対局番組レポート

第13期麻雀プロアマオープン競技会 準々決勝~決勝レポート

プロと一般参加者が共に競い合う、麻雀プロアマオープン競技会。
巣鴨本部道場で半年間にわたって行われた予選をくぐり抜けた選手と月例優勝選手、
それにタイトルホルダーの三浦智博・HIRO柴田を加えた16人によって、
第13期の優勝を争う戦いが、2/11(日・祝)に行われました。

<準々決勝>

 

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A卓は東1局の親番で先行した福永さんが逃げて、残る3人による1枠を巡る争い。
南3局に稲熊さんが先制リーチをかけ、はっちゃんさんが仕掛けて追いつき、三浦プロもマンガンのテンパイで
大競りになります。
その後はっちゃんさんが稲熊さんの当たり牌三索を暗槓。放銃回避かと思いきや、
さらに三浦プロの当たり牌五筒を掴んで三浦プロへ無念の8,000放銃。
結果、オーラス稲熊さんの追撃を振り切った三浦プロと、福永さんの勝ち上がりになりました。

 

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B卓は序盤にグリーンマンさんから2度のマンガンを高橋プロからアガって先行すると、
東4局にはとがしさんが6,000オールで大きく抜け出し、この2人が準決勝に進みました。

 

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C卓はオーラス下位2人に逆転条件のテンパイが入るもアガリに届かず、ともやさんと中村さんが。

 

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D卓は山部さん・丹野さんが勝ち上がりました。

<準決勝>
A卓は一般参加者4人による争い。
南3局に3番手の丹野さんがハネマンテンパイを入れ、親の福永さんから当たり牌の四索が出ますが、
ともやさんのピンフ頭ハネにアガリを阻まれます。
一方、大量失点を免れた福永さんは続く南4局で裏ドラ条件を満たす2,000・4,000のアガリを決め、
ともやさんと共に決勝に進みました。

 

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B卓は山部さんが先行し、他3人が追いかけて迎えた南3局3本場。
三浦プロがダブ南・ドラのテンパイをヤミテンに構えて冷静にアガリを拾い(5,200+3,900)、
山部さんとともに勝ち上がりました。

 

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<決勝>
起家・三浦プロの6,000オールでスタート。これに対しともやさんは東2局1本場に
リーチ・ツモ・タンヤオ・三暗刻・ドラ3の4,000・8,000(+2,300)で追撃すると、

 

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南1局には親番三浦プロの先制リーチに、ホンイツ・中・ドラ2の大物手で追いかけリーチ。
5枚vs1枚の枚数不利を跳ね除けて一万をツモり、このゲーム2度目の4,000・8,000(+1,300)で
逆転に成功します。

 

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ここでトップに立ったともやさんがそのまま逃げ切り、第13期プロアマオープン競技会優勝を果たしました。

 

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(文:梅中悠介)