JPML WRCリーグ レポート

JPML WRCリーグ レポート/第29期チャンピオンズリーグ トーナメントレポート 山口 大和

後期プロリーグも終了、並行して行われてきたチャンピオンズリーグも予選が終了。
今期は70名参加、トーナメントを勝ち上がり決勝へコマを進めるのはいったい誰なのだろうか?
チャンピオンズリーグとは日本プロ麻雀連盟員が参加できるタイトル戦、Aルールで行われる。
予選は半年間で各自20半荘を行い、上位29名がトーナメントへ。
第28期優勝者、予選1位の2がベスト16へシードされる。
トーナメントは同一メンバーで行い、上位2名の勝ち上がりとなる。
 
ベスト28
「1卓」
柴田弘幸vs藤島健二郎vs林潤一郎vs山中翼
先日、A1復帰を決めた柴田とBリーガーの藤島を相手に若手の林、山中が挑む。
初戦は柴田が1人浮きのトップ。全く付け入る隙が無いように見えた。
2回戦は林のトップ。2着にはしっかりと柴田着けて早々に当確ランプか。
2回戦終了時
柴田+44.3P 林+11.0P 山中▲25.1P 藤島▲30.2P
3回戦
ここまで一度もアガリのなかった藤島に4,000オールの初アガリが生まれ怒涛の追い上げ。
加点を続け、最終的には58,800点の1人浮きトップ。
1半荘で2人を捲って、見事トータル2位に滑り込んだ。
1位通過:柴田弘幸 2位通過:藤島健二郎
 
「2卓」
古橋崇志vs中村毅vs小車祥vs蒼山秀祐
Aリーガー経験や決勝経験豊富な中村、マスターズ小車、Bリーガーで実況でもおなじみの古橋に若手で勢いのある蒼山の戦い。
初戦は中村の1人浮きトップ。
一筒三筒四筒五筒六筒八筒八筒中中中  暗カン牌の背九筒 上向き九筒 上向き牌の背  ロン二筒  ドラ四万
このような大物手を炸裂。他を寄せ付けない戦いをみせる。
2回戦は対照的に蒼山が大物手こそ無いが、仕掛けを多用して場を支配していきトップを取る。
古橋は勝負手が入るも決め手に欠け苦しい戦いに。
2回戦終了時
中村+29.1P 蒼山+20.2P 小車▲13.7P 古橋▲35.6P
最終戦
オーラス蒼山がほぼ通過確定、小車がトップ目で中村の1,000点以内まで追い上げる。
最後はテンパイを入れていた蒼山が中村からアガリ、小車の勝ち上がりとなった。
1位通過:蒼山秀祐 2位通過:小車祥
 
「3卓」
松崎良文vs福光聖雄vs高宮まりvs福島祐一
トーナメント常連にして巧者の松崎、福光に高宮、福島が挑む。
序盤は福島のペース。
四万五万四索五索六索八索八索三筒四筒四筒五筒五筒六筒  ツモ六万  ドラ四筒
この3,000・6,000アガリ切るなど安定感のある戦いで、勝負所と引く所の場面が非常にマッチし終始ペースを握り、離さなかった。
2回戦終了時
福島+30.1P 松崎+4.7P 高宮▲2.0P 福光▲32.8P
最終戦
松崎と高宮の着順勝負に福光は2人をかわしての大トップが必要となる。
ここは松崎、抜群の勝負勘で局を進めしっかりと逃げ切り通過。
1位通過:福島祐一 2位通過:松崎良文
 
