対局番組レポート

天空麻雀17 男性大会決勝レポート 前田 直哉

天空麻雀も今回で17回目を迎えた。
私は今まで視聴者として見るだけであったが、今回初めてこの場に立たせて頂いた。
そして予選のメンバーが、小島プロ、森山プロ、荒プロである!
私も日本プロ麻雀連盟の門を叩いて15年になるが、小島プロと森山プロと対局する機会は初めてである。

前回優勝の森山プロは17回の中で6度も優勝している!そして更に荒プロを加えた重鎮3人を相手にしなければならない。
もちろんプレッシャーも感じたが、このような形で戦えることを光栄に思った。

なんとか展開にも恵まれA卓を勝ち上がることが出来、B卓からは佐々木プロとの接戦を制して山井プロが決勝へと駒を進めた。
準決勝は小島プロと滝沢プロが勝ち上がり決勝メンバーが決まった。

小島武夫プロ
山井弘プロ
滝沢和典プロ
前田直哉プロ

100

中堅3人が小島プロに挑む形となった。
小島プロからしたら、まだまだ若い者には負けていられないといったところであろう。

決勝1回戦(起家から小島、前田、山井、滝沢)

序盤は流局が2度続き重い展開。
そして迎えた東1局2本場、親の小島プロからリーチが入る。そしてバチン!という音とともに牌を引き寄せた!

一索二索二筒三筒四筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒東東  リーチ  ツモ三索  ドラ一索  裏三万

ペンチャン待ちを一発でツモリ4,000は4,200オール。実に力強い!
そして次局は、ドラをポンしてフリテンをツモアガリし、一気に持ち点を6万点にまで伸ばしていく。
このまま好きにさせるわけにはいかない…小島プロ以外の3者は皆同じ気持ちであっただろう。

そして東2局、親の私がリーチをかける。一発で持ってきたのは高目のドラ!

七万七万四索五索一筒二筒二筒三筒三筒四筒七筒八筒九筒  リーチ  ツモ六索  ドラ六索  裏九筒

裏ドラも乗って6,000オールとなり、反撃の狼煙を上げた!

しかし次局、山井プロのリーチを受け、行くかオリるかの判断でオリを選択し、これが裏目となり小島プロの加点を許してしまった。
そして今度は山井プロが黙っていない。
東3局の親番を迎えると、まずは2,000オールから始まり、1本場では両面待ちに受けるかシャンポン待ちに受けるかの選択で見事に正解を導き出す。

二万二万三万三万三万三索三索六筒六筒六筒七筒八筒九筒  リーチ  ツモ三索  ドラ五万  裏中

4,000オールをツモリこれで山井プロの連荘が止まらなくなるか?と思っていると、ここまで苦しい展開だった滝沢プロが、俺だっていることを忘れるな!とばかりにリーチ。そしてツモ!

四万五万六万八万八万三索四索五索六索七索八索五筒六筒  リーチ  ツモ四筒  ドラ東  裏東

ドラこそ無かったが親番を迎える前に感触の良いアガリとなった。
ここまでのほとんどがツモアガリ。まさに乱打戦の様子を呈してきた!
だが、まだ小島プロの優位は変わらない。果たしてこの後どうなるのか。

この後の熱い戦いは是非とも本編でお楽しみください!!

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