第37期 Eリーグ 前期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 鏑木 秀成 ▲ 14.9 91.0 37.5 20.3 13.7 147.6
2 山本 祐輔 64.0 ▲ 12.2 41.1 ▲ 1.7 45.6 136.8
3 藤本 浩輔 42.4 14.5 ▲ 2.0 ▲ 1.7 74.5 127.7
4 大髙 啓 8.3 27.2 76.6 0.0 8.4 120.5
5 島崎 涼 27.7 65.4 ▲ 33.8 0.6 56.3 116.2
6 小原 航太 43.6 67.7 ▲ 8.9 0.0 11.0 113.4
7 ダニエル モレノ ▲ 16.8 ▲ 27.0 48.1 32.9 59.0 96.2
8 襟川 麻衣子 32.0 49.8 52.8 ▲ 44.8 4.1 93.9
9 曽篠 春成 41.0 ▲ 20.4 34.2 ▲ 7.8 33.2 80.2
10 伊達 朱里紗 56.0 16.4 18.0 ▲ 4.0 ▲ 8.2 78.2
11 木暮 智貴 20.6 8.6 ▲ 9.6 44.6 12.0 76.2
12 辻本 一樹 34.5 57.7 ▲ 5.9 ▲ 56.3 24.0 54.0
13 太田 寛子 ▲ 40.8 13.1 7.4 ▲ 14.4 78.0 43.3
14 一瀬 由梨 21.3 ▲ 35.9 69.1 33.8 ▲ 49.8 38.5
15 中村 文哉 0.9 ▲ 9.6 16.9 64.7 ▲ 40.8 32.1
16 大鹿糠 文也 3.1 ▲ 52.4 ▲ 12.4 40.4 51.3 30.0
17 松岡 昭彦 ▲ 11.5 49.1 ▲ 8.9 0.0 0.0 28.7
18 永川 秀映 ▲ 30.9 8.2 77.7 20.4 ▲ 48.1 27.3
19 川原 舞子 20.2 ▲ 4.4 40.5 ▲ 20.5 ▲ 22.2 13.6
20 片倉 まち 4.9 ▲ 21.3 9.1 15.2 0.0 7.9
21 大枝 史 35.8 23.0 ▲ 55.0 ▲ 6.6 8.3 5.5
22 有田 将之 ▲ 0.1 4.9 ▲ 15.7 ▲ 56.0 60.3 ▲ 6.6
23 金澤 隼人 ▲ 21.5 8.5 5.7 24.7 ▲ 24.9 ▲ 7.5
24 黒羽 翔 ▲ 18.0 4.8 11.6 6.0 ▲ 14.0 ▲ 9.6
25 及川 慶次 ▲ 14.3 13.0 70.9 21.2 ▲ 104.7 ▲ 13.9
26 高瀬 翔 ▲ 23.6 23.2 ▲ 23.3 20.4 ▲ 18.9 ▲ 22.2
27 大月 れみ ▲ 31.5 69.1 ▲ 26.4 49.5 ▲ 83.1 ▲ 22.4
28 小林 大地 ▲ 48.5 ▲ 109.6 64.1 13.2 56.7 ▲ 24.1
29 黒田 良 ▲ 7.6 ▲ 14.1 ▲ 71.7 23.7 21.9 ▲ 47.8
30 大川 裕次郎 ▲ 49.0 42.5 0.0 15.9 ▲ 61.4 ▲ 52.0
31 こばり しん 152.2 ▲ 61.3 ▲ 48.9 ▲ 29.1 ▲ 70.5 ▲ 57.6
32 安藤 翔 0.6 ▲ 53.9 ▲ 68.3 ▲ 2.9 64.2 ▲ 60.3
33 水口 崚 2.9 ▲ 48.0 3.9 7.9 ▲ 41.8 ▲ 75.1
34 川添 瞭太 ▲ 52.8 ▲ 3.2 ▲ 18.7 11.3 ▲ 16.2 ▲ 79.6
35 高橋 慧 ▲ 25.5 28.8 62.2 ▲ 90.2 ▲ 61.7 ▲ 86.4
36 小平 螢 ▲ 6.8 ▲ 23.7 ▲ 84.0 16.4 0.0 ▲ 98.1
37 井野 葵 39.9 ▲ 10.9 ▲ 125.5 0.0 ▲ 10.8 ▲ 107.3
38 西城 凛 ▲ 36.7 ▲ 24.9 5.7 ▲ 41.9 ▲ 51.0 ▲ 148.8
39 町田 志織 0.1 ▲ 28.5 ▲ 97.9 ▲ 54.2 26.4 ▲ 154.1
40 吉澤 竜也 ▲ 49.0 ▲ 38.5 ▲ 57.8 0.1 ▲ 20.9 ▲ 166.1
41 戸邉 宏夢 ▲ 114.6 ▲ 51.3 0.0 ▲ 20.1 ▲ 1.4 ▲ 187.4
42 犬飼 あやの ▲ 78.6 ▲ 36.4 19.6 ▲ 53.0 ▲ 58.5 ▲ 206.9