「4卓」
山田浩之vs井出一寛vs山田学武vs大鹿糠文也
Aリーガー山田浩之、王位井出、今期の王位戦ファイナリスト山田学武に大鹿糠が挑む。
初戦、山田浩之は仕掛けを多用しペースを握る。19期チャンピオンズリーグ優勝の山田はトーナメントも熟知し盤石といったところか。
2回戦も前半はその山田のペース。
だがここで大鹿糠が魅せる。
一索一索三索四索四索五索五索六索七索七索八索八索九索  ロン六索  ドラ八万
これを山田浩之から直撃。大きな18,000のアガリ。表情にこそ出なかったが嬉しかったであろう。しかし2回戦の主役は井出。
一筒一筒一筒四筒四筒四筒八筒八筒八筒白白中中  ツモ白  ドラ一筒
この8,000・16,000をアガリ70,000点オーバーの大トップ。
そして注目なのが親の跳満、四暗刻の親被りをした山田浩之も浮きの2着で終えた所だろう。
2回戦終了時
井出+44.9P 山田浩之+23.3P 大鹿糠▲31.8P 山田学武▲36.4P
こうなると上位ふたりをかわすのは至難の業。今期ブレイクのサンフランシスコ山田学武もハリケーンを起こすことは出来なかった。
1位通過:山田浩之 2位通過:井出一寛
 
「5卓」
野方祐介vs藤本哲也vs小松武蔵vs安達紘文
今期の十段戦ファイナリスト野方、Bリーガー藤本にトーナメント常連の小松、安達の戦い。
初戦は野方、貫禄の1人浮きトップ。
2回戦は持ち前の攻撃力を発揮して安達の1人浮き。
2回戦終了時
野方+27.1P 安達+5.3P 小松▲5.3P 藤本▲27.1P
最終戦は、叩き合いの中でじっくり我慢して好位に付けていた小松と、攻め続けた安達の着順勝負だったが、ここまでの勢いそのままに安達が野方と共に勝ち上がりを決めた。
藤本もアガリはあるものの最後まで流れを掴めず敗退となった。
1位通過:野方祐介 2位通過:安達紘文
 
「6卓」
客野直vs真鍋明広vs斎藤豪vs阿部謙一
第27期チャンピオンズリーグ優勝の客野に真鍋、斎藤、阿部が挑む。
初戦、2回戦と真鍋が連勝。早くも当確ランプか?
客野も何とかプラスで粘り、阿部、斎藤と残りの1つの椅子を争うことになる。
2回戦終了時
真鍋+51.5P 客野+1.4P 阿部▲15.9P 斎藤▲38.0P
最終戦は4者膠着の中、阿部の手牌
二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒  ポン西西西  ポン中中中  ツモ八筒  ドラ一筒
この2,600オールを皮切りに加点に成功。
客野を捲る大トップで最後の椅子に滑り込んだ。
1位通過:真鍋明広 2位通過:阿部謙一
 
「7卓」
吉田直vs和久津晶vs東谷達矢vs末続ヒロトシ
Aリーガー吉田に今期Aリーグに昇級を決めた和久津、特別昇級リーグ優勝後Bリーグで活躍の東谷にトーナメント常連の末続の注目卓である。
初戦は吉田のペース。
一索二索三索四索六索七索八索  ポン四索 上向き四索 上向き四索 上向き  チー六索 上向き七索 上向き八索 上向き  ロン一索  ドラ二万
この清一色を和久津からアガるなどメンゼン、仕掛け共にバランスよく加点していきトップを取る。
2回戦は和久津の時間。
南2局に東谷がドラを暗刻にして先制のリーチをすると、和久津に牌が寄ってくる。
四筒四筒五筒五筒五筒六筒六筒六筒南南  暗カン牌の背西西牌の背  ドラ六索
和久津はリーチを選択。
すると東谷に4枚目のドラが舞い込み暗カン、リンシャン牌には和久津の当たり牌である南。この24,000をアガリ吉田と共に一歩抜け出す。
2回戦終了時
吉田+29.0P 和久津+22.4P 東谷▲23.0P 末続▲28.4P
最終戦、東谷が意地をみせる。上手く吉田をラスに沈めてトップに立ちトータルポイントでも並びとなるものの最後は吉田がハナの差で逃げ切った。
1位通過:和久津晶 2位通過:吉田直
 
