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麻雀格闘倶楽部 第3回プロNo.1決定戦予選レポート

麻雀格闘倶楽部に出演しているプロ雀士が年末に大集結!男女各12名が6卓に分かれて一次予選、二次予選、準決勝、決勝と2日間をかけてプロNo.1の座を争うこの大会。第3回を迎えた今回は新規参戦の夏目翠・伊達朱里紗が見事投票で上位に入り初出場。歴代優勝者を見ると第1回は小笠原奈央、第2回は灘麻太郎が優勝というように、年代や性別を超えて様々なプロが活躍している。それぞれのプロに票を入れたサポーターは応援に熱が入るところだ。

予選は6卓のうち3卓を放送。放送卓のA卓を戦うのは荒・沖・高宮・亜樹。

 

 

早々に荒・亜樹がリードし、オーラスは荒が満貫のツモで悠々通過。勝ち上がりは荒・亜樹。

B卓は杉浦・前田・瑠美・石田。

 

 

通過を決めたのは前田・石田。

C卓は宮内・岡田・伊達・大亀の卓を放送。

 

 

新人の伊達が2回の4,000オールで大きくリードすると3人の2着争いはオーラスまでもつれ、まさかの全員ノーテンで一歩リードしていた岡田が通過。勝ち上がりは伊達・岡田。

D卓を戦ったのは和泉・魚谷・夏目・大久保。

 

 

勝ち上がりは和泉・夏目。伊達に続いて、同じく今期参戦の夏目も勝ち上がりを決めた。

続いて放送のE卓は灘・森山・佐々木・滝沢。

 

 

森山曰く「これが決勝でもいいメンツ」というほど連盟を代表する4名が揃った卓。結果は滝沢・佐々木を役満条件にまで追い込み、灘・森山のベテラン勢が勝ち上がり!

F卓は前原・紺野・ガース・瀬戸熊。

 

 

勝ち上がりは前原・紺野。瀬戸熊はオーラス三倍満条件を満たすテンパイを入れたものの、リーチ宣言牌が放銃となった模様だ。

以上を持って一次予選は終了。続いて、勝ち上がりの12名によって2次予選が行われた。
2次予選A卓は森山・伊達・前田・荒。

 

 

リードした前田・荒のかわしで軽快に局が進んでいったが、オーラスに伊達がリーチツモ七対子ドラドラで跳満条件をクリア!

 

 

勝ち上がりは前田・伊達。
続いてB卓は亜樹・石田・夏目・前原。

 

 

起家の亜樹がいきなり6万点近くの大トップ目に立つと、続いて前原がリーチツモドラ1・裏3の跳満ツモ!いかにも前原らしいアガリを見せつける。この半荘はリードを生かした亜樹・前原がそのまま勝ち上がりとなった。

当日最後の戦いとなったC卓は、和泉・岡田・紺野・灘。

 

 

灘が突き抜けたトップの親番で迎えたオーラス。岡田は1万点以上のリードがあり俄然有利であったが、A卓に続いて紺野がヤミテンの跳満ツモを成就!

 

 

灘・紺野の勝ち上がりとなった。

決勝からは十段位の柴田吉和・鳳凰位の藤崎智がシードで登場する。連盟チャンネルとしては年末最後の戦いとなる本大会。激動の1年を優勝で締め括るのは一体誰になるのだろうか?

(文・浜野太陽)