プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第5節C卓レポート

瀬戸熊が再びトータル首位浮上!A2リーグ第5節C卓レポート

8月10日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓が放送された。
対局者は白鳥翔、山田浩之、柴田吉和、瀬戸熊直樹。

 

 

★1回戦

山田がアガリを重ね、南2局の親番でイーペーコー確定のリーチ。高目のツモで5万点近くまで点数を伸ばす。

 

 

山田 4,000オール

南2局3本場2軒リーチが流局して3本場。
瀬戸熊がツモジュンチャンの2,000・3,900で浮きに回り、

 

 

南3局の親番では山田の先制リーチに追いかけ、安目ながら5,800の直撃。
オーラスには山田がさばき手をアガリきり、トップを確保する。

 

 

★2回戦

山田の東ドラ1、白鳥のリーチドラ1、柴田のピンフのみ、白鳥のリーチのみとかわし手のアガリが続き、白鳥がトップ目で南場へ。
南2局、1回戦に続き山田の手順が光る。2巡目に役牌の南が暗刻のカン六索テンパイも、これを取らずの選択。

 

 

3メンチャンに変化してのリーチをツモり、2,600オール。

 

 

さらに1本場、白鳥から役ホンイツの5,800を直撃してトップを逆転すると…

 

 

オーラスにはドラの白をポンしてのアガリで大トップを獲得。連続トップで+50.6Pと絶好調の前半戦に。

 

★3回戦

東3局3本場、ここまで連続の4着と苦しい柴田がリーチをかいくぐり連荘。2本場ではダブ東を仕掛けてアガリ、供託を回収してトップ目に。

 

 

しかし南1局1本場、ここまで大人しい瀬戸熊が親番で三色の見える手牌。高目の四索四万と引き入れメンタンピンツモ三色の6,000オールに!

 

 

南3局には、白鳥も三色確定のリーチを高目のツモで3,000・6,000のアガリと、高打点が飛び交う。

 

 

この半荘もジリジリと点棒を削られる柴田。オーラスにはヤミテンの中ドラ1、3,900を放銃し沈みに回ってしまいこの表情。

 

 

 

柴田にとって苦しい展開が続く。

 

★4回戦
東1局、瀬戸熊がリーチツモ中の2,600オールで抜け出すと、1本場でドラトイツの手牌。仕掛けて西とドラのシャンポン待ちとなり、終盤にテンパイをとった山田から西で7,700のアガリに。

 

 

続いて東1局3本場、ドラドラの瀬戸熊が三色のつく一万のみ出アガリできる強烈なヤミテン。これに山田が飛び込み、トータルマイナスとなる4着に。

 

 

オーラス、親番の山田は3メンチャンリーチをかけるもメンホンの柴田が高目のツモ。

 

 

本日苦しかった柴田だが、約5万点持ちの2着で失点を抑えた。

1日終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

 

瀬戸熊が1人勝ちの格好。+57.9Pの卓内トップで、内川を逆転し首位に再浮上となった。

次回A2リーグの放送は8/16(火)。
対局者は古橋崇志、井出康平、石渡正志、猿川真寿。解説はHIRO柴田。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)