターツを消去するかで、マンズ、ソーズは切りづらいところなので七筒八筒切り。」

増田隆一
三万はさすがに怖いから。」

 

 

八筒切り

鮎川卓
「南家には七筒八筒とも通りそう。親の現物が残るよう八筒から切ります。」

石川遼
「仕掛けへの安全度を重視して。」

刀川昌浩
「南家が四筒七筒に反応してないので、テンパイした時七筒を勝負のヤミテン。」

中村慎吾
「南家の仕掛けに通りそうな牌を切っていく。現物八筒と親の四筒切りに反応していないので。」

中村毅
七筒八筒払い。あまり良くないスタートのようなので、少し受け気味にテンパイしてもヤミテンで。危険牌をこれ以上掴んだら南のトイツ落とし。」

二階堂亜樹
「アガリに向かうなら比較的切りやすそうな七筒八筒のターツを払いつつ前に出る。九筒の所在が明確ではないので。」

安村浩司
「アガリを取るなら三万一万と切りたいところだが、親も上家もテンパイが入っていてもおかしくない。親の四筒を鳴いてないので、ターツで落としやすい八筒七筒と落としていく。」

 

 

五索切り

小野雅峻
「ターツ選択。三万四万四索五索でそこまで優劣が付けられないため、五索四索と切って捨牌が強くなる方を選ぶ。」

一井慎也
「アガリを目指すが、場が煮詰まっているので勝負牌から切り込む。」

麓征生
「チャンタまで狙えるので、ソーズ外し。」

古橋崇志
「親も南家もテンパイでもおかしくないが、攻めるために五索四索と外す。リーチ、ピンフ、イーペーコー、チャンタ、ドラ狙い。」

 

 

南切り

井出一寛
「打ちっぱなし、1人沈みの状態。テンパイがあるかもしれない状況で無理をする場面でもない。」

ダンプ大橋
「無理はせず、受けます。」

仁平宣明
「どのターツを切るにしても放銃のリスクがありそう。七万ツモの感触は良いが、ここは一歩下がってこの後のツモを見る。」

浜上文吾
「どのターツを選択しても放銃の可能性があるので、様子見で南のトイツ落としをします。アガリを目指すより、リスクを少なくテンパイ狙いです。」

 

 

一万切り

斉藤理絵
一万を切って、すぐテンパイしたら三万を切る。しなければ南のトイツ落とし。」

松岡千晶
「南家はテンパイしていそう。一万は全員に安全牌。自分がテンパイした時だけ三万を勝負。」

安田麻里菜
「様子を見ながら。」

 

 

四万切り

内田美乃里
「テンパイしたら三万を打つ。三万が重なれば打南。場況的に二万九筒は良さそうだが、上家がトイトイ気配で持たれてそうなので。」

前田直哉
「テンパイしたら打三万三索六索引きはリーチ。三索六索待ちはヤミテン。」

 

 

三万切り

内川幸太郎
「一番山に無さそうな二万五万を嫌います。ドラ色ということもあり。」

 

 

★番外編

伊藤優孝
「指運に聴く。見た目はどこも引きそう。ならばツモマンズの次はマンズ^^。」

第2期北陸リーグ 第4節レポート

北陸プロリーグ第4節。
決勝進出を見据えた大切な対局が始まった。
5節20回戦を行い上位4名が決勝戦へ進出。決勝は夏目坂スタジオにて配信予定となっているだけに、北陸支部員としても力のこもった対局となりそうだ。
今期の北陸プロリーグは15人がエントリーという事で、毎節5人打ちでの対局となり、1日5回戦の長丁場で戦う変則的なシステムである。
それでは各卓の戦いを振り返ってみよう。

まずはこちらの卓。
3節終了時成績
6位 浦田 +27.0P
7位 志多木 ▲0.4P
9位 藤本 ▲18.3P
10位 後藤 ▲27.3P
12位 獅坂 ▲47.7P

