天空麻雀22 女性大会決勝レポート 古川彩乃
2021年02月10日
今大会、憧れの天空麻雀の舞台に初出場させて頂きました、古川彩乃です。
プロになる前から視聴者として楽しんでいたこの舞台に、まさか自分が立てる日が訪れるとは・・・。
嬉しさと緊張と興奮で胸いっぱい、勝ち進んでどうにか爪跡を残したい!勝ちたい!そんな気持ちで出場した天空麻22のレポートをお届けいたします。
今大会もまた、とても豪華な顔ぶれの揃った予選大会。
各卓から上位2名が決勝卓への進出となります。
予選A卓
A卓出場者は宮内こずえプロ、魚谷侑未プロ、岡田紗佳プロ、そして私古川彩乃。
どうにか勝ち抜けたいと挑みましたが放銃が続いてしまい、三倍満ツモ条件で迎えたオーラス。なんと三倍満のテンパイまでこぎつけました!が、結果は敗退。
・・・ツモりたかったなぁ・・・。
A卓から決勝進出を決めたのは、魚谷侑未プロと岡田紗佳プロ。
予選B卓
B卓出場者は二階堂亜樹プロ、黒沢咲プロ、高宮まりプロ、古谷知美プロ。
Mリーガー3名と女流桜花という煌びやかで熾烈な卓を制し、B卓から決勝進出を決めたのは、二階堂亜樹プロと黒沢咲プロ。
そしていよいよ決勝戦が始まります。
Mリーガー4名での対決となった決勝卓。
起家から、初優勝を目指す黒沢咲プロ、久しぶりの優勝をしたいと意気込む二階堂亜樹プロ、初の決勝進出で勢いに乗る岡田紗佳プロ、何か爪跡を残したいと語る魚谷侑未プロという並びでスタート。
「誰がどこで勝負をかけるかが見所。」と解説の佐々木寿人プロのコメントも、見ごたえのある激闘を予感させます。
東1局は配牌から赤牌が2枚あった岡田プロと、軽快に仕掛けを入れた魚谷プロがアガリに向かいますが、親の黒沢プロと亜樹プロが冷静に守備にまわって流局。静かな立ち上がりとなりました。
親が変わって東2局、亜樹プロの親番。先程の静けさから一転、激流のような1局となります。まず先制でリーチを入れたのは黒沢プロ。
リーチ ドラ
のシャンポン待ち。一気通貫が完成している満貫確定のリーチ!
しかし親の亜樹プロにもテンパイが入り、リーチで追いかけます。
リーチ
待ちでなら三暗刻が付きますし、黒沢プロの待ちのは自身のアガリになる為、放銃にはなりません。
どちらに軍配があがるのかドキドキしていたところに、更に岡田プロがテンパイ。
リーチ
ドラと赤牌でこちらも満貫級、黒沢プロと亜樹プロのアガリ牌のを使い切っての追いかけリーチ!
最初にリーチを入れていた黒沢プロがを掴んで亜樹プロへの放銃。めくられた裏ドラは暗刻の。リーチドラ3、12,000。亜樹プロが一歩抜け出します。
続いて東2局2本場は、親の亜樹プロが2つ仕掛けてこの形。
ポン ポン ドラ
これに対して魚谷プロもヤミテンを入れていたが、1枚切れのを切りきれず撤退。
岡田プロも赤牌2枚の良い手牌だったがオリを選択。亜樹プロに追い付きたいが、だからこそしっかりオリという2人の選択が「どこで勝負をかけるか」という寿人プロの言葉を思い出させます。この局は流局。
東3局は黒沢プロのリーチに、ヤミテンを入れていた魚谷プロが一度まわってテンパイを入れなおし追いかけリーチを入れるが、黒沢プロが1,300・2,600の3本場をツモアガリ、3者に食らい付いていきます。
そして東3局。ここで再び大きく場が動きます。
11巡目、魚谷プロ
ドラ
三色が確定しているヤミテンでも満貫のこの手をリーチとします。
下家の黒沢プロも同巡にテンパイ。
黒沢プロはヤミテンを選択しましたが、その後に引いてきたが放銃となってしまいます。裏ドラが1枚乗っての12,000。このアガリで魚谷プロが一気に亜樹プロに迫ります。
東4局、亜樹プロに追い付いた魚谷プロが親番を迎えます。
現在の点数は、
東家 魚谷プロ 41,400
南家 黒沢プロ 9,800
西家 亜樹プロ 43,400
北家 岡田プロ 25,400
この局、親の魚谷プロに2,000点リードをしている亜樹プロが仕掛けを入れました。
ポン、ポン・・・
この仕掛けを受けて3者は対応しながらの打ちまわしになりますが、親の魚谷プロは
ドラ
この形の1シャンテン。そこにを引き入れてテンパイを入れますが、テンパイを取るためにはとをポンしている亜樹プロにを切らなくてはいけない・・・。
果たして、魚谷プロの選択は・・・?そして待ち構える結末は・・・?
黒沢プロと岡田プロの逆襲はあるのか!?
続きは本編でお楽しみ下さい!!!
放送予定
2月4日(木)21:00~(初)
2月6日(土)9:35~
2月11日(木)13:00~
2月18日(木)19:30~
女流プロ大会決勝戦
魚谷侑未・岡田紗佳・黒沢咲・二階堂亜樹
https://www.entermeitele.com/pachinko/tenkou_majong22.html
カテゴリ:対局番組レポート