特集企画

インターネット麻雀日本選手権2021決勝レポート

インターネット麻雀の強者が一堂に「ロン2」に集結し、ネット麻雀の日本一を決める闘いもいよいよ決勝戦を迎えた。

長い予選と5団体のプロ雀士を交えたトーナメントを勝ち進んだユーザーさんは

royal365さん

 

○まる○さん

 

ラ・サールさん

 

プロで唯一勝ち残ったのは黒沢咲

 

なお、royalさんはZoomでの参戦、他3名は連盟スタジオでパソコンとヘッドホンを使用して行われる。

 

 

実況は桜川姫子。
齋藤豪・石川遼のダブル解説。
半荘ごとに行われる牌譜解説は大和プラス解説者1名が担当。

 

【1回戦】

royalさんが三万六万のピンフドラをヤミテンに。リーチに行きたい牌姿だが、マンズが極端に高い場況。実際、黒沢はマンズを1枚も余らせずにメンホン三暗刻のヤミテンを入れていた。

 

 

結果はroyalさんが高めの六万で1,300・2,600ツモ。決勝のプレッシャーに飲まれず、場にマッチした良いヤミテンだと思った。

そのroyalさん、南1局1本場には反射神経の良さも見せる。まずはタンヤオに急所の六万チーで2,000のテンパイを入れる。

三万三万六索八索五筒六筒七筒八筒八筒八筒 チー六万 左向き七万 上向き八万 上向き ドラ八万

その後三万が出るとノータイムでポン。678三色に変化させ、三万を加カン。リンシャン牌が七索で2,000・3,900は2,100・4,000のツモアガリ。完璧な内容で1回戦トップを飾る。

 

 

【2回戦】

東3局。初戦トップのroyalさんを何とかラス目に封じ込めていた3者だったが、親番でドラ雀頭のダブルリーチが飛んで来る。
待ちの一索四索は山にも4枚残っている上に、3人とも手が進めば余る形。黒沢が1シャンテンで四索を勝負。

 

 

裏ドラが1枚乗ってroyalさんが18,000のアガリを決める。

南1局2本場。ラ・サールさんが二索五索八索で先制リーチ。

 

 

黒沢も発ホンイツトイトイ、ツモれば三暗刻のテンパイを入れるが、ここはラ・サールさんが1,500・2,800(+1,000)ツモアガリ。

オーラス親番のまるさんは東ドラ3のテンパイ。

 

 

ホンイツ狙いでソーズに寄せて行った黒沢が1巡間に合った四万を持って来てしまい、12,300の放銃。2回戦はまるさんが逆転トップで終了。

 

【3回戦】

2回戦大きなラスを引いてしまった黒沢は、3回戦東1局1本場にもroyalさんにチンイツの8,000を放銃し、窮地に立たされていた。

東3局にもらった勝負手。

六万七万七万八万九万九万三索四索五索一筒二筒三筒白白 ドラ白

五万八万にもとれるが、シャンポンでリーチ。

高めの白をツモって3,000・6,000(+1,000)のアガリ。このアガリをきっかけに黒沢の猛追が始まった。

3回戦オーラス、royalさんが手役を強く見た手組で一通テンパイ。カン八万で先制リーチ。トップ目の黒沢は中スジの四索から。その後ドラの一索トイツ落としと丁寧に回っていくが、かわりにピンズが驚異的な伸びを見せ…。

 

 

royalさんから九筒でロン。12,600(+1,000)を直撃してトータルを大幅に詰めた。

 

 

【4回戦】

東3局1本場、ラ・サールさんに超勝負手が入る。ピンズのホンイツを目指して発をポン。その後加カンすると新ドラになり、三筒六筒九筒の倍満テンパイ。

 

 

しかし、1巡前に黒沢が六筒を間に合わせるファインプレーを見せ、1,400オール(+1,000)のツモアガリ。4回戦は黒沢トップ、royalさん2着で終了。この結果により、ラ・サールさんとまるさんはトップ必須でプラスの2人を沈めないと厳しい条件になってしまった。

 

【5回戦(最終戦)】

royalさんリードで迎えた南1局、六索九索八索の3メンチャンでリーチ。黒沢が現物の二筒を切ると

 

 

ラ・サールさんがロン。発ドラ3の12,000(+1,000)の放銃。かなり厳しくなった黒沢だったが、南3局に意地を見せる。

二万二万三万三万七万七万八万八万南南西中中 ロン西

リーチメンホンの12,000をアガってオーラスへ。黒沢はトップになるのが必須条件だが、royalさんから2,900直撃、他家からは4,800で逆転するくらいの僅差だ。(アガリやめはないので親連荘となる)

注目の1局。先に三索六索待ちテンパイを入れたのはroyalさん。優勝をかけたタンヤオのみ。絶対にアガリたい。決勝でしか味わえないドキドキ感だ。

 

 

黒沢もテンパイ。手役もなくドラもないカンチャン待ちだが、royalさんにアガられたら終わり、当然のリーチ。

 

 

手役と打点の応酬だった今回の決勝だが、最後の勝負はタンヤオのみとリーチのみ。両者最速最短の手を組み、がむしゃらにアガリに行く。

ラ・サールさんとまるさんはroyalさんが仕掛けた瞬間から丁寧に通る牌を選んでいる。黒沢のリーチを受ける事も想定内で、打牌に淀みがないのが素晴らしい。悔しい気持ちを押し込め、自分達の役割をしっかり果たし、勝負の行方を見守っていた。

 

 

結果はすぐ出た。royalさんが三索ツモ。黒沢にツモるチャンスを与えなかった。

 

 

これにて、今決勝の全対局が終了。
優勝はroyal365さんに決定しました。
royalさん、おめでとうございます。

 

 

インターネット麻雀日本選手権2021
決勝戦 最終結果

優勝 royal365さん
2位 黒沢咲
3位 ○まる○さん
4位 ラ・サールさん

(文:編集部)