3回戦終了時成績
藤本 +39.5P
浦田 +26.6P
志多木 ▲12.5P
獅坂 ▲23.7P
後藤 ▲29.9P

昨年は優勝した後藤をあと一歩のところまで追い詰めたものの、惜しくも準優勝に終わった藤本。3節までは苦しい戦いが続いたが、今節は決勝進出を見据えての戦いと考えて挑んだのが功を奏したか、今節は大チャンスを迎えていた。
3回戦を終えて+39.5P。負債を全て完済し、ここからは決勝進出の為のポイントを上積みしたいところ。

4回戦 オーラス ドラ七索

二索二索三索四索五索東東東西西西白白  ロン二索

このメンホンを仕上げ大トップ。
65,500点のトップとなり、この半荘だけで+43.5P加点。今節は+89.2Pと大爆発し、一気に決勝進出争いの主役に躍り出た。
昨年は決勝戦に進出したものの苦渋を味わうこととなった藤本。
今年こそは!という強い気持ちが伝わってきた素晴らしい対局となったと言えるだろう。

4節終了時成績
藤本 +89.2P(+70.9P)
浦田 +28.3P(+55.3P)
獅坂 +21.1P(▲26.6P)
後藤 ▲57.0P(▲84.3P)
志多木 ▲82.6P(▲83.3P)

続いてこちらの卓。
3節終了時成績
1位 木戸 +100.5P
4位 里木 +46.1P
8位 成田 ▲7.7P
11位 美咲 ▲31.3P
15位 荒谷 ▲122.9P

安定した戦いぶりで首位を独走する木戸。
今節もその安定感は揺らぐ事なく、木戸は+32.6Pのポイントを積み上げ今節も卓内トップ。昨年に引き続き今年も決勝戦進出に向けて着実に一歩ずつ前進している。
決勝の椅子は1つ埋まったとみても間違いないだろう。

若手注目株の里木は、暫定4位。
ボーダーとはいえ、決勝進出に向けて着実にポイントの上積みを図りたいところだが…
里木に待ったを掛けたのはベテラン荒谷。
今期不調の荒谷だが、最終4回戦で国士無双を里木から出アガリ。

「競技人生で初めての役満でした。
順位は下でも、次節以降につながるようにしっかり打ちました。これが僕の雀風です。」
と、笑顔で答えてくれた。

この放銃もあり、里木は痛恨のマイナスに。
しかしまだ決勝進出を狙える位置につけているだけに、役満放銃を跳ね返しての再浮上を期待したい。

4節終了時成績
木戸 +32.6P(+133.1P)
荒谷 +25.8P(▲97.1P)
成田 +11.2P(+3.5P)
里木 ▲30.8P(+15.3P)
美咲 ▲38.8P(▲70.1P)

そして最後はこちらの卓。

3節終了時成績
2位 木原 +50.8P
3位 南 +50.7P
5位 安城 +30.4P
13位 前田 ▲54.1P
14位 本田 ▲66.8P

最終節に向けて少しでも順位を上げたい私は、1回戦+29.9Pと良いスタートを切れた。
しかしその後、全く周りが見えずに2回戦、3回戦で大きくマイナスしてしまった。
4回戦、抜け番で一人頭を冷やし、気持ちを切り替え最終戦に挑んだ。

1回戦2回戦苦しい展開が多かった本田は、
4回戦48,000点のトップをとり、迎えた5回戦。

東1局 西家 
 
一万一万一万一索一索九索九索  ポン九筒 上向き九筒 上向き九筒 上向き  ポン九万 上向き九万 上向き九万 上向き  ツモ九索  ドラ九筒

開局すぐに、清老頭をアガリ!
その後も慎重に局を進め、62,400点のトップ。
最終戦で+40.4Pとなり、今節+20.8Pの卓内トップとなった。

私は本田の役満アガリに少し動揺したが、目標とする決勝戦進出に向けて最後まで気持ちを強く持って打つ事が出来た。
本田に追いつく事は出来なかったが、勝負手をモノにする事に成功し、2着を死守。
この2着により本日のトータルもプラスに。
僅かながらではあるがポイントの上積みが出来、トータルポイントで5位をキープする事が出来た。

4節終了時成績
本田 +20.8P(▲46.0P)
安城 +10.3P(+40.7P)
木原 +2.8P(+53.6P)
前田 ▲21.4P(▲75.5P)
南 ▲32.5P(+18.2P)

