十段戦 レポート

第40期十段戦 九段戦Sレポート

前日に激しい戦いとなった九段戦に続き、6/12(日)に九段戦Sが行われた。

 

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出場選手は以下の通り。
前日の九段戦に続き、5半荘・時間無制限で行われ、卓内上位2人がベスト16に進む。

 

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勝つと放送対局となるベスト16へ進む一戦。
ワイルドカードによる勝ち上がりはここからなくなり、
勝ち上がるかどうかは卓内の結果だけに委ねられる。

 

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結果はご覧の通り。

 

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1卓は最終ゲームオーラスまで3人による競り合いとなったが、
柴田吉和が、ラス親で4位から追い上げを図る小原のリーチをかいくぐってアガリをものにし、
川崎とともに勝ち上がり。
2卓は前半に抜け出した瀬戸熊がまず1席を確保。出遅れた吉田が4回戦に大トップで浮上すると、
最終戦もトップを奪ってベスト16に進んだ。
3卓は小差で最終戦を迎え、この日2勝の藤崎と安定した戦いぶりを見せた西岡が勝ち抜け。
4卓は中盤で大きくポイントを積み重ねた浜野がトップ通過。
大和が最終戦オーラステンパイ料を得て三田を逆転し、2席目に滑り込んだ。
5卓は初戦に大きなトップを獲得した和久津と、老月の追い上げを振り切った伊藤の勝ち上がり。
6卓は順調にポイントを重ねた寿人と、沢崎との競り合いを制した亜樹が勝ち上がった。

ベスト16からは全て放送対局に。
前年2~5位のシード選手4人と、この日勝ち上がった12人によって争われ、
現十段位・魚谷侑未が待つ決勝への戦いは、さらに熱を帯びる。

 

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(文・梅中悠介)