十段戦 レポート

第39期十段戦 七八段戦レポート

第39期十段戦の七八段戦は5/22(日)に開催された。
前日までの雨模様とは一転してこの日は好天。
今年はこの七八段戦から1日1戦のシステムと変わる。
12時に戦いの幕が開いた。

 

 

出場選手は以下の通り。

 

 
 

 

同一メンバーで4半荘戦い、卓内上位2人が次の九段戦に進む。
また、ワイルドカードが4枚設けられ、卓内3位の中で惜敗率(2位との差)が少ない順に4人も九段戦に進むことができる。
また今年はこの七八段戦から、対局時間の制限が撤廃された。

七八段戦ともなると、全18卓どこを見ても豪華メンバーである。

 

 

 

 

 

 

 

より多くの人に注目して頂けるように、今年はこの七八段戦から会場運営の協力の下、Twitterで途中経過も速報した。
私はある会場で作業をしていたのだが、LINEで別会場から連絡が入る。

「萩原聖人選手、四暗刻ツモ(8,000.16,000)」

この内容をTwitterに投稿したところ大きな反響があった。
改めて萩原の比類なきスター性を感じる一幕だった。

対局時間無制限で行われた七八段戦だが、全ての卓が18時には対局が終了した。

結果はご覧の通り。

 

 

ワイルドカード4人を含む40人が勝ち上がった。
実績豊富な選手が名を連ねる中、今年2月のプロテスト正規合格、38期前期入会の神森が、初段戦スタートから七八段戦も突破。第3期若獅子戦ベスト8に続く好調ぶりを見せている。

 

 

九段戦は6/11(土)12時スタート。卓組はご覧の通り。

 

 

10卓の佐々木・黒沢・萩原・船木は連盟チャンネルで生放送される。
解説:本田朋広 実況:阿久津翔太

ご視聴はこちら!

選手たちの熱い戦いにご期待下さい。

(文:梅中悠介)