4節を終え、藤本が9位から一気に2位に浮上。
浦田も着実に6位から決勝進出エリアへ順位を上げた。

北陸プロリーグは新設して今期が2期目。
今期は新人も入会した事ばかりではなく、若手の台頭もあり、支部員の士気も高まってきているように私は感じている。
今までお世話になってきた先輩達も、若手と共に支部を盛り上げていこうと協力体制にある事も力強い事だ。
北陸プロリーグだけでなく、プロアマリーグも含め、皆で切磋琢磨し北陸の麻雀界を盛り上げて行きたいとの思いは支部員全員の共有した思いであろう。
私も微力ながらそのお手伝いが出来たらと思っている。

Mr.Yの連盟Weekly!谷の奇跡・格闘倶楽部最新作

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先日漫才の頂点を決める『M-1グランプリ』が放送された。私が毎年楽しみにしている番組の一つだ。
ここ最近M-1は12月の第1週日曜日に行わるため、私は毎年リーグ戦と時間が被る。
もちろん録画をしているので、期待を膨らませながら帰宅するのだが、ここで注意点が一つある。
『自宅に着くまでに結果を知ってはいけない』
ネタバレはNGだ。誰が優勝するか知ってしまうと面白さが半減してしまうからである。
簡単に聞こえるかもしれないが、これが意外と難しい。
うっかりTwitterを開いてしまうと誰かしらがツイートしているので即アウトだ。
ボーッと電車内のモニターを見ていてもニュース速報でバンと出されてアウト。
一昨年は文字こそ見ないように注意していたが、青いスーツの二人組のシルエットが見えてしまい銀シャリ。
情報が早いのは良い事だが、エンターテイメントに関しては少し情報を遅らせてほしいと思う。なんて自分勝手な意見だ。
それでは、先週を振り返ってみよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
【第35期鳳凰戦D2リーグSelect後期第3節】11月30日(金)
高宮まりvs岡田紗佳vs内藤正樹vs谷誠之

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D2リーグの別日対局が行われた。
34期生、お笑い芸人ブラックパイナーSOSの内藤正樹プロがテレビ対局は初放送。
そこにモデルの岡田紗佳、Mリーガーの高宮まりに加え谷誠之の4名で対局が行われた。

1回戦、いきなり凄い事が!!

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親の谷、九蓮宝燈テンパイ!!!
高目がなんと山に3枚!!!

いきなり48,000が出るかと思わず息を呑む。
アガったのは…

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内藤!!
一見リーチしそうな手だが、いち早く危険を察知してのダマテンだ!
リーチをして局面が長引いていたら谷のアガリもあったかもしれない。

そんなこんなで谷が乗り切れず、最終戦のポイントは以下。

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現在最終戦の南3局だが、仮にこのまま対局が終わるとその日のポイントはこうだ。

高宮まり+29.6 内藤正樹+13.8 岡田紗佳▲10.0 谷誠之▲53.4

谷、苦しい一日だった。
スター選手3名相手だからしょうがない。

それでは、この日の結果をご覧頂こう。

高宮まり+2.0 内藤正樹▲17.4 岡田紗佳▲49.3 谷誠之+44.7

あれ?誤植?
いや、誤植ではない。
谷に、一体何が…!?

南3局0本場 8,000(高宮→谷)
南4局0本場 二人聴牌(谷・岡田)
南4局1本場 12,000(岡田→谷)
南4局2本場 5,800(内藤→谷)

そして南4局3本場。
仕上がった谷。
ついに来た…

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16,000オール!!
麻雀はこれがあるから本当に怖い。対局者含め、誰もが思ったことだろう。
南3局と南4局で谷は順位点を含め、98.1ポイントプラスしたことになる。
九蓮宝燈テンパイといい、この日の主役は完全に谷だった。
これを谷の奇跡と呼ぼう。

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(あれ?谷さんってこんな顔だったっけ…?)
 
