何を切る?

何を切る? 2020年10月

WRC Online festival 2020 決勝2回戦 東3局 1本場 東家 高田翔プロ

 

 

■ Twitterで実施したアンケートの結果

 

 

■大会参加者&プロ解答
翻訳協力:平野良栄

九索切り

 


 

七万切り

 

 

八索切り

 

 

四筒切り

 

 

一筒切り

 

 

■プロの視点 “Professional perspective”

高田翔プロ
七万切り
「親でドラドラ、アガリを取りたいチャンス手です。現状ドラの四万とその筋七万のトイツや、場に(特に上目が)高いソーズの愚形など苦しい部分を抱えており、このまま1シャンテンに取った場合、良くてテンパイ(リーチ)止まりと考えました。ではアガリを取るためには?と考えたとき、ツモってきたピンズにくっ付けてのテンパイが場に安く理想と思いました。1シャンテンに取りつつ打九索という選択もありますが、場況の最も悪いターツを弱くしてしまうため、やはりアガリが遠のきそうな上、最終形がピンズ待ちになりづらくなるためNG。となると1シャンテンキープは不可能なのですが、打七万としてシャンテン数を落としても、三色と一通が見え、6,000オールも目指せるので打点を考えても戻る価値があると判断しました。この後の本線はピンズテンパイ、次点で三色を目指して七万切りとしました。」

 

 

第1回リーチ麻雀世界選手権優勝 山井弘プロ
一筒切り
「789の三色を想定します。ピンズの伸びを見て九索切りもありますが、ドラ引きの即リーチは九索待ちにしたい。巡目も深いので、ここはシンプルに1シャンテンの受け入れが広い一筒を切ります。」

 

 

第2回リーチ麻雀世界選手権優勝 ともたけ雅晴プロ
七万切り
「シャンテン数は下がるが、七万を切って一通と三色を見たい。ダイレクトにドラを引いてのテンパイ逃しは痛いかもしれないが、一通が崩れてもピンズが伸びた方がアガリやすそうなので、1シャンテン維持の九索切りでソーズの形を固定したくない。六万八万九万を引けば一筒を切って一通を見切る。」

 

■終局図

 

 

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