対局番組レポート

天空麻雀10 女性大会決勝レポート

さて今回で10回目を迎える天空麻雀。
女性大会編では、カレンダーで話題をさらった麗しの高宮まりプロと、
2011年度後期チャンピオンズリーグを優勝した、私、北野由実が初参戦です。

いよいよ決勝戦が放映中!ということで、その模様をレポート致します。
と言ってもご紹介するのは序盤だけ、続きはテレビの画面でご確認下さいね!

天空麻雀10 女性大会決勝
左から 高宮 まりプロ、和泉 由希子プロ、北野 由実プロ、二階堂 亜樹プロ

決勝のメンバーは、起家から、高宮まりプロ、二階堂亜樹プロ、北野由実、和泉由希子プロ。
天空麻雀常連の亜樹プロ、和泉プロに、初出場の2人という、対照的なメンバーになりました。

天空麻雀は一発赤裏ドラありルールということで、手が高くなりやすい分、互いにぶつかりあう乱打戦になりがちです。
しかし!派手なやり取りの裏には、しぶーい駆け引きが潜んでいたりするんですねぇ~。

まず東1局。開局で親の高宮プロが九種九牌を宣言して流局、1本場になります。

テンパイ一番乗りは、南家の亜樹プロ。
8巡目にこの役なしテンパイとなります。

二万二万七万八万九万三索赤五索一筒二筒三筒七筒七筒七筒 ドラ六万

最終手出しは一索で、6巡目に七索も切っているため、両面への変化はありませんが、待ちが弱いのでここはヤミに。
ドラを引いたらリーチもあり、といった感じでしょうか。

そのまま形が変わらず9巡目、西家の私が四索をツモ切り。
すると次巡、亜樹プロはすっとツモ切りリーチをかけます!
四索が出た直後のツモ切りリーチ、さらにご丁寧にも捨て牌には一索七索があります。

自分の手がちょっとでも色気のある手牌だったら、このリーチに四索はノータイムでツモ切ってしまうでしょう。
なんて切れ味鋭いリーチを掛けるんでしょうか、亜樹プロは。恐ろしい人・・・!

リーチを受けた一発目の私のツモは四索!ちょっ、やめて・・・。
しかし幸いにも(?)この時の私の手は、ネックだらけの困ったちゃん。
ここで見切って、現物を切ってベタオリに回ります。はぁー、良かった・・・。

するとこの後、高宮プロと和泉プロが相次いでリーチ宣言、あっという間に3軒リーチ状態に!
私完全に置いていかれてます・・・。
もう私が手詰まりする前に誰かアガってー!出来ればツモじゃなくてロン希望ー!

結果は、最後の四索を掴んでしまった高宮プロから、亜樹プロがリーチ赤の2,600をアガリます。
待ちの弱い状態で2軒の追いかけリーチを受けてしまった亜樹プロ、内心ちょっと困ったのではないでしょうか、
リーチ棒2本のおまけつき勝利に、少し口元に安堵が浮かびます。

はい、ここ、東1局の萌えポイントなんで、皆さんしっかり見て下さいね!
(編集の関係で映ってなかったらごめんなさいm(_ _)m)

そして東2局。ドラは発
好配牌をもらった私が、4巡目にリーチ。

五万六万七万七万八万九万四索赤五索七索八索九索中中 リーチ

すると2巡後に亜樹プロも追いつきリーチ。

三万四万五万四索五索六索一筒一筒一筒三筒四筒七筒七筒 リーチ

結果は亜樹プロのツモアガリ。リーチツモの1,000オール。
裏ドラは中で、1枚も乗らなかったことに、亜樹プロちょっと残念そう。

・・・って中は私が頭じゃないかーいっ。リーチドラ3のチャンス手だったのね。
わたくし裏ドラ表示牌を恨めしく見つめます。私こそ、残念さがもろに顔に出ちゃってます(笑)。

続く東2局1本場。
他家のリーチを2回もかい潜ってアガリ切った亜樹プロ、好調なのは間違いないでしょう。
ここで積まれるようだと、一気に決まってしまうのでは・・・?

しかし予想に反して亜樹プロの手は進みません。
そして、その一方で存在感を出してきていたのが和泉プロ。

6巡目までの捨て牌が、

八万 上向き南三万 上向き白二万 上向き赤五索 上向き

こうなっており、なんだか危険な気配。
その時の和泉プロの手牌はこれ。

一筒二筒三筒三筒五筒七筒七筒東東西西発白 ドラ一万

いやー、やめてー、怖いよー!
そして11巡目にテンパイ!

二筒二筒三筒三筒四筒五筒赤五筒七筒七筒東東西西

いつの間に赤まで引いたんでしょうか、怖すぎます。
他3人も気配を感じて、場がおもーい感じになっていきます。

しかし和泉プロのテンパイが11巡目まで長引いたのは、実は高宮プロの渋い選択があったからかもしれません!
高宮プロの3巡目の手牌。

三万五万六万二索三索九索九索一筒九筒九筒西北北 ツモ六万

ここまで3連続でトイツになる牌を引いてきていた高宮プロ、トイツの場を敏感に感じ取ったのでしょうか、シュンツ手を拒否する打五万とします。
そして狙い通りトイツを順調に重ね、11巡目には七対子1シャンテンまで進めます。
もし安易に手牌を進めれば、おそらく1枚切れの西はほどなく出て行き、西家の和泉プロに鳴かれたでしょう。
鳴いた巡目によっては、和泉プロが東を暗刻にし、早々にこのテンパイを組んだ可能性もあります。

一筒二筒三筒三筒五筒七筒七筒東東東 ポン西西西

他家をおさえて自分の手を進めるこの手牌進行、渋いですね~。

さてこの局、11巡目以降どうなったのか、そしてこの半荘を制した優勝者は誰だったのか、続きは放映を見てのお楽しみ!

派手な打ち合いの裏にある、繊細な乙女心を、感じ取って頂ければ幸いにございます。
では、天空麻雀10でお会いしましょう!

女流大会放送スケジュール

予選A卓 6月1日(水) 放送開始
予選B卓 6月16日(土) 放送開始
決勝    7月 1日放送予定

男性大会放送スケジュール

予選A卓 7月 17日(火)放送開始
予選B卓 8月 1日(水)放送開始
準決勝  8月 15(水)放送開始
決勝1回戦    9月放送開始
決勝1回戦    9月放送開始

※以降の放送スケジュール&詳細はこちらよりご確認ください。


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