グランプリ レポート

第12期グランプリMAX二次予選B卓レポート

【魚谷侑未・二階堂亜樹がベスト16進出】

 

 

魚谷侑未
沢崎誠
二階堂亜樹
杉浦勘介

 

 

公式ルールで半荘5回戦
上位2名が勝ち上がり

最初の大物手を決めたのは杉浦。メンホン一通イーペーコー、6,100オールの七筒をツモアガリ。1回戦トップを取る。

 

 

大きな分岐点となったのは2回戦南2局2本場。

親番魚谷が六筒七筒待ち。

沢崎が西九索をポンして南二索待ち。

杉浦はメンホン七対子七筒単騎。

亜樹は終盤に四筒をチーして白の片アガリテンパイを入れた。

 

 

杉浦がハイテイで引いてきたのは五索。沢崎がソウズのホンイツでいかにも切りづらい。杉浦はテンパイ維持に価値ありとみなして七筒を選ぶが、魚谷がロン。タンヤオホウテイドラ、5,800は6,400のアガリで2回戦トップ。

 

 

続く3回戦には亜樹から2度の大物手の直撃を決め

 

 

親番ではピンフのみを高め345に振り替えてからリーチ。五万ツモで4,200オール。

 

 

魚谷が大きく抜け出し、2人勝ち上がりトーナメントの行方はここから熾烈を極める。
まずは亜樹がドラ暗刻のリーチ。沢崎から高めの四筒ロンで12,000を決めると

 

 

杉浦も負けじと親番でリーチツモドラドラの3,900オール。
3回戦は魚谷トップ、杉浦が浮きの2着で終了。

 

 

4回戦オーラス。何とか亜樹との差を保ちたい親番杉浦はカン七筒ヤミテンを入れていた。しかし沢崎からリーチが入り、すぐにロン牌の三索を掴んでしまう。一度は放銃を回避するも、八筒を暗カンして再度テンパイ。

 

 

イーペーコーに受けて七索切りか?
スジの三索を切って沢崎の現物待ちか?
杉浦は三索を選び、沢崎5,200のアガリで浮きへ。杉浦は4回戦1人沈みとなった。

最終戦、魚谷は当確。亜樹と杉浦の差はわずか4.5Pでほぼ着順勝負。沢崎は大きなトップでこの勝負に割り込みたいところだが

 

 

亜樹が満貫を杉浦に親被りさせてトップ目に立ち

 

 

親番ではドラの東をポンして、杉浦から11,600の直撃。

 

 

リードを築いた亜樹が、オーラスも沢崎の親リーチをかわしてのアガリ。2位通過となった。

 

 

以上でグランプリMAX二次予選B卓の対局が終了し、ベスト16進出は魚谷侑未と二階堂亜樹に決定。魚谷はC卓、亜樹はD卓に入る事になった。

 

 

二次予選C卓は
2022/2/23(水) 16:00

前田直哉
藤崎智
黒沢咲
石川遼

実況 中野妙子
解説 佐々木寿人

こちらからご視聴ください。

 

 

(文:編集部)