対局番組レポート

AKRacing杯予選C卓レポート

【AKRacing杯予選C卓通過は高宮まり!】

5月21日、連盟チャンネルにてAKRacing杯予選C卓が放送され、A卓の岡田紗佳、B卓の瀬戸熊直樹に続いて高宮まりが決勝進出を決めた。

AKRacing杯は、日本プロ麻雀連盟オフィシャルサプライヤーであるテックウインド株式会社がスポンサーとなり開催される大会。賞金総額は100万円、優勝者には副賞としてAKRacingが送られる。

今回も選手たちが椅子の色に合わせた装いで登場し、対局開始。

 

 

東2局1本場、先制パンチを決めたのは高宮。

 

 

カンチャン待ちながら、魚谷のリーチに競り勝っての2,000・4,000は感触十分だ。
1回戦はラス目からトップ目まで約5,000点差という接戦でオーラスへ。五万を暗カンの亜樹が先制リーチをツモアガリ。

 

 

「裏ドラ1枚欲しい!「裏ドラ1枚欲しい!4枚乗ってるー!1枚でいいという謙虚さが4枚乗せる!」
日吉辰哉節全開の実況を引きださせる、リーチツモドラ5の6,000オールで一気に抜け出し1回戦終了。

 

 

2回戦の主役となったのは高宮。まず東1局の親番では好配牌を最速で仕上げ一発ツモの2,600オール。

 

 

続いて東2局ではリーチ一発ツモピンフドラドラの3,000・6,000!

 

 

亜樹を6,000点差で逆転し南場の親番を迎えると、さらに嵐のような連荘が始まる。

 

 

中筋の五筒を川原からとらえ、12,000 。

 

 

続いてリーチピンフ赤の5,800。5,800は本来中々の打点ではあるのだが、ここまで高打点が続くと安く感じてしまう。
流局を挟んで3本場は七対子ドラ単騎の9,600。

 

 

連荘はここまでとなったが、亜樹とは約4万点差をつけて満足の親落ちに。
オーラス親番を迎えた亜樹は4,000オールで約3,000点差まで迫るものの、最後にアガリを決め、競り勝ったのは高宮!

 

 

 

「女流日本シリーズで亜樹さんに負けた時と同じ席の並びだーと思ってたんですけど、トラウマを払拭できてよかったです。この椅子めちゃくちゃ欲しいですし、決勝戦が楽しみです。」と喜びを語った。

AKRacing杯次回の放送は5/28(金)。
対局者は沢崎誠、藤崎智、前田直哉、杉浦勘介。
解説は内川幸太郎が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)