プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第8節B卓レポート

内川幸太郎、昇級争い復帰!

11月8日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第8節B卓が放送された。対局者は石渡正志、内川幸太郎、明石定家、柴田吉和。

 

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比較的自由に打てる柴田・石渡に対し、そろそろプラスが必須なのは暫定降級圏の明石。内川もここ2節で約▲80と昇級争いから遠ざかっており、なんとか上位に食らいつきたいところ。

 

★1回戦

東3局1本場、北二索と急所を引き入れた内川がイッツードラドラのヤミテン。石渡からのアガリに。

 

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南1局、ドラ雀頭の明石が高目イッツーのリーチ。内川も高目イッツーで追いつくとドラを勝負してリーチ!内川の高目ツモで決着。

 

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勝負所のめくり合いを制した内川が1回戦トップ。

内川 +32.7
柴田 +4.1
明石 ▲7.9
石渡 ▲28.9

 

★2回戦

東1局、親の明石が八筒八万をポン(→加カン)。ドラ暗刻の柴田も仕掛けてテンパイを入れるが、掴んだのは八索。ここは覚悟の上勝負し、タンヤオ三色同刻の7,700。

 

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東3局1本場では、石渡が役役ホンイツの仕掛け。親の内川はタンヤオドラのカン五万をヤミテンとし、石渡から3,900のアガリ。
かわし手が多く実る中で中〜高打点のアガリをものにした明石・内川が連対を決めた。

明石 +14.1
内川 +8.3
石渡 ▲7.1
柴田 ▲15.3

 

★3回戦

東3局1本場、ここまでトップ→2着と来ている内川がドラ雀頭のリーチを一発でツモ。

 

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トータルポイントを3桁台目前とし、さらに南1局にはドラ暗刻のリーチ!アガれば一気に昇級圏間近というところだったが、ここは仕掛けた石渡がかわしていく。

 

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ビッグイニングとはいかないまでも、内川が2回目のトップ。オーラスには柴田が浮きへ回るアガリを決め2着へ。

内川 +14.9
柴田 +5.5
石渡 ▲5.2
明石 ▲15.2

 

★4回戦

南2局、ここまで苦しい石渡に大物手。ダブ南ドラドラを明石から。

 

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続く南3局、ピンフドラドラ・高目タンヤオのテンパイ。内川にマンズが高く、九万が2枚切れということでヤミテンを選択。狙い通り柴田からのアガリとなった。

 

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ここでトップを確保してマイナスを返済したい石渡であったが、オーラスには柴田がドラ暗刻のテンパイ。

 

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九索が4枚切れのためヤミテンに構え、石渡からの直撃で逆転トップとなった。

柴田 +15.6
石渡 +3.7
明石 +1.5
内川 ▲20.8

終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

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卓内トップは内川。+35.1Pで順位を1つ上げる結果となった。
次回A2リーグの放送は11/15(火)。対局者は瀬戸熊直樹、高橋良介、古橋崇志、三浦智博。解説は紺野真太郎が務めます。次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)