ロン2カップ情報

ロン2カップ2021Autumnレポート

【ロン2カップ2021autumn レポート 抜け番ありの三人麻雀大会】

ロン2カップ今年の秋の大会は三人麻雀リーチバトル赤入りルール
2021年10月23日(土)に開催しました。

 

 

【大会システム】

①参加者12名をABC卓にわけて対局
②各卓トップ者は決勝へ
③2位は準決勝へ
④3位の中から「最終枠カード」の条件を満たした1名が準決勝へ

 

今回から導入された最終枠カードのシステム。大会開始前にさまざまなお題からランダムで1枚選びます。内容が誰にもわからないように未開封のままカメラ前で封印し、対局室の見える場所に貼り付けておきます。

【対局時間のシステム】

制限時間は60分+2局。
① 60分が経過しても南4局までは必ず行います。+2局はありません。
② 南4局まで終わって時間が残っていれば、西場、帰り東…。と時間リミットまで続けます。60分経過したら残り2局です。

 

【予選A卓】

 

宮内が開局6巡目に九蓮宝燈の1シャンテン。解説席はスタートから盛り上がります。

 

 

是非とも七筒九筒を引きたい所でしたが、入り目は八筒。しかもチンイツテンパイで切った中で伊達がロン。12,000放銃となってしまいます。

ユーザー代表のがぼがぼさん、宮内、東城もそれぞれ跳満のアガリを決めますが、東4局に一進一退の攻防を破るアガリが出ます。

 

 

がぼがぼさんがリーチメンホン裏ドラ2枚の跳満を伊達からアガって大きなリード。

しかし西4局、伊達が国士無双の西待ちのアガリ。いち早く決勝進出を確定させました。

 

 

国士無双を放銃してしまったがぼがぼさんですが、帰り東2局にメンホンの倍満をアガって準決勝進出となりました。

 

 

【予選B卓】

 

B卓はA卓を上回る打撃戦に。まずは起家沢崎の倍満ツモでスタート。そのまま連荘で90,000点を超えます。
ようやく沢崎の親番が終わりますが、東2局は伊藤がツモメンホン白一通赤で倍満ツモ。

 

 

東3局は前原がタンヤオトイトイドラ3をトップ目の沢崎から直撃します。

 

 

東4局。森山がツモり四暗刻リーチ。発西は山に1枚ずつ。

 

 

親番前原が四索七索追っかけリーチ。山に5枚あります。

 

 

枚数では前原有利でしたが、結果は森山が発をロン。リーチメンホンホンロートイトイ三暗刻東発ドラドラで14飜。ロン2は数え役満ありですので、32,000は33,200(+2,000)のアガリとなりました。

 

 

B卓オーラス。跳満ツモでトップを目指す沢崎は七索を見逃し。前原のツモアガリで連荘となります。

 

 

満貫ツモに条件が緩和された沢崎が1本場でリーチ。ツモ裏ドラ1枚条件をクリアして決勝進出。伊藤が2着で準決勝となりました。

 

 

【予選C卓】

 

ユーザー代表2名がリードして迎えた東3局。加点が欲しい親番の荒が五索八索リーチ。これを国士無双1シャンテンの佐々木からロンすると

 

 

1本場ではメンホンのカンチャン選択で正解を引き当て9,900オール。三つ巴の戦いに持ち込みます。

現十段位の猛追を受けたMAYUKAさんは3巡目に発をトイツ落とし。解説の勝又の声が聞こえているかのような見事な手順で一索四索七索リーチ。

 

 

安めの一索ツモでしたが、ご褒美の裏ドラ2枚で跳満のアガリとなります。

オーラス。発をポンした荒はトップ条件を満たした1シャンテン。

 

 

ターツ選択でアガリ易さを重視し六索切りとしますが、ラオレンさんに5,800放銃となってしまい、荒は3着に。ラオレンさんは決勝進出、MAYUKAさんが2着で準決勝に進みました。

 

【最終枠カード開封の儀】

 

3名の中で「終局時に一番トップまでの点数が近かった人」が準決勝進出というカードが開封され、森山茂和が準決勝進出となりました。

A卓 東城りお 71,000差
B卓 森山茂和 12,400差
C卓 荒正義 15,500差

 

【準決勝】

 

準決勝はトップ者のみが決勝進出となります。
まずは森山が伊藤から18,000をアガってリード、3者が追いかける展開に。

東2局。がぼがぼさんが山に6枚残りの二筒五筒でリーチ。一発でツモって跳満のアガリです。
 

 

東3局。MAYUKAさんは白2枚中を使っての国士無双1シャンテンでしたが

 

 

伊藤がラス牌の中をツモって跳満のアガリ、2番手となって森山の背を追います。

 

 

オーラスは森山がアガって決勝進出を自力で決めました。

 

【決勝】

 

南1局。伊達が三索六索九索一索のメンチン4メンチャン、出アガリ16,000。

 

 

ラオレンさんはカン三索のヤミテン、出アガリ7,700。沢崎のテンパイ打牌が三索となり、痛いダブロンです。

西2局、沢崎は小四喜1本狙いの手順で北単騎テンパイ、1枚山に残っていました。

 

 

丁寧に受けていた伊達ですが、沢崎に役満をツモられてしまうと優勝が厳しくなります。沢崎の現物から森山のロン牌になりそうな牌でしたが八索を切り、森山6,400のアガリとなりました。

 

 

最終局となった帰り東1局はラオレンさんが四筒ツモアガリを決めて全対局が終了しました。

 

 

ロン2カップ2021 autumn 三人麻雀
優勝はラオレンさんに決定しました。おめでとうございます。

 

 

次回のロン2カップ2022winterは2022/1/16(日)開催予定です。

参加権利争奪戦のチャンスもまだ2回ありますので、是非チャレンジしてみてください。
皆さんのご参加、お待ちしております!

 

 

(文:編集部)