プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第7節A卓レポート

和久津が昇級圏次点へ浮上!A2リーグ第7節A卓レポート

10月4日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第7節A卓が放送された。対局者は和久津晶、白鳥翔、明石定家、三浦智博。

 

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節が進み尻に火がつき始めている明石と、このままプラスを積み重ねたい三者。

★1回戦

東2局、親の三浦が五万をカンして二筒五筒リーチ。しかし和久津もドラの二筒単騎でテンパイを入れると、押し返して2,000・4,000のツモ。

 

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和久津は続く親番でも仕掛けての2,600オールでリードを広げるが…東4局、白鳥がカン五筒チーから入ってのツモり三暗刻を成就し4,000オール1

 

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これで和久津に並びかけた白鳥。南2局にはヤミテンの役牌ドラドラをアガり、逆転トップを決めた。

 

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白鳥 +22.8P
和久津 +14.9P
明石 ▲8.9P
三浦 ▲28.8P

★2回戦
1回戦に続き好調な白鳥・和久津が東1局・東2局と順番に3,900の加点。
東4局、まだアガリのない三浦が高目イーペーコーの平和リーチ。

 

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仕掛けていた明石は迂回しながらもドラの白バックでのテンパイを入れ、三浦からのアガリに。

 

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三浦としては心を折られるような失点となった。
この半荘は南1局に親のメンタンピンをツモッた和久津がトップとなった。

 

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和久津 +16.2P
白鳥 +9.7P
明石 +3.2P
三浦 ▲29.1P

★3回戦

東1局1本場、三浦に待望の初アガリ。三索単騎のリーチタンヤオチートイツを一巡でツモり、4,000オール!

 

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このまま本日の負債を減らしていきたい三浦であったが、またしても試練が訪れる。
東3局1本場、親の白鳥に発・ダブ東と高打点確定の仕掛けが入る中、自身もメンホンイーペーコードラ3という大物手をテンパイ!
いつも冷静な三浦にしては珍しく、力のこもった打牌で押し返していく。しかし終盤に入って掴んだのは…

 

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なんと4枚目のドラ。苦悶の表情で悩むが…既に多くの牌が通っており、当たれば11,600以上が確定する牌。しかし三浦としても本日既に57.9Pのマイナス。ツモっての倍満は喉から手が出るほど欲しいが…さすがに打ちきれずここは撤退。白鳥の2,600オールツモアガリとなった。

 

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この半荘、苦しみながらもトップを確保したのは三浦。

三浦 +21.9P
和久津 +6.4P
白鳥 ▲7.2P
明石 ▲21.1P

★4回戦

4回戦はかわし手で局が進むも、東4局に大物手。明石がリーチツモピンフドラドラの2,000・4,000。

 

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この半荘、大きな打点はこの一発のみ。明石は1人浮き間近であったが、オーラスには白鳥が役なしのツモアガリで浮きの2着へ。

 

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明石 +12.9P
白鳥 +4.6P
三浦 ▲6.5P
和久津 ▲11.0P

1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

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全員がトップを1回ずつ獲得する中、卓内トップは4着なしの白鳥。和久津も+26.5Pで昇級圏次点につける結果となった。

(文・浜野太陽)