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第1期皓王戦 決勝レポート

第1期皓王戦決勝レポート

延べ599名が参加した第1期皓王戦、6段階の予選を勝ち抜いて決勝に進出したのが浅井堂岐(協会)・保里瑛子(麻将連合)・澤谷諒・宮澤太佑の4名。

4回戦勝負の決勝戦で、最初にリードをしたのは保里でした。

 

 

1回戦南4局。
役無しヤミテンからイーペーコーに変化してリーチを打つと、これをツモアガっての逆転トップ。
2回戦以降も攻め続けて、守り勝ったベスト8とは違う良さを出しましたが、勝負所での放銃が響いて失速。

 

 

(4位・保里瑛子)

 

 

2回戦の東1局。
保里のリーチに対し終盤で追いついた澤谷が五索を切って一索四索七索に受けず、四索を切ってフリテンの二索五索八索待ちを選択します。
実際一索四索七索は山に無く二索五索八索は山に4枚残り。
決勝仕様の超攻撃的な選択が見事に決まりそうに見えましたが、この二索五索八索は澤谷の手元に訪れず。

 

 

(3位・澤谷諒)

最終戦は1局ごとにトータルトップが宮澤と浅井の間で入れ替わるマッチレースになり、宮澤は1.7Pリードした状態でオーラスに突入します。

 

 

ここから五索切りを選択。
宮澤の目から四筒が全部見えていて、ポン(後に加カン)した八筒は浅井が切った牌。
3枚見えている五筒は単騎待ちにしか当たらないので守備的に打つなら五筒を切って五索単騎にしたいところでしたが、自身の次のツモはハイテイになります。

宮澤「1つアガれれば良かったんですけど、鳴かせずにノーテンノーテンで終わらせるっていうのは僕には出来ないので…」

試合後の宮澤がインタビューで答えていましたが、この最終局面でも攻撃的スタイルを貫きました。

 

 

この五索を浅井が鳴いて2人テンパイで流局。
ここで1.7P差から5.7P差に出来ていれば次局流局で宮澤優勝で終わっていたかもしれませんが、ここまで攻めてきたからこそ逆転していたとも言えるので最後だけ守りを選択して正解を辿るのは厳しい道でした。

 

 

(2位・宮澤太佑)

そこから宮澤と浅井の2人テンパイの流局が続く熱い展開になりますが、澤谷と保里が丁寧に受け続けていたことも好勝負に一役買っていたと思います。

そして南4局3本場

 

 

浅井がツモアガって決着。

道中2軒リーチに対して立ち向かいアガった5,800や最後競っていた宮澤のリーチにドラ跨ぎの無筋を押すなど勝負所での攻めが見事に決まっての優勝でした。

 

 

(第1期皓王位・浅井堂岐)

<最終結果>
浅井+58.7P 宮澤+55.0P 澤谷▲60.0P 保里▲73.7P

(文:越野智紀)