 
 
 
 
 
 
 
【第35期鳳凰戦B1リーグSelect後期第4節】12月1日(土)
仁平宣明vs明石定家vs増田隆一vs藤井崇勝

昇級を目指す仁平と藤井、降級圏内脱出を目指す増田と明石による4名の対局。
結果は以下の通り。

藤井崇勝+13.1 仁平宣明+11.6 増田隆一+8.7 明石定家▲33.4

来月の最終節の組み合わせは以下のようになっている。

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熱い戦いが繰り広げられるであろう卓が盛り沢山だ!
熾烈な最終節を見逃すな!
 
 
 
 
 
 
 
 
【プロリーグ】12月1日(土)・12月2日(日)

B1リーグを含むリーグ戦の結果は、連盟公式ホームページで公開されているので以下のリンクからチェック!

第35期 B1・B2リーグ 後期第4節成績表
第35期 C1・C2・C3リーグ 後期第4節成績表
第35期 D1・D2・D3リーグ後期第4節成績表
第35期 Eリーグ 後期第4節成績表 
 
 
 
 
 
【月江さんありがとう】
12月1日、月江さんのブログが更新された。

月江いくこ・ご報告

約7年間のプロ活動に幕を下ろした。
月江プロに関してはこの記事でも何回も取り上げさせて頂いた。
残念だが、これからも元気で明るい月江さんでいてくれ!

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【麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER近日稼働開始!】
麻雀格闘倶楽部の最新作「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」の発表が行われた。
近日稼働開始とのことだ。
お楽しみに!!

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【麻雀=ギャンブルというイメージの払拭】

麻雀業界がずっと抱え続けている問題、麻雀=ギャンブルというイメージ。
しかし、このイメージは最近急激に無くなっていっているのではないかと思う。
健康麻雀の普及、麻雀のプロスポーツ競技化を目指したMリーグの発足、それに伴ったゼロギャンブル宣言。

これから先、もっと麻雀はクリーンなものになっていくに違いない。
嬉しい限りだ。

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この例文はあんまりだろ!!!訂正を求める!!

~タイガー中島杯~ 第19期九州プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 藤井 崇勝 8.5 0.0 0.0 ▲ 5.4 59.6 39.9 ▲ 2.6 43.3 ▲ 14.1 30.0 159.2
2 浜上 文吾 66.0 ▲ 10.7 35.4 ▲ 66.2 9.9 46.5 12.0 5.5 22.6 27.4 148.4
3 下山 哲也 73.5 10.0 29.1 39.0 8.1 ▲ 25.6 ▲ 26.8 4.0 22.0 ▲ 14.3 119.0
4 矢野 拓郎 ▲ 28.3 ▲ 5.4 44.8 3.6 60.1 ▲ 23.6 1.0 48.9 62.3 ▲ 57.0 106.4
5 坂平 二郎 7.6 ▲ 9.2 ▲ 62.7 56.4 31.4 7.6 ▲ 35.4 6.1 15.5 23.1 40.4
6 島 秀彰 1.8 26.4 ▲ 8.9 58.7 32.6 ▲ 80.5 25.7 2.3 ▲ 21.9 3.3 39.5
7 和久津 晶 ▲ 18.2 ▲ 24.2 32.6 58.2 ▲ 30.8 ▲ 42.9 24.4 ▲ 3.7 15.7 25.3 36.4
8 柴田 祐一朗 22.5 54.6 6.6 3.9 16.1 ▲ 25.1 ▲ 88.1 ▲ 45.7 44.5 32.5 21.8
9 安東 裕允 2.8 4.7 19.9 ▲ 45.1 24.9 ▲ 10.0 25.3 ▲ 3.9 ▲ 27.3 19.7 11.0
10 塚本 将之 27.5 ▲ 17.7 14.3 ▲ 39.0 ▲ 61.4 41.1 12.0 57.5 ▲ 27.0 ▲ 7.2 0.1
11 村本 ヒロキ ▲ 29.2 ▲ 2.7 42.0 25.3 ▲ 44.1 12.4 8.0 ▲ 8.7 16.5 ▲ 38.8 ▲ 19.3
12 水町 慎一 56.1 29.2 ▲ 7.2 ▲ 53.9 24.1 23.2 ▲ 50.9 ▲ 3.1 ▲ 17.6 ▲ 22.5 ▲ 22.6
13 朝井 大元 ▲ 19.4 ▲ 16.5 ▲ 14.7 20.3 ▲ 34.9 40.2 32.9 ▲ 12.4 ▲ 60.0 ▲ 43.7 ▲ 108.2
14 吉田 彩乃 ▲ 49.6 ▲ 0.1 45.6 2.4 8.5 ▲ 37.2 15.4 ▲ 38.3 ▲ 48.4 ▲ 10.9 ▲ 112.6
15 藤岡 治之 17.0 ▲ 7.2 ▲ 59.3 ▲ 76.1 ▲ 57.9 22.4 17.4 9.8 ▲ 2.8 12.7 ▲ 124.0
16 服部 学 ▲ 65.5 13.1 ▲ 77.4 26.0 ▲ 6.1 22.5 17.0 ▲ 45.1 ▲ 44.2 34.4 ▲ 125.3
17 高村 翔 ▲ 74.1 ▲ 45.3 ▲ 41.1 ▲ 9.1 ▲ 41.1 ▲ 10.9 11.7 ▲ 16.5 43.2 ▲ 17.0 ▲ 200.2

