グランプリ レポート

グランプリMAX二次予選A卓レポート

二次予選最初の試合。

A卓に出場する選手は、森山茂和(会長シード)伊賀則夫(第8期JPMLWRCリーグ優勝)加藤晋平(一次予選A卓1位)前田直哉(一次予選C卓2位)の4名。

一次予選を大逆転で通過した前田が、二次予選では抜群の安定感を見せ、3連勝で迎えた4回戦の南4局。

 

 

この四筒が今日の前田の初放銃。
仕掛けていた伊賀がタンヤオをアガリます。

前田は四筒を切る直前にドラの南に手がかかっていましたが、もうこれ以上のポイントは必要ないと発射寸前の砲身を下げて戦いを終了。
ウイニングランを開始しました。
まだ先が長い勝負ならドラを押していたかもしれません。
その場合は前田のカン六索は山に3枚残り、伊賀の3面待ちは山に2枚残りでした。
前田が攻め続けていたら連勝はまだまだ続いていたんじゃないかと、そう思わせるような圧倒的な強さ。
3連勝後の浮きの2着確保で、ベスト16進出を確実なものにしました。

<最終戦開始前>
前田+64.3P 加藤▲4.2P 伊賀▲17.3P 森山▲43.8P

2つ目の席を巡る争いは加藤と伊賀の間で熾烈を極め

 

 

南4局に2,000オールをツモった加藤が、次局ノーテンに出来るところまで差をつけ、伊賀に厳しい条件を突きつけるも

 

 

最終局、伊賀はどこからアガっても逆転のチンイツをテンパイ。
残り1巡まで目が離せない熱戦は流局で決着。
二次予選A卓は前田・加藤の勝ち上がりになりました。

<最終結果>
前田+75.9P 加藤+0.9P 伊賀▲16.0P 森山▲61.8P

(文:越野智紀)