グランプリ レポート

第13期麻雀グランプリMAX一次予選A卓レポート

一次予選A卓に出場した選手は

 

森山茂和(九段シード)

 

渡辺英梧(第10期JPML WRCリーグ優勝)

 

木本大介(第35期新人王)

 

勝又健志(グランプリポイント17位)

以上の4名。

 

 

1回戦は二度の三色を決めた勝又。

 

 

2回戦はホンイツのテンパイを取らずにチンイツをアガった森山。

 

 

 

3回戦はリードする森山を仕掛けで捕まえた渡辺。

主役が次々と入れ替わる展開で接戦のまま試合は進んでいき

 

 

ラス前に森山が二番手に浮上するアガリを決め、迎えた最終戦南4局。

このままのポイントで終われば
渡辺+11.4P
森山+4.5P
勝又▲7.5P
木本▲8.4P
で、渡辺・森山の勝ち上がりとなるところ

 

 

7,700以上を必要としていた勝又が第一打に切られた自風の北をポン。

 

 

勝又の上家に座った渡辺は、トータル1位ながら勝又のツモアガリを歓迎出来ない状況で、早々にソーズと字牌を絞って撤退。
森山のアガリに期待します。

 

 

トータル2位の森山にドラ暗刻のカン五万テンパイが入り、ここには満貫まで打てる渡辺でしたが

 

 

五万は手に無く、数巡の猶予を与えられた勝又に

 

 

ラス牌のドラ六索がやってきました。

この勝又の2,000・3,900のアガリで1人沈みとなった渡辺は、順位点が▲4.0Pから▲12.0Pになり、トータルが+1.4P。
森山の順位点は+4.0Pから+3.0Pになり、トータル+1.5P。
僅か0.1P差で森山が2位通過となり、最終戦南4局開始時にトータル1位にいた渡辺がまさかの敗退となりました。

<最終結果>
勝又+9.4P 森山+1.5P 渡辺+1.4P 木本▲12.3P

(文:越野智紀)