グランプリ レポート

グランプリMAX二次予選E卓レポート

【麻雀グランプリMAX二次予選E卓は山田・藤崎の通過!】

2月26日(金)、第11期麻雀グランプリMAX二次予選E卓が行われた。対局者は客野、内川、藤崎、山田。

 

 

解説の吉田は「守備型が集まっている中、比較的踏み込んでいく山田の出来に注目したい」というコメント。
その予想通り全体的に大物手が成就せず、玄人好みな展開となった。

まずリードしたのは客野。サクッと2,600オールをツモアガリ…

 

 

1人浮き状態で南場を迎えるも、南2局には山田の選択が光る場面が。

 

 

高目純チャン、安目がドラの一索四索待ちテンパイ。安目でもドラなのでリーチの選択もあるが、これをヤミテン。なんとトップ目の客野から直撃し、1回戦トップに。
2回戦以降は一次予選を彷彿とさせる安定感でリードをじわじわと広げる。他3名はつかず離れずの攻防が続き、客野が1フーロの小四喜をテンパイしたかと思えば…

 

 

藤崎がドラを勝負しピンフでかわすなど、激しいながらも決定打は決まらないまま最終戦へ。
そしてついに勝負が決まったのは東3局、藤崎がタンピンドラドラをツモ切りリーチ!

 

 

山にあった残り1枚を珍しく力を込めてツモアガると、オーラスも自らアガリきって山田と共に通過を決めた。
1日を終えてのトータルポイントは以下の通り。

 

 

1位通過の山田は、前年度優勝の本田朋広、勝ち上がりの前田直哉・白鳥翔の待つA卓へ。
2位通過の藤崎は、鳳凰位の佐々木寿人、勝ち上がりの加藤晋平・勝又健志の待つB卓へ。

どちらも強豪揃いだが、A卓は前年度優勝し、最強戦決勝まで進出とまさにブレイクの年となった本田がどのような戦いを見せるか。
B卓は加藤以外が今年の鳳凰位決定戦のメンバーであり、リベンジに燃える藤崎、勝又の戦い方に注目するという楽しみ方もある。
A卓の放送は3月1日16時~、B卓は3月2日16時~。
※終了後も連盟チャンネルでご視聴いただけます。

(文・浜野太陽)