グランプリ レポート

第12期グランプリMAX一次予選B卓レポート

吉田・黒沢が混戦を抜け出し通過!

2月15日、第12期麻雀グランプリMAX一次予選B卓が放送された。

対局者は伊藤優孝、黒沢咲、勝又健志、吉田直。

 

 

1回戦は大物手こそ無かったものの、南1局4本場供託2本という勝負どころで勝又がタンヤオドラドラの3,900。

 

 

これで頭ひとつ抜け出すとそのまま初戦トップを飾る。

2回戦は黒沢の高打点が炸裂。
カン二筒の三色をヤミテンに構えると…

 

 

リーチをしていてはどんなに頼んでも入れ替えられない九筒を引き入れ、ジュンチャンに昇格。吉田から12,000のアガリを手にした。

 

 

これでリードを築いた勝又・黒沢であったが3回戦では苦しい展開に。積極的に参加し続ける勝又は最後の1枚が遠く、アガリはゼロ。黒沢はオーラスに勝負懸けの高目三色リーチを敢行するも…

 

 

リーチ後に掴んだドラの七索を吉田がポン。三万を掴み、吉田へ11,600の放銃。

 

 

横一線の状況となり、最終戦は全員に十分な可能性のある点差で迎えた。

 

 

まず通過を決定づけたのは黒沢。東3局1本場にツモドラ3の2000・3,900。

 

 

南1局にタンヤオピンフツモドラの2,600オールと、どちらもヤミテンで手堅くアガリをものにした。
続く勝負どころは南2局。勝又が高目7,700のリーチ。

 

 

高目をツモるか吉田から直撃でアガれば一旦ほぼ並びという大物手だ。しかしここは吉田がカン三筒をツモり2,600オール。

 

 

これで勝負が決まり、一次予選B卓通過は吉田・黒沢という結果に。

 

 

続く一次予選C卓の対局者は前原雄大、HIRO柴田、紺野真太郎、仲田加南。
熱い戦いを是非お楽しみに。

ご視聴はこちらから

(文・浜野太陽)