何を切る?

何を切る? 2022年3月

第38期鳳凰位決定戦 3回戦 東1局 西家 佐々木寿人プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■OPENRECで実施したアンケートの結果

 

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■ニコニコ生放送で実施したアンケートの結果

 

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■プロ解答

 

四万切り

 

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六筒切り

 

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五筒切り

 

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■実況・解説陣 (アンケート時)

 

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三浦「リーチと仕掛けを受けている状況。ドラまたぎの四万を強くいくか。中スジの六筒をいったん切るか。そのあたりの選択になるでしょうね。水越さんなら何を切りますか?」
水越「ひとまず中スジで六筒を切っちゃいそうですね。その後五筒勝負という感じで。三浦さんなら?」
三浦「僕はドラ暗刻だと強くいきたいので、五筒から勝負したいですね。そもそも六筒が4枚見えていて、三筒がワンチャンスになっている状況で、ピンズの安全度は高いんですよ。なので比較的打ちやすい五筒を切って、四筒七筒を引いたら、四万を勝負という構えにしそうですね。」
水越「なるほど。」
三浦「シンプルに四万を切るのが一番強い選択なんですけど、どうバランスを取るかですね。」

 

■プロの視点

佐々木寿人プロ
「ドラの五万が暗刻の勝負手。
古川プロから親リーチを受けての第一感は、三万五万七万から絞りカンチャンのカン六万
そして、明らかに読みスジに入る六万をあっさりツモ切った前田プロは、チーテンの1,000点で、待ちはソーズのリャンメンと推測できる。
この六万にチーの声を出していれば、六万が通ったことでさらに危険度の高まった四万を使い切りながらより安全に進むこともできたが、2人の手牌についてあれこれ思考を巡らせ鳴きそびれたところに八筒をツモってきたのがこの場面。
形だけなら四万切りの一手。
何年か前ならそれ以外の牌など切ったことがないというような手格好だが、ドラまたぎの四万が2人に対して否定できない状況となっていることもあり、ここから2枚セットで落とす時に最も安全度の高い選択を取った。
六筒から外し、もちろんその後はポンテンチーテン全て取って全面抗戦の構え。
結末を見ると、四万さえ切っておけば、いくらでも満貫のアガリがあったという事実が浮かび上がる。
グダグダ考えるより体で打つことの大切さが身に染みた反省の1局である。」

 

■終局図

 

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