ベスト16
ここから第28期チャンピオンズリーグ優勝者西島と、予選1位でプロリーグでもAリーグに昇級を決めている西川が参戦。勝負の行方は果たして?
「1卓」
西島一彦vs和久津晶vs藤島健二郎vs真鍋明広
ベスト16から参戦の西島、表情も柔らかく落ち着いた内容で初戦をトップで終える。
逆に和久津は小さいラスだが痛恨の1人沈み。
藤島、真鍋と浮きで終え勝負は2回戦へ。
ここでの主役は真鍋。怒涛の攻撃力で加点をしていく。和久津も負けていられない
三索四索五索五索六索七索七索八索八索九索  ポン北北北  ドラ北  ロン二索
これを西島からアガるなどするが二の矢、三の矢が放てない。
藤島はいぶし銀の麻雀で好位に着け最終戦に望みを繋ぐ。
2回戦終了時
真鍋+16.6P 藤島+16.1P 西島▲5.3P 和久津▲28.4P
最終戦
西島が勝負強さを見せる。
後がない先行リーチの和久津から
一万二万二万三万三万四万五万七万八万九万東東東  ロン五万  ドラ一筒
この8,000は8,900をアガリ加点、更に南場の親でライバルの藤島からタンヤオ、ドラ2を直撃に成功し藤島の持ち点は30,000点を切ってしまう。結果、このアガリが決定打となり真鍋と共に勝ち上がりを決めた。
1位通過:真鍋明広 2位通過:西島一彦
 
「2卓」
西川淳vs吉田直vs野方祐介vs小車祥
ここから登場の西川。リーグ戦では前期に昇級を決めているので後期はお休み。だがチャンピオンズリーグ予選では昇級の勢いそのままにポイントを積み重ね1位通過。まさに波に乗っている1人であろう。
初戦は現Aリーガーの吉田と野方が西川と小車の点棒を削っていく。なんと終わってみると2者が50,000オーバーの大爆発。こうなると、完全に上と下に分かれるので下の2人は厳しくなる。
だが2回戦は全く逆の展開となる。
西川が
一万一万一万四万五万六万七万八万七索八索九索四筒四筒  リーチ  ツモ六万  ドラ一万
この2,000・4,000を引きアガると、ここから更に加点し50,000点オーバーのトップ。
小車もしぶとく2着をキープして最終戦へ。
2回戦終了時
吉田+36.9P 野方+2.7P 西川▲2.4P 小車▲37.2P
最終戦は野方が先制する。
六万七万八万九万九万四索五索六索六索七索二筒三筒四筒  リーチ  ツモ五索  ドラ五索
この2,000・4,000をアガリ、西川に親被りさせる。
すると次局、今度は西川が早々にドラをポンして場に緊張が走る。
後が無い小車の切った牌に西川がロンの声。だが手牌を倒したのは野方。
西川の声にかき消され私は聞き取れなかったが、野方が頭ハネで西川の手を捌ききった。
こうなると西川も厳しく、その後に手が入ることは無かった。
1位通過:野方祐介 2位通過:吉田直
 
「3卓」
柴田弘幸vs山田浩之vs松崎良文vs阿部謙一
ベスト8での注目はこの卓であろう。まだ記憶にも新しいA2リーグ最終節の柴田、山田の激闘を観て感動した方も多いのではなかろうか?
ここに実力者の松崎を加え、新人の阿部がどこまで喰らいつくのかが注目となった。
初戦、各卓を観ながら回っていたのだが、30分経っても卓の親のランプが起家から動いていなかった。持ち点は70,000点を超え80,000点にも届きそうなところである。
その主は阿部だった。3人の強者相手に怯むことなく鬼神の如くアガリ続けた。
阿部は初戦で50ポイント以上を叩き、ほぼ当確ランプか。
2回戦からは3人で1つの椅子を争うことになる。
抜け出したのは山田。ベスト28同様、仕掛けを織り交ぜ主導権を握り1人浮きトップを取ることに成功。
2回戦終了時
阿部+45.9P 山田+11.1P 柴田▲14.4P 松崎▲42.6P
最終戦、縦長の展開で苦しいのは松崎、山田と柴田はやや山田有利だが逆転は十分にある点差だ。
ここまで柴田は我慢をしてきたがそれ以上に山田の気持ちが勝っていたかのように見えた。
山田は「ここで柴田さんに負けたら、もうこれからもずっと勝てない気がしていた」と対局後語っていたのがとても印象的であった。
チャンピオンズリーグでは山田に軍配が上がる。
1位通過:阿部謙一 2位通過:山田浩之
 