決勝進出者 4名   降級者 5名
決勝進出&降級ライン:順位枠内に表示

Bリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 藤田 竜三 一般 13.0 57.4 80.1 95.5 41.9 287.9
2 佐藤 健治 プロ 75.3 107.3 84.6 ▲ 15.7 30.5 282.0
3 山下 将浩 プロ 53.2 15.9 75.8 ▲ 11.7 1.4 134.6
4 椎奈 健 プロ ▲ 19.0 60.1 56.7 ▲ 10.4 ▲ 7.9 79.5
5 松尾 樹宏 プロ 103.3 ▲ 15.1 ▲ 14.3 ▲ 80.7 58.6 51.8
6 福田 譲二 プロ 27.2 4.7 7.4 67.9 ▲ 77.7 29.5
7 早田 さきこ プロ 15.3 ▲ 17.7 26.8 ▲ 1.8 ▲ 4.9 17.7
8 伊東 宏倫 プロ 18.5 ▲ 31.9 10.7 2.2 ▲ 10.5 ▲ 11.0
9 相本 長武 一般 ▲ 58.0 ▲ 5.2 ▲ 2.7 17.8 27.0 ▲ 21.1
10 藤瀬 恒介 一般 ▲ 13.6 ▲ 14.0 ▲ 21.9 15.5 ▲ 6.3 ▲ 40.3
11 河野 みのり プロ ▲ 13.7 ▲ 60.7 ▲ 40.7 53.2 ▲ 17.5 ▲ 79.4
12 板谷 祐斗 プロ ▲ 32.2 ▲ 13.8 ▲ 55.4 ▲ 0.6 ▲ 25.1 ▲ 127.1
13 石原 忠道 一般 ▲ 57.5 17.1 ▲ 86.8 ▲ 3.1 0.4 ▲ 129.9
14 西原 亨 プロ ▲ 13.8 ▲ 21.0 ▲ 20.0 ▲ 59.3 ▲ 22.0 ▲ 136.1
15 山本 えりか プロ ▲ 73.1 ▲ 45.3 ▲ 46.8 ▲ 1.5 5.5 ▲ 161.2
16 青木 胤道 プロ ▲ 9.3 ▲ 6.6 23.6 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 192.3
17 団野 和広 一般 ▲ 16.6 ▲ 31.2 ▲ 77.1 ▲ 68.3 ▲ 13.4 ▲ 206.6

