十段戦 レポート

第40期十段戦 ベスト16A卓レポート

【第40期十段戦 ベスト16A卓 三浦智博・浜野太陽がベスト8進出】

ベスト16対局者は

和久津晶
三浦智博
柴田吉和
浜野太陽

 

 

解説 吉田直
実況 仲田浩二

1回戦の立ち上がりは手数の多い柴田と和久津に、三浦も合わせる形で小場で進んでいた。

しかし、東4局に和久津がホウテイ三色ドラの満貫を決めると

 

 

放銃した三浦も打点を作りに行き、ダブ南発ホンイツトイトイの跳満ツモ。

1回戦ラスの浜野は、2回戦にピンズのチンイツを決めて跳満のアガリ。これをきっかけに弾みをつけて加点を狙いたい所だが

 

 

次局は三浦(親)がドラ暗刻の中ドラ3を浜野から直撃を決め、2回戦トップを取る。

3回戦は和久津がドラを重ねてタンヤオ七対子、跳満のアガリを決めると

 

 

親番では激辛のヤミテン。高めの六筒ロンで11,600。和久津が大量リードを築く。

痛い放銃をくらった浜野だが、ここから猛反撃を開始。

南2局はタンヤオ七対子ドラの七索単騎で跳満をツモ。
親番では東ドラ3の3,900オール。

 

 

オーラスは三浦(親)の先制リーチを受けつつ、出アガリの効かない六筒単騎をツモって、浜野が浮きの2着まで復活した。

和久津と浜野の奮闘により、トータル1人沈みとなってしまった柴田。

4回戦も浜野に跳満をツモられ厳しい親被りスタートとなるが、東2局にドラドラ七対子のリーチで跳満をツモで原点復帰。

南2局4本場にはホンイツ小三元の白単騎から二筒五筒として浜野から8,000は9,200(+3,000)。

 

 

オーラスには安めの六筒ながらも満貫ツモ。

 

 

全員に通過と敗退の可能性がある接戦で最終5回戦が始まった。

まずは浜野と三浦の2軒リーチを受けつつ、柴田がタンヤオドラ3で2,100・4,100(+3,000)。

 

 

東4局では三浦(親)が細かくアガリを重ねて柴田をかわし、トータル首位に立つ。

 

 

最終戦オーラス。柴田はツモ400・700、浜野から1,000で通過だったが

 

 

浜野が自らのアガリで通過を決めた。

 

 

第40期十段戦ベスト16B卓は
2023/06/23(金) 15:00

荒正義
藤崎智
佐々木寿人
吉田直

解説 紺野真太郎
実況 仲田浩二

(文・吾妻さおり)