対局番組レポート

AKRacing杯決勝戦レポート

第1回AKRacing杯優勝は高宮まり!~決勝戦レポート~

6月17日、連盟チャンネルにて第1回AKRacing杯決勝戦が放送された。
対局者は岡田紗佳、瀬戸熊直樹、高宮まり、藤崎智。

 

 

AKRacing杯は、日本プロ麻雀連盟オフィシャルサプライヤーであるAKRacingがスポンサーとなり開催される大会。プロ連盟のトッププロ16名が出場し2回戦で1位のみが勝ち上がれるトーナメントを行い、決勝も2回戦で優勝者を決める。賞金総額は100万円、優勝者には副賞としてAKRacingが送られる。
連盟を代表するメンバーによる予選を勝ち抜いた4人は、全員がМリーガーという顔ぶれ。Мリーグのオフ期間にこのメンバーで赤ありの麻雀が見られるということもあり、大いに注目の集まる対局となった。
 
対局は順位点無しの赤ありルール。そのため半荘2回の戦いではあるが、実質一荘戦のような素点勝負のシステムだ。
最初に大きなアガリを決めたのは岡田。

2シャンテンから積極的に西を暗カン。新ドラを2枚乗せると、発を仕掛けて瀬戸熊から8,000のアガリ。

 

 

岡田はさらに次局、倍満まで見えるタンピン三色ドラのリーチをかけるも…

 

 

立ちはだかったのは高宮。

 

 

岡田からリーチピンフ赤ドラの12,000を直撃。
さらに南1局では親番の岡田がドラ3のテンパイも、

 

 

打ち出した八筒がまたしても高宮に捕まり8,000。

 

 

これで完全に抜け出した高宮は、2回戦も守りに入ることなくカンチャンリーチを放ち…

 

 

2着目瀬戸熊とのめくり合いを制し直撃に成功!この後もリードを活かしてアガリ続け、オーラス時点では他3者に役満ツモ条件が残らない圧倒的な点差に。完全勝利と言えるスコアで第1回優勝に輝いた。

表彰式では、テックウインド株式会社営業本部部長の木村昇様より高宮プロへ優勝カップ・優勝賞金50万円・AKRacing1脚の目録が進呈された。

 

 

「久しぶりに優勝という言葉を使えて嬉しいです」という高宮は、グレーのAKRacingをセレクト。皆様も是非ご利用ください!

 

 

(文・浜野太陽)