「4卓」
蒼山秀祐vs井出一寛vs福島祐一vs安達紘文
こちらの卓はフレッシュな3人にベテランの井出が立ちはだかる。
初戦から局面をリードしていったのは井出。腰の重い麻雀で手数は少ないが重いパンチを浴びせる。
四万五万六万三索三索四索五索六索五筒六筒七筒八筒九筒  リーチ  ツモ四筒  ドラ九万
この3,900オールなどでトップに。
2回戦はフレッシュな3人の反撃。3人の手数の多い攻撃に井出は対応してしまい逆に1人沈みで終えてしまう。
2回戦のトップは蒼山、2着に安達と続いている。
2回戦終了時
安達+17.2P 蒼山+8.3P 井出▲12.1P 福島▲13.4P
最終戦、これまで機を伺っていたかのように福島がアガリを重ねる。
道中、1人浮きのトップまで躍り出るとライバルの蒼山、井出の追走を許さずそのままトータル2位に滑りこんだ。
1位通過:安達紘文 2位通過:福島祐一
 
ベスト8
ここまで西島を除く7名は6半荘を消化、徐々に疲れも出てくるだろうが最後の最後まで力を出し切って欲しい。決勝へ進むのは誰だ?
「1卓」
吉田直vs阿部謙一vs真鍋明広vs福島祐一
吉田のペースで進んでいくだろうと戦前予想するも、3者の強い気持ちが表れた初戦。
抜け出したのは真鍋。開局親番からエンジン全開で
二万三万四万四万五万六万六筒七筒八筒東東白白  リーチ ロン東  ドラ北
この7,700を吉田からアガると、さらに加点。
福島も先行されながらも1人テンパイなどで肉薄、機を伺う。その福島が親番ドラトイツで先制リーチをすると、今度は阿部がリーチの待ちをしっかりガードしたうえで追いかけリーチでしっかりとツモ。
二万二万七万七万七万四索五索六索二筒三筒七筒七筒七筒  リーチ  ツモ四筒  ドラ一索
1,000・2,000と打点こそ少ないが価値のあるアガリとなった。
そして残り2回戦を占ううえで大きなアガリが生まれる。
オーラスここまで順調に局を進め50,000点弱でトップ目の真鍋に役無しドラ無しのテンパイが入る。
場況を加味して一旦はヤミテンに構えるものの一転リーチに出る。待ちのソウズの上は確かに場況もよく山にも残っていそうだ。
だがこのリーチが真鍋にとっては厳しい結果を招く。
親の福島に真鍋の待ちが雪崩のように流れ込んできてテンパイした福島がリーチで応戦
四索四索五索五索六索六索六索七索八索八索八索六筒七筒  リーチ  ロン八筒  ドラ西
これを真鍋から直撃トップが入れ替わる。
2回戦、真鍋は1回戦の尾を引いているのか途端に手が入らなくなり苦しい展開。
逆に福島は勢いに乗り2回戦はトップで終える。
阿部も浮きをキープして最終戦に望みを繋げた。
心配なのは吉田。内容、打ち回し等さすがAリーガーと言える素晴らしい麻雀なのだが結果がついてこない。残り1半荘での逆転はあるのだろうか?
2回戦終了時
福島+30.1P 阿部+15.0P 真鍋▲19.7P 吉田▲25.4P
最終戦
2回戦、沈黙していた真鍋が奮闘
四万五万六万四索五索六索八索八索四筒六筒六筒七筒八筒  リーチ  ロン五筒  ドラ五索
この8,000を18,000のテンパイを入れていた吉田から直撃する。
これで吉田は更に苦しくなり最後の親番でもツモで8,000オールのリーチが流局となり終戦となった。
何とかトップ目に立っている真鍋は阿部を原点以下に沈めたいところ、しかし最後の親番で福島の
三万四万五万六万六万二索三索四索四索五索三筒四筒五筒  ロン三索  ドラ四索
この12,000に飛び込んでしまう。
条件の厳しくなったオーラス、真鍋が条件クリアの役満テンパイを入れて待ちも山に残っていたのだが王牌に阻まれ流局となり勝負は決した。
1位通過:福島祐一 2位通過:阿部謙一
 