昇級者 2名   降級者 5名
昇級&降級ライン:順位枠内に表示

Cリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 竹田 巧 一般 113.6 ▲ 6.1 11.3 18.8 16.9 154.5
2 柿元 裕介 プロ 1.4 38.5 ▲ 1.0 80.9 34.5 154.3
3 河野 まや プロ 86.1 46.8 32.7 ▲ 14.9 ▲ 23.5 127.2
4 氏家 義成 プロ 94.3 6.2 ▲ 37.5 ▲ 5.8 50.4 107.6
5 安永 敏郎 一般 19.0 ▲ 48.6 78.7 39.3 15.1 103.5
6 柿添 誠 プロ 38.8 22.9 ▲ 6.2 34.8 10.6 100.9
7 岩村 美智子 プロ 29.9 19.7 50.1 3.7 ▲ 43.3 60.1
8 桝井 律男 一般 37.3 60.9 ▲ 35.6 20.8 ▲ 28.8 54.6
9 菊池 豪 プロ ▲ 15.3 ▲ 5.9 60.7 ▲ 19.9 31.4 51.0
10 宮崎 亮 一般 ▲ 39.6 25.3 ▲ 12.4 64.9 4.4 42.6
11 木室 哲朗 テスト生 1.7 ▲ 15.3 8.1 13.8 28.5 36.8
12 陶山 昌明 テスト生 ▲ 50.9 54.5 21.5 7.9 1.3 34.3
13 津留﨑 理 テスト生 ▲ 3.6 9.1 51.6 ▲ 14.7 ▲ 21.7 20.7
14 如月 明日香 プロ ▲ 15.3 ▲ 38.0 42.4 ▲ 61.2 74.1 2.0
15 下城 建一 一般 38.1 36.1 ▲ 54.8 ▲ 25.8 6.5 0.1
16 大野 徳多郎 プロ ▲ 20.1 71.4 ▲ 70.4 ▲ 27.6 32.8 ▲ 13.9
17 岡田 雄貴 プロ 19.8 ▲ 44.3 25.3 ▲ 19.5 ▲ 5.2 ▲ 23.9
18 中岡 伸介 一般 ▲ 100.0 ▲ 27.3 52.0 ▲ 4.9 48.3 ▲ 31.9
19 友保 美香里 プロ 117.3 0.0 ▲ 0.9 ▲ 82.2 ▲ 78.1 ▲ 43.9
20 渡辺 健太 プロ ▲ 29.4 12.5 ▲ 41.8 ▲ 24.4 37.6 ▲ 45.5
21 宝輪 聡 プロ ▲ 34.6 3.3 ▲ 34.5 46.7 ▲ 29.6 ▲ 48.7
22 土田 小緒里 プロ ▲ 58.9 ▲ 15.8 ▲ 27.1 12.5 38.2 ▲ 51.1
23 堀江 戌 一般 ▲ 21.7 30.1 ▲ 50.0 ▲ 1.2 ▲ 26.6 ▲ 69.4
24 安永 和光 一般 ▲ 30.3 ▲ 48.5 23.9 13.9 ▲ 29.4 ▲ 70.4
25 小原 航太 プロ 23.2 5.6 93.3 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 77.9
26 安部 久美子 プロ ▲ 20.6 3.5 ▲ 99.4 ▲ 18.6 ▲ 1.8 ▲ 136.9
27 北島 勇輝 プロ ▲ 100.0 ▲ 28.1 28.1 ▲ 44.1 6.6 ▲ 137.5
28 三苫 太矩也 プロ ▲ 109.9 ▲ 17.7 ▲ 30.5 26.6 ▲ 28.6 ▲ 160.1
29 大石 茂 一般 ▲ 69.4 3.6 ▲ 20.2 ▲ 73.9 ▲ 26.2 ▲ 186.1
30 濱田 貴幸 一般 ▲ 50.0 ▲ 44.5 ▲ 19.9 ▲ 100.0 ▲ 6.4 ▲ 220.8
31 スズカ 一般 ▲ 84.1 ▲ 49.9 ▲ 50.0 ▲ 1.1 ▲ 68.3 ▲ 253.4
32 福田 諒 プロ ▲ 74.0 ▲ 100.0 ▲ 38.7 32.0 ▲ 80.7 ▲ 261.4
33 大水 圭悟 一般 ▲ 100.0 ▲ 4.8 ▲ 50.8 ▲ 42.8 ▲ 100.0 ▲ 298.4
34 キタロウ 一般 ▲ 3.8 ▲ 59.2 ▲ 50.0 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 313.0

決勝進出者 6名   降級者 10名
決勝進出&降級ライン:順位枠内に表示