ロン2カップ情報

ロン2カップ2021Winterレポート

1/17(日)にロン2カップwinterが開催されました。

インターネット麻雀サイト「ロン2」内で行われた予選大会を勝ち抜いたユーザーさんと連盟プロの真剣勝負を生放送。
今回は4人麻雀。一発裏ドラあり、
赤五万赤五筒赤五索各1枚入り。
各卓のトップ3名は決勝にジャンプアップ。
2着の3名は準決勝へ。3着の中から番組内での視聴者投票により1名だけ準決勝。
準決勝でトップを取ると決勝進出。決勝でトップを取ると優勝。

 

 

予選A卓は、東城りお・井上絵美子・魚谷侑未・中庭三四郎さんの対戦。中庭さんの鮮やかな黄緑色の衣装は以前役満をアガった縁起の良い衣装だそう。会場に早めに来て着替えたのだろうか?まさかの自宅から?いずれにせよ気合い十分だ。

 

 

アシスタントを務めるのは大庭三四郎。中庭三四郎さんと名前が似ている。中庭さんが大庭のファンなのか?大庭の名付け親が中庭さんのファンなのか?

 

 

メイン解説は猿川真寿。実況は伊達朱里紗。毎回変わるゲスト解説、A卓解説は滝沢和典。

さて、開始前は和やかな雰囲気だった会場。観ている側としてはユーザーさんに楽しくアガってもらいたい気もするが、いざ麻雀が始まれば真剣そのもの。容赦なくプロがアガリを連発。

 

 

全員テンパイの中でリーチツモ表裏をアガった井上が、さらにリーチピンフ表裏の7,700をアガってトップ。中庭さんもホンイツをアガって魚谷の親を蹴りチャンスを掴もうとするが、東城と手がぶつかってしまい思うように加点出来ず。オーラスは魚谷が東城から11,600をアガって連荘するが、次局に満貫をアガリ返した東城が2着。

1回戦結果
井上絵美子 45,600
東城りお 38,800
魚谷侑未 30,300
中庭三四郎さん 5,300

予選B卓は、滝沢和典・前原雄大・ヨロシクお願イシマスさん・とみQさんの対戦。
ヨロシクお願イシマスさんはロン2カップ2019autumnで優勝。滝沢・前原と対戦経験もあるとの事でリラックスしているように見える。
4人麻雀で3期連続出場のとみQさんは元気いっぱいの笑顔で登場。なんと今日がお誕生日との事。スタジオでの麻雀は毎回緊張してしまうそうだが、今日の対局をめいっぱい楽しんでもらいたいと思う。

 

 

ヨロシクお願イシマスさんの三色確定リーチをかわした前原が一気に加速。4,000オール、次局は一発高めツモの6,100オールとアガってあっという間に雲の上。
ここからの2着争いはお互いのアガリ牌を止めあってのテンパイ取りが続くハイレベルな攻防、観ていてとても面白かった。

 

 

オーラス親番では滝沢が倍満確定のリーチを打つも、ヨロシクお願イシマスさんが一発で掴んだ東を止めて四筒切りで耐える。すでにテンパイしていたとみQさんがアガリを決めた。

2回戦結果
前原雄大 67,100
とみQさん 34,300
ヨロシクお願イシマスさん 25,600
滝沢和典 ▲7,000

 

 

B卓のゲスト解説だった白鳥はC卓で参戦。その後は魚谷、石川、柴田が担当した。プレイヤーの誰かが解説室に来てくれるのもロン2カップの楽しみの1つだ。

 

 

予選C卓は、灘麻太郎・白鳥翔・柴田吉和・石川遼の対戦。
鋭い仕掛けとリーチを自在に使いこなす灘。ハイブリッドの異名を持つ現代麻雀代表の白鳥。最初に十段を獲った腰の重い雀風から、最近は鳴きも使うようになった柴田。天鳳位すずめクレイジーこと石川はこの3人相手にどう立ち回るのか。非常に楽しみな一戦だ。

開局は灘のヤミテン3,900からスタート。放銃の白鳥は失点を上回るアガリを狙ってタンピン赤ドラの二筒五筒八筒をリーチ。しかし今局も柴田に放銃、裏も乗って7,700。

 

 

その後石川が2,000オール、灘が満貫ツモと競り合うが、石川が南2局2本場と南3局と連続でアガリオーラス親番を迎える。早々にトップ確定のテンパイを入れた石川。アガれないまま灘の仕掛け、白鳥のリーチを受けてドラの南を持って来るが、心に決めていたようでスッとツモ切り。三色赤五万赤五索をアガリ切って決勝へ。

3回戦結果
石川遼 53,200
柴田吉和 47,100
灘麻太郎 29,700
白鳥翔 ▲10,000

各卓トップの井上、前原、石川は決勝戦にジャンプアップ。
残り1枠をかけた準決勝は各卓2着の東城、とみQさん、柴田。そして投票戦により3着からの1名は魚谷が選ばれた。

 

 

とみQさんはドラドラの手。七対子の重なりを見て切った牌が魚谷のヤミテン、タンピン三色イーペーコー赤ドラで跳満のアタり牌。次局の親番で中二筒のシャンポンでリーチを打つが、ドラを掴んでまたも魚谷に跳満放銃となってしまった。

 

 

南2局には柴田が満貫ツモを決めて魚谷の背中が見えて来た。親番もなくなってしまった東城は南3局に跳満を目指してドラのカン八万でリーチ。とみQさんもツモり三暗刻まで仕上げて追っかけリーチを打つ。2人が欲しいドラは東城の手に。一気に魚谷と同点まで追い上げた東城がオーラスもアガって決勝進出。

準決勝結果

東城りお 53,800
魚谷侑未 45,800
柴田吉和 29,900
とみQさん ▲9,500

 

 

決勝では石川が東場と南場で4,000オール。
前原は3,000・6,000。
井上は4,000オール。
3者とも高打点のツモアガリをしている。
しかし、誰よりもアガリ続けたのは東城だった。

 

 

3度の満貫ツモ。特に石川と前原との3軒リーチの中で赤五万をツモった東4局1本場が決め手となった。
南3局の井上の親も自らアガって流した。オーラスは道中テンパイを入れるも役満をケアしながら丁寧に打牌選択して全員ノーテン。

決勝戦結果

東城りお 65,300
石川遼 34,300
井上絵美子 19,700
前原雄大 700

 

 

ロン2カップ2021winter優勝は東城りおに決定。
おめでとうございます。

1/23(土)から、次回のロン2カップ2021spring参加権争奪ウイークエンド大会が開催。各週末に1名、3回チャレンジ出来ます。

 

 

また2/8(月)からはインターネット麻雀日本選手権2021が開幕。こちらは決勝まで全てインターネット麻雀での対局です。予選期間も大勢のプロが参戦しますので、プロとの同卓率もアップ。皆さん、是非ご参加ください。

 

 

(文:編集部)