第15期女流桜花Aリーグ第5節D卓レポート

この日の吾妻はメンゼン役有りのテンパイをほぼヤミテンにして潜んでいました。

 

 

【第5節D卓結果】
吾妻+55.5P 藤井+1.8P 川原▲19.8P 松岡▲37.5P

 

 

待ちの選択も正解し続け、3連勝して卓内トップで降級圏から脱出に成功。

吾妻は第1期から女流桜花に参加し、第3期にBリーグで優勝してAリーグに入りました。
4期から14期の間に3度決定戦に進出して2回優勝と、大一番での勝負強さを持っています。
現在1位の魚谷は決定戦に8度進出しているが、吾妻と仲田には勝てていません。
吾妻が好調を維持してプレーオフに進出が出来れば面白い存在になりそうです。

今期Aリーグ5年目の松岡は、これまでの4年間の全てでプレーオフに進出して安定感抜群。
この日は▲37.5Pとポイントを落としましたが、面白いプレーもありました。

 

 

3巡目に出た1枚目の役牌をポンしてドラ切り。
これを鳴く人、控えめに言ってほとんどいません。大げさに言うと松岡以外鳴かないです。
その「誰も鳴かないような鳴き」ということに大きな価値があります。

1回戦目の早い段階で同卓者に強い印象を植えつけて、

 

 

松岡の仕掛けに対しての、相手の守備意識を低下させます。
同じ相手と何度も対局する場合には、このような印象操作は有効な手段です。

プロクイーン決勝に進出した藤井に女流桜花での今期初プラスが出て、ポイント上位にいた川原がマイナス。
D卓も上位陣が負けて下位陣が勝つ流れで、更にプレーオフ・残留争いが混迷を極めました。

(文:越野智紀)

第37期鳳凰戦A1リーグ第8節A卓レポート

【A1第8節A卓 マムシの沢崎が本領発揮+52.9Pの快勝で3位浮上鳳凰位決定戦圏内に。】

 

 

鳳凰戦A1第8節A卓が9/28(月)に行われた。
3位 佐々木寿人
5位 沢崎誠
8位 HIRO柴田
10位 伊藤優孝

開始前の成績表はこちら

 

 

1回戦のトップは沢崎。東2局のピンフ三色ドラを柴田からアガる。山には高めが1枚しかなかったが、ラス牌を掴んでしまった柴田はここから長い時間苦しむ展開となる。

 

 

2回戦は佐々木が東4局の時点で6,900持ち1人沈み。しかしタンヤオドラの2,600をアガって南1局の親番での出来事。

 

 

①沢崎がドラ暗刻で先制テンパイ。二万はアガれないがヤミテンにする。
②佐々木に二万を打たれてしまうが、ポンしてタンヤオに移行。
③沢崎と持ち持ちだった中を佐々木がポン
④佐々木500オールのアガリ。

これをきっかけに佐々木が大連荘し、30,900点の加点に成功。総まくりトップを決めた。

3回戦は伊藤の半荘。

六万六万八万五筒二索二索南西北北発発中 ツモ南

七対子1シャンテンのこの手を3巡目の南からポンして発トイトイの5,200(+600)をアガると、東3局2本場にはタンピンツモ三色ドラの八万をツモ。

 

 

伊藤が今日のマイナスをほとんど返済のトップを取った。
この展開を黙って受け入れるわけにはいかない。柴田が最終4回戦に意地を見せる。

 

 

トップ目沢崎を追う2着につけていた柴田はこの手を1巡ヤミテンに取るが、跳満ツモ狙いでリーチに踏み切り、四万ツモアガり。4回戦トップを取り、今日のマイナスを約半分に減らした。

 

 

4者が1回ずつトップを取った今節だが、沢崎はその他3回を全てプラスの2着でまとめ、トータルで3位に浮上。佐々木は1桁のプラス。柴田と伊藤がマイナスを分け合う形となった。

 

 

3位沢崎、4位佐々木も決定戦を狙うのは間違いない。この先に大勝負をかける節が必ず来る。それぞれどこでギアを入れて来るのか楽しみである。
9位柴田、10位伊藤は厳しい節となってしまった。両者の実力と爆発力であればこの位置からでも降級エリア脱却の可能性は十分ある。しかし、ポイント下位の者には辛く打つのが定石だ。包囲網を掻い潜っての復活に期待したい。

(文:編集部)

