プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A1リーグ 第11節A卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第11節A卓 藤島が2節連続の快勝で2位に】

本日の対局者

3位 藤島健二郎
8位 藤崎智
10位 杉浦勘介
12位 近藤久春

 

 

なお、解説席は本日よりナビゲーターを導入した3人体制となった。

ナビゲーター解説とは?
過去の対局データを基に、数値を具体的に提示しながら選手の選択の意図を視聴者に伝える解説。

1回戦ラスを引いた藤島は、2回戦も13,300点持ちラス目と苦戦を強いられていたが、リーチツモ発のアガリで反撃開始。

 

 

南2局の親番では
2本場 発中ホンイツ 12,000は12,600
3本場 ピンフイーペーコードラドラ 11,600は12,500(+1,000)
4本場 タンヤオドラ3 4,000オールは4,400オール

 

 

3連続で高打点のアガリを決めて+47.2Pの大逆転トップ。

藤島は2節連続のプラスで順位を2位まで上げ、トータルポイントも3桁に。

 

 

1回戦南1局1本場。杉浦は二索をポンしたトイトイをツモリ三暗刻の満貫に仕上げて2着を取ると

 

 

4回戦では親番でドラドラ七対子のリーチを決めて+42.0Pの大トップ。

 

 

杉浦は2つ順位を上げて8位に浮上した。

 

 

藤崎は3回戦南3局の親番でタンヤオドラのカン四万テンパイ。以前の藤崎ならヤミテンにしそうな牌姿だが、即リーチを打ち3,900オール(+1,000)のアガリ。

 

 

続く1本場では六筒九筒待ちにも取れるテンパイが入るが、一筒二筒三筒四筒待ちを選択してのリーチ。

 

 

しかし裏目となるドラの六筒を引かされてしまい、藤島にタンヤオ三色同刻ドラ3の跳満放銃。

3回戦はトップを守ったものの、4回戦は大きなラス。10位に順位を落としてしまった。

 

 

1回戦東3局。親番藤崎が6本場まで積み上げている中、この局は近藤が先手を取り七対子ドラ単騎リーチ。
追っかけリーチを打った藤崎がドラを掴み、満貫のアガリ。

 

 

オーラスには発中九索をポン。アガれば逆転トップの3メンチャン待ちだが

 

 

親番杉浦の反撃に遭い7,700は8,000の放銃。

トータルポイントの兼ね合いでどうしても他家より先に勝負しなければならない近藤は、今節も苦戦し▲67.8P。残留ラインの10位と103.5P差と大きく離されてしまったが、残り2節での巻き返しを狙いたい。

 

 

 

次回A1第11節B卓は
2022/11/2(水) 16:00

勝又健志
一井慎也
西川淳
前田直哉

解説 佐々木寿人
実況 古橋崇志
ナビゲーター 齋藤豪

(文・吾妻さおり)