JPML WRCリーグ レポート

第14期JPML WRCリーグ ベスト16D卓レポート

早川・鈴木がベスト8へ勝ち上がり!

1月12日(金)、第14期WRCリーグベスト16D卓が放送された。
対局者は渡辺英梧、奈良圭純、早川林香、鈴木勝也。

 

 

当日は午前中にC卓が行われ、D卓はその後17時からの開始となった。

このタイトルの優勝経験がある渡辺は、事前インタビューで「このルールでは負けられない」との回答。その言葉通り、1回戦では一発や裏ドラを有効に活用するアガリが連発。

早川・鈴木もここまで勝ち上がった勢いそのままにプラスを重ね、勝負どころで放銃に回った奈良が▲42.3Pの大きな4着でのすべり出しとなった。

2回戦も引き続き渡辺・早川のペースで対局が進むが、奈良が目を覚したのはオーラス親番。スピード重視の先制リーチで3,900をものにすると、1本場では鈴木が仕掛けてソーズのホンイツトイトイをテンパイする中マンズのメンホンを早川からとらえ12,000!

 

 

2戦目にして±0まで戻す貫禄のプレーを見せる。

思わぬ落とし穴に捕まり4着となってしまった早川も、3回戦では先制リーチに現物の南単騎であえて追いかけリーチをかけ、鈴木から12,000。

 

 

このアガリでトップを獲得し、最終戦は全員が上下20P差以内の超接戦に。

最終戦は南1局に早川・鈴木・渡辺による3軒リーチ!

 

 

この日一番の勝負どころは早川のツモで決着。奈良・鈴木も満貫のツモを決め、オーラス時点では奈良が1,300・2,600以上のツモ条件に。

 

 

親番が早川のため1局条件となるも、悠々条件を満たす5巡目リーチをかけた奈良。安目&裏なしのツモなら奈良・早川の勝ち上がり、高目or裏ドラありのツモなら奈良・鈴木の勝ち上がり。全員に最後まで勝ちも負けもある状況であったが、ここはツモることは叶わず流局に。

勝ち上がりは早川・鈴木となった。

 

 

D卓はベスト16の4卓の中で、唯一シード選手が敗退する結果となった。
ベスト8はA卓に現十段&王位の三浦、B卓に鳳凰位&グランプリMAXのHIRO柴田。
勝ち上がりの若手選手がどう戦うか注目だ。

(文・浜野太陽)