第19期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第3節レポート

前節では、花岡の猛チャージと稲岡の功打点が光ったが、今節はどの様な対局になるのか。

2卓(坂本・辻本・横山・吉本)

2回戦。
辻本、吉本が親番でアガリ続ける中、その旋風に巻き込まれることなく冷静に立ち回ったのが、過去太閤位3度輝いたことのある横山。

一万二万七索八索九索北北  ポン発発発  チー七筒 上向き八筒 上向き九筒 上向き  ロン三万  ドラ北

親番の吉本がピンズに寄せる中、この手7,700を辻本からアガる。
これがペン三万かカン三万では点数が倍違う。改めて公式ルールの手役の偉大さを実感。
そしてこの勢いのまま、今節+20.3Pでまとめた。今後上昇気流に乗りそうで注目したい。

1卓(藤川・高谷・稲岡・城)抜け番花岡

南3局 西家 7巡目 藤川の手牌

三万四万六万七万二索三索六索八索八索六筒七筒八筒九筒九筒  ドラ九筒

五万が入ると3メンチャンになるので少し悩むところだが、藤川はノータイムで打四万
678とドラ暗刻の受け入れを考えた。そして以下のテンパイに。

六万七万八万二索三索四索六索八索六筒七筒八筒九筒九筒  ドラ九筒

三色同順確定のドラドラと大物手に育つ。ここで親番の稲岡からリーチ。真っ向勝負に出るかと思ったが、六筒をつかみテンパイを崩す。そして再び六筒を持ってきてテンパイに持っていく。

稲岡の手牌
一万二万三万八万八万二索三索四索三筒四筒五筒七筒八筒 

藤川の手牌
六万七万八万二索三索四索六筒六筒六筒七筒八筒九筒九筒 

守備力に定評のある藤川の好判断が光る1局となった。
藤川はこの半荘2着で、第3節を+22.2Pでまとめて次節に挑む。

1卓の卓内トップは稲岡。
「花岡プロの仕掛けに臆することなく親番アガリ切ったのが大きかった」と話してくれた。
第1節大きなマイナスからスタートしたが、たった2節でほぼマイナスを返済。今後上昇が期待できる。
決定戦への戦いは3分の1消化したばかり。         

<吉本卓也> 

Bリーグ3節レポート

Bリーグ第3節。コロナ禍での開催ですから検温、マスク、手洗い、消毒等の徹底はもちろん、私語を控えるなど、各プロが気を引き締めての対局となりました。それでも牌を握れるのは嬉しいもの。

B2卓最終戦、この日の各者の成績は以下の通り。

辰巳▲10.3P 川上+20.0P 音羽+48.0P 北村▲10.1P

紅一点の音羽がリード。追うのが川上。卓内トップの行方はまだまだわかりません。

南2局をむかえた時点での点数状況は以下。
親 川上30,000
南 音羽 38,600
西 北村 22,400
北 辰巳 29,000
親の川上は是が非でも連荘を狙いたい局面です。

9巡目 川上の手牌は

二万三万三万六万七万八万三索四索八索八索五筒六筒七筒  ドラ八索

ドラが2枚の大チャンス手。しかし三索をポンしていた北村がここで下家から九索をポン。そして捨て牌がドラの八索。染め手のテンパイが濃厚です。一瞬の逡巡があったように感じましたが川上は八索をポン!

三万三万六万七万八万三索四索五筒六筒七筒  ポン八索 上向き八索 上向き八索 上向き

タンヤオドラ3のテンパイ。
しかし、次順ツモ牌は4枚目の九索。祈るようにツモ切ります。
が、無情にも北村の手牌が倒されました。

一索一索四索五索六索七索八索  ポン三索 上向き三索 上向き三索 上向き  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き

チンイツドラで12,000点の放銃。結局これが決め手となりました。
卓内トップは音羽、トータルでも+69.7Pと大きく加点しました。
まだまだ、これからです。そう感じる対局でした。
                               
<杉田モン太>

新人紹介レポート

Cリーグでは新人紹介をさしていただきます。
下記の質問に答えてもらいました。

➀氏名  ②出身地 ③自分をアピールして下さい。 ④好きな役 
⑤好きな雀士(プロ、アマ問わず) ⑥プロになろうと思ったきっかけは?      
⑦これからどうなれば良い、どうしていきたい?

① 中村昂太
② 滋賀県
③ 半荘の終盤までトップを狙える立ち回りを目指しています。
④ 断么九
⑤ 土田浩翔プロ
⑥ 麻雀の奥深さをさらに知りたいから。(知識や戦術etc)
⑦ 未だ、麻雀の世間のイメージは良くないのが現実です。活動を通じてこれを改善し、麻雀は素晴らしいものだと思ってもらいたいです。