「2卓」
山田浩之vs西島一彦vs野方祐介vs安達紘文
4者とも、危なげなく勝ち進んできた印象。
特に山田の安定感は目を見張るものがある。西島も要所で勝負強さを発揮し、野方も得意の仕掛けに今日は打点も付いてきて強さを感じる。
安達は第27期の決勝での悔しさのリベンジをとこちらも気合い十分だ。
初戦、山田がペースを握る。東場を全て動いていったのではないだろうか。細かいアガリを積み重ねていき南場に入ると
三万四万一索二索三索四索五索六索七索八索九索九筒九筒  ロン二万  ドラ四索
この7,700を安達から打ち取る。ここでズルズルいってしまいそうな所に待ったをかけたのは野方。遠い所からピンズを仕掛けると鉱脈を引き当てて
二筒三筒四筒四筒五筒六筒六筒八筒九筒九筒  チー一筒 上向き二筒 上向き三筒 上向き  ツモ七筒  ドラ九索
この2,000・4,000をアガリ追走する。
2回戦も東場は小場で進んでいった。そして抜け出したのはやはり山田、ツモればほぼ通過確定の四暗刻だったがここは西島から8,000点の出アガリ。
次局、その西島も満貫を引き勝負はまだまだ分からなくなる。そして南3局、山田はこの局も先手を打ち仕掛けていた。スッと打ち出された牌にロンの声がかかる。声の主は野方。
二万三万四万四索四索四索四筒五筒白白  ポン中中中  ロン六筒  ドラ四索
この11.600をトップ目の山田から直撃する。
このとき野方の中は2枚目をポンしていてそこからツモが伸びアガリに結びついた。
警戒が薄れ放銃した山田もこれには「脳が揺れた」と話していた。そして野方が2回戦はトップになり最終戦を迎える。
2回戦終了時
野方+33.7P 山田+6.5P 西島▲5.0P 安達▲35.2P
最終戦は西島のアガリでスタートする。
三万三万三万四万五万六万八万二索三索四索四索五索六索  リーチ  ツモ八万  ドラ八万
この2,000・4,000
その後、今まで黙っていた安達が2局連続で満貫をアガリ並びを作る事に成功。後はアガリ続ければ良いのだが快進撃もここまで。
オーラスに条件クリアの手を入れるも空しく流局となる。
野方、山田、西島の3者は持ち点こそ沈んでいるがほぼ並び。
西島が素点で山田を上回れば通過も見えるのだが最後は山田が逃げ切り、野方と共に通過を決めた。
1位通過:野方祐介 2位通過:山田浩之
これで決勝メンバーの4人が出揃った。
Aリーガーで第19期チャンピオンズリーグ優勝の山田浩之。
今年十段戦ファイナリストでグランプリ出場も決めている野方祐介。
最強戦プロ予選決勝進出経験を持つ福島祐一。
初のタイトル戦決勝進出、阿部謙一。
4人共、雀風が異なるので見応えのある決勝戦になると思う。
それではこの辺で失礼いたします。